ラテ飼育格闘日記(230)

足を噛むといった行為を心配してはいるものの、その他はお陰様でまずまず健康でそして良い子に育っていると思っている。ただし5歳近くになったからか、好奇心は相変わらず旺盛でも遊び方も落ち着き、例えばお馴染みのワンコたちとも以前のように活発に遊ばなくなってきた...。                                                                                                        
ひとつにはそもそも友達ワンコと出会う機会が激減したこともある。休日の朝、天気が良いといつもの公園よりさらに少々遠い場所に出向けばボーダーコリーのボーちゃんと会える機会も多いが、ウィークディではなかなかそうはいかない。
例えば2,3年前なら、馴染みの公園に出向けば必ずといってよいほど本気で走り回って遊べるワンコたちと出会えたものだが、最近では時間帯の違いなのかあるいは遊ばせる場所が違ってきたのかは分からないもののラテが喜ぶ友達ワンコと会う機会が無くなってきた...。そして例えそうしたワンコたちと会えたとしても昔のように組んず解れつの激しい遊びはお互いにしなくなった。やはり大人になったからなのだろう...。

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※ボーダーコリーのボーちゃんと会うのを楽しみにしているが一頃よりは大人しい遊び方になってきた...


またワンコの代わりといっては叱られるが「ラテラテ!」と可愛がってくれる小学生の女子たちも当然のことながら大きくなり、この春に中学生になった子供も多い。
聞くところによれば中学だと部活が活発で放課後、これまでのように公園へ来て遊ぶと言った時間がないようだ。それに女の子たちもワンコと遊ぶより友達や男子の動向に意識が向き始めているようで、これまでどおりラテと走ったりすることは少なくなったのも事実。
しかしそうした変化はラテ自身にも起こっているようで、馴染みの子供たちが近づくと尻尾を振り、耳を倒して口を開け、目を輝かして「オーン、ワン」と声をかけながら近づく。そして頭や体を撫でられるままにしているものの以前より飽きるのが早くなったように思える(笑)。

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※今日はオトーサン、オカーサンとコーヒーショップに出かけました


先日も遊歩道を歩いていたらこれまで数回会ったことのある未就学児童の女の子たちが走り寄ってきて「触ってもいいですか?」という。
オトーサンは「どうぞ。このワンコも女の子たちが大好きだよ」とリードに注意を向けながらも応えると早速頭を撫でたり尻尾を触ったりしている。しかし以前ならラテはこうしたとき、見るからにはしゃぐのが普通だったが喜びを表してはいるものの、随分と大人しい。その様子を一言でいうなら「そつなく」といった感じに見え、オトーサンは「ラテも成長したんだなあ...」と変な感心をしてしまった。
面白いのはその女の子のひとりがオトーサンに向かって「ワンちゃんのお名前はなんていうの?」と聞くことだった...。オトーサンは普通に「ラテっていうんだよ」と応えたが、心の中では「オイオイ...もう3,4回同じ事を聞かれているぞ」と笑いながら...彼女たちと別れた。

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※まだまだ好奇心は旺盛なラテである


その後ラテと数メートル歩き始めたら今度は道路側で「こんにちは」と可愛い声がする。
見上げるとブルーの自転車に乗ったこの春小学四年生になった女の子がくりくりした大きな目でラテに手を振ってくれている。ラテは馴染みの子供だからか今度は声を上げながら自転車に駆け寄ると女の子は自転車から降りてラテを撫でてくれた。
「この時間に自転車でお使いかな?」とオトーサンが聞くと「習い事の帰りです」という。オトーサンも歩きながら「何を習っているの?」と聞くと笑顔で「ピアノ」という。
「いいねぇ...ピアノか。実はオジサンもピアノやっているんだよ」と思わず口を滑らすと「うっそだあ...」と言わんばかりに不思議そうな顔をして微笑んだ(笑)。
オトーサンは「ありがとう。オカーサンが待っているんだろ。気をつけて帰ってね」と促すと「さよなら」と元気にペタルをこぎ出した。

また、一昨日いつもの公園には誰もいないので中学校の裏門前を通りひとつ先の公園に行った。しかしそこにも人影はおろかワンコの姿もなかったので一回りした後にまたまた来た道を戻ることにした。
狭い道は丁度部活を終えた中学生たちが多々通り過ぎていくが一瞬ラテの顔が輝いた。
「ラテ!ここで会うの初めてだね」と二人の女の子が駆け寄ってくれだからだ。彼女たちはこの春中学一年生になったばかりだが。ラテを一番可愛がってくれた子度たちなのでラテの喜びようは行き交う他の子供たちには異様に映ったに違いないほど飛び跳ねている(笑)。
「ラテ、公園まで一緒に行こうよ」の声に二人の女の子の足元へ絡むように歩くラテの幸せそうなこと。

