純正品の1/10 の価格でAKAI EWI USB用スタンドを考える!決定版!

過日AKAIのウインドUSBコントローラー「EWI USB」のスタンドを純正品の1/10の費用で実現するというアーティクルをMacTechnology Lab.のウェブサイトでご紹介した。本編ではより身近にあるものを使ってさらに簡単に「EWI USB」用のスタンドを実現するアイデアをお伝えしたい。


くどいようだが再確認すると現時点で「EWI USB」用の純正品スタンドはAmazonで13,800円で販売されている。私には製品の価格を高いと批難する趣味はないが、もっと安い方法で同じような効果を生む方法を考えるという趣味は持っている(笑)。

そこでウクレレやヴァイオリン用のスタンドとして販売されている「キクタニ ウクレレ・バイオリン兼用スタンド VS-100 ブラック」という1,318円の製品を手に入れ、簡単な改造(というほどのことではないが)を施すことを考えた次第…。文字通り価格は1/10なのだ。ただしEWI用ではないから何らかの方法で立て掛けるEWIを支えるための受け皿が必要となる。

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※キクタニ ウクレレ・バイオリン兼用スタンド VS-100 ブラック


それが別途ご紹介した...例えばタッパウェアの蓋などをスタンドのU字型ロッドに乗せたり挟んだりして止めるという方法だった。そして私がご紹介した例はApple純正イヤフォンが収納されていたプラスチック製ケースの蓋を使うというものだった。これなら透明で自己主張せず、さらにサイズ的にU字型ロッドの間に接着できる大きさだったからだ。

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※Apple純正イヤフォンが収納されていたプラスチック製ケースの蓋を受け皿として使った例


ただしレポートにも記したが、本止めしてしまうと折り畳みができなくなる。ということで仮止めということでゴムバンドを巻いただけで完成ということにした…。
実利用においてこれで何の問題もなかったが、ゴムバンドを巻いているとき別のアイデアが浮かんだ。今回はそのご紹介である。

結論を先に申し上げるなら、受け皿部分として「リストバンド」を使うというアイデアである。もしリストバンドが手元になかったら使い古しの靴下の裾部分を切りとったものでもよい。無論洗濯後のやつが好ましい(笑)。

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※リストバンドを受け皿として使う!


もうお分かりだと思うが、リストバンドは輪になっているから、それをスタンドのU字型ロッドにかぶせればそれだけでOKという代物だ。何の秘密もノウハウもないが、リストバンドにも L とか M といったサイズがあるようだから、小さめの方がよいだろう。

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※スタンドのU字型ロッド部分(上)にリストバンドを被せれば完成(下)


適度に伸びるリストバンドはそれ自体がEWIを立て掛けた際のクッションになるしEWIに傷を付けることもない。そして丁度ハンモックみたいに適度にたわんでEWIを支えてくれる。またEWI 内部から落ちる唾液の吸収材にもなる。もともと汗を拭き取るためにも使われるわけだから材質的にも最適だ。したがって定期的に取り替えて洗濯すると良いが、取り替えるのも簡単だ。

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※完成したEWI スタンド


さらにリストバンドにも様々なデザインの製品があるようだから、テニスプレーヤーがある種のファッション…自己主張の意味を含めて目立つリストバンドを着けるのと同様に自身のEWIを際立たせるファッショナブルなリストバンドを使うというのも楽しいに違いない。

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※リストバンドにEWIが乗った部分の拡大


タッパウェアの蓋...といったアイテムはなかなかサイズや形が今回の用途に合うようなものがないし、結局ゴムバンドなどで止めるのであれば今回ご紹介したリストバンドの方がスマートでより簡便な方法ということになるに違いない。それにリストバンドにも様々な価格体のものがあるが、例えば新たに1,000円のものを購入したとしてもスタンド本体と含めて2,318円でEWI用スタンドが出来上がることになる。
EWIユーザーの方は是非お試しになっていただきたいしそれこそリコーダーやフルートスタンドにも最適ではないだろうか。



ラテ飼育格闘日記(503)

「猫の目のように...」とは変化の激しいことを意味するが、ラテの表情も実に変化が激しい。もともと保護されたラテを3ヶ月ほど預かってくださったボランティアの方がいうには「感情豊かなワンコ」で「物事を大げさに表現する」といった意味のことをおっしゃっていたほどなのだ…。


