マンフロット(Manfrotto)のコンパクト一脚を新調

大昔に買ったはずの一脚が見つからないので今般新しい製品を買った。マンフロット(Manfrotto)のコンパクトで安価な製品だが、私にとっては必要十分なもので早くも重宝している。


本格的にカメラを扱う方で三脚を持っていない方はあまりいないに違いない。どのような被写体を追うかにもよるが、カメラを固定し手ブレを押さえるためには三脚は不可欠だ。特に動画を撮ることが多い場合だとカメラを不用意に触ればフレーミングが違ってくるし両手でまとまった時間カメラを固定するのは無理である。したがって何らかの三脚が求められるが、一般的にこの三脚は扱いずらい。

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※マンフロット(Manfrotto)「COMPACT アルミ 5段 レッド MMCOMPACT-RD」パッケージ


三脚にもピンキリあるが、カメラをしっかり固定するものは総じて大ぶりなものになりがちで持ち運びも面倒だし重いものもある。そして撮影者はともかく、この三脚という代物は人気の無い市街地ならともかく周りを歩く人たちにとってはとても邪魔なものでもある。
随分昔の話しだが、京都へ旅行に行ったときのことだ。大原三千院の門前に到着したとき唖然とした。石段下に多くのカメラマンがそれぞれ三脚を設置しており一般の観光客が思うように歩けないのだ。
無論観光地では三脚禁止を謳う場所も多いが、他人の迷惑になってはいけない。ともあれ一脚ならカメラの移動も楽だし自身の足元に固定すれば他の邪魔にもならない。

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※最短に縮めた例


さて一脚だが形としては三脚の脚を1本だけにしたものと思ってよいが、自立しないものの(最近は一脚の先が小さな三脚になり自立する製品もある。これって一脚というのかな)カメラブレを押さえるにはまずまず十分なものだ。

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※トップ部に標準のカメラネジがありカメラを固定できる


無論自立出来ないから、撮影者がカメラや一脚を固定して使う訳だが、一脚の足を自分の靴に押しつけたり、縮めて胸や腰に押し当てて使うなど工夫次第で重宝する。
さらにその際自由雲台があれば一脚を垂直ではなく前方に傾斜して立てることもでき、より自由度の高い使い方ができる。
それに一脚は一般的に小型軽量であり可搬性に優れている。

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※自由雲台を使えばより自由度の高い使い方ができる


今回手に入れたマンフロット(Manfrotto)の「COMPACT アルミ 5段 レッド MMCOMPACT-RD」は重さが330gで最長にして145.5cm、最短だと39cmという製品だ。
コンパクトで長さの調整や固定も容易で思ったよりずっとしっかりしている。これなら膝が痛いときに杖代わりにもなりそうだ(自己責任だけど)。

それにグリップがくすんだ赤色というのも気に入ったが、そのトップに標準のカメラネジがあり、ストラップに繋がっているカバーでネジ部を隠すこともできる。無論脚の先端は硬質ゴムが付いていて滑り止めにもなっている。
これなら外出するときもリュックや鞄などへ簡単に収納できる。
ということで早速散歩しながら杖代わりにしたり(笑)、小学校の学芸会の撮影に使ったりしているがとても具合がよろしい。
街中での撮影に是非お勧めである。



プラスの個人情報保護スタンプ「ケシポン・スティック」を使ってみた

文具好きで「ケシポン」を知らない方はまいずいないだろう。ブラスの「ケシポン」はセキュリティ文房具とでもいうべき商品だが、ユニークな特殊な文字列を列べたアルファベット印字パターンで消したい部位を塗りつぶすことで判読できないようにする製品だ。いちいちシュレッダーにかけて…というのも面倒だったり背面に接着剤が付いていたりする場合にとても便利なのだ。


今回手に入れたのは「ローラーケシポン・スティック」という小型な商品だが、私は最初期に販売されたスタンプ式のケシポンはずっと愛用している一人だ。
しかしかなり使ったためにインクを補充しても印字面の四隅が減ったのか綺麗に印字できなくなってきたので今般興味もあって「ローラーケシポン・スティック」を買ってみた。

