ラテ飼育格闘日記(443)

ラテの歩きっぷりを観察していると気分により大きな違いがあることがわかる。すれ違う人に「このワンコは老犬かい?」といわれるほどノタノタと歩くかと思うとオトーサンの早歩きに遅れないどころか、先陣を切って進むときもある。その違いは外気温や体調以上にメンタルな問題だという気がする。


先日の夕方、いつものように散歩に出たが住宅街に入ったところで早くもぐずりだした…。座り込んだだけではなく腹ばいになって動こうとしない。
さて、どうしようかとオトーサンが試案していたところ、マンションの掃除をしていた年配の女性が長靴を履いたまま近づいて来た。そして「あらあら、疲れたのかねぇ。いくつなの?」という。オトーサンは「来月で9歳になります」と答えると「まだまだ歩けない歳ではないよね,,,」と一瞬言葉を止め、続けて「太ってるからしんどいのかねぇ」と笑いながら言った。

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※ラテ夏場の歩きっぷりは気温と湿度そして気圧も大いに関係するように思える


それが気に入らなかったのかラテは座り直して「ワンワンワン」と乾いた吠え声を発した。おばさんは「あらら、ゴメンね。悪口じゃあないんだよ。家にもさ、太った犬がいてねぇ」と苦笑いしながら通り過ぎた。まあ、太っているのは間違いない事実だが、事実を他人から指摘されるのは時に気持ちの良いことではない(笑)。

それでもそれが刺激なったのか、ラテはゆっくりと歩き始めた…。しかしその日はやはり興に乗らないのか少々遠回りはしたものの早々に自宅に戻ってしまった。まあ、排泄さえ済めばオトーサンとしては楽なので早めに切り上げられるのは歓迎だが、ラテの体調がよくないとすれば病院に向かわなければならないし心配でもある。

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※ベンチで一休み。お嬢様の端でオトーサンは小さくなっている(笑)


翌日の夕方はゆっくりした歩きだったが確実に「アタシは行くわよ!」といった感じで片道30分ほどもかかる広い公園目指して歩く…。オトーサンの本心は遠くに行くのは良いが帰りがきちんと歩いてくれるのかが心配だ(笑)。ともあれオトーサンとしてはもっと早足で向かいたいから歩調が合わずイライラするが、幼犬時代とは違いラテもシニアの年代に入っていることも間違いなく、無理させずに歩こうと思って気持ちを切り換える。

とはいってもラテは好奇心は旺盛だ。すれ違う人を値踏みするかのように見上げながら歩く。特に子供たちが向こうから歩いてくると声をかけてもらいたいのだろう…そちらに寄っていくのだから笑ってしまう。しかし見も知らずのワンコに声をかけてくれる人もそうそういないわけで、ラテは通り過ぎた子供たちを振り返りため息をついている(笑)。

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※目脂が酷いときがあるので、気がついたらすぐに取ってあげるように心がけてい


馴染みの広い公園に着いたが、こちらも収穫はなかった。知り合いのワンコもいなかったし15分ほど待って嫌がるラテを引っ張りながら公園を後にすることに…。何しろ戻るにもこの調子なら30分以上もかかるので、オトーサンにも都合というものがあるのだ。
しばらく歩けばいきなり地べたに伏せてしまう。こうなるとリードを強く引いたところで20kgの重しを引きずる…それも滑り止めのある奴を引きずることになるわけで歩きたくないものを歩かせるのは難しい。対処方法としては引っ張るのではなくリードを真上に上げるとよいことは経験でわかっている。

リードを真上に引くと言うことは引きずるのではなくラテを地べたから引きはがす…持ち上げることになる。オトーサンだってまだまだ20kg程度のものを片手で持ち上げるくらいの腕力は持っているが、これは全体重が喉にかかることになる理屈でラテの首をあからさまに締めることになる。したがって「ぐいっ」という程度はともかくラテが抵抗しても長くはできないし…やりたくはない。

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※オトーサン、ちょっと休もうよ...と座り込むラテ


ラテもラテで「ゲェッ…」とやっているにもかかわらず頑なに抵抗するのだから困る。要は気温の高さが直接関係するとしてもラテにとって嬉しい刺激がないことを含めてメンタルな部分も大きいことは分かっているが、これまた常にハイの状態にオトーサンができる筈もないから難しい。
その広い公園からの帰り道、5分ほど歩いてベンチで一休みし、またまた 7,8分 歩いて自動販売機でのあるところでオトーサンと共に水を飲み…とそれなりに休みを入れながら歩く。このままではテンションは上がらないな…とオトーサンも諦めモードで歩いていたとき商店街の歩道右側にいた男子と眼が合った。

初対面の男子だが、ラテを連れていたからだろう…。軽く会釈をしてくれたのでオトーサンも会釈を返したが、ラテもその様子を観察していたのだろう…その瞬間「えっ、アタシに用事ですか?」とでもいうように尻尾をお尻ごとブルンブルン振ってその男子に近づく。男子もラテが近づくのを両手を少し前に伸ばして期待している様子なのでオトーサンは「犬は大丈夫ですか?」と聞きながらリードを緩める。

男子は「苦手なんですけど可愛いから…」とラテを撫でてくれながらも腰が引けている(笑)。その上、ラテは喜びの余り「ウォーン」と吠えたために男子はビビったのか手を離した…。
家族なのか友達なのか、横にいた女子が「大丈夫だよ」とラテの方に腕を伸ばすとラテも待ってましたとばかりに近づいて女子の顔を舐めようとする。

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※散歩で通る商店街で出会った男子と女子にラテは最高の笑顔で接する


面白いのはラテの行動だ。今回に限らず、可愛がってくれる人が複数その場にいてほぼ均等距離の場合は1人のところにずっといないで複数の人たちを渡り歩き、均等に笑顔を振りまくのだ。慣れているオトーサンが見ても見事な対応で感心せざるを得ない。その愛想の良さは実に見事である!
そのときも女性の膝元で喜んでいるかと思えば2メートルほど離れた男子のところに再度尻尾を振りながら近づくのだから面白い。

オトーサンはお礼を言ってラテを引き離したが、ラテのその後の足取りはそれまでとは違って軽く、オトーサンを喜ばせた。その愛想の良さ、外面の良さの半分でもオトーサンに向けてくれると嬉しいと思いながら。何故ならベンチにオトーサンと座り込むとき、道端に伏せるとき、勿論自宅で寝るときなどなど際…必ずオトーサンにお尻を向ける失礼な娘だからして…(笑)。



moshiブランドの MacBook 12インチ対応スリーブケース「moshi muse 12」 発売

株式会社MJSOFTは5月29日、米 moshiブランドの MacBook 12インチ対応スリーブケース「moshi muse 12」 をリリースしたと発表。


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MacBook 12インチ対応スリーブケース

《特徴》
・ソフトな Terahedronマイクロファイバー製のインナーライニングが、お使いの機器をやさしく包み込む。
・SlipGrip開口部により、誤ってコンピュータがケースから抜け落ちることがない。
・耐久性が高く、汚れがつきにくい、クッション入り外装。
・傷を防止するため、ジッパーやマジックテープを使用していない。
・アダプターやケーブルが収納できる、便利な外側ポケットを装備。

《仕様》
・サイズ:約 236 x 327 x 11 (mm)/重さ 約 190 (g)
・素材:PU(ポリウレタン)、マイクロファイバー
・対応機種:MacBook (12インチモデル)
・カラー:Graphite Black 、Sahara Beige の2色

発売日は6月5日予定、価格は想定販売価格:4,300円(税別)

商品詳細




Spigen、アルミ製Apple Watch充電用スタンド レポート

Apple Watchで一番心配したバッテリーの持ちも通常使用なら丸一日以上持つことが分かり、安心して使っているが、現実問題として毎日寝る際には充電を忘れないように心がけている。充電は申し上げるまでもなく付属のApple Watchマグネット式充電ケーブルがあれば済む理屈だが、使い勝手を考えれば何らかの充電スタンドはあった方がよい…。


さてすでにいくつかApple Watch用のアクセサリが登場しているが、充電用スタンドもそうした中のひとつだ。材質やデザインもまちまちだが、最初に入手できたSpigen製のApple Watch充電用スタンドについてレポートしてみたい。

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※Spigen、アルミ製Apple Watch充電用スタンド S330 パッケージ


SpigenのApple Watch Stand S330はアルミニウム製のミニマルなデザインが特長だ。まあ…そもそもこの種の製品に過度な装飾やらは不要なのでこのシンプルさは好感が持てる。

スタンドの高さは約10センチほどで、Apple Watchを置く部位は45度の角度を持っている。無論それは充電中でもApple Watchが置かれた場所で見やすいことを考慮に入れた仕様だ。スタンドの足の裏側には滑り止めもあるのでベッドサイドなどに置いたまま軽くタップする…といったことは可能だろう。

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※スタンドのベース材質はアルミ製だ


使い方もApple Watch用の純正マグネット式充電ケーブルをスタンド上部の黒い樹脂製の穴に下からはめ込むだけだ。無論マグネット面を上にすること、そしてApple Watchを乗せる訳だからして穴のフチとマグネット式充電ケーブルの円形フチを同じ高さにするよう注意をするだけだ。

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※スタンドの下側から取り付けたマグネット式充電ケーブルの円形部分を覗く...


またケーブル自体はスタンド本体の溝へ通すことでApple Watchを装着しやすくなる。Apple Watchはクラスブを巻いた状態でも開いた状態でもスタンドに乗せることが容易だ。そしてApple Watchが乗る部分は樹脂製だからして傷がつくこともない…。念のため申し添えればマグネット式充電ケーブルは当然別売だ。

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※Apple Watchはクラスブを巻いた状態でも開いた状態でもスタンドに乗せることができる


早速愛用のApple Watch SPORTを乗せてみたが、マグネットのおかげでしっかりと保持されずり落ちる心配もないしぐらつくこともない。また私のApple Watchはアルミ製のケースということもあってこのミニマルな充電スタンドの材質ととてもマッチングする。勿論38mm/42mmの双方で問題なく使える。
Spigen、Apple Watch充電用スタンドは安価ながら必要十分な製品だといえよう。





Vintage Computer、ニューモデルに採用の高速版SSD入荷

Vintage Computer社は5月28日、MacBook Pro Retina Early/Mid 2015モデルに採用されている高速版SSDが、旧モデルのLate 2013, Mid 2014モデルでも使用でき、2015モデルと同等の高性能を発揮することを確認したと発表。


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MacBook Pro Retina 13インチのEarly 2015が3月に、15インチ Mid 2015がつい先日登場した。発表会では、2倍高速なSSDを搭載していると紹介されている。
ここで断然注目なのが、この高速版SSDがLate 2013~Mid 2014モデルとも互換性があるのかだ...。そして入手した当該1TB SSDによるテストの結果、旧モデルのLate 2013, Mid 2014モデルでも使用でき、2015モデルと同等の高性能を発揮することを確認したという。

Vintage Computer
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アイリスオーヤマ 、PM2.5対応空気清浄機 PMMS-AC100を小1ヶ月使用した

アイリスオーヤマ 、PM2.5対応空気清浄機 PMMS-AC100を小1ヶ月使ってきた。運転は「自動」「強」「標準」そして「静音」の4種類あるがまずは「自動」で動かしている。ホコリモニターの液晶はハウスダスト値とPM2.5濃度に幾たびか切り換えているが、私自身が室内へ出入りしたり椅子から立ち上がって書棚に向かうといった都度センサーがダストの有無を察知して自動運転の強さが変わる。


そういえば、これまでハウスダストに関して気にしてきたが、今回PMMS-AC100を設置したところ仕事部屋ではハウスダストの値がほとんどゼロなのには驚いた。反対にこれまで室内のPM2.5など気にしたことはなかったが濃度は健康に問題が生じるほど多くはないもののセンサーは敏感に察してファンを回すことがわかった…。

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※アイリスオーヤマ 、PM2.5対応空気清浄機 PMMS-AC100


ちなみにおさらいするとPM2.5とは大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が2.5μm以下のものを意味する。PMは “Particulate Matter” (粒子状物質)の頭文字をとった言葉で日本では「微小粒子状物質」とも称されるものの一般的にPM2.5の方が通りがよいようだ。

これらの微小粒子状物質は、微小なため肺の奥深くにまで入り込みやすいだけでなく成分が炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩のほか、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどの無機元素などが含まれるため、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させると考えられている。

無論地域や季節、気象条件などによって組成も変動する。またその濃度は例年3月から5月にかけて濃度が上昇する傾向がみられるという。今回PMMS-AC100を設置したのもそうした事に留意したからでもある。
これら微小粒子状物質は大陸から飛来するといった危惧だけでなく家庭でも喫煙や調理、ストーブの使用から発生するというから濃度はともかく無関心ではいられない。

微小粒子状物質の環境基準としては「1年平均値が 15μg/m3 以下であり、かつ、1日平均値が 35μg/m3 以下であること」と定められている。
環境省が平成 25 年2月に設置した「微小粒子 状物質(PM2.5)に関する専門家会合」では、健康影響が出現する可能性が高くなると予測される濃度水準として、注意喚起のための暫定的な指針となる値を1日平均値 70μg/m3 と定めているという。但し、呼吸器系や循環器系の疾患のあるケースや子供や高齢者などでは、個人差が大きいのでこれ以下の濃度でも何らかのトラブルとなる可能性も否定できない。

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※PMMS-AC100の操作パネル


微小粒子状物質の対策として濃度が高い場合には外出や屋外による運動をひかえるべきといわれているが、外出時にはPM2.5対応マスクをするとしても室内にいる時間が多い私などは換気をしないわけにもいかない。したがってPMMS-AC100のように高性能なHEPAフィルターを装備した空気清浄機はあった方がよいと考えたわけだ…。ちなみにPMMS-AC100で使うHEPAフィルターそのものは0.3μmの微小な粒子を99.7% 捕集する性能を備えているという。

Amazon等の製品評価を見ると動作音すなわちファンの音が五月蠅いという意見があったが、まずは振動を伝えないしっかりとした床に置くことが大切だ。無論ファンが強で回る際には確かに音は目立つが、ターボ運転を別にすればそのまま長時間続くわけではないし私はあまり気にならない。かえって「よしよし、きちんと働いているな」といった感じか(笑)。

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※フロントに向かって右サイド下にホコリセンサーがある


ホコリモニターの表示はハウスダストとPM2.5 のどちらかに切り換えられるが、集塵機能は設定されたどちらかに依存する。今のところ仕事場ではPM2.5 にすることが多いが、外出から戻って仕事部屋に入ったといった場合以外は比較的静かな運転に終始している。

現実問題としてこの空気清浄機がどれほどの効果なのか…については刻々と変化する本体液晶表示の値を信じるしかない。それらをモニターしている範囲ではファンが速く回転する度にホコリモニターの値が減っていくから効果は確かにあるものに違いない。そして繰り返すがセンサーの敏感さが性能の信頼性を伺うひとつのよすがであるようにも思えている。

本体サイズも決して小型ではないがそのデザインは部屋の一郭に置いても変な自己主張もせず邪魔にならない。正直よい買い物だったと信じている。

【関連記事】
アイリスオーヤマ 、PM2.5対応空気清浄機 PMMS-AC100とは?