多くのワンコを世話している方がいうのだから、特筆したことなのだろう。したがって分かりやすいといえばわかりやすいが、ラテはそのときの気分と思いがストレートに表情や態度に出るように思える。愛想の笑顔もしないではないが、それにしても不機嫌なときと機嫌の良いときの表情の落差は大きい(笑)。
オトーサンたちは少しでもラテの表情が笑顔の時間を作りたいと考えてはいるが、この自分勝手な娘はなかなか一筋縄ではいかないので難しい。

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※さあ、ラテ出かけるぞ!というときの表情はとてもよい


さて今回はまずひとつご報告をしておきたい。前回502回の中でオトーサンがラテを抱きしめると迷惑そうな顔をすると書いた。完全に抱き上げてしまったときなどはご機嫌取りなのかオトーサンの顔をペロッと舐めたときもあったが満面の笑顔で抱きしめられたという写真はこの9年半の中で記憶がない…。

そんなラテが先日、初めてと思われるがオトーサンに首根っこを抱きしめられながら素晴らしい笑顔をカメラに向けた写真が撮れたのである!

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※オトーサンに抱きしめられながらも満面の笑顔を向ける珍しい写真


撮ったのはオカーサンなので、この笑顔はオトーサンに向けたものではないとオトーサンは謙遜しているが(笑)。それにしても幾たびかこうしたシャッターチャンスがあったものの、これだけラテが良い表情をしたことは、かつてなかったのでその日はオトーサンの機嫌も良かった(笑)。

ところでこの季節は梅雨時であり、水不足だというものの小雨の日は多い。雨とレインコートが嫌いなラテだからオトーサンはなるべく雨雲の移動推移を確認したりして雨が降らない...降っても小雨の時間帯を狙って散歩に出るように心がけてはいるが、相手は自然であり思うようにはいかない。

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※オカーサンと一緒に距離が離れたオトーサンのところまで駆けてくる!


ともあれこの時期から夏日になる季節はワンコの散歩は難しいし気を遣う。たまたまピーカンの天気だと気温は35°前後になるし17時頃になってもそれまで日の当たっていた路面の温度はまだ40°といった場所もある。
そうした中を路面からお腹の距離が人間より極端に近いワンコを歩かせるのは熱中症になりに行くようなものだ。したがって朝は早い時間に、そして夜は遅い時間に散歩をさせるのが理想だが、人間様の生活がベースになっているわけでその理想どおりにはいかないのが難しい。

それでもレインコートを着たり、まだまだ路面に余熱が残っているような場合は連れ出してもラテ自身が長くは歩かない。近隣のお店の前に設置している自動販売機まで歩き、そこで水飲みを要求し、オトーサンが買うペットボトルの水の大半を舌で受け止めつつ口の中を冷やしてからそのまま自宅に戻るということも多い。

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※自動販売機で買ったペットボトルの水を美味しそうに飲む


オトーサンはラテの歩きぶりやその表情を観察しながら、ラテの体調を推し量りつつ歩いているつもりだが、そのバロメーターのひとつがアイコンタクトだ。
他のワンコはわからないが、ラテはアイコンタクトが多いワンコだと思っている。オトーサンの左右に沿って歩く場合は度々オトーサンの表情を読むように顔を上げる。オトーサンがそれに気づいた場合はうなずいたり時に手を振ったりして答える(笑)。ただ日射しの強いときにはオトーサンはサングラスを着けて出るから、ラテとしてはオトーサンの表情を読みづらいようでアイコンタクトというよりチラ見が多くなる。

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※ラテは頻繁にアイコンタンクとする


またオカーサンも一緒に出かけるときにはアイコンタクトもオトーサンだけでなくオカーサンに対してするのは当然としても、足を突いたりとちょっかいを出してオヤツをせびろうとする。そしてオカーサンがデジカメで写真を撮ったりして十数メートル遅れるとラテは必ず立ち止まって後ろを確認し、オカーサンが近くに来るまで待つ...。
あれでも色々と気遣いしているようなのだ(笑)。

そうしたアイコンタクトが少なくなったり、オカーサンと一緒なのに気遣いがなくなるような場合はラテはかなりバテている。さらに運動したわけでもないのに舌を出して「ハアハア」が始まると木陰で休んだり、水を飲ませたりするようにしている。
言葉が話せたら、どうということもないことなのだが、感情豊かで表情の変化も際立っているラテでも何を考え、どう思っているかを知るのは当然とは言えやさしいことではない。

