人物の全身写真をレタッチする「PortraitPro Body」ファーストインプレッション

人の全身を写した写真を編集するためのソフトウェア「PortraitPro Body」をあれこれと試している。このアプリを操作していると雑誌などに載っているスタイルがよく肌も綺麗で均整の取れた美しい女優やモデルたちの実体が信用できなくなってくる(笑)。無論そのほとんどはなにがしかの編集処理がなされていると見るべきなのだろうが...。


ここのところ、すでにご紹介した PortraitPro や Smart Photo Editor など Anthropics Technology社のアプリケーションにはまっている。
すでにご紹介した PortraitPro がデジタル・コスメチック・ツールだとすれば今般新たに購入した PortraitPro Body はその命名の通りフルボディへのレタッチを目的としたアプリケーションである。

ひとことで PortraitPro Body の目的はといえば、撮影した人物の全身骨格および肉付けを調整できるアプリケーションなのだ。例えば太めの被写体を細目にしたり、お腹を凹ましたりバストや腰の位置を変え、ウエストとヒップのサイズや腕と足の太さや長さまでをも編集できるアプリである。
無論例えばPhotoshopに精通したユーザーならその多くは可能だろうがPortraitPro Bodyを使えば誰でもが容易に、そして自然な形にレタッチできるのが特長なのだ。

ということで PortraitPro Body は日常のスナップ写真をあれこれレタッチするためのツールではなく、商用写真として撮影したモデルの姿や結婚式など "ここ一番" よりよく美しい写真を残しておきたいという場合に威力を発揮するツールだと言える。勿論ここでいうところのレタッチは申し上げるまでもなく元写真と分からなくなるようなことを求めるのではなく自然な形でより美しく健康な姿にするためのものだ。

では早速 PortraitPro Body の豊富な機能とその高度な能力の概要をご紹介したい。なお以下ほとんどの図版はクリックで拡大するので必要ならその詳細をご覧いただきたい。
まずは編集したい写真データを PortraitPro Body のメインウィンドウ内にドラッグ&ドロップして読み込ませる。ここで画面の構成を確認しておきたいが、中央に写真、左側には "Instruction" すなわち写真にどのような操作をすれば良いかの指示がステップ毎に表示される。また右側には主にスライダー操作で写真を変更できる "navigator" 機能が揃っている。

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最初に行うことは写真の顔の鼻先をクリックすることだ。これで写真の中で顔位置が認識される。続いて性別を選択する。分かりやすい絵で選ぶので難しい事はない。

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さてここからが PortraitPro Body 操作の真骨頂だが、それぞれ数度練習すれば理屈と上手いやり方はおのずと理解できると思うが常に "Instruction" にしたがってなるべく正確に操作することがポイントだ。

指示に従い人物の骨格をマーキングする。右腕、肩幅、左腕そして白色の逆三角形で胸のエリアを指定する。
続いて右足および左足の骨格を操作するが、もし使用する写真が腰までしかないような場合でも足部分があるものと仮定して両足のマーキングをしなければならない。

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次は腕のカーブを外側と内側でマウスをクリックしながらマーキングする。このとき、それぞれ各クリック毎に白色の四角形の範囲内でポイントを指定する。

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腕の次は胴体のカーブをマーキングする。無論両足も腕と同様に処理する。

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こうして写真のスタイルへのマーキングが終わると "finish markup and edit body" および "(modify markup)" 選択のウィンドウが表示されるのでそれまでの作業が完了していれば "finish markup and edit body" をクリックして先に進む。これで "mark up" 作業は終了だ。

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ここからは実際に写真を見ながら画面右サイドにある "navigator" エリアを操作し、写真の姿を編集することになる。編集は大別して "shape sliders", "shape tools", "skin", "face",そして "picture" の5つに分かれている。どの順番で操作してもよいが一般的には上から順に編集を行うことをお勧めする。

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"shape sliders" は全体のスタイルを変更するスライドバーの他、 "torso", "arms", "legs","skeleton"とより個別に詳細部位を変型できるツールバーを備えている。これらの機能を使ってウエストのくびれやヒップあるいはバストのサイズおよび位置、腕や足の太さなどを微調整できる。
さらに"skeleton" では首の長さや頭の位置を整えることも可能だ。