トリニティ、音質向上 iPhone 6 ケース「響 - Hibiki -」発売

トリニティ株式会社は5月26日、iPhoneからオーディオ信号波以外のノイズを取り除く「音質向上iPhone 6ケース 響」を雑貨店を通じて本日より販売すると発表。なお本製品はTrinity Online Storeでも取り扱いする。


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音質向上iPhone 6ケース 響 - Hibiki -
[ Enhanced Acoustic Wooden Case for iPhone 6 ]

・松葉製作所の職人による、天然木削り出しケース
・マスタリングスタジオCRYSTAL SOUND主宰、DJ SWING氏による製作監修
・楽器に使用される高級木材、ホワイトアッシュを使用
・ケース内側のハイテク特殊素材が音質低下の原因となるノイズを除去
・立体成型の3点支持脚で振動を抑制

Hibiki(ひびき)は、iPhoneの音質を向上するために多くの技術をつぎ込んだ、世界で唯一の木製ケース。機器が発するノイズを減少させるハイテク素材、「パルシャットMU」をケース裏面全体に貼り付けることで、オーディオ信号波以外のノイズを取り除く。

HibikiはトップDJであり、マスタリングスタジオCRYSTAL SOUNDを主宰するDJ SWING氏に製作監修を受けている。使用する木材によって音は驚くほど変わるため、厳密な試聴を繰り返し、数多くある材質の中から、最も原音を再現しており、楽器材としても使用されているホワイトアッシュ(北米産トネリコ)を採用した。

また、生産は日本国内で非常に高い技術をもつ、広島県の松葉製作所が担当。作り込みの段階から一人の職人が手作業で仕上げているため、背面の立体成型やボタン周りの細かい処理など、通常の技術では不可能な加工を実現している。製作期間は、材料のカットから始めて約半年となり、木材の乾燥を含めトータルで考えると、3日に1つしか作れないという。

価格はオープンだが、市場予想価格は39,000円(税抜)

製品ページURL




ビンテージ・カメラ、VOIGTLANDER Vag(ヴァグ) 9 x 12 Folding Plate Camera雑感

手元に1台の古いカメラがある。1925年製 VOIGTLANDER(フォクトレンダー)のフォールデング・カメラだ。正式な製品名は “VOIGTLANDER Vag (ヴァグ)” といい、画面サイズは9×12cmでスコパー(Skopar) F/4.5のレンズが付属している乾板用カメラだ。ビンテージカメラではあるものの特に高価な代物ではないが、その魅力の一端をご紹介する。


1週間後の6月1日は "写真の日" だという。日本写真協会により1951年(昭和26年)に制定されたもので当然日本独自の記念日だ。ということでこじつけのようだが、今回はフォクトレンダーというオールドカメラの話しをしたい。

カメラという光学機器の歴史を紐解くときそれはパソコンの歴史など泡沫であるかのように深淵だ。本編の主役であるフォクトレンダー社の創業はなんと1756年であり、その1月27日にはあのヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが誕生している。和暦にすれば宝暦6年というから大変な歴史を抱えているわけだ…。
またカメラに関してはパソコン以上に本格的なコレクターやマニアといった詳しい人たちが沢山存在する。したがって知ったかぶりをして恥をかくつもりはないが、雑感としてお伝えしたい。

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※1925年製フォクトレンダー "Vag" の雄姿


さて、カメラの歴史を直接紐解くとそれこそ大変なことになるので適当に端折るが、まずはルイ・ジャック・マンデ・ダゲールにより1839年に発表された世界初の実用的写真撮影法がダゲレオタイプであり、その技法を使った世界初の写真用カメラ「ジルー・ダゲレオタイプ」から近代の写真技法が進化していく。ただしジルー・ダゲレオタイプカメラに使われたレンズは大変暗く、当時の感光材では昼間の野外でも撮影に20分ほどを要したため肖像写真などを撮影するには不向きだった。したがって肖像写真の場合、モデルの頭を固定する装置を必要としたほどでその滑稽な撮影風景は多くの風刺の対象となった。

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※レンズユニット部を収納した例


しかし早くもその2年後の1841年、フォクトレンダー(VOIGTLANDER)社が同社カメラ製品第1号である「肖像撮影用新ダゲレオタイプ装置」を完成し世界で始めて数学的計算に基づいて開発された明るい写真用レンズが装備された。そのカメラはジルー・ダゲレオタイプカメラが20分を要していた撮影時間を1分程度にまで短縮したという…。

こうした背景のキモは、ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールが六千フランの終身年金を受けることを条件にその特許権を放棄したためでもあった。したがってアマチュアはもとより多くの写真機材を製造するメーカーが登場しセンセーショナルを巻き起こすことになった。フォクトレンダー社もそのひとつだった。

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※完全に外箱に収納しiPhone 6 Plusとのサイズ比較


また写真は複合的な発明だといわれている。当時ドーバー海峡を挟んだイギリスには独自の写真術研究を進めていた人物がいた。ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トールボットだ。さらにフランスの発明家、ニセフォール・ニエプスの業績も忘れてはならない…。
ダゲレオタイプは1度の撮影では1枚の写真しかできなかったが、トールボットが開発しカロタイプと名付けられた方法では1度ネガを作れば理論的には何枚でもポジを焼き増しすることができた。これが写真というメディア最大の特徴・利点と考えられた複製技術の時代へとつながっていく...。

フォクトレンダー社は、カメラが発明される以前の18世紀から活躍していた光学機器メーカーでオペラグラスは独占商品で大成功をおさめた。当初1756年にオーストリアのウィーンに設立され、後にドイツに移転。1839年に世界最初のカメラがフランスで発売されると、前記したようにその翌年には独自のカメラを完成させ、1841年から発売を開始している。その後もカメラと写真用レンズの開発を続けた企業であり、まさしく写真の歴史とともに歩んできた世界で最古のカメラメーカーのひとつなのだ。無論カメラ好きならそのレンズ群は現在も多くの写真家に使われていることをご存じだろう。

さてさて手元にある “VOIGTLANDER Vag (ヴァグ)” だが、同社の “ベルクハイル” や ”アバス” の普及機という位置づけの製品だったが、大名刺判と大手札判とがあった。筆者のは大手札判でありサイズは横幅12.4×高さ15.8×奥行き5.2 cm(格納時)で重さが850gである。レンズはスコパー(Skopar) F/4.5、シャッターはイブソールだ。またワイヤーフレームファインダが付いている。ちなみに製造は1925年といわれているが、同年はライカIの生産が開始された年でもある。

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※レンズはスコパー(Skopar) F/4.5、シャッターはイブソールが使われている


したがっていわゆる蛇腹式の乾板フォールディングカメラでレンズユニット部を箱形ボディに収納すれば持ち運びも容易だ。とはいえこれらの組立式暗箱タイプは手持ち撮影が可能であることから好事家は勿論、職業写真家、旅行者などが使っていたようだ。事実 “ベルクハイル” はパリで活躍した写真家、ブラッサイ(1899年9月9日 ~ 1984年7月8日)も使っていたという…。

ちなみにフォクトレンダーのことを詳しく知りたいと手に入れた1991年4月発行「クラシックカメラ専科 No.17 フォクトレンダーのすべて」(朝日ソノラマ刊)によれば、”Vag” はフォクトレンダーの数少ない普及機的性格のカメラだと解説されているが、可笑しなことに「フォクトレンダーのすべて」といったタイトルにしてはベルクハイルやアバスの写真は多々載っているものの普及機 ”Vag (ヴァグ)” の写真がない…。普及版ということで大事にされず、逆に残存しているものが少ないのだろうか(笑)。

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※1991年4月発行「クラシックカメラ専科 No.17 フォクトレンダーのすべて」(朝日ソノラマ刊)表紙


しかしさすがにこの種のカメラで状態の良いものは当然のこと少ないはずだし現代のカメラとは異質なそのデザインはレトロと一口で切り捨てるにはもったいない魅力を湛えている。幸い私の手元にあるVOIGTLANDER Vagは実際の撮影には適さないものの1925年製とは思えないほど各部の状態もよくシャッターもきちんと動作する。

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※ワイヤーフレームファインダを引き出したところ。右はフィルムフォルダ類


フォクトレンダー社のその後だが、1925年にドイツ化学大手企業のシェリングが大株主となったが、1956年5月16日株式がシェリングからカール・ツァイス財団に売り渡され1965年10月にはツァイス・イコンとカルテルを結成し「ツァイス・イコン・フォクトレンダー販売会社」を発足したものの1969年10月1日、ツァイス・イコンに吸収合併され新生ツァイス・イコンのブラウンシュヴァイク工場となった。

しかし早くも1972年ブラウンシュヴァイク工場の操業は停止。フォクトレンダーの商標権はローライに譲渡移転されたが、ローライも1981年倒産したことで商標権はドイツのプルスフォト(PlusFoto GmbH )に移転。
1999年になり日本の光学機器メーカーであるコシナが商標権の通常使用権の許諾を受けカメラおよび交換レンズの製造販売とブランド戦略を展開してきた。コシナは以後ライカMシリーズとレンズマウントの互換性を持ったフォクトレンダー・ベッサやカール・ツァイスと共同開発したツァイス・イコンなどを発売しフォクトレンダーの商標はカメラメーカーとしてのコシナの名を広める功績を果たした。

1925年といえば大正14年で翌年は昭和元年だ。国内では3月22日に東京放送局(後の日本放送協会)がラジオ放送開始、4月22日には 治安維持法公布、5月5日には普通選挙法公布(25歳以上の男子に選挙権)、12月27日に鈴木商店(後の味の素)設立そして12月28日に大日本相撲協会(後の日本相撲協会)が設立…といった出来事があった。
また海外の出来事としては2月17日にハワード・カーターがエジプトの王家の谷でツタンカーメンの王墓を発見する。6月6日に米国でクライスラー社設立そして7月18日にはアドルフ・ヒトラー「我が闘争第1巻」が公表…。

そんな時代、私の手元にある “VOIGTLANDER Vag” のレンズに映ったのはどのような世相、あるいはどのような人々だったのだろうか…。

【主な参考資料】
・朝日ソノラマ刊「クラシックカメラ専科No.17フォクトレンダーのすべて」
・講談社現代新書刊「写真美術館へようこそ」飯沢耕太郎著
・フィルームアート社刊「映画の考古学」C.Wツェーラム著/月尾嘉男訳



ラテ飼育格闘日記(442)

早くもラテは長距離をスムーズに歩かなくなってきた。外気温が高く湿度も高い間は例年のことだがグダグダ散歩になりがちだ。歩きすぎるのも辛いが、歩かないのもこれまた大変で、なだめすかすのも苦労する。当然?抱っこ要求も多くなる。今週もオトーサンはギックリ腰治りかけのぎこちない足取りでラテとの散歩を続けることになった。


春の花が落ち、道端にはそれらが塵芥となって堆積している場所が目立つ。したがってというか、小一時間も歩くとラテの四つ脚は土や砂の汚れというよりその塵芥が肉球の奥や伸びた体毛に絡みついて取れにくくなる。

そういえばラテを飼い始めてしばらくは散歩から帰ると四つ脚、特に肉球を濡れ雑巾で拭いていた。しかしいろいろと経験してみると雑巾だけでは汚れが取れないことが分かってきた。外飼いのワンコなら多少の汚れなどどうということもないだろうが、室内でオトーサンたちと一緒に寝起きするとなればまさか汚れたままで良いはずはない。

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※ラテの毛並みは見た目より柔らかく艶やかだ


ワンコの飼い主さんは皆さんそれなりにご苦労されているのかも知れないが、結局オトーサンたちは玄関で専用マットに座らせ、小ぶりのバケツにぬるま湯や水を入れ、ラテの四つ脚だけはきちんと水洗いすることにした。それが現在も続いている…。

水が嫌いなラテは当初バケツの水に足を突っ込むのに随分と抵抗し、入れた足をばたつかせて周りを水浸しにすることもあった。何をされるのかが不安だったに違いないが、次第に慣れ、今では前両足が終わるとオトーサンのかけ声1つで後ろ向きになるといった手順を覚え、姿勢を整えてくれるようになった。

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※タオル拭きが気持ちよいのか「サンキュー」とばかり?オトーサンの腕を舐めるラテ


バケツの水に足を一本ずつ入れ水の中で肉球を広げながら異物があれば取り除き、汚れを落とす。難しい事ではないがアトピーが酷くてラテ自身が肉球を噛んで出血が酷いときなどは当然滲みるわけで、時にオトーサンの手に唸りながら歯を当てるときもあった。

ともかく水やぬるま湯で洗った足は一本ずつ乾いたタオルで拭くだけでなく水分を感じさせないようになるまで乾かす。これは動物病院でも言われたことだが、水を切った程度ではカビが発生したりして痒みの原因ともなるから理想はドライヤーで乾かすことが一番らしい。

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※オトーサンと「アイ〜ン!」ごっこ(笑)


土砂降りの雨だったりする時にはそのドライヤーも使うが、普段は2枚ほどのタオルを使って四つ脚を拭き乾かした後に,今度はワンコ用のウェットタオルで顔から腹、背中と尻尾、お尻といった順番で全身を濡らして拭き、その後にこれまた乾いたタオルで湿り気を感じなくなるまで拭き取ることをやる。

幼犬時代から耳の穴に指を突っ込んでも腹や股ぐらに手を突っ込んでも怒らないように慣らしたこともあって素直にオトーサンのするがままにしている。ただし女房の時には甘く見るのか寝そべったままお座りしないときもありオカーサンの「お座り!お座りして!」の声が響くことも多い(笑)。

最後に首筋から背を中心にワンコ用の毛並みを整えるスプレーをしてよくブラッシングする。どうやらそうした成果なのか,ラテの体毛は見た目よりずっと柔らかいらしい。毛並みの良さを誉めてくださる方が多いのもブラッシングのおかげということか…。

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※この季節、座り込んだり伏せたのすると塵芥が体毛に沢山付着する


ブラッシングは首筋から背中全体、後ろ足の太ももとお尻はもとよりだが、最後にラテの前足を上げて胸と腹も注意をしつつブラシをかけている。ラテも心得たもので自分から前足を上げてブラッシングを催促するときがあるほどだ。
ここまで…雨の日のように特に大きく濡れたり汚れたりすることがなければ…約20分ほどかかる。最後に外した首輪を付けてラテのメンテナンスは終了するが、ここに至るまであれこれ試行錯誤の上、2年ほどはかかったと思う。

ラテに痛いことや怖いことではないことを知ってもらうことは勿論、オトーサンのいうとおりにして終わればご褒美のオヤツをあげることもやってきた。
指の先ほどの小さな肉片を2つか3つ程度だが、それは時にラテにとっては過酷な訓練にもなった。なぜならラテの鼻先に位置しているオトーサンの膝にそのオヤツは乗っているからだ。勿論オヤツを置くときにラテに対して「待て!」と命令し、膝にオヤツが乗ったままで拭き作業を行うときがある。

最初はご想像通り、最後まで待てずに途中でオトーサンの膝に乗ったオヤツに舌を伸ばすこともあったが、最近では特に「待って!」と命令を声にしなくても涎をダラダラと垂らしながら我慢するようになった。

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※涎を垂らしながらの真剣な表情に、つい笑ってしまう...