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※後ろから歩いて来た小学生に笑顔を向けて撫でて貰う。まるで笑顔の押し売りだ(笑)


ただし長い間一緒にいることで随分とラテの要求が分かるようにもなってきた。水が飲みたいとかオヤツが欲しいといった要求はマズルでこちらの足を突くからわかりやすいが、例えば「そろそろウンチだな」が分かればしてよい場所と悪い場所を選べるわけでトラブルを最小限にできるわけだ。

とはいえ同じ時間と同じ場所は共有していてもそこは人間とワンコは世界観が大きく違う。どうしても飼い主の感覚ですべての物事を判断してしまうが、要はワンコらしい生き方を捨てさせてはならないとも肝に銘じているオトーサンなのだが…。



スマートフォン用 マイクプリアンプ内蔵ビデオグリップ「iKlip A/V」発売

フォーカルポイント株式会社は7月22日、IK Multimedia Production srl(本社:イタリア モデナ 以下IK Multimedia)のプロクオリティの収録を可能にする、スマートフォン用マイクプリアンプ内蔵ビデオグリップ「IK Multimedia iKlip A/V」を全国の家電量販店などを通じて発売すると発表。同社の運営するオンラインストアでも本日より販売を開始した。


   Multimedia Klip

【IK Multimedia iKlip A/V】
iKlip A/V(アイクリップ エーヴィー)は、iPhoneやAndroidスマートフォンなどのモバイル機器を使用し、プロの使用にも耐え得る高品位なクオリティでのビデオ撮影を可能にしてくれるマイクプリアンプ内蔵ビデオグリップ。

[製品の主な特徴]
・最良のクオリティで動画撮影
 iKlip A/Vは、iPhoneやAndroidスマートフォンなどのモバイル機器を使用し、プロの使用にも耐え得る高品位なクオリティでのビデオ撮影を可能にしてくれるビデオグリップ。iKlipシリーズ譲りの安定性の高いグリップ部と高品位なマイクプリアンプのコンビネーションにより、お使いのスマートフォンとお気に入りのマイクロフォンを組み合わせて利用できる。加えて、1/4-20 UNCネジ/ネジ穴を備えているため、デジタルカメラの装着や三脚上への設置も可能。ワイヤレスマイクのレシーバーを装着するためのクリップも備えている。

・高品位なオーディオクオリティ
 iKlip A/Vは、モバイル機器を使用した高品位なビデオ撮影を、高い費用対効果で実現すべく開発された。ファンタム電源を内蔵したマイクプリアンプは、グリップ部に内蔵されています。マイク入力用端子としてXLR端子を装備し、音声出力端子として4極のヘッドセット端子(CTIA/AHJ規格準拠の1/8インチTRRS端子)を装備している。加えて、モニター用のヘッドフォン端子も備えている。プロ仕様のコンデンサーマイクを接続することができモバイル機器を使ったビデオ撮影の音声をこれまでにないクオリティで収録することが可能となる。放送の現場や、アーティスティックな作品のための素材の収録など、プロの方たちにも最適。

。スマホやデジタルカメラをしっかりとホールド
 iKlip A/Vは「iKlip Xpand Mini」と同じ機構のホルダー部を備えており、iPhone、iPod touch、Androidスマートフォンなど、画面サイズが3.5インチから6インチのモバイル機器をしっかりと支えてくれる。ホルダー部分には1/4-20 UNCの三脚細ネジが採用されており、このネジに対応したデジタルカメラも設置可能。底部にも、1/4-20 UNCネジ穴を備えており、iKlip A/Vを三脚上に設置することもできる。さらに加えて、報道関係の方には定番のワイヤレスマイクレシーバーを装着するためのクリップも装備。

・幅広いモバイル機器、アプリに対応
 iKlip A/Vは、オーディオ入力端子として1/8インチTRRSアナログ端子(CTIA/AHJ規格準拠)を装備した、iPhone、iPod touch、Androidスマートフォンやデジタルカメラと使用可能。同様にiOS標準のカメラアプリをはじめ、より高機能なFilmic Proなど幅広いレンジの録画アプリと併せても利用できる。

[同梱品]
・iKlip A/V 本体
・4極 TRRSケーブル(20cm)
・iKlip スマートフォンマウント
※ ワイヤレスマイクレシーバーおよびXLRケーブルは同梱しません