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※「ローラーケシポン・スティック」IS-550CM


ケシポンは幅や長さに様々なバリエーションがあるが、今回買った「ローラーケシポン・スティック」は細幅タイプで15mmだったが前記した最初期のケシポン(IS-100CM)と比較すると上下幅が一行分多かった。
幅が広い製品であれば文字通り住所や氏名など行数の多い印字を一度で消すことが出来る理屈だが、幅が小さめのケシポンでも重複して印字すれば目的は果たせる。

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※従来のスタンプ式のケシポン(左)とローラーケシポン・スティック(右)


とはいっても左右の幅が固定のスタンプ式と違い、ローラー式だと宛名ラベルなど長い部位も手間無く塗りつぶせるので便利だ。
使い方もボディ側面にあるスライダーを引き下げるだけでローラー式の印字面が露出する。したがってそのまま紙面などに押しつけてコロコロと動かすだけだ。
終わったらまたスライダーを元に戻せばローラーは収納される。したがってスタンプ式のように別途キャップはついていない。

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※上がスタンプ式のケシポン印面、下がローラーケシポン・スティックの印面例


ケシポンの印字は郵便物などに使われているゴシック体や明朝体の文字を見えにくくする特殊な印面パターンが使われている。と同時に耐水/耐光/耐薬品性に優れた顔料系油性インクが使われ、文字を隠してくれる。
無論ケシポンは完全に印字を隠蔽し抹消することはできず、例えば印字されている材料によってはケシポンで処理しても背面から判読できるといった場合もあり得る。しかし一般的な印刷物の場合なら見られたくない文字を隠すのは十分だと思う。

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※実際の宅配便送り状の住所・名前欄をローラーケシポン・スティックで処理した例



なお「ローラーケシポン・スティック」は長さ70mm幅を消すとなれば約300回(20m)使えるという。なお別売の専用インクカートリッジと取り替えればそれ以上も可能だが、スタンプ式のようにインクのみの補充はできない。
安価なものだし、机の引出に一つあると便利である。





家庭向け音声アシスタントデバイスGoogle Homeの実力〜実用編

Google Homeとはどのようなデバイスなのか。Siriとはどこがどのように違うのか。本当に役に立つのか…などなどを知りたいと手元に置き、一週間ほど日々付き合ってきた感想をご報告したい。とはいっても前回の準備編で述べた通り、個人的にはスマートホームを完備する予定はないしTVと連動させるつもりもない。ただただ調べ物にどれほど活用できるかを知りたかった。


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やはり興味の第一は音声で何かを検索するという点においてSiriとどれほど違うのかという点だった。
そうした違いを明確にするには双方に同じ質問をしてみるのが1番である。ということで早速いくつかの問いをGoogle HomeとSiriにぶつけてみた。
なおSiriはmacOS Sierra 10.12.6によるものだ。

■「享保七年は西暦で何年?」
 時代小説を書いているのでこの種のことを多々確認する機会がある。

 ・Google Home
「すみません、よくわかりません」

 ・Siri
「Webで"享保7年は西暦で何年"に関する情報が見つかりました:」と答えてWebサイトのリストを表示。

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■「享保の改革とは?」
 ・Google Home
 「Wikipediaのサイトからの概要です。享保の改革は、江戸時代中期に初代征夷大将軍将軍吉宗によって主導された幕政改革。名称は吉宗が将軍位を継いだ時の年号である享保に由来する。江戸時代後期には享保の改革に倣って、寛政の改革や天保の改革が行われ、これら3つを指して『江戸時代の三大改革』と呼ぶのが史学上の慣例となっている」



※Google Homeによる実際の受け答えと音声イントネーションの紹介

 ・Siri
 「こちらをご覧下さい」と答えてWikipediaによる記事の概要を表示する。

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■「水野忠邦の誕生日は?」
 ・Google Home
 「1794年7月19日です」

 ・Siri
 「水野忠邦の誕生日は1794年7月19日です」と答えてWikipediaによる記事の概要を表示する。

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■「明日は傘が必要かな?」
 ・Google Home
 「はい、多摩の明日の天気は、17度、雨で、時々やむでしょう」

 ・Siri
 「はい、明日は雨になるでしょう」と答えて天気概要と週間天気を表示する。

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■「埼玉県川口駅前の地図を見せて」
 ・Google Home
 「すみません、よくわかりません」

 ・Siri
 「こちらが川口市です」と答えてマップを表示。

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■「最新のニュースは」
 ・Google Home
  「最新のニュースをお知らせします」と答え、NHKのラジオニュースを再生する。