そういえば、ラテにはいわゆる芸的な技や訓練は一切教えていない。遊びの中でいくつか自然に覚えた技はあるが「お座り」「伏せ」「ストップ」「待て」そして「来い」といった程度だからラテは無芸のワンコである。別に競技会に出るわけでもないからして飼い主自身の満足のために教える芸は不要と考えているからだ。

後は体を綺麗にする一連のあれこれや日常の遊びの中でワンコ向けの短い命令、コマンドというより人間同士と同じ自然言語で話すことが多い。「はい終わり」「向こうに行って」「ダメ!」「ネンネして」「水を飲みな」「目脂取るからおいで…」といった具合に。無論どれほどラテが理解しているかは心許ないが日常生活に大きく支障がないところをみれば、ラテはそれなりにオトーサンたちの意をきちんと汲み取っているものと思われる。
今日もラテとの真剣勝負、いや…格闘が続く…。



WATCHとJBL yurbuds LIBERTY ワイヤレス スポーツイヤフォンで楽しむ音楽の心地よさ

JBL yurbuds LIBERTY ワイヤレス スポーツイヤフォンについてはこれまでに「JBL yurbuds LIBERTY ワイヤレス スポーツイヤフォン~準備編」「JBL yurbuds LIBERTY ワイヤレス スポーツイヤフォン~実用編」としてレポートさせていただいた。その活用はApple WATCHの登場でより便利になった...。


外出する際にはiPhoneは勿論、ワイヤレスイヤフォンを持参するのが習慣になっている。ワイヤータイプのイヤフォンも良い製品を揃えているがワイヤレスの手軽さと使い勝手の良さを知ってからは屋外でワイヤータイプはまったく使わなくなった。
ましてやこれから気温が上がり汗をかく季節になる。自分を神経質だとは思っていないが、どのような形であれ肌にワイヤーが触れるのが嫌だし暑い季節は尚更である。

さて、JBL yurbuds LIBERTY ワイヤレス スポーツイヤフォンを3ヶ月近く使い続けてきたが非常にコストパフォーマンスが高い製品だと思うと共にその装着感はピカイチだ。
正直当初はこの一風変わった耳掛け式ツイストロックというイヤチップを装着するのがなかなか難しかった。難しいというと語弊があるものの片手で手軽に装着することができずにイライラしたこともある。しかし3ヶ月ほどあれこれと工夫と実践の積み重ねで最近は左右同時に「えいやっ!」と装着できるようになってきた。

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※耳掛け式ツイストロック・イヤチップは装着にいささか馴れが必要だが、装着感は抜群だ


またこれまで多くのイヤフォンを使ってきたが装着感、特に長時間の使用でも耳が痛くなるようなことはなく大変安定した快適な使い心地の製品だということは大いに主張したい...。耳の形やサイズにより向き不向きもあるかも知れないが、私自身ではこれまでで最良の装着感だと言い切れる。
さらに装着感の良さだけでなくApple Watchの登場によりiPhoneとペアリングしたJBL yurbuds LIBERTY ワイヤレス スポーツイヤフォンの使い勝手が大幅に良くなった。無論それはWATCHが手軽で確実なリモコンとして働くからだ。

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※屋外で音楽を楽しむ際には欠かせなくなったJBL yurbuds LIBERTY ワイヤレス スポーツイヤフォンとWATCK


WATCHの一般的な使い方としてはリモコンに徹しiPhoneとペアリングしたBluetoothイヤフォンで iPhoneに保存されている音楽をコントロールする...といった使い方だ。WATCHの利便性は iPhoneをいちいちバッグやポケットから取り出すことなくWATCHで曲を選び音量を調節し音楽を楽しむことができることだが、このことは頭で考える以上に便利である。

無論WATCH自身に直接音楽データを保存すれば iPhoneがなくてもBluetoothイヤフォン/ヘッドフォンまたはスピーカーで音楽を聴くことができる。その際にWATCHにはひとつのプレイリストしか設定できないとのことだが、そもそもメモリ容量もiPhoneとは比較にならない少なさだからして制限があって当然だろう。ともあれ特別な場合を除けば iPhoneのリモコンとしてWATCHを使うのが正解だと思う。

いや、こうした例を記すとiPhoneで出来ることならWATCHなど不要だという意見も出てくるに違いない。確かにWATCHがなくても直接 iPhoneあるいはBluetoothでペアリングしたイヤフォン側で曲のコントロールやボリューム設定も可能なことは確かだ。では何が違うのか...。

例えばの話し...。この時間を利用して音楽で心を満たそうと iPhoneをポケットから取り出し「ミュージック」アプリを起動する。続けてプレイリストやアルバムから聴きたい曲を選択し再生する。最初の曲がBluetoothイヤフォンから流れ出たとき「せっかくiPhoneを手にしたのだから」とか「ついでにメールが届いていないか」「Twitterで何か面白いタイムラインはないか」等々を確認してみようという気に貴方はならないだろうか。あるいは「あの事件の続報はないだろうか」とニュースサイトへアクセスし、結局音楽が流れていることを忘れ10数分の時を過ごす…ということが日常ではないだろうか。

その点WATCHで出来ることは限られている。いや、出来ることはiPhoneとほとんど変わらないがその小さなディスプレイに適合したソフトウェアたちはこれまでのデバイスのように「なんでもできる」ことを主張しない。機能はミニマムであり限られ余計なあれこれに気移りすることは少ない。音楽を楽しむならあくまでリモコンに徹してくれる。そこが良いのだ。

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※WATCHによるミュージックコントロールの例


勿論通知があれば心地よい振動とサウンドで知らせてくれるし通話だって可能だ。この「機能としては可能だが深入りさせない」という絶妙な制約は不便ではなく計算された心地よさなのだ。
ということでWATCHの登場は我々の音楽の楽しみ方をも些か変えていくような予感がする。

それにつけてもJBL yurbuds LIBERTY ワイヤレス スポーツイヤフォンの長く耳に着けても痛くなったりしない装着感の良さと絶妙なケーブル長と肌触りなどなど、音楽を楽しむには十分な製品であり手放せない逸品となった。




ビジネス回顧録〜銀行との思い出

銀行...というと行員の方々には申し訳ないが悪い印象しかないという人も多い。雨の日に傘を貸す商売だと揶揄され、肝心なときに裏切られるという印象か。私もサラリーマン時代と会社経営時代を合わせると26年間ほど銀行の外為担当と付き合ってきたが、時代を経るにつれ銀行も世知辛くなったようだ。今回は仕事上の銀行との思い出を綴ってみる...。


先般とある事業主の方から取引銀行との付き合いで悩んでいるという話しを伺った。余計な事とは思ったがいくつかアドバイスを申し上げたが、古傷が疼くような…エピソードをいくつか思い出したので今回は銀行との付き合い方に努力した時代を振り返ってみた。

いま事業を遂行する場合、業種や規模にもよるだろうが、銀行に依存することなくビジネスを遂行することは不可能ではないだろう。借入金はなし、約束手形や小切手の発行もないとすれば銀行は単にお金のやり取りの場として口座を持っているだけとなる。

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※東京都新宿区住吉町にある都営地下鉄「曙橋駅」。2000年までこの近隣に本社をかまえていた


しかし私らが起業した時代は売上げ代金の回収に約束手形を受け取らざるを得ないことも多かった。例えばソニーとの取引でもある一定額以上の集金額の場合には手形だった。その約束手形を期日まで持っているにしろ期日前に割引を依頼するとなれば銀行を抜きにしては成り立たない...。
あるいは海外に送金の場合、海外からの入金の授受と換金などなど銀行の介在を無視してはビジネスが成り立たないように世の中はできているようだ(笑)。

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※ソニーへ売上金の集金に出向く際に必要な「領収印印鑑登録」証。正式な取引先である証明でもあった


個人的に銀行とはどのような組織なのか、銀行にとって何が善で何が悪なのか、何が喜ばれて何が嫌われるのかについて12年間ほどのサラリーマン時代に幾多の体験から自分なりに身につけたことがある。スムーズにそして目的に従って業務遂行を考え、それに支障のないような取引を銀行と続けるにはどのようなことがポイントなのかはすぐに分かってきた。

要は申し上げるまでもなく銀行とてビジネスである。利益を追求する企業だからして自分たちに益のあることには揉み手をして近づくが、損になるような事や依頼については拒否するという至極当たり前の前提がある。ただし銀行には企業を後押しして経済を活性化するという社会的な責任もあるはずで、そうした意味で私たちは銀行に期待するだけでなく依存する気持ちが強くなってしまう点が問題なのだろうか...。

簡単にいうなら、銀行にきちんと相手をしてもらえるようになるには「上客」になることなのだ(笑)。いつ潰れるかも分からない企業に資金の融通はもとより、よい顔をするはずもないではないか。
サラリーマン時代はともかくとして自身で起業し、文字通りのマイクロ企業を立ち上げたとき私には銀行との付き合いに関してひとつの目標があった。

それは超マイクロ企業とはいえ企業の代表として銀行窓口に出向いたとき、カウンターで用は済むとしても奥の応接室に通されてお茶の一杯でも出して貰えるようになりたい...という目標であった(笑)。銀行と日々お付き合いしている人たちならこの感触は理解していただけるものと思う。

しかし...である。資本金も僅かな超マイクロ企業が銀行にとって上客であるはずもないと考えるのが普通だ。いくら景気がよい時代だったとはいえ会社の売上高とて知れている。そんな弱小な組織が銀行とまともな関係を構築することができるのだろうか...。
それは無理なことではないと考える。実際私の会社でも数年間ではあったが地域の銀行と大変良好な関係を築けた時代があった。

無論そのための条件を整える必要もあるし簡単なことではないが、いくつか例を上げてご紹介してみたい。
まず会社そのものの業績を黒字体質にする必要がある。これは銀行のためではなくそれが企業の大きな目的のひとつなのだから当然である。

2つ目は起業時の取引銀行ならびに取引する支店を厳選することだ。とはいえ現在は銀行も統合が進み選択肢が大変少なくなったので私らの時代の考え方がそのまま通じるとは思っていないが、銀行ならびに支店を選ぶのは決して無駄なことではない。都市銀行か地方銀行かはもとより、地域性や担当者により対応や扱いが違ってくるのは当然だからである。

説明の必要もないとは思うが、例えば大手町のビジネス街にオフィスを構えることができたとしてもそうした地域には大企業が雲霞の如く存在する。そんな環境下で小さな企業に目を向けてもらえる可能性は限りなく小さい。銀行の選択はオフィスの場所選びと連動する重要なことだと当時の私は考えていた。

交通の便やオフィスの環境やその賃貸料といった重要なことと共に近隣の銀行と支店をも考慮にいれた考え方は意味のあることだった。そうしたあれこれを総合的に考えた上で最初のオフィスは新宿の曙橋という場所に決めた。いや、実際にはオフィスひとつ決めるのも新規に立ち上げる小さな会社としてはいろいろと厄介なこともあったが、作戦的には成功したと思っている。

現在では株式会社設立は大変容易になったし法的な手続きも簡素化されたようだが、当時は起業するにしてもその資本金預かりの証明は銀行に依頼する必要があったので勤務先に近い第一勧業銀行で最初の手続きは行った。そして実際に曙橋にあるマンションの一室で仕事をはじめたとき、その延長線上として近隣にあった第一勧業銀行のとある支店に口座を開設することになった。

そこは商店街の中にあった小ぶりな支店だったが、我々に不足があるはずもなく当初は淡々としたビジネスライクのお付き合いが続いた。日常の運営に必要な小口現金の引き出しなどは担当スタッフに依頼していたが、前記した有名銘柄の約束手形等を持ち込む際には極力時間を作って私自身が出向いた。なにしろ我々がどのような仕事をしているかを知ってもらうのは当時大変だったからだ。

自分たちの仕事ぶり、市場との接し方、顧客からの評価といったあれこれを我々自身がきちんと認識し評価すること自体、易しいことではない。ましてや銀行はもとより普段我々のビジネスを裏方で応援してくれる人たちに認識していただくことは言葉による説明ではほとんど無理だと感じた。

そうした思いを形にしたいと例えば札幌でプライベートイベントを開催する際には、デザイナー、ソフトウェア流通企業担当者はもとより、公認会計士、顧問弁護士などと共に銀行担当者にも仕事の一環として参加を依頼し続けた。
勿論往復の航空運賃や滞在地のホテル確保といった基本的な経費はすべて私の会社で負担した。それは確かに物入りではあるが、小さな企業のビジネスがどのようなものなのかを直に知っていただくことで普段の仕事により深い愛着と使命感を持っていただく縁となったと確信している。