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次の "shape tools" はスライドバーではなく7つの用途別アイコンを選択しながら直接写真のポイントを操作することができる。これらを上手に使えば微細な箇所の形状、例えば顔の形状までをも変更できる。

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スタイルの全体について変更が終わったら "skin" で肌の調節を行う。肌の荒れは勿論、傷やほくろといった部分を消すことができるわけだ。
最初は各機能が分からないと思うが、アイコンとスライドバーを実際に操作してみれば効果は一目瞭然に違いない。

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※ "skin" による肌調節の例。胸のほくろを消去


続いて "face" だが、文字通り顔の編集に特化した機能だ。
最初に行うことは両目の位置の補正、鼻の一番高い部分にポイントが置かれているか、口の位置の補正および顔の下半分の形状確認を行う。

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その後この "face" に備わっているスライダーを見ればお分かりの通り、全体の形状の編集はもとより、目をより見開かせたり唇を僅かに変形させてスマイル度を強くしたり、あるいは肌の調整や照明などに関しても編集が可能だ。

最後の機能 "picture" に関して説明は不要だと思うが、編集が終わった写真自体の色味などを調節する機能である。
なお画面の左端にある "side by side" タブをクリックすれば画面の写真部位は左右二分割となり、左側にオリジナル、右に現時点での編集効果をならべて比較しながらの作業が出来る。

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※効果をお見せしようと少々無理なレタッチをしてみたが、ウエストを細く腰の位置を高く、手足を細く、首を長く、そして目を大きく見開くようにして最後に肌調節を加えた例


そして写真上部の "flip to original" タブをクリックすれば写真が一画面の際にもマウスボタンのプレスでオリジナル写真に切り替わるのでこれまた効果の比較が容易に可能だ。
さらにメニューバーの "View" にある "Animate" を選択すれば、編集した変化をアニメーションで示してくれるので動的な確認ができる。



以上 PortraitPro Body の大まかな使い方を見ていただいたが、冒頭にも記したとおり本アプリケーションは目的の写真を当人と別人に仕立て上げるツールではなく、あくまでより美しくより綺麗で健康的な写真に編集するためのものだ。したがって例えば太めの人物をいたずらに細身にするのは最良の使い方ではないし度を越した変型は元写真のスタイルやバランスあるいは形状を壊すことにもつながるので心しておかなければならない。

なお蛇足になるが顔をより精緻に編集したい場合は PortraitPro というデジタル・コスメチックソフトウェアがあるので別途活用をお勧めしたい。

※ 本記事中に使用した女性モデルの写真は PortraitPro Body 開発元、Anthropics Technology社の正式な許諾を受けたものです。

PortraitPro Body








安価な左右独立型 Hellodigi Bluetooth4.2 ワイヤレスイヤホン「HD10」続報

左右独立型コードレスのイヤホンの使い勝手を体験したくて安価な製品、Hellodigi bluetoothワイヤレス イヤホンン「HD10」を買ってみたが一週間ほど使い込んで見た印象・感想の続編をお届けしたい。


Apple純正のAirPodsは使い勝手は抜群のようだが私の場合、EarPodsが左耳にまったく合わないのでその形状が同じというAirPodsの入手は見送った次第。
その代替といってはAirPodsに失礼かと思うが1/5ほどの価格で買えるHellodigi bluetoothワイヤレス イヤホンン「HD10」を買って日々使っているが、今回は前回のレポートの続編である。

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※最近はどこにでかけるにもHellodigi bluetoothワイヤレス イヤホンン「HD10」はバッグの中に...


まず結論めくが音質については不満はない。こればかりは上を見ればきりのない世界であることを理解しているつもりだが「HD10」の音質は極上であるはずもないが高音から低音もよく出ているし特に問題視する点はない。
また装着感だが、試した結果、製品付属のイヤーピースのうち一番サイズの大きなものが具合がよいので交換して使っているが、今のところ一度も落としたことはないし落ちそうになったこともない。

さらに耳が痛くなるとか大きな違和感を感じることもなく快適だといえよう。そしてペアリングが完了し前回述べた通り左右のユニットが確認出来れば使い勝手も悪くない。
では両耳で利用することを前提に簡単にご説明すると、左右の耳に装着した後に両耳ユニットの両サイドを同時に長押しすると「ペアリング」という音声が聞こえ私の場合 iPhoneとの接続が完了する。それはご承知のとおりiPhoneの上部にヘッドフォンアイコンとバッテリーのアイコンが表示することでも確認出来る。

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※Bluetooth接続が問題なくできているかを確認!