 ・Siri
 「Webで"最新のニュース"に関する情報が見つかりました」と答え、Web検索のトップヒットやWebサイトのニュースサイト一覧を表示する。

■「ライオンの鳴き声は?」

 ・Google Home
 「こちらがライオンです。ガウゥゥゥゥ…」 

 ・Siri
 「”ライオンの鳴き声”に関するこちらの情報がWebで見つかりました」と答えてYouTubeなどへのリンク情報を表示する。

■「なにか歌って」
 ・Google Home
 「では、行きます!ラララララララララ」と音階を歌う

 ・Siri
 「歌ですね。分かりました。」と答え「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやまけふこえて あさきゆめみし ゑいもせす」と歌いそれをダイアログで示す。

■「早口言葉を言ってくれる?」
 ・Google Home
 「早口言葉ですね、わかりました。孫が、ままごと孫が、ままごと孫がままごと孫がままごと」

 ・Siri
 「はい、やってみます:赤巻紙青巻紙黄巻紙…あ、間違えました。」

■「ちあきなおみの歌を聴かせて」
 ・Google Home
 「Play Musicでちあきなおみのラジオミックスを再生します」と答え、曲を流してくれる。

 ・Siri
  iTunesのライブラリに入っていれば曲を再生してくれる。

以上、両者の違いを明確にするために同じ問いをGoogle HomeとSiriにした結果を列記した。
無論両者共に問いによって答えの仕方や内容が違ってくることがあるのはご承知の通りである。
両者の答えを比較して一目瞭然なのはGoogle Homeは当然のことだが、すべて音声で終始することを目指していることだ。

誕生日を聞けば声で「何年何月何日です」と答える。「最新のニュース」と聞けば提携している最新のラジオニュースの録音を再生するといった具合だ。
また「ライオンの鳴き声は」と聞けばSiriだと声を聞くことができるYouTube等のリンク情報を表示するが、Google Homeは直接ライオンのうなり声が響く。
反面当然のことだが、一覧の「地図を見せて」はGoogle Homeに向かって適切な問いではない。単体では表示のしようがないからで答えは「すみません、よくわかりません」となる。

対してSiriはデスクトップパソコンのmacOS Sierraによるものを使っていることもあり、音声の受け答えの後で必ずといってよいがダイアログを表示し、Wikipediaや関連するWeb情報へのアクセスをサポートしてくれる。
要はバックグランドというかコンセプト自体がかなり違うわけでその優劣はユーザーがマシンの答えをどのように活用・利用するかにかかってくる。

例えば上記の例で言えば天気を問いかけ、それに答えてくれる内容を聞いて目的が達成できればGoogle Homeで問題はない。しかしその問いが「享保の改革とは?」と問うたとき、「Wikipediaのサイトからの概要です。享保の改革は、江戸時代中期に初代征夷大将軍将軍吉宗によって主導された幕政改革。名称は吉宗が将軍位を継いだ時の年号である享保に由来する。江戸時代後期には享保の改革に倣って、寛政の改革や天保の改革が行われ、これら3つを指して『江戸時代の三大改革』と呼ぶのが史学上の慣例となっている」とすらすら答えられたところでメモすることはできず、重要な点を聞き逃すかも知れない。
※後述するマイアクティビティに記録されるが※

その点、SiriであればWikipediaなりにアクセスできるため、テキストとして二次利用するには最適だ。
逆になにかをやりながら最新ニュースを耳にするといった事を求めるならそれはSiriよりGoogle Homeの方が適していることになる。

なおGoogle Homeのコミュニケーションは女性の声だが、Siriも女性の声で使っている。どちらがより自然な話し方かといえばSiriはmacOS Sierraになって良くはなったが現時点では若干Google Homeの方がイントネーションは自然だ。

あと、この種のデバイスを使うとなると気になるのが個人情報のセキュリティ面だ。こうした点になるとGoogle HomeだけではないがGoogleはサービス全体において気になる面があるのは否めない。
Google HomeはiPhoneの専用ソフト「Google Home」のマイアクティビティで自分が命じた内容とその答えを日付毎にリストアップし保存されているのを確認できる(消去は可能)。無論Googleのサーバーに送信しているはずだから、プライバシーのセキュリティ保護をやっているとはいえビッグデータ構築の材料として収集しているのは事実だろう。
対してアップルはご承知のようにプライバシーの核となるデータ類についてはそれぞれのデバイスに依存させており、アップルのサーバーに送られ蓄積し再利用されることはないという点が違う。