ただし残念ながら、さすがに...と言っては憚れるが銀行の担当者が遠隔地でのイベントに同席してくれたことはなかった...。ただし幕張で開催されたMacworld Expo/Tokyoに初回から10年間ブースを持ったが、数度取引銀行の担当者がわざわざ立ち寄ってくれた。
勿論銀行の出席欠席にかかわらず、そうしたイベントの模様や成果については別途報告書を持参して我々の活動の一端を知っていただき、理解を求める努力を続けた。

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※幕張メッセにおける1997年のMacworld Expo/Tokyo 自社ブース


しばらくすると銀行の営業がマンションの一室を訪ねてくるようになった。銀行としてもどのような場所でどのような仕事をしているのか...といった情報を得る必要もあったに違いないし、超マイクロ企業にしては取引先が大企業ばかりなのに気づいたらしい(笑)。

まだまだマイクロコンピュータとかIT産業といった概念が知られていない時代である。ましてやアップルコンピュータのMacintoshというパソコン向けのソフトウェア開発といったところで一体どんなビジネスなのか、銀行の調査部あたりでも納得する情報は得られなかったようだ。

面白いことに銀行担当者の訪問は直接我々の業績や仕事に関わる情報取得のためだけでなくパーソナルコンピュータやソフトウェアといったものに対する興味のためであることがわかってきた。

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※新宿本社の一風景。2000年頃の撮影


いくら頑張ったところで我々が銀行のメリットになるような資金の運用などできるはずもない。しかし銀行にとって大切なのは金の問題だけでなく業界・業態の情報なのだ。現在のようにインターネットが当たり前である時代ではなかったしそもそも大切で重要な情報はネットに多々載っているはずはない。

まだまだパソコンが目新しい時代、銀行あるいはその担当者たちにとっても知りたいことは山ほどあった。しかし実際にその最先端のビジネスに手を染め、大企業と対等なビジネスをしている企業は珍しい時代だった。事務所をかまえて数ヶ月で私はこの業界の情報は銀行相手にも武器になるものと確信した。
どういうことかといえば、例えばサンフランシスコのMacworld Expoに出向いたとすればその動向を銀行が興味を持つであろう視点から簡単なレポートを作り帰国後に機会を作って銀行に持参するといった具合にだ...。

銀行の本部と支店がどのような情報ネットワークを持っているのか…など知る由もないが、小さな支店とはいえ営業成績の良し悪しは勿論としても様々な目新しい情報を日々望んでいることがわかったこともあって、取引先などとの秘密保持契約などに抵触しないように注意をしつつ、業界の動きや変わった出来事などを雑談のなかにも折り込むようにしたし、銀行側からも「デジタルカメラってものになりますか?」「カラープリンタの性能は?」といった具体的な質問が飛び出すようになった。

それと、私自身が銀行の外為部署に向かうときにはまず電話を入れ、これから伺うので支障なく対応してくれるかを聴いた上で訪問していた。だからというわけでもないのだろうが、銀行のドアを開けてフロアに入ると顔見知りの行員が「いらっしゃいませ。こちらへどうぞ」と奥の応接室に案内され支店長が顔を出すようになった。無論お茶も出た(笑)。

だからといって簡単に借金ができたわけでもないものの小さいながらも企業人として、あるいは企業の代表者として僅かばかりではあるのだろうが信頼を勝ち得るようになったということだ。この種のことは当時自社スタッフたちでさえ知る由もなかっただろうが、日常業務を円滑に進めるために代表者でしか出来得ない仕事のひとつだった。

しかし私の会社も経営的に影が差すようになった頃、金融業界自体にも大きな変革のうねりが襲ってきた。超マイクロ企業の代表者として資金繰りに日々苦慮していることに支店長は個人的に同情してくれたし「本店を札幌に移して何とか生き延びようと考えている…」といった相談にも真摯に対応してくれた。

ある日の午後、銀行のドアを押したときの情景はいまでも記憶に焼き付いている。いつものように応接室で支店長と相対した私は新宿の事務所を正式に閉鎖する旨を伝えた。勿論それは当該支店との取引終了をも意味することだった。
私より年長の支店長は「長い間お世話になりました」とリップサービスとは思えない口調で私を慰めてくれながらつぶやいた…。

「我々にも松田さんの心境はよく分かるし他人事ではないんですよ」という。それは前記のように銀行業界の再編が現実となり、第一勧業銀行、富士銀行そして日本興業銀行が全面的に統合することが決まったことでその支店自体が消滅することになったという。

社長にしろ支店長にしろ、トップは常に気の休まるときはないですね...といいつつ、支店長は「当行の行員全員の新しい職場を確保するのは大変だったが幸いすでに決まった」と安堵の表情を見せつつ「実は私自身の行き場所が未定なんでよ」とため息をついた。
「統合した支店に支店長は2人いりませんからねぇ」と寂しそうに呟いた...。当該支店の斜め向かいには富士銀行の支店があったわけで、統合が完了すればどちらかひとつは不要となる理屈だからだ。

ともあれどこの馬の骨かもわからないようなマイクロ企業としては限られた年数ではあったものの取引銀行にも恵まれたことは確かだったしその努力も実を結んだことも事実だった。勿論銀行は銀行だ...。不要なときに金を借りてくれという依頼があるかと思えば必要なときに借入申込みを断られたときもあった。
正直、銀行とはなんと理不尽な組織だと腹を立てたときもあるが、担当者らとは常によい関係を築く努力は惜しまなかった。

そういえばサラリーマン時代にお付き合いした協和銀行の外為担当者とはお互いが職場を離れた後も個人的に年賀状のやりとりが続いた。男性の外為担当者は和菓子屋の倅だったからか野暮なところがなく銀行員としては粋な人だったしカウンターで笑顔を送ってくれた長い髪が素敵な女子行員は銀行員の鏡みたいな出来る女性だった。

しかし銀行業務も厳しい時代となったのだろうが、担当者たちの質はその後確実に落ちてきたように思う。仕事のやり方が変わり、価値観が変わり、ノルマはより激しくビジネスは多様性を極めてきた。そんな時代に気持ちが通じる付き合いなどなかなかできない相談なのかも知れないが、変わったのは銀行だけでなく世の中すべてなのだから仕方がないことなのか...。
とはいえ単に昔は良かったという話しで終わりたくないが、当時を思い出しつつ現状を振り替えると些か寂しい思いがつのってくる...。



Apple Watch、ビコロール配色ベルトで遊ぶ

Apple Watchはすっかり私の左腕に馴染んだ...。本体はアルミ製でベルトはステンレススチールピン式スポーツバンドのホワイトだ。予想したとおりこのフルオロエラストマー製のバンドの装着感は素晴らしいものだった。さらに耐熱性と耐水性を備え、柔軟で強靭という点も素晴らしいがただひとつの弱点があるとすれば、ホワイトな故に汚れが目立つということ...。


勿論汚れが気になったら綺麗にすれば良いわけだが、時にバンドを取り替えて気分を新たにしようかと交換用ベルトをオーダーした。ただしこれは個人的な好みだが金属製のバンドは最近相性が良くないのでスポーツバンドの色違いにすることに...。

ただし単純にカラーを変えた…だけでは少々面白くない(笑)。Appleの純正スポーツバンドは金属のピンを別にしてホワイトをはじめ、ブルー/ピンク/グリーンそしてブラックと5色がある。それらを眺めていたら思いだしたことがあったので早速試してみることにした。

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※WATCHスポーツベルトのピンクとブルーを購入(上)。交換用ベルトの梱包内容はこんなかたち(下)


それはピンクとブルーの2つを購入し、この二色を混在して使おうというアイデアだ。少々物入りとなったが金属ベルトを買うことを思えば高くはない...。

実は以前愛用していた機械式腕時計、アランシルベスタインの "krono bauhaus" には金属ベルトの他にトリコロールベルトと呼ばれる革製のベルトが付属していた。トリコロールとはフランス語で「3色」という意味でこの場合にはレッド/ブルー/イエローという色使いだったが、フランスの国旗であるレッド/ブルー/ホワイトなどをも意味するという。

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※アランシルベスタインの "krono bauhaus" 。1995/1996年カタログより


ともあれ残念ながらトリコロールの3色ベルトを同時に使うことはできないがピンクとブルーの2色のスポーツベルトをApple Watchに付けてみようと思い立った…。いわばビコロール(bicolore)配色である。
こうしたベルト交換が簡単なのもApple Watchの長所だが、今後はサードパーティー各社からも様々な交換用ベルトが発売されるに違いない。それを承知でまずは純正品で遊んでみたいと考えた。

今更ではあるがApple Watchのベルト交換は一般的なバネ棒で取り付ける式のベルトと違い大変簡単だ。Apple Watch裏側のベルト端にあるバンド・リリース・ボタンを押しながらベルトを横にスライドするだけだ。したがって工具は不要である。
そう、この際だからベルトを外した後の溝をよく見ておくことにしようか...。

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※Apple Watchのベルト交換は簡単。バンド・リリース・ボタンを押しながらベルトを横にスライドするだけで外れる


子穴があるベルト側の溝中央には仕様公開されていない小さなコネクタがあり(カバーがなされている)、モデルナンバーと法規制に基づく認証を意味するアイコンがプリントされている。またピンのあるベルト側の溝には "Assembled in China Desiged by Apple in California" と記されている。

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※子穴があるベルト側の溝(上)とピンのあるベルト側の溝(下)


さて早速届いたピンクとブルーのスポーツバンドだが、アランシルベスタインの “krono bauhaus” にちなんでピンおよびクラスブ側はピンクのベルトを、そして子穴のベルト側にブルーのベルトを配することにした。
勿論取付はいたって簡単。各ベルトの裏表に注意しながらエンドピース部分をApple Watchの溝にスライドさせるだけだ。

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※ピンクとブルーのスポーツベルトを装着したApple Watch


2色のスポーツバンドを付けたApple Watchはホワイトのそれより目立つし派手には違いないが面白いことにアルミニウムの質感が自己主張するようになった...。艶消しのメタリック感がピンクとブルーに映えてなかなかに美しいではないか。

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※単色のベルト装着とは印象が変わって面白い


こうした遊びを手軽に(予算は別だが)できるのもApple Watchならではのこと。今後もピンクとホワイト、ブルーとホワイトなどを組み合わせいろいろと楽しい使い方を目指してみたい。



ラテ飼育格闘日記(441)

オトーサンにとって辛い1週間だった…。何故かといえば久しぶりにギックリ腰をやってしまったからだ。ギックリ腰の経験のある方ならお分かりの通り、その辛さは尋常ではない。足の膝が痛いとかマメが出来たといった類の痛さ辛さとは次元が違う…。


その前日の夕飯を食べているときだった。椅子に座った姿勢を正そうと腰を浮かしたその途端「しまった!」と思ったがすでに後の祭りである。腰の左側に激痛が走りまともに座っていられなくなった。それでも少し我慢して無理な姿勢をしないようにすれば緩和するかも知れないと淡い期待を持って静かにしていたが、残念ながらその後本格的なギックリ腰となってしまった。

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※日向ぼっこは気持ちいい...と、ラテ


ラテと毎日歩くからか若い時に一時癖になった感があったギックリ腰も近年は幸いなことに本当に希となっていた。
ギックリ腰は日常の動作に注意を払うことで少しは防げるとは思うが、重いものを不注意に持ったからというあからさまな原因で発症するといった単純なものではない。クシャミひとつ、背伸びひとつでガクッとなってしまうときがあるわけで、一度発症すれば数日辛い目にあうことになってしまう。

ギックリ腰にも様々な症状があるのかも知れないが、私が一番これに悩んだのは40代の時だった。医者から運動不足を指摘されたこともあったが1度は新宿駅南口を腰が曲がったまま歩いていたときがあった…。しかし世の中というものは本当に皮肉なものでそうした時にこそ見られたくない知り合いに出会う(笑)。
しかし何とか格好をつけようにも曲がった腰を伸ばそうものなら激痛が襲ってしゃがみ込むしか方法がなくなるわけでこればかりはどうしようもないのだ。

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※細い坂道をラテと歩む...


整形外科に行き腰に弛緩剤なのだろうか注射を打ってもらったこともあったが、忙しい時代でありともかく嵐が通り抜けるのを待つしか方法がなかった。それでも経験上、寝込んでじっとしているより辛くても少しずつ立ち上がったり歩いたりする方が早く直ることを覚えたのでギックリ腰になっても寝ていることはほとんどないが辛いものは辛いし痛いものは痛い…。

問題はラテの散歩だ。宿命(大げさだが)とはいえ、ギックリ腰だろうが何であろうが朝夕の散歩は欠かすわけにはいかない。事実ラテが我が家に来てから数度のギックリ腰に見舞われたが、ために散歩をサボったことはない…。まあ自慢するほどのことではなく粋がっているだけだが(笑)。
ともあれ左足の膝にはいつものようにサポーターを巻くと同時に腰を愛用?のコルセットで締め付けて出かけることになる。なんとか自分では姿勢を伸ばして歩いているつもりでも、フトお店のガラス窓やドアに映った自分の姿を見るとその哀れな格好に笑いが起きる(笑)。

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※気に入ったワンコを見つけたのか、歩みを止めて期待がこもった笑顔と同時に雄叫びを上げるラテ



それでも翌日の朝は気持ち楽になった感じもあって朝の散歩は何とかノーマルに済ませたが、その日の夕方になるに連れまたまた痛みが酷くなってきた。
腰を簡易的なコルセットで締め付けているとはいえギックリ腰はギックリ腰だからして不安定なことこの上ない。本来なら普通に歩くのもシンドイのにラテのリードを引くのだから我ながら情けなくなってくる。しかし天気はまずまずなこともあってラテはいつもの通り元気に家を出た。

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※時々ラテは「アタシ、ここを動かないわよ!」と道端に座り込む


無論オトーサンは走ったりは出来ないし腰にいたづらに力が加わらないよう気を付けているつもりだが、我が娘はオトーサンのそんな辛さなどどこ知る顔でいつもの道を直進する。オトーサンとしては何とか散歩を短く済ませたいと思っているものの現実にはなかなか難しい…。

しかし不思議なことが起こった。どうしたことかラテは10分位馴染みの歩道を直進したところで立ち止まり一休みしてから今来た道をUターンするではないか。無論しばらく歩いて来たその道を戻るといったことはまずラテにはないことだ。まさかオトーサンの体調が整っていないことを気遣ったわけではないと思うが、我が娘はそのまま自宅に戻ってしまったのである。

雨が降っていたわけでも、レインコートを着せていたわけでもなかった。天気はまずまずだったが気温もそんなに高くはなかったしUターン方向に好きなワンコがいたわけでもニャンコが横切ったわけでもなかった。また子供の姿があるわけでもなくオトーサンと喧嘩したわけでもないし思い当たることはなかったのに…である。

当初どこか具合でも悪いのかとも考えたが、表情からして体調が悪いわけではないようだ。スタスタとマンションのエントランスを上り、オトーサンがボタンを押し開いたエレベータに迷うことなく乗り込む娘の首っ玉をオトーサンはそっと抱きしめたのだった!