この種のボタン、「HD10」の場合は各ユニットにひとつしかないが側面中央全体がボタンになっているので押すべきボタンを探る必要はなく押しやすいのは長所である。
もし利用中に通話の呼び出し音が聞こえ通話をする場合は一方のボタンを短く一度押せばそのまま通話ができ、通話をキャンセルする場合は短く二度押せばよく通話終了は再度短く押せば切れる。その際には直前まで流れていた音楽が再び再生となるなどは一般的な他の製品と同様だ。

音楽再生中に一時中断(ポーズ)させる場合はいずれかのボタンを短く一度押せば良く、再生は再度短く押す。また電源OFFはどちらかのボタンを長押しすればパワーオフとなる。とても操作はシンプルだが音量調節だけは「HD10」本体でできないのでiPhoneなどペアリングしているデバイス側で行うが、私の場合は常に左腕にApple Watchがあるのでそれで簡単にできている。

というわけで私の環境では思っていた以上に活用する羽目になったが問題がなかったわけではない。
まず購入時にペアリングを済ませて使っていたものの翌日に使おうとした際にiPhoneと接続ができずBluetooth接続リストにHellodigi-HD10が未接続のままどうしても上手く行かなくなったときがある。
無論こんなこともあるわけで(笑)一度Bluetooth接続リストからHellodigi-HD10を消去し、再度初めからペアリングをしてみたらその後は問題ないようだ。

もうひとつは左ユニットの接続が切れるときがあることだ。右ユニットが機能していることからiPhoneとのBluetooth接続に問題があるのではなく左右ユニット間の通信がなんらかの原因で阻害されるといった感じ...。
この場合も慌てずにそのままにしていると正常に接続される場合がほとんどだが、一度二度そのままになってしまったときがあり、試しにとボタンを短く一度押しポーズ状態にして再生を止め、再度ボタンを押して再生開始をしたところその後は問題なく利用できるというケースがあった。

この片耳が聞こえなくなったとき、当該ユニットのボタンだけを長押しすることはトラブルの原因かも知れない。それは左側すなわち聞こえないユニットだけがパワーオフとなり一方のユニットは電源が入っている状態になる。この場合正常な状態とするには使えているユニット側もパワーオフした後、再び両ユニット同時にボタンを長押しし電源を入れ直することになる。片方だけが聞こえなくなったからと一方だけあれこれとボタン操作するとBluetooth接続自体が切れてしまうことがあるようだ。

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※少しの時間でも耳から外す場合はモバイルバッテリーで充電


ただしこうした問題は「HD10」の不良と単純にいえないのが難しいところだ。なぜなら、この種の問題が起きやすいのは私のケースではどうやら屋外の特定場合なのだ。
自宅で使っている場合や電車内などではまず何の問題もないが、外出するとあるエリアで片方が切れることがたまたま生じる...。無論バッテリー切れではない。この種のハードウェアに精通していないので原因は分からないが、ノイズに弱いのかも知れない。
まあまあ、いたずらに「HD10」を擁護するつもりはないが、これがAirPodsなら文句のひとつもつけたくなるだろうが(笑)「HD10」のこうしたトラブルは常ではないし回避あるいはすぐに復旧することでもあり、いまのところ目くじらを立てるつもりはない。無論本来は完全完璧な製品であるべきなのだろうがなにしろこの価格であるし装着感も良く落ちにくいのが気に入っている。
本製品が気になっている方のご参考になれば幸い…。





USB給電のあったかアイマスクを使ってみた

白内障の手術を受けたこともあって目の大切さをあらためて認識せざるを得なくなった。ともあれ白内障といった眼疾患はともかく、パソコン作業が多い人たちの多くは眼精疲労とかドライアイに悩まされているのではないだろうか。そんなときには目を休ませることは勿論、アイマスクでリフレッシュしてみてはいかが...。