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※マイアクティビティ画面の例


今後、Google HomeにしろSiriにしろ進化の先が知りたいところだが、もし自立式のヒーマノイドといったものにこの種のAIが搭載されるとすればその仕組みはGoogle Home的なものになるに違いない。
しかし人工知能が我々人間と同様なことを考え判断するとなれば、そもそもが手足や体のない人工知能はなりたつのだろうか…。
そんなことを考えればGoogle HomeにしろSiriにしろ、この種のAIには決定的に欠けているものがあると思わざるを得ない。まだまだ期待し過ぎなのだ…というのが第一印象だった。

ともあれ現時点において個人的な目的から考えるとSiriを使える環境下にある私にとってGoogle Homeでなければならない理由はあまりない。
それこそGoogle HomeがmacOSをもサポートし、マイアクティビティによる答えをテキストとしてコピー&ペーストできれば便利かも知れないものの、繰り返すがGoogle Homeというプロダクトはあくまで手足が付く前哨戦のようにも思える。


家庭向け音声アシスタントデバイスGoogle Homeの実力〜準備編

Google Homeが国内販売されたので早速入手してみた。ただし現行の機能では正直個人的には不満足であり、私のライフワークや日常生活にそれほど便利に活用できるとは思えなかったが、反面この種のものは他者のレポートだけ追っていてもなかなか分からないことが多い。ということでいくつか確認しておきたいこともあって手元に置くことにした。


Google Homeは、家庭向け音声アシスタントデバイスだ。Googleが開発した対話型AI「Google Assistant」を搭載しGoogleの機械学習やAI、自然言語解析などの技術が盛り込まれた音声アシスタントサービスである。したがってユーザーと会話を繰り返すことで学習し、ユーザーの言語パターンなどの理解を深め、徐々にユーザーが求める最適な行動をとるようになるという。

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※セットアップが終わったGoogle HomeとiPhone 6S Plus


Google Homeのオフィシャルページによると実に魅力的なワードで舞っている。「OK Google」あるいは「ねぇGoogle」 と話しかけると、Googleで調べ物ができたり、音楽を再生したりするのはもちろん、毎日の予定の管理やスマートホームの操作も簡単にできるとある。

「あらゆる生活シーンをサポート」「Google アシスタントがハンズフリーでお手伝い」「音声で再生できます」「日々のいろいろな場面で役に立ちます」「ハンズフリーでエンターテイメントを楽しめます」「音声でスマートホームを管理できます」というわけだ。また対応するChromecastを別途用意しTVと連携すれば情報はTVに映し出される。

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※同梱品は本体とACアダプターおよびガイド


さて、まったくの個人的な嗜好だが、こうしたあれこれのうち私が期待するのはいわゆる「調べ物」「検索」といったことだと思っている。時々音楽の再生をするときもあるだろうが、今のところスマートホームを完備する予定はないしTVと連動させるつもりもない。またスケジュール管理もGoogle Homeに依存するほど多様ではない。
反面、調べ物はかなりの頻度で利用している。ブログやウェブサイトの原稿書きはもとより、特に時代小説を書いていると調査し確認を取っていかなければならないことは多い。
そうした調べ物にGoogle Homeはどれだけ答えてくれるのだろうか。

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※Google Home本体のデザイン


さらにごく近所の食べ物屋や店舗などは検索するほどないし歩いて行ける範囲は承知している。また小さな子供でもいれば別だろうが、オフィシャルページ例のように「牛の鳴き声は?」といった検索などは非現実的だ(笑)。

ただし、なによりも一番の興味はSiriとの違いである。日中のほとんどの時間をiMacの前で過ごし、macOS Sierraで使っているからSiriならいつでも起動できる。無論パソコンだからしてSiriではなくブラウザで直接Google検索すれば大概のことを知ることができる…。
それでも文章を入力しながらふと疑問を感じたり、確証が欲しい時にあらかじめ設定したショートカットキーでSiriを起動し質問することもあるが、これとGoogle Homeとは何が、どこが違い、あるいは同じなのだろうか?

