iコマンダー for AIBO

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※ iコマンダーの画面例と取扱説明書表紙


2000年に筆者の会社が開発したソニーの犬型ロボット「AIBO」をMacからコントロールするアプリケーション。
AIBOの動作は基本的には自律型だが、標準で付属する「サウンドコマンダー」というリモコンで、決まった音の組み合わせ(コマンド)を発することにより、コントロールすることもできた。

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※PowerBook 2400cにインストールした iコマンダーとSONYのAIBO (試作AIBO用ヘッドフォン使用)


「iコマンダー」は、このサウンドコマンダーの代わりにMacでコントロールすることができるソフトウェア。
基本のブザー音の他、フルートやグランドピアノ、トランペットなどの楽器音でサウンドコマンドを送ることも可能で、またコマンドを最大50ステップまで記録、編集して再生することができる自動操縦機能が装備。スタイルとポーズの各ボタンに名前を付けることも可能になっている。
さらに、音声認識機能(英語)により、マイクを使用して音声でコントロールすることが可能。ただしこの音声認識機能を使用するには別途「English-SpeechRecognition」がインストールされている必要がある。
なおOwner's Book (取扱説明書) の序文はテクノロジーライターの大谷和利さんにお願いした。



MACWORLD誌 創刊号

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1984年1月に発表されたMacintoshだが、早くもその翌月の2月号として世界初のMacintosh専門月刊誌「MACWORLD」誌が発刊された。表紙は若き日のスティーブ・ジョブズ氏である。


MacJapan 創刊号

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1989年5月号を創刊号として発刊された技術評論社刊のMacintosh月刊誌。スタイリッシュな編集が目立ったMACLIFEとはひと味違い技術志向の色合いが目立つ編集だった。筆者もこの創刊号より「絵心のない人のためのグラフィック講座」の連載を担当している。


Susan Kare作、サイン入りMacオリジナルアイコン・プリント

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スーザン・ケアがAppleのMacチームでデザインした数々のアイコンはいまでも我々を魅惑する。これは彼女の直筆サインが入ったハッピーマック・アイコンをプリントした200枚限定作品。


Popular Electronics誌 〜 1975年1月号

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本号に載ったホビーコンピュータ Altair 8800の記事が個人でコンピュータを所有したいと考えていた多くのマニアの心に火をつけ一大ブームを巻き起こした。そうした中にはビル・ゲイツとポール・アレンの2人もおり、彼らはAltair BASICを開発しそれを足がかりにマイクロソフト社を起業した。
Altair 8800の記事はPopular Electronics誌1975年1月号と2月号の二回に分けて載った。記事はMITS社の社長エド・ロバーツとウィリアム・イエーツが書いている。
Altair 8800はパーソナルコンピュータではなかったが、後のパーソナルコンピュータのあり方やその市場にとって大きな試金石となった。Popular Electronics誌は間違いなく時代の扉を開いた...。


第1回ウエストコーストコンピュータフェア 会報

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1977年4月15日から3日間サンフランシスコのシビックオーデトリアムにて開催された第1回ウエストコーストコンピュータフェアのオフィシャルな会報。編集は主催者のジム・ウォーレン。
第1回ウエストコーストコンピュータフェアはパーソナルコンピュータ時代の幕開けを宣言するエキサイティングな催事となった。創設まもないApple Computer社もこの場でApple IIを発表することになる。

Newton MessagePad H1000

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1993年にリリースされたApple初のPDA。Newton MessagePad H1000は後にMessagePad 100と改名。
またいまだに誤解が多いがNewtonという名は商品名ではない。”Newton MessagePad”とは「ニュートンテクノロジーに基づいたメッセージパッドという製品」の意味だ。


CompuServeへのアクセスガイド

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現ニフティの前身、エヌ・アイ・エフ株式会社発行のパソコン通信サービス「CompuServe」へのアクセスガイド。50ページの小振りなものだが、米国パソコン通信の大手CompuServe利用のマニュアルである。当時はCompuServeとNIFTY-Serve のIDおよびパスワードは共通だった。
無論CompuServeへのアクセスは国際電信電話公社が運営する高額なVENUS-Pを経由するしかなかった。
私はこれ以前にCompuServeと契約済みだったがNIFTYへの参加を機会に利便性を考えて当該サービスに加入した。1989年2月のことである。


1985年のスーパーボウルで配布されたAppleシートクッション

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1984年1月22日にタンパスタジアムでAppleはあの伝説的コマーシャル”1984”を放映して大絶賛された。
翌年これに気をよくしたAppleはMacintosh Officeのキャンペーンにあたり、前作同様にリドリー・スコット監督を起用すべく働いたがスケジュールの都合が付かずに兄弟のトニー・スコットに製作を依頼してできあがったのが「レミングス」というコマーシャルだった。
Appleは前年同様膨大な広告費をかけ、スタンフォードスタジアムに巨大スクリーンを設置しただけでなく、座り心地が悪いことで知られていた85,500もの座席すべてにAppleロゴをプリントしたオリジナルシートクッションを特注し配置した。
勿論試合の当日スティーブ・ジョブズとジョン・スカリーは最前列で観戦したが、Appleの期待に反してコマーシャルは不評でありキャンペーンは失敗だった。
本シートクッションはシートナンバー ”27” が付いている記念すべき貴重な一枚である。





Apple IIc

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1984年4月にリリースされたポータブル性を重視して開発されたApple IIc。その”C”の意味は “compact” だという。
専用のチルト機能を持つ9インチ、グリーンディスプレイとの組み合わせは現在の視点から見てもなかなかに美しい。