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※大好きな新中学一年生の女の子たちと記念撮影だが、ラテはカメラにお尻を向ける(笑)


歩きながらオトーサンが「連休だね」というと、一人が「後半は一泊で旅行に行くんです」といい、続いて「ラテも連れて行きたいなあ」などという。それを聞いた連れの女の子が「ひとの家のワンコだからダメだよ」と真面目な顔で諭すのが面白い。
ラテとの散歩は体力的な問題はともかく、それ自体がエキサイティングで楽しいものだが、こうして子供たちと触れ合うことができるのもラテのおかげである。自分の孫の年齢の子供たちと他愛もない話しができるのもラテあってのことだ。
オトーサンが公園でひとり歩いていて女の子たちに声をかけたところで怪しいオヤジでしかない(笑)。
「どう、中学はたのしい?」と聞いたオトーサンに「メチャ楽しい...勉強以外はね」とお茶目な表情をする可愛い子供たちと別れた。
ラテも心なしか満足したのか帰り道も素直に歩いていた。

Apple WWDC '97 Steve JobsによるClosing Keynote全容紹介

Appleのスティーブ・ジョブズ CEOは現在病気療養中で休職とされているが実際には重要な決定事項には常に関わっているという。しかし今更ではあるが民間企業の代表者個人がこれほど様々な面で注目を浴びるのは珍しいことに違いない。特に彼の言動およびプレゼンテーションについての評価は高く、彼の成功に少しでもあやかりたいと多くの書籍が出版されていることはご承知のとおりである。


最近Macユーザーになった知人から「若い時代のスティーブ・ジョブズの映像を見たいのだが」という依頼があった。無論YouTubeで探せばそれこそ結構な数の映像を見ることが出来る。知人はどうやらスティーブ・ジョブズという人物に興味を持ったらしく出来うる限り彼の経歴や業績を知りたいということらしい...。そして特に若い頃の映像を見たいという希望だった。

そういえば、公の場でスティーブ・ジョブズの話しをリアルタイムに聞いた人は少なくないとしてもそれは1996年12月に当時AppleのCEOだったギルバート・アメリオの決断によりAppleがNeXTを買収しその創業者のスティーブ・ジョブズ氏をもAppleに復帰させてからに違いない...。
なぜならスティーブ・ジョブズはこれまた知られているように自身が創業したAppleから1985年9月に辞職を余儀なくされたわけであり、いかに当時からカリスマ性を発揮していたとはいえそれ以前にマスコミはともかく一般ユーザとしては彼に関する情報を得ようにも限られたものしか得られなかったからでもある。

その1985年といえばMacintoshが登場した翌年である。その年の秋にスティーブ・ジョブズはAppleを去り、ある意味で挫折した人物であり忘れ去れた人間になりつつあったから、現在の評価とはまったく違っていた...。さらに我々の前には現在のようにインターネットといったインフラもYouTubeも無かったわけで、実際にMacworld Expoなどのイベントその場所にでもいない限りスティーブ・ジョブズのプレゼンや記者会見といった場面を見る機会はなかったわけだ.。

したがってスティーブ・ジョブズがAppleユーザーだけでなく多くの人たちに注目を浴び始めたのは1996年暮れにAppleに復職してからである。その後暫定CEOの時期もあったものの、Appleの創業者でかつ瀕死のAppleを今日までの成功裏に導いたカリスマ経営者という事実が彼の評価を不動のものにしたといえる。そして彼が不在の11年間はAppleならびにその製品は結果として一部の熱狂的なユーザーたちに受け入れられたに過ぎず、今日のように世界中の人たちに認知されることなど考えもできないことだった...。

私自身もAppleの製品を手にしたのは1982年からだったから、スティーブ・ジョブズの存在は知ってはいたものの、意識し出したのはNeXTを売り込みに来日した頃からだった。

だから多くのMacユーザーが彼の魅力に気づいたのはAppleに復帰し再びユーザーやデベロッパーたちの前に姿を現し始めた1997年からのことなのだ。
1997年1月のMacworld Expoではギルバート・アメリオに請われる形で壇上に登ったジョブズ氏だった。しかし今回お知らせする1時間以上にも及ぶ映像は1997年5月16日に開催されたWWDC (開発者のためのカンファレンス)のクロージング・キーノートとして登場した際の姿である。