Apple Watch を2週間使い込んだ印象

Apple Watchを朝起きてから寝るまで腕につけて2週間たった…。これまでになかった製品だけに正直戸惑うこともあったが、基本的なオペレーションのほとんどは身についたしその長所短所も見えてきたので細かな機能面には踏み込まないが、現時点での素直な感想・印象を記してみたい。


私は「自分の財布から出した金で買ったものしか本当の価値は分からない」と思っている口だし、1977年にワンボードマイコンを手にしてから特にその思いを強くしている。なぜならコンピュータやIT市場の製品は進化も激しく新しいテクノロジーを駆使していることでもあり、そもそもが何の役に立つかも分からないパソコンといったものを他者の評価で納得できる場合などほとんどなかったという自身の実体験からだ。

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※すでに手放せなくなったApple Watch SPORT。背景はゲーテが考案した色彩環 (北畠耀著「色彩学貴重書図説」より)


Appleフリークの一人として例えばメディアやジャーナリストがApple Watchをボロクソに言えば腹が立つが(笑)、無条件に誉めちぎっているのもいかがなものかと思う。あくまでそれらは個人的な好みの問題だろうし、もっと勘ぐればビジネス上のリップサービスに思えてくる。
ともあれApple Watchは安いものではなし自分にとって必要かどうかは十分に考える必要があるだろうし、逆にまずは持ってみることで初めてわかることも多々あるからして物の評価は難しい…。

■Apple Watch、腕時計としてのファッション性について
さて、まずはApple Watchのあくまで…形としてのデザインについてだが…。世の中にはあまたの腕時計メーカーが長い歴史の中で最高の製品を…最高のデザインを…最高の精度を実現しようと日々努力してきた。Apple Watchのデザインを、Appleの製品だから、ジョナサン・アイブたちの仕事だからと無条件に褒め称える人たちもいるが、はっきり言わせていただくならApple Watchのデザインは腕時計として決して最高、最良のものではない。

確かにウェアラブルデバイスとしての製品作りの精度や拘り、ソフトウェアの作り込みなどはさすがにAppleだと頷かせるものがあるし、例えばベルトの仕様などに関しては従来の時計メーカーが見習うべき点も多い。だが、スクエア型で強化ガラスに覆われているそのデザインはまるでホンダのアシモの頭部みたいで平凡なものだ(笑)。まあ情報端末で全面ディスプレイの仕様となれば必然的にこのような形になって当然だ。

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※ホンダのロボット「アシモ」。参考資料である(笑)


そして、これがApple Watchをして情報端末、ウェアブルデバイスだとするなら何の問題もないが、18Kまで使いファッション世界に打って出るプロダクトだとAppleが考えている点に矛盾があるように思える。いや、勘ぐれば…AppleはApple Watchのケース素材をアルミとステンレスのケースだけではファッションアイテムとしては心許ないと考え、18K仕様のケースをも用意したのではないかと思える…。
ただし、例えば18Kの筐体を持つ iPhone 6が登場したら、それもファッションアイテムの仲間入りができるのだろうか(笑)。私にはそうは思えない。

Apple Watchはその名の通り “腕時計にもなる” が、腕時計としてはまだまだ駆け出しだしその特殊性も含めてファッション性のメッセージは弱い。したがって腕時計としてファッションアイテムの仲間入りを果たし、ましてやもしバーゼルフェアなどに乗り込む意図がAppleにあるならまだまだ努力が必要だ。

ちなみに腕時計の魅力はなにか…と問われればブランドを含めた個性ではないか。すでに時刻を刻む精度は100円ショップで売っている腕時計でもクリアしているわけで、腕時計への拘りは…腕時計好きが好む逸品とは…ブランドの魅力と共にそのメーカーと機種を好む自身に思いを馳せることができる個性、嗜好性に違いない。

そうした意味においてあらためてApple Watchを見れば、ブランド力はともあれケースの大小、そして材質やベルトの種類でしかバリエーションはなく、腕時計…ファッションというか、嗜好品の素となる個性に乏しい。勿論Appleがファッション市場への足がかりなど眼中にないというなら話しは別だが ”VOGUE” などファッション雑誌に大々的な公告をうっている点に、繰り返すがギクシャクとしたものを感じてならない…。

文字盤のフェイスにしてもAppleは組み合わせが数百万通りだと公言しているが、バッテリー消費を抑えるためとはいえApple Watchの文字盤の基本は黒い背景だ。一部カスタマイズできるとはいえこの一点を見てもユーザーの選択は限られている。それにコンプリケーション表示の都合もあるのだろうが、ケースがスクエアなのに角形の文字盤がないのも寂しい。

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※セイコーとシチズンの典型的な角形腕時計


制約はあるとしても時刻表示の針などの実体はなくディスプレイ表示なのだからもっと腕時計好きを唸らせる遊び心豊かでギミックに溢れたフェイスを多々提供してほしい。
ということで、確かにウェアラブルデバイスとしての魅力は大きいが、本来ファッション性が高い点が売りとなるはずの腕時計としてはデザイン面で主張するものが少ない…。

今のところ、時計の文字盤を優先するわけにはいかない数々の理由があり、そのデザインにも現行ではやむを得ないあれこれが存在する…。それをどうのこうの言うわけではないが、それらを度外視して腕時計としてのデザインの妙を主張するのは些か僭越過ぎはしないか。ましてやAppleはサードパーティーからの時間表示を主とするアプリ申請は却下することを決めたようだが、現在の文字盤程度をして最良の時計と称するとすれば…烏滸がましいと思う。

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※個人的には白い文字盤が好みだがApple Watchは現在の所スクエア全面を白く設定することはできない。仕方なく円内のみカスタマイズで白にして使っている


ただし誤解がないように言い添えるが、私はApple Watchを酷評しようとする者ではない。プロダクトとしては大変面白いと思うし最初の製品としてはも作り込みもAppleらしく素敵に仕上がっていると思う。とはいえ別途「Apple Watchに関する3つのキモい点!」にも書いたとおり、あるいは他のアーティクルでも述べているようにいたずらにファッション業界に色目を使う点が気に入らないのだ(笑)。

勿論、ファッションを目の敵にするわけではない...。またAppleのプロダクトにファッションセンスが宿ることに異論があるわけでもない。ただし「テクノロジーとリベラルアーツの交差点にいる」とスティーブ・ジョブズが明言したAppleという特異な企業が中途半端にファッションという分野・業界に頭を突っ込むというその姿勢に大きな違和感を感じるだけだ。デザインの良さとファッション性の高さとは別物なのだ。

■Apple WatchはiPhoneの存在を深く考えさせる
と悪たれはこれぐらいにして先に進む…。
まず確実に言えることだがApple Watchを使うようになってから iPhoneを手にすることが非常に少なくなった。このiPhoneとApple Watchの関係はこうしたデジタル機器の存在意義も含めてあらためて多くのことに気づかせてくれる…。
確かにiPhoneはすでに我々のライフライン同然なデバイスとなっている。財布は置き忘れても慌てないがiPhoneを忘れると1日どう過ごせば良いかがわからないという声も多い。

勿論Apple WatchはiPhoneを介してその役割を果たすわけでiPhoneを忘れたとするならそれこそ腕時計を含めて限られた機能しか働かない。それにしてもApple Watchを着けているとそもそも自分はiPhoneになにを託しているかについてあらためて考えさせられる。要は日々メール、SNSそして通知類と多くの情報を受け取っているがその大半…いやほとんどは一日を過ごすために必要不可欠のものではないことに気づかせてくれる。

当然インストールしたアプリを使い、天気予報や電車の乗り換え情報、地図の経路案内あるいはiPhoneとペアリングさせたBluetoothイヤフォンで音楽を聴く際のリモコン等々を左手首のApple Watvhひとつでコントロールし目的を果たしている。さらにSiriを呼び出し「2時間後にアラームをセットして」といった指示も可能であり、馴れと思い切りも必要ながらiPhoneに頼らずApple Watchだけで可能なのは便利である以上に心地よい。

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※雨雲の動きを知らせてくれる「AMEMIL」


あらためて振り返ってみると、なんだか流れてくる多くの情報を正面から受け止めることこそ仕事の上でもプライベートでも重要だと習慣づけられてきた感もあるが、本当に必要な情報はほんの僅かだということがApple Watchを着けているとわかってくるのではないだろうか。

いわばiPhoneは能動的なデバイスでありApple Watchは受動的なデバイスといえるかも知れない。もしかすると我々は情報が欲しくて、あるいは誰かと繋がりたいからとiPhoneを手にするのではなく、iPhoneそのものを手にするその事こそが好きなのであり、精神安定に寄与しているのかも知れない。
だからこそ歩いている時、電車に乗っているとき、コーヒーショップで一休み時に…と少しでも、時間を惜しむようにiPhoneを手にしてその画面を直視してきたことに気づく…。

したがってiPhoneが、iPhoneを手にしてあれこれと使い込み、頬ずりするほど好きな方にApple Watchは勧められない(笑)。いや冗談ではなく本気である。
Apple Watchはある意味、私たちの情報へのアプローチ、情報からのアプローチを変えうるデバイスだといえる。言い方を変えればiPhoneで可能なことを良い意味で篩いにかけたのがApple Watchの役割なのだ。
当然Apple Watchを手にしたらやるべき設定として、iPhoneに来ている通知の整理をすべきだ。自分にとって知りたい通知以外を止めるようにしておくことをお勧めする。

だからApple Watchを活用することはiPhoneへのアクセスを減らすことになる。それが良いことなのかあるいは余計な事なのかは当事者の思いに委ねるしかないが、一日は誰しも24時間でしかない…。その限られた時間をより有効にあるいは余裕を持って過ごすことを目指すならApple Watchは大変面白い存在だ。

たまたま、時間の確認以外は意識せずにいるが、通知やメールがあるとサウンドと共に心地よい刺激が手首に伝わり、何らかの情報が入ったことがわかる。その概要は即分かるし返信が必要なら音声認識などで対応も可能だ。当然返信の内容が複雑だったり長くなりそうな場合はiPhoneから発信するが多くはApple Watchの小さなディスプレイを見るだけで完結する。

さらに電話の着信もその場で会話が許せるならApple Watchで受信し通話ができるのはまさしく夢のようだ…。確かに長電話は実用的ではないがiPhoneを取り出さなくても通話ができるのは子供時分からのSF的な夢でもあったから何とも嬉しい。

Apple Watchを身につけているとiPhone以上に “Apple Watchと繋がっている” という事を意識させられる。無論良い意味でだ…。時間を確認しようと腕を上げると「待ってました!」とばかりディスプレイが0Nになって時計が表示される。これは心地よい…。
ただしこれまた完全ではない。それは私たちの姿勢によっては腕を上げても表示がONにならないことがある。寝ていたり寝そべったりしている時に腕を上げてもApple Watchは認識してくれない。無論ディスプレイをタップすれば済むことだが…。

またApple WatchのディスプレイはパソコンやiPhoneと同じく液晶ディスプレイだ。したがってそれは炎天下の日射しの下では大変見難い。無論日陰に入れば問題なしだが、時計を見るのにこうした気遣いをしなければならないのはApple Watchならではのことだ(笑)。

余談ながら、SBクリエイティブ刊「WATCH STARTBOOK」というムックはいの一番の出版を目指したということもあるだろうが、内容は準備不足と確認不足の点も見受けられる。例えばQ&Aには「直射日光が当たると見づらい?」という問いに対して有機EL及びRetinaディスプレイなので屋外は得意だとある。これは問いに答えていない点もいかがなものかと思うが、実演してみればすぐ分かるとおり...繰り返すものの直射日光の下では大いに見難い(笑)。

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※日射しを受けた場所では当然のこと、ディスプレイは大変見難い


そういえば高級腕時計の多くにはサファイアガラスなどに無反射コーティング処理がなされている場合が多い。これは室内においても照明などが風防に反射して文字盤が見難くなるのを防ぐためだ。コーティングにも弱点があるからApple Watchの場合、技術的な問題があるのかも知れないが、可能ならApple WatchのサファイアクリスタルやIon-Xガラスにその無反射コーティング処理を是非実現して欲しいと思う。見やすさだけでなく高級感にも影響するものと思う。

以上ファッションアイテムとしては違和感があるし使い込むほどに気になる点も出てくるし「こうありたい」という事も多い。しかしプロダクトとしてのApple Watchは申し上げるまでもなくこれが最初の製品だ。iPodもiPhoneも初代と数世代後の製品を比較すると大きく違う。Apple Watchもいたらない点は正しく認識しつつも本当の意味でApple Watchのポテンシャルが表面に出てくるのはこれからに違いない。


バッグやキーホルダーに付けて持ち歩ける ランタンデザインのLightningケーブル発売

フォーカルポイント株式会社は5月14日、TUNEWEAR社の身近なアクセサリにデザインをプラスした「CableArt」シリーズの第1弾として、チャームのようにバッグやキーホルダーに取り付けて手軽に持ち運びできるLightningケーブル「CableArt ランタン Lightningケーブル」を発売すると発表。同社の運営するオンラインストアでも各2,980円(税別)で本日より販売を開始した。


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【TUNEWEAR CableArt ランタン Lightningケーブル 】
TUNEWEAR CableArt ランタン Lightningケーブル (ケーブルアート ランタン ライトニングケーブル 以下、本製品)は、チャームのようにバッグやキーホルダーに取り付けて手軽に持ち運びできるランタンデザインのLightningケーブル。
特別なロック機構により、Lightningケーブルがチャーム部分から外れないように収納されている。

[製品の主な特徴]
1.チャームのようにバッグやキーホルダーに取付可能
  使用していないときはケーブルがキーホルダーのような役割になるため、チャームのようにバッグやキーホルダーなどに取り付けることができる。チャーム本体の特別なロック機構により、Lightningケーブルがチャームから外れないように収納することが可能。また、持ち運びの際に端子部分も保護できるので安心。