そんな事を期待して届いたGoogle Homeを早速セットアップ開始した。
昨今はアップルの影響なのかデバイスのパッケージの出来がよく出来ていることが多くなったが、このGoogle Homeもよく出来ていた。
ともあれ同梱品はGoogle Home本体と電源アダプタ、そして簡単な説明書類だけだ。あと必要なのは別途スマホ(私の場合はiPhone)に無料のGoogle Homeアプリをダウンロードしておくだけである。

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※外装を外すしパッケージを外すと本体がしっかりと鎮座していた


本体に電源アダプタを接続してコンセントに繋ぐ。後はiPhoneにインストールしたGoogle Homeアプリを起動してセットアップを行うことになる。
セットアップは基本画面の指示および確認に従っていけばよい。
iPhoneがGoogle Home本体を検出した後はWi-Fiのパスワード等の設定、Googleアシスタントの設定で音声認識設定が完了だ。 
幸い何のトラブルもなくスムーズにセットアップができた。

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※セットアップは専用のアプリをダウンロードしてから行う(無料)


あらためてGoogle Home本体(直径: 96.4 mm • 高さ: 142.8 mm)を眺めると丁度両手で包み込めるほどのサイズであり、小ぶりの花瓶か大ぶりのグラスといった大きさだ。しかしこれひとつにマイクロフォンとスピーカーが備わっているので早速語りかけたみた。
なおスピーカーの音量はトップの斜めになっている円中央を指でなぞることで音量設定ができる。またスピーカーは、2 インチドライバ、2 インチデュアルパッシブラジエーター搭載のクリアな高音と迫力ある重低音を特徴とするハイエクスカーションスピーカーを内蔵。
マイクはノイズキャンセリング付きで、遠距離の音声認識にも対応しているという。

早速いろいろな語りかけや質問をしてみたが「OK Google」あるいは「ねぇGoogle」 の認識率はとてもよく、狭い家だとは言え隣の部屋からの「OK Google」といった呼びかけを難なく認識するだけでなく音楽をかけている部屋でも認識してくれる。
またスピーカーの音質だが、多少籠もった感じだが低音も十分だ。

勿論、「OK Google」と言った後、Siri同様「今日の予定は」「今日の天気は」といった個別の指示を出すことも出来るが、例えば朝起きて「おはよう」と語りかければ、「おはようございます」と返事をするだけでなく、時には今日の日付と曜日、予想最高気温と最低気温、天気や主なニュースも伝えてくれる。なぜならNHKラジオニュースや日経電子版NEWS、スポニチアネックスなどに対応しているからだが、今後更に対応機器やサービスが拡充されていく見込みだという。
なお途中で音声を止めたい場合は「OK Google」と呼びかけ「ストップ」と言ったり、Google Homeのトップをタップすればよい。

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※「OK Google Home」と呼びかけ音声認識が確立するとフロントトップにバターンが光る


要は…Google HomeはSiri以上に音声に特化したアシスタントデバイスだということだ。
例えば iPhoneの Siriに「国会議事堂の所在地は?」と問うと「国会議事堂の所在地は千代田区永田町1丁目7番1号です」と答えて地図を表示する。
対してGoogle Homeに同じ問いを発するとどうなるか。
「国会議事堂の住所は、郵便番号100-0014 東京都千代田区永田町1丁目7の1です」と答える。無論Google Home本体で地図を表示できるはずもない。

こう比較するとSiriの方が有利ではと思われるかも知れないが、そもそも我々が答えを望む問いそのものは音声だけの回答で済むものとそうでないもののとがあるわけで、こうした単純な例だけで評価を下すのは早計だろう。
要はユーザー側がどのような形での回答を欲しているかも考慮した上で比較しなければならない。
ということで、次回は実際にGoogle Homeによる音声アシスタントの実際とSiriとの違いを見ていきたいと思う。




便利な無料アプリケーション「IPEVO Annotator」とは?