※1997年5月16日、WWDCのClosing Keynoteで熱弁を振るうスティーブ・ジョブズ氏


この時の仔細については以前「WWDC ‘97で実現したスティーブ・ジョブズ 魅惑の特別セッション」としてご紹介しているので別途ご一読いただきたい。
その際には映像の中からキャプチャした数点だけしかご覧いただけなかったが、スティーブ・ジョブズの再デビューの映像としては貴重なものだと考え1時間11分ほどの全容をお届けすることにした次第である。

ただし「WWDC ‘97で実現したスティーブ・ジョブズ 魅惑の特別セッション」に記したとおり、映像ソースはCDに収められた小さなサイズのムービーだったことでもあり、画質が優れないのはご容赦いただきたい。そして以前の繰り返しになるが... 何と言っても近年体調を壊し痩せこけたスティーブ・ジョブズしか知らない人たちにこのときの生き生きとした彼の姿を是非見ていただきたいとも思う。

頭髪はすでに薄くなっていたものの、少々太り気味と思えるほど生き生きとしたジョブズが大きなボディアクションを見せながらスピーチするその姿は現在の彼とはいささか違った側面を見せてくれるものとして興味深い。
なおこの時、別途キーノートを勤めたのは当時Appleフェローだったガイ・カワサキだったが、その映像も機会を見てご紹介できたらと考えている。


ラテ飼育格闘日記(229)

狂犬病予防注射接種の季節である。この接種実施には異論もありイギリスをはじめ欧州のいくつかの国々では愛犬の健康を守るためこの狂犬病予防接種を禁じているという。この接種は獣医師たちの年1回のボーナスみたいなものだと揶揄する人もいるが素人のオトーサンとしては「狂犬病予防法」という法律があるからにはと...今年も動物病院に予約をとった。                                                                           

それに毎年狂犬病予防接種と時を同じくして年1回の健康診断をすることにしているのだ。具体的には血液検査だが、体重が減らないラテでもあるからして健康状態が心配なのである。
さらに前回にも記したが、ここの所ラテは自分の四つ足の肉球や甲を噛み、出血することもあるので念のため診察してもらおうというのも目的のひとつだった。
ただし保険の利かないワンコの医療費はあれこれと重なるとかなりの額になるのでその予算確保に女房は苦慮する...。

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※先週は美容室でトリミングしたからお尻のラインは美しい(笑)


午前11時の予約に間に合うようにと土曜日のある日、オトーサンと女房はラテを連れ出した。
まあ、通常の散歩時間とは別に外出するのはそもそもが異例でもあり、その歩く方向を考えればラテでなくとも動物病院へ向かうのかな...といったことは明白だから早くもリードの抵抗が強くなっている(笑)。
なんとか誤魔化しながらも病院のドアを開けて中に入るが、狂犬病予防接種の時期でもあるからだろう動物病院は繁盛していた。

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※ラテはこのドアを入るのにもの凄い抵抗を試みる


我が家に来てからの数回は動物病院に連れて行っても恐がりはするものの大人しかったラテだが、ここの所は自己主張し、医者に向かって吠える...吠える(笑)。
さすがに動物病院の医者だから「ラテちゃんの吠え方は怖いからだねぇ」と取り合わないが診察台に乗せるとずっとオトーサンに抱っこ状態なのだ。そのまま検温や採血を行うが台から降りたいラテを制御するオトーサンはすでに汗だくである。

手順として健康診断で特に問題がないことを確認の上で狂犬病予防注射を接種することになっているが、血液検査の結果が出る20分ほどの時間は病院内ではなく建物の外に出て待つことにする。
ラテも現金なもので外に出るとホッとするのか笑顔が戻ってくる。

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※動物病院の外で検査結果を待つラテは外に出られたのでご機嫌だった


しばらくすると女房がガラス越しに「呼ばれたよ!」の合図。嫌がるラテを引きづりながらまたまた診察室に入るが、結果を聞くまでの数秒間は実に嫌な気持ちである。
医者もそうした飼い主の心情を知っているからだろうか、部屋に入ってくるなり「結論から申し上げますが...まったく問題ありません。健康です」と言ってくれた。オトーサンは女房と顔を見合わせて心底からホッとする。

細かな検査結果についてひとつひとつ説明をしてもらうが最後にその若い医者いわく「ラテちゃんは総じて栄養過多ですね」とのこと...。
検査表の説明の一環として「ラテちゃんの血液をお見せしましょう」と言って奥に入り、比較のため他のワンコの血液とを...それぞれ小さな試験管に入ったものを...見せてくれた。
素人なのでよく分からないが遠心分離機にかけたのだろうか、沈殿した赤血球部分の上に透明な部分が半分ほどあった。両者を比較してみると本来透明であるべき部位がラテのは少し濁っているのだ...。それが栄養過多を示すひとつの特徴だというから脂肪などが混濁しているのだろうか。