私もご多分に漏れず目を酷使する方だ。振り返れば約40年という長い間、コンピュータのモニターを眺め続けてきたのだから。それも毎日長時間…。
以前は目が疲れたら市販の目薬を使ったりしていたが目薬も良し悪しだと聞くし、白内障手術後のケアと緑内障の進行を止めるために毎日5種類の目薬を注さなければならないわけで、これでは他の目薬など使っている暇はない(笑)。それではと蒸しタオルなどを目に当てることもあるが大変気持ちが良いものの正直面倒だ。

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※アイマスクの装着はこんな感じ


ということで今般USB給電の「あったかアイマスク」という製品を買ってみた。これまたアイデア商品といった安物買いのナントカになるかも知れないと思いつつ数日使ってみたがなかなか心地よいのは勿論、USB給電なので面倒がないのがよい。
さてこの「アイマスク」の特長だが、繰り返すもののUSB給電であること、温度調節が3段階できること、連続使用はもとより15分と30分のタイマー設定が可能なこと、そしてカバー式なので汚れたら洗うことができる点だ。

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※利用はUSB接続し付属のコントローラーで温度およびタイマーが設定可能


給電ケーブルにはコントローラーが付いているが、まずは一番下のボタンを長押しすると電源が入り赤いLEDが点灯しそのままだと温度は最高の45℃設定となる。発熱量が大きいカーボンヒーターを採用しているというだけあってすぐに暖まる。
再度押すとLEDはピンク色となり温度は40℃、さらに押せばLEDはブルーになり35℃設定になる。ただし約45℃設定で睡眠することや長時間の使用は火傷の恐れなどがあるため避けるべきだ。そして必ずタイマーをセットして使う習慣をつけたいものだ。
実際に装着して見たが、目への装着は「アイマスク」に付いている平ゴムのバンドを長さ調節して使う。そしてアイマスクのカバーは伸縮性のあるやわらかな素材なので違和感なくフィットしている。

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※カバーが取り外せるため洗濯が可能だ


目と周辺を温めること血液の循環を良くさせリラックスできることは経験で知っているが、パソコンに向かう時間が多い人はまず間違いなく眼精疲労あるいはドライアイと思われるからアイマスクはそうした要因による頭痛や肩コリあるいはドライアイに効果的に違いない。事実実際に使ってみれば分かるがとても心地よい。
ただしアイマスクは万能ではない。
眼精疲労だとしても目を温めることで疲労を軽減する治療になる場合と逆に冷やした方が良い場合もあるというので特に炎症や充血が認められたり痛みを覚える場合には温めない方が良く逆に表情を悪化させることもあるらしい。
やはり日常リラックスするためには最適だが、病的な症状がある場合には医師に相談するのがよいに決まっている。

ともあれほのかにハーブの香りがあるのも感じがよいし品物は思ったよりしっかりと作られていた。
Macに向かっていて目が疲れたら15分のタイマーをつけ、このあったかアイマスクで休憩する習慣をつけたいと思っている。





logicool K380 マルチデバイス Bluetoothキーボード使う

Apple純正キーボードにはバッテリーが持たないという点以外不満はないが、面白そうなのでlogicool K380 マルチデバイス Bluetoothキーボードという製品を買った。最大の特徴だが "マルチデバイス" の名の通り、最大3台のデバイスをボタンひとつで切替て使うことができる点だ。


本製品はWindows/ Mac/ Chrome OS/ Android/ iOS に対応しているというが、私が使う環境はMacおよびせいぜいiOSだ。しかし外付けキーボード(HIDプロファイル)をサポートしているこの種のキーボードは、iOS利用時にカナ漢字変換ユーザーだと一部のカナがキートップの通りに入力できないこともあってその際にはローマ字入力にせざるを得ない...。なおMacはMac OS X 10.10以降が求められている。

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※logicool K380 マルチデバイス Bluetoothキーボードのパッケージ


特長は冒頭で記したように最大3台のデバイスをボタンひとつで切替て使うことができる点、バッテリーが単4乾電池2本で最大2年の寿命を誇るという点、そして安価なことだろうか...。

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※単4乾電池2本で最大2年の寿命を誇るとあるが...