IPEVOのUSB書画カメラ「Ziggi HD Plus」のユーザーだが、そのIPEVOから無料の「IPEVO Annotator」というアプリケーションがApp Storeで配布されている。このアプリを起動すると仮想的にMacのデスクトップに手書きの文字や絵を描けるというもので、プレゼンや会議などにリアルタイムに注釈を入れるといった多様な用途に便利なツールである。


まず「IPEVO Annotator」は「Ziggi HD」カメラがなくても使えるのが嬉しい。
ダウンロード後、アプリを起動すると上下に細長いアノテーションツールバーが表示する。これは一番下の矢印をクリックすることで最小にすることもできるしまた元に戻すことも出来る。

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※「IPEVO Annotator」のアバウト


ちなみにこのとき表示しているツールバーには「IPEVO Annotator」の4つの機能が搭載されている。
IPEVO表記の下から「描画モード」「ホワイトボードモード」「マルチペンモード」そして「スクリーンショット&録画」である。これはメニューバーのアイコンからも選択できる。

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※「IPEVO Annotator」の機能は大別して「描画モード」「ホワイトボードモード」「マルチペンモード」そして「スクリーンショット&録画」の4つ


では描写モードアイコンをクリックしてみよう…。ツールバーは縦に伸びてアイコン類が増えるがこのとき、デスクトップの制御は「IPEVO Annotator」に移っており、同時に起動しているアプリは表示はそのままにしても新に入力したり操作したりはできない。
この「描画モード」時のアイコンの意味は実際に操作してみればすぐにわかる。上2つは2色のカラーをペンの太さなども含めて常に2種類セットし随時切り換えて使える機能だ。

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※描画モードではカラーと線の太さなどが選べる


次は直線を引く機能と続いてスタンプ機能。その下は消しゴムだ。なお鞄のアイコンは直線定規と分度器が使える。その位置や長さ大きさも可変できてこれは実用面で役立つに違いない。また任意のエリアをコピーあるいはカットする機能もここにある。
次の矢印は、取り消す、やり直しのアイコンだ。
そして最後がゴミ箱でこれは申し上げるまでもなくこれまでデスクトップに描写したすべての物を消去する機能だ。

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※デスクトップに定規と分度器が表示。これは便利だ!


要は「IPEVO Annotator」を使えばデスクトップがどのような状態であろうと好みのカラーと太さでフリーハンドの文字や絵を画面に描けるのだ。
勿論それは「IPEVO Annotator」が仮想的に描いていることであり、実際に背面にあるテキストエディタとかブラウザの表示に影響を与えることはなく「IPEVO Annotator」を終了すれば消える。

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※「IPEVO Annotator」は仮想的にデスクトップ上に印を付けるだけでなく絵も描ける


しかしプレゼンツールは勿論だが、パソコンの画面をプロジェクターに映したりして説明するとき、その強調したい部位に赤線を引いたり丸で囲ったり、あるいは説明のポイントを描いたりしたいという場合は結構ある。そうしたとき「IPEVO Annotator」は大いに役に立つ。
そうした意味において「IPEVO Annotator」は自身の役割をきちんと掴んでいるツールだと言えよう。

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※これはレーザーポイントより分かりやすい


例えば文章があり、そのいくつかの単語を次々に強調し、進行状態を示すため、単語にマーキングをつけていきたいときがある。しかしこれまでの描写モードではある意味、画面全体が赤い線や青い線で埋まってしまう。無論消しゴムやゴミ箱ツールで消すことはできるが次々と解説して行く際には面倒で煩雑だ。
そんなとき、「消えるインク」機能をONにすると、書いていく側から消えて行く。これは実に便利である。話しをしている間、消えて欲しくない場合は描写後マウスボタンを押したままにしておけばよい…。

その他、デスクトップ全域を真っ白にして使える「ホワイトボードモード」および2画面を列べて別々に描写ができる「マルチペンモード」があるだけでなく「IPEVO Annotator」による結果を全域あるいは指定範囲でスクリーンショットを撮る機能や作業過程を動画として記録する機能まである。

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※デスクトップ全域をホワイトボードにする機能もある


こうした機能をその前段階でもっと有意義にそして魅力的に活用するにはIPEVOのUSB書画カメラ「Ziggi HD Plus」があると便利なのだ。

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※IPEVOのUSB書画カメラ「Ziggi HD Plus」があると付属ソフトにはリアルタイムに映像をキャプチャしつつ使える「IPEVO Annotator」と同等なツールが含まれる


しかしこの無料の「IPEVO Annotator」だけでも使ってみる価値はあろうというものだ。

IPEVO Annotator



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プロフィール

appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員