ともかく幸い今年も「健康なデブ」だということは分かったので(笑)、予定通り狂犬病の予防接種を受け、ついでにと肉球や足の甲を噛む件を相談したが、診察の範囲では即アレルギーと判断するのは早計だと思うということで様子見ということになる。とはいえ事実足先の一部は脱毛し皮膚が見えている部分もあるので日々心配だが、逆に簡単に即薬漬けにする医者よりは良いのではないか...とオトーサンは納得する。
ただしラテと外で待っていたとき初めて気がついたのだが事は足だけではなかったのである。

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※友達ワンコであるハリー(ビーグル犬)のオカーサンが大好きなラテはヘビーなチューを迫る(笑)


明るい日差しの中だから分かったが左目の縁が足先で掻いたのだろう、一部色変わりし小さな出血の後があったのだ(嗚呼)。
無論その件も医者に報告したが、詳しくはアレルギー検査をしなければわからないし、花粉などで一時的に目が痒かったのかも知れず、やはり少し様子を見ようということで足の傷の消毒用にイソジンと6月から約半年間毎月飲ませるフィラリアの予防薬を受け取って帰路についた。
確かにラテ自身が噛んだ傷はかなり目立つし痛々しく、何だか虐待にでも会ったようにも見えてオトーサンたちは大変心配している。しかし動物病院に行ってみると病院だからして当然なのかも知れないが、左側から見た顔が凛々しく美しい柴犬の右口元が喧嘩でもしたのか大きく切れていたりと皆さん色々と心配が絶えないようだ。

時刻は丁度昼過ぎだし、オトーサンたちも空腹なのでラテを連れたまま駅のコンコースにあるコーヒーショップのオープンテラスに向かった。
当日は日差しが強く気温もかなり上昇したのでラテは少々「ハアハア」と舌を出しているし予防注射の影響で体が少し怠いのか、歩き方が緩慢になっている。
目的のオープンテラスからは懐かしいエレキギターの音がするので意識を向けると何とベンチャーズや加山雄三のメロディーが流れてくるではないか。
それらの選曲はメチャ、オトーサンの青春時代に自身で演奏し歌った曲ばかりなのだ。嬉しくなって店に入ってみるとそれは中学生らの姉弟?によるバンドが演奏しているものだった。
サングラスをかけた年配のオヤジが取り仕切っていたので彼が姉弟の父親なのだろうし、選曲を見るまでもなく多分にオトーサンと同年配なのに違いない。
演奏は決して上手ではなかったものの軽い食事をしながらそれらの選曲にちょっと目頭が熱くなっていたオトーサンだったが、ピーカンの日差しの中にこのままラテを置いておくわけにもいかず途中で席を立って自宅へと向かった。
しかし帰路の途中、オトーサンの頭の中からすっかりラテの心配事は吹き飛び、エレキギターの刻むリズムが鳴りっぱなしだったことを白状しておく(笑)。

ラテ飼育格闘日記(228)

余震に脅えているのはオトーサンだけではなくラテも同じのようだ。緊急地震速報後の揺れが大きめな場合、オトーサンはリードを持ってラテのところに駆けつけるのが習慣になったが、ラテも嬉しそうに...というか不安そうにオトーサンが首輪にリードを着けるのを待っている。                                                                                           
地震が直接の原因ではないのだろうが、いまオトーサンがラテのことで困惑していることがひとつある...。
総じて太り気味ではあるものの健康だし、まずまず良い子に育ったと喜んでいる。
ワンコに対しては度々ご紹介しているように好き嫌いが激しいが、こればかりはトラブルにならないようにオトーサンが注意をすれば済むことだし仕方がないと思っている。反対に子供たちや気心知れた飼い主さんたちには抱きつくようにフレンドリーだし日常もオトーサンの躾を守って悪さをしない...。

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※桜のアーチを仰ぎ見ながらラテと歩く


特に感心していることのひとつに盗み食いをしないということだ。
ワンコのイメージからすれば、そこに食べ物があれば...それも好物なら手段を選ばずすぐに飛びついてお腹に入れてしまうのが普通だと思う。無論飼い犬であるラテは毎日2回の食事とお昼にいくばくかのオヤツを欠かさないものの、基本的に満腹感までは感じていないに違いない。したがってそこはワンコだから、いつでも食べ物はウェルカムだと思うし実際差し出せば嬉しそうに食らいつく。