筐体はキートップと同様プラスチック製で高級感はないが雑な作りではなく実利用には十分だ。それに電源スイッチがあるので電池寿命の保持は勿論、持ち運びの際の利便性も高い。

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※向かって左サイドに電源スイッチがある


Bluetooth接続は一度デバイスとペアリングが済めば後はキーボード左上にあるブルーの3つのボタンであらかじめ設定したデバイスにスムーズに接続可能だ。接続がスムーズである点とキーの上部に接続が完了したことを示すLEDが点灯するのも明解で良い。

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※最大3台のデバイスをボタンひとつで切り換えて使うことができる


したがって外出先へ持ち出すのはもとより、自宅内でiPhoneとiPadそしてMacの3つのデバイスをこのひとつのキーボードでタイピングができる点は簡便だ。

さて肝心のキーストロークを含むキー操作の感触だが、悪くないと思う。キートップの形が四角でなく円形なのも特長だが、キートップのサイズもApple純正キーボードのそれと大差ないし、若干Apple純正キーボードよりキーが軽い感じがする程度でストロークの感触も悪くない。
ただし当然というべきかApple純正キーボードのキー配列とはいささか違う部分もあるしコントロールキー類の配置や操作性が違うものもあり、その辺は慣れるしかない。

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※コストパフォーマンスにも優れ、なかなか実用的な製品だ


また、caps lock がについてもロックされているかの確認が打鍵するまで分からない。できればキートップにLEDをつけて欲しい。
ともあれmacOSで使う分にはカナ漢字変換利用でも問題はないし、背面には滑り止めもあり好みはあるだろうがなかなかよい製品だと思う。
しばらくは純正品と一緒に使い続けてみよう…。





安価な左右独立型 Hellodigi Bluetooth4.2 ワイヤレスイヤホン「HD10」レポート

AirPods 出荷は当原稿書いてるときには相変わらず6週間後だし価格もそれなりだ。使い勝手は抜群だがやはり落としやすいしそのデザインにも賛否が分かれる。事実友人から外出先で片方のAirPodsが無くなっているのが発覚し慌てて探しに戻ったという話しを聞いた。


AirPodsが発表されたとき、そのデザイン及び形状は基本的にEarPodsと同じと聞いているのであらためて自身の耳に合い、コードがなくても落とす心配がないものかを検証してみた。その結果右耳はともかく左耳は確実に落とすであろうという確信に至ったので先進的なイヤホンといわれているAirPodsだが買わないことに決めた。それにすでに購入された方には申し訳ないが、どうしても耳から垂れるあのデザインが気に入らない(笑)。

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※Hellodigi Bluetooth4.2 ワイヤレスイヤホン「HD10」とiPhoneおよびApple Watch


耳の外側に出る部分は機能性はもとよりだが、目立つ必要もないしそれこそシンプルであるべきだが、個人的な印象としてはEarPodsから単純にケーブルだけ取り去った感じのデザインはデザインおよび機能性を重視するAppleとしては手抜きのように思えて仕方がない。
ケーブルがつくからこそEarPodsのデザインだと思うがAirPodsはまったく別の新しい試みを見せて欲しかったと思うのは私だけではないだろう。
まあまあ、複数回充電できる充電ケースをはじめ、その使い勝手の良さは魅力的だが落としてしまっては元も子もない。

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※パッケージを開けるとそこにはスマイルの顔が :-)


とはいえその左右独立型でコードレスのイヤホン自体に興味はあったしAmazonで安価な製品をいくつか見つけたのでそのひとつを買ってみた。それがHellodigi bluetoothワイヤレス イヤホンン「HD10」だ。
使い勝手についてはAirPodsと比較にならないのは承知しているが、Bluetoothワイヤレスイヤホンの左右を繋ぐコードがないという体験もしてみたいと思ったわけだ。まあ、これなら万一落とし紛失しても損失感は軽いとも思った(笑)。

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※同梱付属品。左右ユニット、日本語マニュアル、イヤー交換チップ、充電ケーブルそしてポーチ