[対応機種]
iOSデバイス (iOS 4.3以降)
・iPhone 6s / 6s Plus
・iPhone 6 / 6 Plus
・iPhone SE / 5s / 5c / 5
・iPhone 4s / 4
・iPhone 3GS
・iPod touch 第3世代〜第6世代

Androidデバイス ※
・CTIA/AHJ規格の4極イヤフォンマイク端子採用の機器
※ Samsung、LG、HTC、Huawei、Sonyなど多くのメーカーが採用

△ ワイヤレスマウス レシーバーは62mm×31mmまで取り付け可能
△ iKlip スマートフォンマウントは3.5〜6インチのモバイル機器に対応

定価はオープンプライスだが、オンライン直販価格は24,000円 (税抜)。

IK Multimedia iKlip A/V 製品ページ



VRグラス ヘッドマウント「VR SHINECON」を手にして

VR (バーチャルリアリティ) が人気なんだとか...。特に安価なVRヘッドマウントセットとスマホの組合せでVRを楽しんでいる方が多いと聞いたが、珍し物好きなはずの私は一向に興味を持てないでいた。そんなとき先日「VR SHINECON」というVRグラス ヘッドマウント製品をいただいた...。


バーチャルリアリティ(VR)がもてはやされたのはこれが最初ではない。仕様やコンセプトに些か違いがあるもののMacとQuickTimeが普及し出した1991年あたりからこの言葉が目立った時期がある。
ひとつはQuickTimeの映像のVR版、360°方位を満喫できる写真の「QuickTime VR」が登場して話題になったこと。もう一つは3Dアプリケーションでモデリングした建物や部屋内部を仮想的に動き回ることが出来るコンテンツの登場だった。

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※アップルが1996年に配布した「QuickTime VR - Photography」CD-ROM(非売品)


二次元の写真に飽き足らず、現実の世界を観るがごとく立体視を実現する装置の発明は意外と古い。C.W. ツェーラム著「映画の考古学」(フィルムアート社)によれば1838年、イギリスの物理学者チャールズ・ホイートストン卿が発明したというが、1848年にはディウィッド・ブルースター卿が立体写真を撮影するための二眼カメラを発明している。さらに不完全ではあったが、1852年には帯状の立体写真をドラムに装着し、レンズの付いた立体視鏡を通して覗く立体動画鑑賞装置が発明されている。

さて最近売れているというVRグラス ヘッドマウント類は価格が安価なこと、そしてスマートフォンの普及およびYouTubeなどにそれらのVRグラスで立体視ができる「YT3D」や「360°」といった3D動画のコンテンツが大量に配信されているという事情が関係するものと思われる。

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※VRグラス ヘッドマウント「VR SHINECON」という製品をいただいた


今回とある所からいただいた「VR SHINECON」だが、昔から立体視そのものには興味があり「FinePix REAL 3D W1」といった3Dカメラもいち早く手に入れたもののこの種のヘッドマウントに手を出すつもりはなかった...。
その漠然とした理由だが、この程度のものでは満足できるはずもないと考えていたし、大きなヘッドマウントを使わなくてはならないことにも違和感があった。

そんな良くも悪くも先入観を持って今般「VR SHINECON」という製品を手にしたが、同梱されている説明書が英語というのはともかく実に扱いづらいというのが第一印象だ(笑)。
最初に意欲が減退したのは「VR SHINECON」本体の臭いだ。樹脂特有の臭いが強く、これを眼前と頭に被る気は失せてしまう。ただし一日放置しておいたところ、まあまあ許容レベルに落ちたので使ってみることにした…。

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※「VR SHINECON」本体


まず私の場合はiPhone 6s Plusを「VR SHINECON」前面カバーを開けて装着するもののiPhoneのサイズが大きいこともあって上下にスプリングで広がるストッパー内にiPhoneをはめ込むこと自体がやりにくい。なおこの「VR SHINECON」は3.5~5.5 インチまでのスマートフォンに対応しているとのことだ。

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※フロントカバーを開けてiPhone 6s Plusをセット


次にやることは装着したiPhoneで3Dコンテンツを用意することだ。これは取り急ぎYouTubeに多くの対応するコンテンツがあるというので "YT3D" で検索してみた。誰でもが最初に体験しようとする類のコンテンツだろうがジェットコースターの動画があったのでそれを選択して再生の準備をする。