しかしオトーサンと散歩から帰り、玄関で足や体を拭く間にオトーサンが作業を終わったらあげようと用意するオヤツは目の前にあっても食べない。これはオトーサンが「良し!」というまでお預け状態であることを知っているからだ。
オトーサンがラテの横にオヤツをひとつ置き、洗面所で雑巾を洗っていたとしてもラテは感心にそれを口にしようとはしないのだ。無論体を拭くというセレモニーが終われば間違いなく食べることが出来ることを学習しているからだろうが、これはなかなか感心である。ただし体を拭くのが女房だとラテの態度はまったく違ってくる。
同じように置いたオヤツは女房が許可を出す出さない以前にそこにあれば体を伸ばして口にしてしまう(笑)。感心している場合ではないが、相手によって態度がはっきり違うのも見事である。

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※大好きな女の子から口移しで上手にポッキーを貰う。でもさぁ...女同士で鼻を押しつけ合うほどラブラブなのかよ...とオトーサンは些か嫉妬しながらシャッターを押した(笑)


また我が家のリビングは通常ラテ専用のエリアである。そしてキッチンとの間にはカウンターと併設した開閉できる柵で仕切ることが出来、ラテがキッチン側に来られないようにしておくのが日常である。
ただし我々がそこにいる時には柵を開け、ラテが自由に行き来することを許しているが、キッチンには当然のことながら食事をするため大きめなテープルと椅子があり、オトーサンたちはそこで日々食事をとっているわけだ。そして基本的にそのテーブルの上には菓子類やらといろいろな食べ物が置かれている場合が多い。したがってラテにとっても本来は大いに魅力のある場所に違いない。

例えばラテの主食後、歯磨きの効用もあるという食べ物をひとつテーブルの縁に置く。ラテはこれを自分が貰えるものだと学習しているから、それを知るとテープルの下に座り込み鼻先を食べ物にツンツン当てながらもオトーサンたちが「ラテ、はい」とくれるのを待つ。しかしなかなかくれないとしびれを切らして泣きが入る(笑)。
「クーン」と鳴きながらオトーサンや女房の足を突いたりして催促するがオトーサンがそこにいる限り、無断で咥えることはしない。そして長時間目を離すとその縁に置いた食べ物に手を出すことはあってもテーブルの上に乗って菓子などを盗むということはこれまで1回もない。
ラテの体力ならびにサイズからしてキッチンのテーブルに飛び乗るなど容易いはずだが、やはり大きな抑制が効いているのだろうか...。

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※好奇心の強さは相変わらずだが、なにを注視しているのだろうか


そんな良い子のラテなのだが、ここの所自分の四つ足を噛むようになって困っている。それが例えばダニがいる...といった原因であれば駆逐は容易いのだがストレスが原因といわれても具体的な対処方法もなく、ラテが足を噛んでいるときオトーサンが気がつけば「ダメ!」と制止することしかできない。その「ダメ!」もオトーサンが顔を出すとピタリと止めるというまるで「だるまさんがころんだ」状態のラテなのだ(笑)。
オトーサンは通常2階で仕事をしているが、そこには階下のラテの様子をモニタできるようになっている。したがってラテが足をガシガシとやっているとき、しずかに階段を下りて顔を覗かせた途端ラテは囓るのを止める。そしてオトーサンが階段を上がってモニタを見るとまたやっているといった具合...。
誠に困った娘であるが、もしかしたらオトーサンの「ダメ!」もストレスの要因だといわれれば無限ループに陥ってしまう。

飼い主側の言い分としては朝の散歩は小一時間、そして夕方は1時間半は有に費やしている。また日中留守番でひとりぼっちになるワンコも多い中でラテは日中かまわないようにしているもののオトーサンと一緒にいる訳だから寂しいといったことではないようにも思えるのだが、まだまだ遊び足りないのだろうか...。
最初は肉球だけだったが、最近では足の甲なども囓り、その部位の体毛も一部では抜けて皮膚の色が変わっているのが痛々しい。
このトピックをアップする土曜日には季節柄狂犬病の予防注射をやりに動物病院に行く予定なので、その際に相談してみようと考えているが今のところイソジンで消毒するといった対処療法しか思い当たらないのでオトーサンは心配なのである。

体が痒いのはひとつに体毛が伸びたこともあるのかと先日は久しぶりに美容室に連れて行った。相変わらず付近までくると察してリードを強く引くラテをなだめながらシャンプーとトリミングをはじめ爪切りや肛門線絞り、そして歯磨きなどをお願いした。

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※美容室でトリミングしてもらったので顔周りもさっぱりしたかな...