2.コネクタ部分に耐久性の高い素材を採用
  USB端子とLightning端子部分には熱可塑性エラストマー(TPE)素材を採用している。ケーブルの抜き差しなど、よく力を加える端子部分にTPEを採用することでケーブル全体の耐久性を向上。

3.短めに設計された18cmのファブリックケーブル
  Lightningケーブルの長さは18cmと通常のケーブルよりも短めに設計されているため、かさばらずに出張や外出の際の持ち歩きに最適。ケーブルには、絡まりを防止するファブリック素材を採用。

4.本体はバッグなどを傷つけないシリコン素材
  アクセサリとしての利用を考え、チャーム本体部分には柔らかいシリコン素材を採用。バッグやキーホルダーに付けているときに他のアクセサリと接触してもお互いを傷つけない。

5.アップル社が定める性能基準を満たしていることを保証する「MFi」を取得
  本製品は、アップル社が定める性能基準を満たしていることを保証する「MFi」認定の製品で、アップル社から供給された純正のLightningコネクタを製品に使用しているので、ソフトウェアアップデートにより使用できなくなる心配は不要。

定価:はオープンプライスだが、オンライン直販価格はブラック・レッド共に各2,980円(税別)

フォーカルポイント: 製品ページ




新しいFileMaker 14製品ライン、本日より発売

ファイルメーカー株式会社は5月13日、iPad、iPhone、Windows、Mac、Web上で実行するカスタムソリューションの作成をスピードアップする開発プラットフォームの新バージョンを発表した。新しいFileMaker 14製品ライン(FileMaker Pro 14, FileMaker Pro 14 Advanced, FileMaker Server 14, FileMaker Go 14)は、本日より日本国内で購入もしくは利用が可能になる。


FileMaker 14

30年の実績あるFileMakerプラットフォームが、ソリューションの自動化、モバイルブラウザのサポートをはじめ、多彩な新機能でさらに進化した。
FileMaker 14は、開発技術者が各自の創意工夫をいかんなく発揮することができるよう、完成されたエクスペリエンスを提供する。

FileMaker 14の新機能

●スクリプトワークスペースは、共通のビジネスプロセスの自動化をスピードアップする。たとえば、もっとも稼働率の高い従業員へ新しい仕事を割り当てる、在庫数が減ると再注文する、顧客と会議中に請求書を作成するといった、よく使われるビジネスプロセスをすばやく簡単に自動化できる。スクリプトワークスペースは、スクリプトと計算式の作成、編集、表示を、すべて統一されたワークスペース内で行える。オートコンプリート、お気に入り、インライン編集、ショートカット、インラインヘルプを見ながらスクリプトステップの記述、自動化されたコマンドルックアップ、その他の機能によって、開発スピードが高まる。FileMakerのシンプルなポイント&クリックとステップバイステップのガイドを利用すれば、プログラマーでなくてもスクリプトを使用してカスタムソリューションを作成可能。

●再設計されたFileMaker WebDirectによって、タブレットのモバイルブラウザで簡単にデスクトップスタイルの双方向性を実現。FileMaker WebDirectは、最新のタブレットでFileMakerソリューションを実行することをサポートする。ビジネスユーザーは、モバイルブラウザに次世代のエクスペリエンスを生み出すことができ、再設計されたツールバーは、デスクトップやタブレットのブラウザ画面サイズに自動的に適応し、タップしやすいようにタップターゲットがこれまでより大きくなっている。メニューをスライドイン/アウトできるので画面の領域を動的に最適化できる。画面サイズを変えたりデバイスを回転させたりすると、メニューの表示幅に合わせて、複数あるメニュー項目が関連性のある項目同士でグループ化され、自動的に折りたたみ/展開する機能が備わっている。

●起動センター は、大きいアイコンのあるアプリのようなわかりやすいインターフェースで、ダイアログボックスやプルダウンメニューはもはやない。ユーザーはすべてのソリューションをひと目でわかるよう視覚的に整理することができる。起動センターでは、ソリューションを表現するために、あらかじめ定義された29種類のアイコンから選択したり独自のアイコンを設定することができ、起動センターはFileMaker 14プラットフォーム全体にわたって機能するので、 FileMaker Proを使用しているWindowsとMac、FileMaker Goを使用しているiPadとiPhone、FileMaker WebDirectを使用しているブラウザのすべてで、一貫性のあるエクスペリエンスが得られる。

●ユーザーのiOSエクスペリエンスを機能拡張するために、新しいスクリプトが追加され、iPadとiPhoneでソリューションの外観と実行方法をこれまでより幅広くコントロールできるようになった。FileMaker Go 14(App Storeで入手できる無料のビジネスアプリ)で新たに再設計されたiOS 8スタイルのインターフェースは、すっきりした外観と一貫性のあるユーザエクスペリエンスをもたらす。スクリプトを使用するかスワイプでメニューのユーザインターフェースを非表示にすることで全画面表示になるソリューションを簡単に作成できる。さらに、新機能の画面方向の設定を使って横方向または縦方向に画面の向きを固定したり、署名をキャプチャするときに役立つ情報を表示したり、タッチキーボードの有効化やリッチテキスト編集をしたり、ビデオとオーディオの再生コントロールを使って、自分のペースで進められるトレーニングアプリケーションなど革新的なソリューションを作成することができる。

●その他、FileMaker開発技術者、パワーユーザー、管理者向けに多彩な新機能が数多く搭載されている。新しいFileMaker WebDirectでは、Webに最適化されたレイアウトを開く際、最大で25%速くなり、サポートする同時接続数が最大100になった。FileMaker Pro 14からFileMaker Server 14への接続が切れると自動的に再接続され、ソリューションは接続が切れた時の状態に復帰するので、ユーザーはネットワーク接続の切断や不安定な状態からすばやく回復することができる。またFileMaker Server 14のAdmin Consoleはセキュリティが拡張され、より強力なパスワード制御によってデータとソリューションが保護されるようになった。経験豊かな管理者向けに、ビジネスデータの可用性を向上するスタンバイサーバーの新機能がFileMaker Server 14に追加されている。新機能についてさらに詳しくはこちらをご参照ください。

FileMaker




Panasonic ワイヤレスドアモニター (ドアモニ SDM310) を設置〜利用編

Panasonic ワイヤレスドアモニター(ドアモニ SDM310)を設置し使い始めているがなかなか面白いというか役立ちそうだ。自宅の環境はすでに古いテレビ・インターホンがあるもののドアモニ SDM310はそれを不要とせずに補間する形で使えるのがよい…。またiPhoneを子機として活用することもできる。


まずはおさらいだが、前回でご紹介したとおり、ドアモニ SDM310は設置に電気配線工事が不要なことが今回選んだ最大のポイントでもあった。さらにドアカメラ側のユニットはドアの上部に下げる形となり、カメラはドア上部から上下に約69° 、左右に約91° の視野を持ちドアから50cmほど離れた訪問者の上半身をほぼ液晶モニタに映し出すことができる。

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※Panasonic ワイヤレスドアモニター(ドアモニ SDM310)屋外用カメラユニット


繰り返しになるが、ドア外側上部にカメラユニットがあるものの、一般のインターホンのように呼び出しボタンはない。親機側からはいつでもドア前の様子を見ることはできるものの、通常の使い方はすでに設置されているインターホンのボタンが押され、室内の親機が「ピンポ~ン」となったその音をドアモニ SDM310の親機が受けてドアカメラからの映像を液晶モニタに表示する…というのがその役割である。また同時に一件につき、一秒おきの2枚の連続静止画を50件録画可能だ(録音は不可)。

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※一秒おき、2枚の連続静止画を50件録画可能


さらに最大4台までのiPhoneやiPadを子機として使い、訪問者の姿を確認すると共に通話もできること。そして設定次第では外出先でも来訪者があったことを指定のメルアドへ映像と共に転送もしてくれる優れものだ。

さて我が家の玄関ドアは幸いドアモニ SDM310を設置することに問題はなかったことでもあり文字通り簡単に設置ができた。ドアに掛けるドアカメラのユニットはカメラとバッテリーボックスでドアを挟むようになるから厚みにそって上部のねじをしっかりと締め、両面テープと共に吊り下げる。
さらに室内側のバッテリーボックス裏面にはマグネットがあり鉄製のドアであればズレないよう固定ができるし、もし木製のドアなら一部に両面テープで同じ役割を果たすようにする。これだけだ…。

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※ドアモニ SDM310はこんな感じでドアを跨いで吊り下げる


勿論仮設置の際にカメラの左右位置が適切かどうかを親機側で確認する必要があるが、親機もコンセントに接続されていればドア内側のバッテリーボックス側面の電源をONにすることでドアカメラと親機とのワイヤレス接続は何の問題もなくできる。
後は実用レベルの話しとしてチャイムリンクを設定し、これまでのインターホンのボタンが押され室内親機で鳴る「ピンポ~ン」という音をドアモニ SDM310親機に記憶させ、チャイムが鳴るとドアモニ SDM310のカメラが捕らえた映像を自動で液晶モニタに表示する設定をした。
さらに 自宅内の無線ルーターと接続し iPhoneを子機として登録すれば基本機能としては設定完了だ。

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※旧来のインターフォン(左)がピンポ〜ンと鳴るとドアモニ SDM310がそれを感知してカメラユニットからの映像を表示する


それではドアモニ SDM310の使用感を記してみよう…。
上には上があるわけだが、ドアモニ SDM310親機の映像はまずまずだと思う。夕刻になるとドア前の付近は照明が点くわけだが、液晶モニタに映る映像は鮮明だ。

iPhone用アプリは当然の事ながら立ち上げておけばスリープ状態でもチャイムが鳴ると子機としてのiPhoneも「ピンポ~ン」と鳴りカメラからの映像が表示される。またiPhoneを横にして液晶全面に映像を表示させることもできるがなかなか綺麗だ。

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※iPhone 6 Plusを子機として利用した例。専用アプリでカメラユニットと通話も可能


そうなるとバッテリーの消費が気になるがこればかりは仕方がないだろう。私は取り急ぎメール通知はOFFにしていることでもあり、外出時にはドアモニのアプリは終了させておくようにしている。しばらく様子を見てからメールへの通知機能も使ってみたいと思っている。





インスタグラム、日本で広告の導入を開始

写真・動画のソーシャルネットワーキングサービス、インスタグラムは5月11日、日本での広告の導入を開始することを発表。近日中より一部の利用者のフィードには広告が表示される。


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サービス開始から約4年で、インスタグラムの世界の月間アクティブ利用者数は3億人を突破し(2014年12月時点)、1日の平均アクティブ利用者は2億人、日本のコミュニティも過去1年で2倍以上に増加した(2015年3月時点)。また、1日平均の利用時間は21分間(2015年3月時点)と、アクティブなコミュニティが形成されている。インスタグラムがさらに進化し、ビジネスとして継続していくための取り組みとして、日本で広告事業をスタートするという。

まずは、すでにインスタグラム コミュニティの一員となっているチキンラーメン(日清食品株式会社)、土屋鞄製造所、そしてランコムより、ハイクオリティで美しい写真を使った広告を徐々に配信。なお広告には「広告」と明記され、その他の投稿とは明確に区別されるという。

インスタグラム 日本語版公式アカウント(日本語)





Apple Watch SPORT、各部位の名称確認

Apple Watchはご承知のように大別して3つのタイプに分かれている。Apple Watch SPORT、Apple WATCHそしてApple Watch EDITIONだ。私が選んだのはスポーツタイプだが、その説明や解説は腕時計用語とコンピュータ用語が入り交じり少々錯綜しているようで各部位の名が分かりにくい。そこでスポーツタイプに限りだが整理してみた...。


なにしろ文章で説明するにも会話にしても物のあれこれを説明し話題にするためには名称がハッキリしないことには厄介だ。「ほら、あの金属製の出っ張った奴!」だなんていう会話ではらちがあかない。ということであらためてApple Watch SPORTを例にしてApple Watchの各部位名称を整理してみた。

無論こうした名称というのはときにいろいろな表記や呼び方があり単純ではないようだ。例えば”尾錠” は “美錠” と記すこともあるそうだし...。ともかくApple Watchはコンピュータ業界というと大げさだが、そこで培ってきた呼び名と時計業界の名称が交差しているわけで混乱する点もある。さらにApple Watchはこれまでの腕時計とは部品構成や仕様が違うため、呼び名に窮することもある...。

■まずは各部位の呼び名を確認してみよう。

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■以下簡単な解説を

・ケース
 ムーブメントを内蔵している外装部品。WATCHはアルミ、ステンレス、18Kといったバリエーションがある

・ディスプレイ(Retinaディスプレイ)
 時計でいうところのダイヤル面だが、WATCHはダイヤルの実態はない訳だから、ディスプレイとか液晶画面と呼ぶべきか...。WATCH SPORTでは風防にあたる部位に Ion-Xガラスが使われている

・デジタルクラウン(リューズ)/ホームボタン   
 一般的にはリューズ(竜頭)といった方が通りは良いと思うが、WATCHではホームボタンを始めとして複数の機能がこのデジタルクラウンに割り当てられている。当初この部品の形が王冠に似ていたのでこの名があるという

・サイドボタン
 押すことで友達の表示/非表示およびダブルクリックでApplePayが起動し長押しすることで電源のON/OFFとなる
 
・心拍数センサー
 光電式容積脈波記録法 (フォトプレチスモグラフィ) と呼ばれる方法を用いて心拍数を測定。緑色 LED ライトと感光性フォトダイオードを組み合わせて、手首を流れる血液の量を検出し、毎秒数百回 LED ライトを点滅させて心臓が1 分間に鼓動を打つ回数...すなわち心拍数を計測

・スピーカーとマイク

・バンド・リリース・ボタン
 ベルトを外す際にこのボタンを押すとロックが外れる

・クラスブ/バックル(尾錠) 
 ベルトをつなぐ機構をバックルとかクラスブというが、通常はベルトの子穴に留めるピン(つく棒)もその一体と考えられる。しかしWATCHのスポーツベルトは特殊な構造なので呼び方に窮する。ピンのある側のベルトを通す穴は尾錠の働きと共に定革の役割も果たしているようにも思える。ともあれ「クラスブを開く」とはバックルからベルトを外す事を意味する

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※一般的な腕時計のベルトバックル。尾錠につく棒が一体になり余ったベルトの先は定革と遊革に差し込む


・ピン(つく棒) 
 前記したように一般的な腕時計でピンはバックル機構に一体化されているがWATCHでは独立した存在。ベルトの子穴をこのピンで留めて長さ調節する。なおWATCH SPORTはステンレス製だがEDITIONでは18K製のものまである。

・子穴
 バンドに開けられているピンに留める小さな穴

・エンドピース
 バンドの時計側の端のこと

ともあれ "腕時計" だということで各部位の名称を記してみた。繰り返すがこれが絶対という訳ではないので念のため...。
こうして、WATCHを腕時計として見ようとすればするほど、その仕様はユニークというか…やはりデジタルデバイスなのだという事を思い知らされる。



ラテ飼育格闘日記(440)

夏日のような数日が続いた。オトーサン的には雨の日より散歩しやすいと思っているが、やはり暑いのには弱い。それ以上に暑さに弱いラテと共に今年も秋口までバテずに元気で過ごせるように工夫をしなければならない。やはり基本はきちんと食べ、よく眠ることか…。


これからの季節は日の入りも遅くなり、明るい時間帯が長くて楽だが夕刻になっても気温が高い。したがってラテの健康も考慮して散歩に出る時間も冬場とは違い小一時間遅くに出かけるようになるが、次第に遠方には足を向けなくなってくる。したがって散歩で向かう先やルートも変更というか一工夫しなければならない。
時間帯が違い、ルートが違うと言うことは出会う人たちやワンコも違う可能性があるから、それはそれで楽しみではある…。

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※ラテの笑顔は輝いている!