また「HD10」は確かにスペック的にもAirPodsには及ばない。
例えばフル充電の場合、片耳では5時間の利用が可能だが両耳だと2〜3時間となる。なお待機時間は片耳使用120時間、両耳だと60時間とのことだが充電に必要な時間は約1.5時間で同時に左右を充電可能だ。実際の連続使用時間はこれらの8割方と見ておくべきか...。

さて実際に耳への装着感を確認してみた。AirPods同様に単独でも使用可能な製品だがAirPodsが耳に引っかけるタイプなのに対して本製品はいわゆるカナル型である。
ユニットは一見大きいように思えるが耳に装着した感じは悪くない。ユニットの重さは5.5gというが、装着後に重さは感じないし私の場合は標準のままでもまずは落ちそうもないほどフィットする。ただしマニュアルによれば、ボタン面にプリントされているヘッドフォンのアイコンを上になるように装着すべきと説明されている。また申し上げるまでもないが、同梱のイヤーチップから自分の耳のサイズにあうものを使うことが大切だ。

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※充電はこんな感じで左右同時に可能


なお操作方法だが、そもそも左右のユニットにはそれぞれボタンが一箇所にあるだけのシンプル設計だ。したがってオペレーションは当初多少戸惑うかも知れないが一度iPhoneなどとのペアリングが完了していれば次からは両方のボタンを長押しすれば電源が入りデバイスと接続出来るし任意の片方のボタンを長押しすれば電源が切れる。
さらに音楽の一時停止や再生はボタンの一回押しで、曲の切替は2回押しだ。ただし音量の調節は「HD10」ではできないのでiPhoneなど接続したデバイス側で行うことになるがApple Watchを使っていれば無論Apple Watchから音量調節やストップや再生ができるので不自由はしない。

無論通話にも対応しCVC ( Clear Voice Capture) 6.0ノイズリダクションをサポートしている。通話受信はボタン一回、再度押せば通話終了、ボタンを二回押せば通話拒否となるし通話終了や拒否後は音楽再生モードに自動で戻る。
問題の音質だが、私の耳ではEarPodsよりパンチがあるような気がするしカナル型の長所が出ているように思える。また音漏れも少ない。

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※2つのユニット共にボタン側にLEDとマイクロフォンが装備されている


ただひとつ戸惑ったのは「HD10」ふたつのユニットがそれぞれ左右どちらに設定されるのか…という疑問だった。例えばAirPodsの場合なら2つのユニットはそれぞれ右耳用、左耳用が決まっている。しかし「HD10」は2つのユニットはまったく同じ形状だしR/Lの記載も無いからペアリンク後に左右に装着したユニットが正しいのかに疑問を持った。そもそも最初のペアリング時には2つのユニットのどちらからボタンを…といった指定はない。したがって両耳で使う場合、ペアリング手順によりペアリング後の左右が決まるのかどうかを試してみたが現時点ではわからなかった。日本語のマニュアルにもそうした記述はない...。

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※HD10を実際に装着した例


サウンドは確かに立体感があったものの正確を期すためYouTubeに載っているオーディオチャンネルテスト動画で確認してみた。幸い偶然かも知れないが私が装着した左右は合っていたし定位も自然に思える。そして次回の使用からは電源を入れればペアリングは自動的になされるし左右の設定はそのままだ。ということで左右が分かるように目立たない部位に印を付けて置くことにする。

なおユニット円形の直径は18.25mmほどだ。大きいように思ったが実際に耳に装着してみると目立つほどでもなくAirPodsのそれより自然な感じがするが、いかがだろうか。
そういえばAmazonの評価を見ると相変わらず様々な評価になっているが、私の場合は初期不良もなくこのまま故障せずに使えるならHellodigi Bluetooth4.2 ワイヤレス イヤホン「HD10」は十分音楽を楽しめる製品だと考える。
さらに連続使用時間がいささか短いとも思うが、耳から外した際にモバイルバッテリーなどで充電を心がければ私のようにメガネを常用するユーザーは勿論、この時期防寒対策アイテム...例えばマフラーやらを使用する場合にも邪魔にならないのでお勧めである。
カラーは私が選んだホワイトの他、ブラック、ピンクそしてブルーが用意されている。





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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員