約2時間半後、携帯電話に済んだという連絡を貰ったオトーサンは痛い膝にサポーターを巻き、階段の上り下りが多い道を急いだ。
美容室で支払をしているとき、店の奥から連れ出されたラテはオトーサンに飛びついてきた。その甘いシャンプーの香りを嗅ぎながら抱きしめると珍しくオトーサンの口元をペロリと舐めたラテだった。
だからして肉球回りも綺麗にむだ毛はカットされているがそれだも時々癖になっているように舐めながらガシガシと前歯を当てている。まったく困った娘である。


ラテ飼育格闘日記(227)

先日、散歩の途中でお会いした初対面の飼い主さんと型どおりの挨拶をした後「ラテちゃんはどんな子なんですか?」と聞かれた。どうにも突飛な質問に思えオトーサンは些かしどろもどろのお答えになってしまったが(笑)帰り道、ラテの姿を眺めながら5歳になろうとしている我が娘の特徴をあらためて考えてみた...。


ワンコといえどもその性格を一言で説明できるほど問題は単純ではない。しかしラテの性格ですぐに思い当たるのは「好奇心旺盛」「感情表現がオーバー」「臆病」そして「寂しがり屋の1人好き」といったあれこれだ。
幼犬のときほどではないが現在でも新しい対象に対しては強い興味を持つ。それは新顔の猫といった動物だけでなく道ばたに置かれあるいは捨てられているような物、道路工事のために設置されている道具などに怖々であっても近づき、それが安全であるかを確かめる。
最近では桜の大木の根本付近に可憐に咲いた花びらを見つけると、この娘はそっと鼻面を近づけ確認するようにフンフンと鼻を鳴らす。だからそうした時の散歩の歩みは非常に遅い(笑)。

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※桜の花びらに鼻先を近づけるラテ


カラスが電線に止まっていれば吠えかかり、スズメが二羽組んず解れつ舞っていると前傾姿勢の遊びのポーズで参加しようとする(笑)。ただしその好奇心も臆病というか慎重さとのバランスで成り立っている。
興味深いのはオトーサンたちは別にして、他の人間に後ろについて歩かれるのを極端に嫌う。まるでゴルゴ13のようだ(笑)。
それがワンコなら分かる気もするが人間でも頻繁に後ろを振り返って注視する...。無論それは雑踏の中というのではなく本来人通りが激しくない通りにおいてたまたま後ろについて歩く人がいると気になって仕方がないようなのだ。
また夕方の公園などであたりが薄暗くなってくるとワンコ連れではなく1人で公園に入ってくる人がいると警戒してなのか吠え始める。家の中ではいわゆる無駄吠えといったことはやらない感心なラテだが、感情豊かなことと相まってか外では結構うるさい(笑)。
友達ワンコの中にはやはり好きな人にハグするように近づくワンコや膝元にうずくまって嬉しそうにするワンコたちもいるが、ラテは好きな人に近づくだけでなく「アタシです!」とでもいいたいのか必ず「ワン...アン」といった声をかける。そして許されれば座り込んでいる人の膝に大きな図体の前足をかけてその口元を舐めにいく。

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※朝日がオトーサンとラテの影を長く映し出す


臆病といえば先般雪が積もったとき、屋根からずり落ちる音に脅えていたラテだが一般的にワンコがパニックを起こしたり怖がるという雷鳴や花火の音は平気だしドライヤーとか掃除機を脇で使ってもそれ自体を怖がったり嫌がったりしない。
そういえばラテを初めて我が家に迎えるとき、オトーサンは飼育本に書いてあった「電源コード類を隠し、囓られないように」というアドバイスが頭から離れず色々と工夫したものだ。
無論それは壁のコンセントに差し込んであるコードを噛めば感電するわけで命に関わる。それにこのゴチャゴチャしたコード類は見るからに「噛んでくれ」といっているように魅力的なものではないかとも思えた(笑)。
しかし幸いなことにラテはこれまでヘットボトル、靴べら、書籍、マッサージチェアー、スリッパ、靴下、フローリングの床等など甘噛み時期にはほとほと困るほど手当たり次第に噛んだものだが不思議にコード類にその興味は向かなかったのである。