またオカーサンの仕事の都合で夜遅くに帰ることもあり、そうした日には近隣の駅までラテと共に迎えに行くことにしているが、これもまた散歩のメニューのひとつである。
そういえば先日その夜の散歩で大変印象的な、そして嬉しい出来事があった。

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※散歩途中での一休み。ラテと歓談中(笑)


その日、オカーサンを迎えに懐中電灯といつもの散歩用バッグを肩から提げたオトーサンとラテはいそいそと駅に向かった。オカーサンからは「何時何分に着く」という通知が来ているのでそれに合わせて自宅を出る。駅までどの程度の時間がかかるかはすでに分かっているし、遅れては意味が無い反面、早く着きすぎて駅で長い間待つのも嫌だからオトーサンはそれなりに計算し調整しながら歩む…。

しかし我が娘は駅にオカーサンを迎えに行くというその事実は理解しているようだが、時間感覚にはまったく無頓着だ(笑)。大いにクンクンし、土手には駆け上がって遊びたがるし魅力的な臭いでもあるのか、時に駅方向には無縁な道にリードを引くときもある。したがってラテを連れつつ目算の時間に到着するのはなかなか大変だし難しいものだが大方は数分前に改札から離れた場所でラテと待つことになる。

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※土の感触が好きなのか、斜面でオトーサンに「遊ぼう」と誘いかける


この時間はさすがに人通りは多くないが、それだけに一郭にワンコとオヤジがポツンと待っている姿は目立つのかも知れず、酔った勢いで近づくおっちゃんやラテに笑顔を向けながら通り過ぎるカップルなど、それはそれなりに面白い。ただし「可愛いわねぇ…」などと近寄って声をかけてくれるオバサンには目一杯吠えるのが玉に瑕だ。それに構内なので吠え声が響いて周りに迷惑をかけるからとオトーサンはリードを引きながらなるべく吠えさせないよう努力する…。

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※犬好きのお年寄りが「素敵な顔してるわねぇ」と近づこうとするもラテは早くも吠え始める。お年寄りは残念そうに去って行く(笑)


目的の時間になり、電車が入ってきた音がする。オトーサンは改札の方を指さして「ほらオカーサン来るぞ」と注意を促すとラテは「ドコダドコダ…」と探す姿が可愛い(笑)。
その日もいつものようにこんな感じでオカーサンが改札から出て来るのを待っていたわけだが、オカーサンの姿を見つけるとそそくさと立ち上がってチューをしにいく。以前は大げさに吠えて喜びを表すこともあったが最近はその点静かなお迎えが多くなった。

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※これまた久しぶりに駅上コンコースにあるカフェで一息入れるラテファミリー


さて、オカーサンと一緒に帰ろうとラテファミリーが歩き始めたとき後ろから「お久しぶりです!」という男性の声がかかった。
オトーサンが振り向く以前にラテが「ワオ〜ン、ワンワンワンワン」と吠え立てる。その五月蠅いこと…。
オトーサンはラテのリードを引きつつ振り返って声の主を確認した。すらりとした若い男性だ…。ラテは警戒して吠え続けるが…そのトーンが瞬間変わった。

一秒か二秒か…オトーサンはそれが友達ワンコのビーグル犬のオニーサンだということが分かるまで時間がかかってしまった。なぜならハリーちゃんとそのオカーサン(飼い主さん)とも半年ほどお目にかかってないが、記憶が確かならそのオニーサンとは2年近くもお会いしていなかったからだ。
オニーサンはラテが公園デビューした時には小学5年だったがそれから早くも9年近く経ったわけでその年代の子は成長が早く背丈は勿論顔つきも違ってくる。ハリーちゃんのオニーサンは確かに当時の面影は残っているが、オトーサンよりラテが先に気がついたようだ…。

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※本当に久しぶりに出会ったハリーちゃん家のオニーサンだったが、オトーサンたちより早くラテは気づいたようだ


声をかけてくれた瞬間警戒の吠え声を数回上げたものの、オニーサンが座り込んでくれたこともあり臭いで分かったようだ。幼犬時代からずっと可愛がってくれたオニーサンだと認識した後はまあまあ大変な喜びように変わった。その変わりようは見ていて大変面白かった(笑)。
そもそもラテは子供の場合なら初対面でも警戒せず喜んですり寄るが大人の場合は男女どちらでもまず吠える。ハリーちゃんのオニーサンから声をかけられ警戒の叫び声を上げつつ、喜びの雄叫びに変わるその変わり身の早さと記憶の確かさにあらためてオトーサンは驚いたのだった。



アイリスオーヤマ 、PM2.5対応空気清浄機 PMMS-AC100とは?

風邪をひいた訳でもなく時に咳き込むことがある。病院で見て貰ったがレントゲンなどを含めて問題はないという。屋外より屋内で咳き込むことが多いのでどうやら原因はハウスダストにあるようだ...。そんな背景もあって仕事部屋に新しい空気清浄機を入れてみた。


我が家は犬と同居していることもあって、いくら日々掃除機をかけたり汚れや抜け毛に注視していても程度問題ダストに関してトラブルの原因となる可能性は多いはずだが、当の愛犬がアトピーなのだから何が何だか分からない(笑)。勿論ペット臭や生活臭の緩和などの効果を期待してリビングには空気清浄機を設置し常に動かしている。
ただし、そもそもこの種のものは気休めであるとか効果がないという意見もあるようだが、過信することはともかく真面な製品であれば相応の効果は期待できると考えている。いや...ないよりはあった方が良いだろう(笑)。

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※梱包を解いたばかりのアイリスオーヤマ 、PM2.5対応空気清浄機 PMMS-AC100


事実犬を飼い始めた直後、愛犬がお腹を壊しリビングで粗相したことがあった。後始末は勿論、消臭および除菌剤で綺麗にしたつもりだったが悪臭は簡単に取れない。そこで買ったばかりの空気清浄機を側に置き、運転モードを強にしてフル回転させたところ、見る見る(見えないが)悪臭が消えて行くのを体験したことがある。

それはともかく今回手に入れたのは前記したメーカーのものではなくアイリスオーヤマ「PM2.5対応空気清浄機PM2.5ウォッチャー(17畳用)PMMS-AC100」という製品だ。その名の通りPM2.5に対応し、高い空気清浄能力を持つ、3種のフィルターで、花粉・ほこり・悪臭を除去するという製品である。そしてPM2.5やハウスダストの濃度をセンサーで感知し、液晶パネルに表示する機能を塔載していることに興味を持った。

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※PMMS-AC100の操作パネル部分


また本製品は空気清浄機の目玉としてプラズマクラスターとかナノイーあるいはアクティブプラズマイオン等と各メーカーが呼んでいるイオン粒子を放出して殺菌や消臭を謳う機能を採用していないのも特長だろう。マイナスイオン神話で広まったこの種の効果を疑問視する声も多いし、そもそもこうした効果は同時に発生するオゾンにより脱臭や除菌効果がもたらされるがオゾンは人体に有害だからして明記できないだけだ…という話しもある。

だからということではないだろうが、PMMS-AC100は集塵機能に徹した空気清浄機であることと液晶パネルで時間をさかのぼって、PM2.5やハウスダストの濃度変化をグラフ表示し清浄能力を確認することができ、常に部屋の汚れ具合を可視化できるのが最大の特徴ということになる。

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※常に部屋の汚れ具合を時間軸と共に可視化できるのが最大の特徴


また本製品の取扱説明書によれば、本製品のホコリモニターによる測定精度は環境省が設置している「そらまめ君(環境省大気汚染物質広域監視システム)」に使用されているものと同じで、環境省がPM2.5測定装置として承認しているThermScientific社の測定装置に準じるものだという。

なお使われているフィルター類だが繰り返すもののプレフィルター、特殊加工活性炭フィルター、そして集塵フィルーター(HEPAフィルター)の3種で構成されている。
このうち、特殊加工活性炭フィルターは用途に応じて「たばこ臭用」「ペット臭用」「玄関・家庭臭用」の3種からひとつを選ぶことが出来るのも本製品の特長だ。なお購入時に付いている特殊加工活性炭フィルターは「たばこ臭用」なので別途「玄関・家庭臭用」をも購入してみた。
これらのフィルターにより花粉・ほこり・ニオイを除去するわけだ。そして適用床面積が約17畳(28㎡)というスペックも余裕があってよろしい...。

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※運転モードはターボの他、自動・強・標準・静音がある


フィルターのうち一番手前になるプレフィルターは1ヶ月に1度ほど掃除機などでの手入れが必要だが、特殊加工活性炭フィルターと集塵フィルーターは掃除機で吸い取ったり水洗いしてはならないという。またその寿命は通常使用で約1年ほどで、フィルター交換サインが点灯したら新しい物と交換する必要がある。
そう、記すのが後になったが、PMMS-AC100のサイズは幅約40.0×奥行約16.4×高さ約53.6 センチだ。横幅が些か大きい感じもするがこの種の製品としては標準的なサイズだろうか…。存在感はあるものの邪魔にはならないデザインである。

ちなみにおさらいするとPM2.5とは大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が2.5μm以下のものを意味する。PMは “Particulate Matter” (粒子状物質)の頭文字をとった言葉で日本では「微小粒子状物質」とも称されるものの一般的にPM2.5の方が通りがよいようだ。なおμm(マイクロメートル)は 1/1000mm のこと…。

これらの微小粒子状物質は、微小なため肺の奥深くにまで入り込みやすいだけでなく成分が炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩のほか、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどの無機元素などが含まれるため、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させると考えられている。

無論地域や季節、気象条件などによって組成も変動する。またその濃度は例年3月から5月にかけて濃度が上昇する傾向がみられるという。今回PMMS-AC100を設置したのもそうした事に留意したからでもある。
特にPMMS-AC100のHEPAフィルターは取扱説明書によれば、0.3μmのチリやホコリを99.9%捕集する性能を有しているという。
これら微小粒子状物質は大陸から飛来するといった危惧だけでなく家庭でも喫煙や調理、ストーブの使用から発生するというから濃度はともかく無関心ではいられない。

またハウスダストだが、これは肉眼ではほとんど見えない花粉・ダニの死骸や糞・ペットや人のふけや垢などの室内の微細なゴミの総称でこれまた人が生活している場であれば少なからず存在するはずだし場合によってはアレルギーの原因ともなる。
1台の空気清浄機がどれほど効果があって役に立つのか…あるいは飾り物なのか、最低1週間か10日ほど使ってみてからまたレポートしたいと考えている。





マイクロソリューション、CRYSTAL COAT PROでWATCHをコーティング

iPhoneには最低限の保護アイテムを使っているがApple Watchには保護ケースや保護フィルムは使いたくない。しかし指で触れる液晶面は汚れるし出来ることなら綺麗に使い続けたいと考えた末にマイクロソリューション社のクリスタルコート・プロを使ってみることに...。


なるべく傷は付けたくないのは当然だがファッションアイテムに...それも時計に別途保護ケースやフィルムを貼るという行為はどうにも馴染めない。
これまでオメガ、モンブラン、CORUMのアドミラルズカップ、アランシルベスタインのクロノバウハウスやピクトなど、そこそこの高級腕時計といわれるものを使ってきたが、無論それらにケースや保護フィルムを使ったことはなかった(笑)。

できるだけ余計なものを加えずApple Watchを保護するにはどうしたらよいか...。考えた末にマイクロソリューションのCRYSTAL COAT PRO を使ってみることにした。

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※CRYSTAL COAT PRO、パッケージ同梱の品


CRYSTAL COAT PROは、高密度ガラス繊維系コート剤で、そもそもがスマートフォンガラスに照準を合わせて開発され、成分は一般使用されない業務用配合の最上級の性能を誇るガラス繊維コーティング剤だ。また油脂や界面活性剤を一切含まず、光沢/鏡面処理と帯電防止性が特徴の新世代表面保護コーティング剤でコンピュータ筐体や電子デバイスに多用されるプラスチック系・アルミ系素材を始め、身の回りにある様々な素材の表面をガラス繊維でコーティングでき、深い艶とつるつるの手触りに仕上げることができるという代物...。

さらに、コート処理後は静電気の帯電を抑えるとともに、指紋やホコリなどの汚れが再付着しにくくなり、汚れても軽く水拭きするだけで簡単に汚れが落ちるようになる。
なおガラス素材というとざらざら感があるように危惧するかも知れないが、CRYSTAL COAT PROは分子サイズがナノテクノロジーから生まれ、電子顕微鏡でやっと確認できるレベルのキメ細かさであり、液を指で触っても刺さるような感触は一切ない。

使い方も簡単だ。Apple Watchを例にするとまずはディスプレイとケース周りの汚れがあれば綺麗に拭き取っておく。そしてCRYSTAL COAT PROの容器を良く振った後、クロスに吹き付けApple Watchのディスプレイやボディ周りにむらなく伸ばしてコーティング。続いてクロスの綺麗で乾いた部分を使って拭き取れば完了だ。

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※使い方もいって簡単である。コート剤をむらなく伸ばした後に拭き取るだけ


コーティングは48時間経過すると完全に硬化するという。したがってコーティング皮膜が完全に硬化した後に再度重ね塗りする事で皮膜はより厚くなり、一層深い艶と保護効果を発揮する。事実コーティング後は指で触ってもそのつるつる感は実感できるし指紋も残りにくい。
効果が実感できたところで、ついでにと言ってはなんだが...iPhone 6 Plusもコーティングをしてみた。3ヶ月ほどは硬化が持続するというから気がついたときに繰り返しコーティングする習慣をつけておくとよい…。

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※コーティング後はツルツルで指紋も付きにくい


ともあれ腕にはめている腕時計は少なからず壁やドアといった堅いものは勿論、衣類のボタンやファスナーあるいは持ち物と触れ合い時に傷が付くことは避けられないアイテムである。したがってあまり神経質になっては使えなくなるが、CRYSTAL COAT PROで見栄えを一切変えずに最低限の擦れや汚れに対して保護できるのは精神衛生上よいと思う。そしてそもそもApple Watchは一般的な腕時計とは違い、頻繁に指でアクセスするから指紋や汚れが着きやすいし、ディスプレイが汚れていては認識性も悪くなる。

その点CRYSTAL COAT PROによるコーティングはApple Watchを常に綺麗に保つことができるのは嬉しい。当初はガラス面にガラスコーティングを施して何か問題が生じるのでは...と危惧したが、前記したようにCRYSTAL COAT PROはスマートフォンガラス用にと照準を合わせて開発された製品なのだから問題が生じるはずもない...。

暫くはApple WatchにはこのCRYSTAL COAT PROだけで過ごしてみようと考えている…。ただしそもそもApple Watch SPORTに採用されているIon-Xガラスはかなり頑強のようで、ヤスリなどで擦ると傷が付くようだが日常のちょっとした衝撃には耐えられるスペックを保っているという。その上にCRYSTAL COAT PROによるガラスコーティング処理はケースも含めてより安心して使えるようにしてくれるに違いない。

CRYSTAL COAT™ PRO





GW特集〜数百円でApple Watch充電スタンドを作る!