無論こうした一連のオペレーションはヘッドマウントのカバーを開け、iPhoneをセットしたままで行うことになる。そして映像の準備ができたらそれを再生してからカバーを閉じてヘッドマウントを頭に装着し急いで文字通り眼鏡をかけるように準備する。そう…本製品は眼鏡を掛けたまま使用可能なのは良いが、無論メガネのサイズやデザインによる...。

なお映像をきちんと見るためにヘッドマウント上部にあるダイヤルを左右に回して、自分の左右の目の位置に合うよう2つのレンズ位置を調節することとヘッドマウント左右にあるピント合わせのダイアルを調節することが必要だ。
しかしこうした簡易システムでは贅沢は言えないのはわかるが、iPhoneのコンテンツをカバーを開けず、頭に装着してから再生するすべがないことだ。別途iPhoneをBluetoothなどでコントロールするリモコンといったものもあるようだが、そうした工夫をしないかぎりスマートに楽しむのは難しい...。なおサウンドは一般的にはイヤフォンをiPhoneのジャックに差し込んで使うが、コードを容易に引き出せるスリットがある。

さてこのヘッドマウント「VR SHINECON」で再生できるコンテンツとしては大別して「サイドバイサイド3D」と「リアルビューアー」にわけられる。サイドバイサイドは視差の違う映像を左右に配した映像で、文字通りコンテンツの出来がよくヘッドマウントの調整が良ければ文字通りの立体動画が楽しめる。
また「リアルビューアー」はいわゆる360°の臨場感を得ることが出来、例えばふり向いた方向に映像が動くのであたかも自分自身がそこにいるかのような錯覚を味わうことが出来る。

まだまだ十分に堪能したとはいえないものの数十のコンテンツを観た範囲では、正直「なるほどこれは3D映像で観る価値あり」と納得したものは極僅かだった。結局この安価なヘッドマウントを生かすも殺すも当然とは言え画質の良し悪しも含めコンテンツ次第だということに尽きる。
330 gのその重さも実際に装着してしまえば重いとは感じないが、それでもこんな無骨なものをかぶって立体視するに値するコンテンツって何だろうか…と考えてしまう。

そうなれば、究極の楽しみはお仕着せのコンテンツではなく自分でサイドバイサイド3Dの動画を作ることに違いない。子供が生まれたとき、入学や運動会、旅の思い出はもとより結婚式の映像がリアルに立体視できるなら無骨なヘッドマウントもかぶってみようという気になるかも...。
そこで調べた結果、iOSやOS X用のサイドバイサイド動画変換ソフトというのが存在するのでこれは速攻で試してみた。

例えばOS X用の"3D Converter" というアプリは 2Dから3Dへ、3Dから3Dへ、3Dから2Dへと3つの変換モードを備えている。
肝心の2Dから3DだがMP4,WMV,AVI,MOV,HD VOB,FLVなどという一般的な動画フォーマットのデータをサイドバイサイドのハーフ幅あるいはフルデータとして変換する機能を持っている。

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※OS X用サイドバイサイド3D動画変換アプリ「3D Converter」使用例


変換にはいくつかの設定が必要だが難しいことはないし不明な部分は設定やパラメータを順に変えて自身がウェアブルカメラやデジタルカメラで撮影した2D動画データをサイドバイサイドの3D動画に変換し、それをAirDropを使ってiPhoneに転送の上「VR SHINECON」で視聴することを多々やってみた。
さらにiOS用では "VRPlayer" というアプリでiPhone内のライブラリー内にあった動画のいくつかをサイドバイサイド3Dに変換してみた。

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※iOS用サイドバイサイド3D動画変換アプリ「VRPlayer」使用例


結果だが、ソースにもよるもののYouTubeで配信されている最初から3D動画として制作されているものと比較するまでもなく立体感はあまり感じられなかった。
そもそもサイドバイサイド3Dの場合、立体視を可能にするのは左右の視差だ。手持ちのデジカメでこの平行方や交差法による視差を利用した写真を撮ることは簡単だが、一般的な2Dの動画データから疑似的にも視差を作り出すのはこのレベルでは容易ではないのだろう。ハリウッドの大作映画の中には2D作品を大枚な予算を駆使して3D作品に作り直したものもあるが、今回試したソフトウェア類では左右の視差の違いをフレームの時間差で生み出そうとしているように思えるが、どうなのだろう...。