それから “噛む” で思い出したがボールを使った遊びもちょっと変わっている...。
勿論ラテも最初は多くのワンコと同様にオトーサンが公園などで投げるボールを取りに走り、加えて戻ってくるということを嬉々として繰り返していた。しかしこの2,3年はそうした一般的なボール遊びはほとんどしなくなった。
ボールを投げてもそれこそ2,3回やると「フン」とでもいうようにボールを無視するようになる(笑)。
いまではボールの1人(一匹)遊びが面白いようで、お気に入りのボールを与えると咥えてそれを振り回し遠くに投げ、自分でそれを取りに行き、また咥えて地面にたたき付けてバウンドしたボールに飛びつき、前足で押さえて弾き、それを追う...といった遊びが得意になった。
しかし面白いのはオトーサンや女房がそばにいて、たまにちょっかいを出さないと乗らないのだ(笑)。要するにギャラリーがいないと遊び回る意味がないとでもいう態度なのである。
室内で同様の遊びをしているとき、ふと気がつくと鼻先にボールを置いたまま横になっている...。では飽きたかとオトーサンがボールに手を出そうとすると待ってましたとばかりまたまたボールで遊びだすといった具合...。

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※公園に落ちていたリング・フリスビーを嬉々として咥え、オトーサンのところに駆けて来た


ボールもないとき、そこに女房がいるとその足を狙いに行く。勿論足を「ガブッ」とするのではなく足の指先に前歯で当たりを付けて引っ張り脱がすのが面白いらしい...。
そのときも女房が無関心を装うのではなく大げさに騒ぐと余計に喜んで事を進めるが、指先を噛まずに靴下だけを引っ張るその絶妙な脱がしのテクニックにオトーサンは感心することしきりなのである(笑)。
その口先の器用さはオヤツを食べるときにも発揮する。
ほんの小指の爪程度の小さな食べ物を指に挟んで差し出してもラテは決して指を噛むことはしない。靴下の布一枚を指先から浮かすのと同様、前歯で当たりを付け引っ張れないようなら諦めるのだ。だから例えば細長いビーフジャッキーなどの先端近くを親指と人差し指で軽く握ってラテに差し出すとまず1センチほど出ている部分を前歯で引き抜き、数センチ...すなわち奥歯で噛みきれるであろう長さに引き出してから噛む。そしてまた前歯で引き出して...というのを繰り返すわけだ。それは見ていても見事というしかない。

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※女の子から口移しで上手にポッキーを貰うラテ


それは決してオトーサンに対してだからというわけではない。
例えば公園に入りラテを可愛がってくれる女の子とひとしきりチューを交わした後、女の子が「ラテ!」と言いながらポッキーの柄の部位(チョコレートが付いていない部分)を自分の口に咥えてラテに差し出すとラテは満面の笑顔で近づき1センチほどしか出ていないポッキーを上手にいただくという具合だ。
最初はいくらなんでも危ないと思って遠慮したが女の子が「大丈夫だよラテは」と唇を押しつけたので初回は避けられなかったのだが、ラテは見事にというか期待を裏切らずにポッキーをいただいたのだった。
そんな光景を見ていた周りの人はラテを大変フレンドリーで大人しいワンコだと思うのだろう。笑顔で近づいて声をかけてくれるが、ラテは二重人(犬)格みたいに初対面の大人に対しては態度が急変し猛烈に吠え始めるという...誠に複雑な娘なのである。

ラテ飼育格闘日記(226)

3月と4月は子供たちにとって卒業や進学などこれまでの生活に大きな変化をもたらす季節である。ワンコには無論試験もなければ進学もないが(笑)、毎日ラテと暮らしているとこの小さな頭脳にも些か変化が起こっているようで興味深い。                                                                                                      

突飛な比較だが、ラテの友達を数で比較するとワンコより人間の子供たちの方が多い(笑)。これまで何度も記してきたが、ワンコに対しては好き嫌いが激しいラテだが、こと小学生くらいの子供たちとなら初対面の子でも尻尾をお尻ごとプルプルと振り、耳を倒して口を開け、目をランランに光らせ喜びの表情で前傾姿勢を取りながら近づいていく。
しかしオトーサンやワンコ好きにとってその態度は好意的なものだとすぐに分かるものの、ワンコ嫌いの子供や大人にとっては飛びかかられるのではないかと恐ろしく感じるようで「いやだ、オオカミだ!」などと逃げ出す場合も多く、そうした場合はラテの落胆ぶりは大きく可哀想になるほどだ(笑)。
だからたまたま初対面の子供でも「あら、可愛い!」などと手を出されると本当に飛びつかんばかりに喜ぶ。

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※オトーサンと歩調を合わせて駆けながらアイコンタクトするラテ