Apple Watchに関する様々なアクセサリーが登場しつつある。ご多分に漏れず私もオーダーした最初の品が充電スタンドだ。アルミニウムとレザーを使った製品で確かにお洒落で安定感もあり使いやすいと思うが、なかなかよい値段だ…。ということで、当該製品が到着するまでの期間限定で数百円の手作り充電スタンドを考えてみた。


作った...というのが口幅ったいほどイージーなもので恐縮だが、もし形にとらわれず安いのが第1だとお考えの方がいらっしゃれば1度お試しいただきたい(笑)。

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※1個100円程度の「ウォッチディスプレイスタンド」を使う。そもそもはこんな感じで腕時計をディスプレイするアイテム


用意する材料となるアイテムは3つ。後はハサミがあれば事は足りる...。
必要なアイテムとはまず透明なプラスチック製の「ウォッチディスプレイスタンド」だ。なんだ...と思われるだろうが、これがあるからこそ腕時計スタンドらしさが出る(笑)。いやそもそもその名の通り、これは腕時計を美しくディスプレイするためのアイテムである。腕時計を目立たせる脇役に徹し、自身は目立たない透明なプラスチック製だしチープではあるが、一般的なものは安価なのだ。

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※必要な材料は「ウォッチディスプレイスタンド」の他、両面テープとApple Watchマグネット式充電ケーブル。そしてハサミ程度だ


例えばAmazonで確認しても10個で1,000円以下、あるいは1つ売りしている場合でも200円程度の代物だ。したがって惜しげもない...。
「スタンドを作る」といってもすでにスタンドの基礎はできている(笑)。後は両面テープでApple Watchマグネット式充電ケーブルの円板部位をスタンドの適当な位置に貼り付けるだけだ。無論スタンドに貼り付けるのは電磁誘導充電側ではない。そしてケーブルをスタンド下のスペースに取りまとめれば完成である。

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※両面テープを1センチ四方程度に切り、ウォッチディスプレイスタンドの正面付近に貼り付け(上)、さらにその部分にApple Watchマグネット式充電ケーブルの円板部位を貼る


即席のApple Watch充電スタンドの使い方を述べる必要はないと思うが、蛇足を承知で記せばApple Watchを充電する際にはその背面をスタンドの電磁誘導部位に置くだけだ。それだけでご承知のようにマグネットが自動的に充電部に吸い寄せて、ぴったりと接続される。

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※充電の際にはApple Watchを置くだけだ。充電はマグネット式なのでこの程度の傾斜では落ちることはない


ともあれこのスタンドを使う利点は、充電の際にApple Watchを机上に直接置くことで汚したり、傷つけるのを防ぐだけでなく、充電ケーブルのありかをその都度確認する必要もなくなるという効用もある。

ただし、ひとつ工夫が必要だと思うのはスタンドそのものが軽いことだ。Apple Watchを充電するのに大きな不都合はないが、安定感がイマイチかも知れない。したがってスタンドの礎の部分に何らかの重石となるものを付けるなどの工夫ができたらより安心して使えるに違いない。


 


ラテ飼育格闘日記(439)

初夏といってよいほどの季節になってきた。ラテは相変わらずアトピーの薬を飲んではいるが、お陰様で元気に過ごしている。しかし気温上昇と相俟って毎年のことだが、散歩に出ても帰り道がなかなかスムーズに歩かず途中で何度も休みが入るようになってきた。そしてしばらく忘れていた感があった “抱っこ” 要求も出てきた…(笑)。


まあまあ後1ヶ月と少しでラテも満9歳となる。立派なシニア犬だからして幼犬時代と同じというわけにもいかないだろうが、階段は好きだし興が乗ればよく歩くしよく走る。

ある日の日曜日、オカーサンが仕事だったので駅まで散歩がてらラテを連れて出かけたが、オカーサンと別れた後に珍しくリードを強く引く…。日曜日だし天気も良いからとオトーサンもラテに同調して歩き始めたが、ラテがどこに向かいたいのかはすでにわかっているのだ。

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※散歩に行こうと玄関を出た直後のラテ。意欲満々だ(笑)


要は幼犬時代から7年暮らした場所からこの駅には頻繁に行き来したわけで、ラテのエピソード記憶の多くはその過程での出来事に違いない…。途中にある小学校裏門付近では様々な子供たちと交友があったし、落葉を舞い上げ走り回るに適当な公園もあった。やはり幼児期に過ごしたエリアだからして強く記憶に残っているのだろう。

そしてお目当てはといえば引越前に住んでいた家に行きたいらしく事実そちらの方向にリードを引く…。しかしその場所に行ったところで家の中に入れるわけでもないし、かえってラテを混乱させるだけだろうとオトーサンは考え、これまで1度もその場所を通過したことはない。これからもだ…。

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※ちょっと太めだけど...ナイスバディ!


その方向に行けなければ次にいつも通っていた広い公園に向かう。現在でもルートは違うがたまたま行く公園だ。やはり知っている場所、知ってる臭いがあり少なからず知っている人やワンコに出会える可能性のあることをラテは知っているからだ。ただし行きは勢いで歩くが、帰りが問題なのはいつものとおりだ(笑)。
特に知っている人やワンコに出会えず、刺激のないまま公園を後にした場合は歩きも遅いし休憩も多いからオトーサンとしてはイライラする。

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※早くもご休憩モードのお二人さん(笑)


ラテは一休みするのに適当な場所を学習しているから、例えばベンチがあるとスタスタと近づきそこに上がって座り込む。またベンチがない場所は日陰のコンクリートといった温度が低い場所に腹ばいになってしまう。勿論疲れるのはラテだけでなくオトーサンだって一緒だ。なにしろ前記した日曜日など、その広い公園だけでなくその奥にまで探察が伸び、ラテは知ってか知らずか…昨年6月に亡くなった友達ワンコだったボーダーコリーのボーちゃんの家の前までスタスタと歩く…。

無論朝早い時間帯だったから知り合いには会えずじまいだったが自宅に戻ったのはなんと…家を出でから2時間後になってしまったのだ。
ちなみに腕にはめているApple Watchのアクティビティによればその日歩いた距離は12キロメートル近くにもなり、歩数は15,000歩を越えた…。疲れるはずである(笑)。

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※抱っこされたラテの表情は「ああ、極楽極楽!」といっているようだ(笑)


その日は気温も高かったからか、ラテは公園の水飲み場を見つけるとリードを引いて水が飲みたいと意思表示する。オトーサンもボトルに冷たい水を入れてラテ用として持ち歩くが暑くなってくるとそれだけでは間に合わないので水飲み場のお世話になる。
それだけではなく、水飲み場がないエリアを歩く場合には自動販売機があると近づきその前に座り込みオトーサンに水を催促することも覚えている。

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※自動販売機で買ったペットボトルの水をベンチに移動してラテと飲む


親バカだが…凄いと思うのは1,2度そうした経験がある自動販売機ならともかく、初めて通った場所にある自動販売機でもそうした要求をすることだ。
自動販売機のビジュアルパターンを完全に覚えてしまったようでオトーサンは苦笑しながらも小銭入れから120円を取り出すはめになる(笑)。無論オトーサンが先に飲んでから、ラテに飲ますことになり、もし余ったら持参しているペットボトルの水に補充する…。こうしてお互い一息入れてまたまた帰路を歩くのであった。



Apple WATCHバッテリー消費レポート

早くも朝起きて身支度をしたらすぐにApple Watchを左手首につけて一日が始まるようになった。私が購入したモデルはApple Watch Sport/38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンドだが、腕時計型デバイスとして38mmの選択は正解だったと考えている...。とはいえApple Watch一番の弱点といえばバッテリーの持ちに違いない。そこでまずは丸一日、そのバッテリーの消費を追ってみた。


どんなに便利なアイテムだとしてもApple Watchはデジタルガジェットの宿命としてバッテリーで駆動する限り、その利便性はバッテリーの持ち時間に依存する。バッテリーが少なくなれば省電力モードとなり腕時計としての機能しか働かないとなればやはりその存在意味は希薄となってしまう。
それに、大方の予想どおりApple Watchが文字通りまたまた世界を変え、我々の日常を再構築させるほどのプロダクトであればあるほどバッテリーの問題はより重要になってくる...。

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※Apple最初のプロダクト Apple 1と最新のプロダクト WATCHの記念撮影


内蔵バッテリーの消耗を防ぐ最良の方法は "使わないこと" に違いないが、それでは笑い話だ。あるいは途中モバイルバッテリーなどで充電を心がけるという手もなくはないが、そもそも腕に常駐させることに意味があるApple Watchだからしてこれまた利用する意味合いが薄れてしまうだろう。

近々サードパーティーからベルトにバッテリーを入れ込んだ製品が登場するなど、様々なアイデア製品が登場するものと思われるが、ユーザーとしてはバッテリーの消耗度合いがどの程度のものなのかを把握しておくことから始めなければならない...。

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※短時間ならWATCHによる通話は大変便利


ということで丸一日、Apple Watchのバッテリーの消費を追ってみた。勿論バッテリー消費はどのようなアプリをどの程度使ったかによるし、アプリによりバッテリー消費が著しい物やそうでない物といろいろだ。また申し上げるまでもなくご紹介するあれこれは100%個人的な環境下による結果でありアバウトな点もあることをご承知置きいただきたい。

さてこの日は土曜日だったのでいつもより寝坊ができた。具体的には起床し身支度して充電しておいたiPhone 6 PluとApple Watchを身につけたのが午前7時であった。無論それぞれのバッテリーはフル充電され100%の表示になっている。
ちなみにこの日の前日にApple Watchが届いたわけで、iPhoneとのペアリングおよび同期を済ませたものの具体的な活用に伴うセットアップなどはほとんどしていないから、言わば購入初期状態だといってもよいだろう。

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※メールも腕に心地よい振動で受信をしらせてくれるしiPhoneを取り出す必要もない


というわけで7時から一日がスタートしたが食事の準備などをしながら気になるので文字盤を何回か確認する。文字盤下にはバッテリー残が常に表示するようにセットしたので確認は容易である。しかしあっと言う間に残表示は98%...95%...と減っていき、おいおいこれで大丈夫かと心配になってくる。
まずは記録ができた範囲でバッテリー残とその時刻の経緯を記すと以下のようになった。

【時刻】【バッテリー残】
07 : 00    100%
10 : 18    90%
12 : 30    80%
14 : 15    70%
16 : 20    60%
18 : 46    50%
20 : 37    40%

ということで結果論だが、バッテリー残が半分の50%になったのは半日近く経ってからだった。そしてこの日は就寝時にApple Watchを腕から外して充電するタイミングまでバッテリーは切れなかった。
ただし繰り返すがその日によりApple Watchがいかように使われるかによりバッテリー消費は大いに違うわけで、一日だけの検証でバッテリーの持ちに関して安堵できるわけはないがまずは感触というか "こうしたものだ" ということは分かった。またこれは38mmの結果であって42mmはもう少しバッテリーは持つと言われているので余裕があるのかも知れない。

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※iPhoneでの音楽再生をWATCHからコントールできるのも心地よい


なお分かる範囲でこの日のApple Watchに課せられたあれこれを列記してみたが、初日ということもあって文字盤を見る回数は通常よりも多かったに違いない。

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※Twitterもタイムラインをざっと確認するには十分だ


またマップのようにバッテリー消費が激しいアプリを多々使わなかったということも特筆すべきかと思うし土曜日ということもあってメールを主とする通知の回数もウィークディよりは些か少なかったかも知れない。さらに音楽の再生などほとんどのことは動作確認のための行為であり、フル稼働の一日とは些かパターンが違うのかも知れないことは念頭に入れておきたい。

【4月25日(土曜日)一日のApple Watch使用目的と頻度】
・文字盤を見る              40回ほど
・メール着信および各種通知        20回ほど
・Twitter TL確認             2回
・心拍数                 3回
・通話の送受信              それぞれ1回
・天気予報確認              7回ほど
・iPhoneの音楽再生コントロール      5分
・アクティビティ設定           1回
・iPhoneの写真閲覧            1回
・リモートカメラ             2回
・スナップショット            30回ほど

ともあれ一般的に判断するなら朝起きてから寝るまでの間はまずまずバッテリーは持つ勘定だといえるだろう。これはAppleが発表している18時間という事を考えるとまずまずそんなところかな...と納得した。後はバッテリーも次第に劣化していくわけだし個人的にはよいタイミングでバンド型のバッテリーなどを試して見たいと考えている。



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appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員