ともあれ自分の撮った動画(あくまでサイドバイサイド3Dに変換したもの)を観た範囲では「立体的だといわれれば、まあ多少は感じられる部分もある」といった程度だった。立体視には個人差もあるというが私の場合はわざわざヘッドマウントで観るほどではないと思う…。

やはりこれらを極めるにはレベルはともかく最初から3D動画を撮影できる機器が欲しくなってくるが、仕方がないとはいえこのヘッドマウント類が必要となると腰が引けてしまう。となれば少なくとも3Dテレビを買う必要が出てくるが、今のところそこまで意欲をかき立てる魅力が現行の3Dには感じられない。

確かに「VR SHINECON」はスマートフォンユーザーが安価に3Dを体験、楽しむことが出来るデバイスという点においては存在価値があると思うし、ゲームや様々なエンターテインメントに活用されていくのかも知れない。しかしここでもコンテンツに「3Dである意味」が問われてくると思う。

3Dそのものには大きな魅力を感じる人たちは沢山いらっしゃるはずだ。ただしコスト面や技術といった点を考えればコンシューマー向けとしてこの種のデバイスが入り口となるのかも知れなものの、理想的にはSF映画にもあるように裸眼かつ眼前にホログラム的なカラーの立体映像が浮かび上がる...という世界を体験してみたい。しかし、残念ながら私の目の黒いうちの一般化は難しいようだ(笑)。



Apple Magic Keyboardの隣に、バッテリー内蔵型のMac用Bluetoothテンキーパッド発売

フォーカルポイント株式会社は7月20日、Apple Magic Keyboardの隣にマウントできる、バッテリー内蔵型のMac用Bluetoothテンキーパッド「LMP Bluetooth Keypad 2」を全国の家電量販店および雑貨店舗などを通じて発売すると発表。同社の運営するオンラインストアでも7,500円(税抜)で本日より販売を開始した。


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【LMP Bluetooth Keypad 2 について】
LMP Bluetooth Keypad 2(エルエムピー ブルートゥース キーパッド2)は、Apple Magic Keyboardの隣にマウントできる、バッテリー内蔵型のMac用Bluetoothテンキーパッド。

[製品の主な特徴]
Apple Magic Keyboardにマウントできるテンキー数字キーやファンクションキーなど合計23個のキーを搭載したコンパクトな無線テンキーパッド。キー部分にはMacに採用されているキーとほぼ同サイズのパンタグラフ方式のキーを採用しているので、快適なキータッチでタイピングが可能。

・iMacやMacBookとBluetoothで無線接続
 単体のテンキーパッドとして、テンキーを持たないAppleキーボードを使用するiMacやMacBookシリーズに接続して使用することができる。使用時は、側面のパワースイッチをオンにしてペアリングボタンを押してMac側で設定するだけで完了する。無線接続なので、わずらわしいケーブルを接続する必要もなく、設置場所も柔軟。

・軽量でMacにフィットするデザイン
 デザインはシルバーの天板にホワイトのキーを採用しており、色合いもApple Magic Keyboardにフィット。ABS樹脂を使用しているため高級感あるデザインながらわずか約107gの軽量ボディを実現した。自宅とオフィスはもちろん、出張の際にも手軽に持ち運ぶことが可能。コンパクトデザインでフルサイズのキーボードを採用しており機能性も維持している。

・電池交換不要の充電式バッテリーを内蔵
 新たにMicro USBを使用した充電式の内蔵バッテリーを採用し、電池交換が不要になった。本体には接続状況を確認できるステータスランプを搭載している。裏面には滑り止めがあるため、キーボードの位置がズレにくく快適にタイピングを行うことができる。

[製品仕様]
本体サイズ:約114(W)×112(H)×13(D)mm
   重さ:約107g

[通信方式]
・Bluetooth 3.0

[同梱品]
・LMP Bluetooth Keypad 2 本体
・本体充電用 Micro USBケーブル
・Apple Magic Keyboard用接続バー

[システム要件]
・Mac OS X 10.5以上のBluetoothに対応したMac
※ Windows OSでは一部キーの仕様が異なるため機能に制限がある
※ iPad、タブレット端末には対応しない

定価はオープンプライスだが、オンライン直販価格は7,500円(税抜)。

LMP Bluetooth Keypad 2 製品ページ




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プロフィール

appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員