例えばラテの周りに三人の女子が座り込むとラテはその三人を公平になめ回す...。これは見ていても見事というしかない。
自分の正面の子供だけ...といったことではなく、ラテは身をよじり右と左にいる子供たちにも順番にチューをするのだから面白い。オトーサンは微笑みながらもラテのこの感覚というか...意識はどこからくるのだろうと考え込んでしまう。
興味深いのは、だからといって子供たちは皆同じ...ではないことだ。そうした中でもラテの好みが表れていることも事実で、そうした相手にはほんの少しチューの回数が多い。
しかしラテを可愛がってくださる六年生たちは卒業を迎え、友達たちと別れることを惜しみつつこのところラテどころではないのもラテにとっては悲しいようだ(笑)。

そもそもラテは好きな人と嫌いな人をどのように見分けるのだろうか...。
ワンコだから臭いで...と考えるのが普通だろうが観察していると視覚による判別もかなりシビアにやっているように思える。ワンコは一般的に近眼だといわれているが遠目はかなり効くのかも知れない。
なぜなら臭いでは到底判別できないシチュエーションでもラテなりの判断をしているのに驚くからである。
例えば朝の散歩で二車線道路に面した歩道をラテと歩いているとき、向こう側の歩道にオトーサンと同年配の男性が通ることがある。この方はボランティアで近隣に散らかっているゴミをかなり広範囲に拾い集めている方なのだ...。したがってこれまで何度も行き交うこともあったが、ラテは声をかけられると吠えるという気性があり、かつ相手が成人の男性だとよりその傾向が強く最初はかなり攻撃的な吠え方をしていた。
ただし面白いことにラテ自身、自分にとって害はないことを学習しているのだろうか面と向かってもその吠え声はどこか乾いているというか真に力がはいっていない(笑)。
ともかくその方が道路反対側の歩道をこちらに向かって歩いてくる。無論「あのワンコだ、また吠えられるなあ」と思いながらに違いないがこちらに会釈をし時には手を振ってくださる。私も「おはようございます」と挨拶するがラテはここぞとばかり「ワンワンワン!」と吠えかかるがどうも最近では挨拶代わりになっているようで凄みはない...。

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※さあ、ラテ...一緒に滑るぞ!


風向きも含め、いくら嗅覚が優れているワンコでも臭いでは判別不可能だと思われる距離でもラテは間違いなく吠える...。
またこれまた男性だが以前にも記したものの朝の時間帯にトレーニングなのかオトーサンたちが散歩する道順とかなり同期した場所を散策し、時には走り、ストレッチしている男性がいる。どうもラテはこの男性が嫌いなのだ(笑)。
いくら朝だからといっても通勤時間でもあり、オトーサンとラテが歩く場所は多くのサラリーマンとすれ違うわけだが当然のことながらラテはそれらの人たちに向かって吠え続けるということはない。普段はオトーサンの左右ににきちんと付いて歩き、優等生ぶりを見せてくれるラテだがそんなとき向こうにその男性の姿が見えると猛烈に吠え出すのである。
こちらの吠え方は前記したケースとは違いまさしく威嚇的な行為であり、リードもかなり強く引く。

詳しい事は不明だがどうもその男性は犬が嫌いなのではないかと思う。ラテだけでなく他ワンコとすれ違うとき、意識するのかワンコに視線を向け、嫌悪な表情をする(笑)。それに人の行き来が少ない朝だとはいえ公園の入り口や学校の校門付近、あるいはベンチがある場所などで腕立て伏せしたり股割りといったストレッチをしている姿はラテにとって不審者と映るのではないだろうか。さらに長身な上にかなりの猫背でその前傾姿勢はラテならずとも遠くからすぐに分かる...。
とはいえこちらは別に危害を加えられたわけでもなくすれ違いざま一方的にラテが吠えかかるのでは申し訳ないからと、オトーサンはその方の姿を見ると方向転換する日々なのである(嗚呼)。
ラテももう少し、オトーサンの立場を考えてほしいものだが、こればかりはどうしようもない...。

Latte226_05.jpg

※今日もよく歩いたね...


また声...すなわち聴覚で個人を判別することにも優れている。
自宅に面している遊歩道を歩いているとき、進行方向左側の路面は最大3メートルほど高く、距離にして5,6メートルは離れていることになるが例えばその道路側をたまたまマキちゃんのオカーサン(飼い主さん)が自転車で通り、我々に気づいて「あら、ラテちゃん!」と上から声をかけてくれたことがあった。その瞬間ラテの行動は一変し、リードを強く引き身近の階段を探して駆け上るのだ。そしてマキちゃんのオカーサンに飛びつかんばかりに突進する(笑)。
その行動の速さは当然のことながら嗅覚ではなく聴覚で個人を特定しているものとしか思えない。
ラテと生活して5年目になるが、毎日飽きることがないオトーサンである。

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員