Apple Tutorial Wings Pin

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AppleはApple IIを積極的に販売していた80年代前半に教育向けディラーを介してPublic School Systemというプログラムを実践していた。
それは学生たちがAppleの定めた “Apple II Tutorial” を守備よく完了するとそれを証するためにアップルロゴに両翼がデザインされたこの「Apple Tutorial Lapel Pin」を与えられるというものだった。
「Apple Tutorial Lapel Pin」は真っ赤なアップルロゴが印刷された白い箱に入っており、ピンのサイズは約14mm×35mmである。


iPhone 5

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2012年9月21日発売開始。
主な特長として、LTEサポート。Retinaディスプレイの4インチ(対角)ワイドスクリーンマルチタッチディスプレイ採用、コネクタが30ピンタイプのものからリバーシブルで使えるLightningコネクタに変更。8メガピクセルiSightカメラはパノラマ撮影機能付。FaceTime HDカメラで1.2メガピクセルの写真と720p HDビデオ(毎秒最大30フレーム)を撮影可など、軽い・薄いを実現。
カラーリングはブラック&スレートとホワイト&シルバーの2種で、それぞれ16GB・32BG・64GBタイプがある。


iPad mini

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2012年11月2日発売。「iPadにできることのすべてを何一つ省かずに小さくした」をコンセプトに開発された7.9インチの小型iPad。コネクタはiPhone 5と同様Lightningコネクタを採用。スピーカーはステレオ。
高さ:200mm、幅:134.7mm、厚さ:7.2mm、重量は308g。カラーはブラック&スレートとホワイト&シルバーの2種でそれぞれWi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルが用意され16GB・32GB・64GBがある。


Apple Product Professional 認定ピンバッジ(2002年度)

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アップルが2002年度に行った販売員向けトレーニングで一定の成績を達成した方に、証明書と共に授与したステータスのピンバッチ。大きさは直径約11mm。


カラフルなAppleロゴ入りボールペン

Appleロゴ入りボールペン

Appleロゴに使われている6色をボディの各部位に使ったボールペン。



CD-ROM トレー

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MacにCD-ROMドライブが搭載されてからしばらくは現在のようにCDメディアを迫り出す式のトレーやフロントローディングの溝に直接セットすることはできなかった。CD-ROMは専用のトレーに収納してからドライブに差し込む必要があった。


Mac OS ピンズ

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直径19mmほどの丸形Mac OS ピンズ。


Steve Jobsのアクションフィギュア

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中国 M.I.C Gadget社が制作販売したスティーブ・ジョブズ氏を模ったアクションフィギュア。


disk II

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Apple II 用外付け5インチ、フロッピーディスク。スティーブ・ウォズニアックの名作。



QuickTake 100

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Apple純正の最初期型デジタルカメラ。



DuoDisk

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Apple IIシリーズ向けのデュアル外付けフロッピーディスクドライブ。


革製トラベルスリッパ

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Apple本社に隣接のApple Company Storeで購入した革製トラベル用スリッパ。このケースに1足分のスリッパが収納されている


巻き取り式モジュラーケーブル〜アップルロゴ入り

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Apple本社隣のApple Company Storeで購入した巻き取り式モジュラーケーブル。サイズは50mm× 63mm ×13mm ほどの半透明ケースに両端のモジュラーケーブルが綺麗に巻き取られて収納できる。まだ無線LANは勿論、LANの設備が整っていない時代には出張時にホテルの電話を外してこうしたケーブルを使ってPPP接続しネットにつなぐことをやらざるを得なかった。したがって持ち運びに便利なので愛用していた。


Apple II plus

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1979年にApple II Standardの改良型としてリリースされた製品で多くのバリエーションが存在するも、Apple IIの中核をなす名機となった。


Apple II Standard

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1977年4月に開催された第1回ウエストコースト・コンピュータフェア(WCCF)でお披露目され一躍大ブームを巻き起こし、これぞ世界最初のパーソナルコンピュータと称されるようになった初代Apple II 。
Apple II Standardの "スタンダード" という呼び名は後に改良型Apple II plusがリリースされた際に区別するためのもの。


Apple 1 (Replica)

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※クリックで拡大※

1976年、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック、そしてロン・ウェインの3人により設立されたApple Computer Companyで販売開始されたシングルボード・コンピュータで正式名称はApple Computer 1。
ハード、ソフト共にウォズニアックが独力で開発した画期的なコンピュータでバイトショップなどを主として約150台程度の販売実績があった。

組立完成品ではあったがそれはボード上だけであり、購入ユーザーは別途電源(トランス)やキーボードを手配して接続する必要があった。またケースも用意されていなかったためユーザーはそれぞれ木製のケースを作ったりアタッシュケースに収納したりと工夫した。
その後Appleが法人化し、後継機種で真のパーソナルコンピュータと称されるApple II 発売に際してApple I を下取りするサービスが実施されたこともあり、現存し動作するマシンは世界中でもほんの数台であるといわれている。ために近年サザビーズなどのオークションで数千万で落札されるなど高価なコレクターズアイテムとなっている。

【関連記事】
Apple 1 とはどのようなコンピュータだったのだろうか?
Apple I Replica Kit を組み立てた!

Macintosh Portable ケース内にある開発者たちのサイン

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Macintosh Portableの底ケース内部にも初期一体型Mac同様開発者たちのサインが刻まれている。クリックで拡大表示可能
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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員