ラテ飼育格闘日記(570)

秋雨前線の活発化の上に台風まで直撃する…。ラテとの散歩に苦慮する日々が続いていた。雨だからとレインコートを着せて出かけるが、ラテは外にいたいが雨は嫌だからと迷いが見えてそれが大きな原因なのか歩きが非常に遅いので困っている。


せっかく表に出たのだからいつもの場所の臭いも嗅ぎたいし…という気持ちもある反面、早く戻りたいという気持ちもあるようで、その二つがラテの心の中で格闘しているといったらよいのか歩き方ひとつをとってもはっきりしない。
いうまでもなく雨の日は排泄が終われば帰るのがこれまでも普通だった。問題はその帰り方だ。

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※まったくもって我が儘なワンコだ


少しでも手際よく戻れればそれだけ濡れることも少なくて済む理屈だが、我が娘にその理屈は通用しない。どうやらこのまま外にいたいという気持ちと雨は嫌だという思いが交錯してどうしたらよいかが分からなくなっているようにも思える。だからだろう、うろちょろしたり、Uターンしたりが多くなり歩みがメチャ遅いのだ。
したがってオトーサンから言わせれば、濡れなくて良い濡れ方をしてしまう結果となる。

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※どこにでも、時に横断歩道にまで腹ばいになってしまう ^^;


ラテが雨は嫌いだとしても後始末を自分でやるわけではない。自宅に戻り、びしょ濡れの体を綺麗にしてドライヤーで乾かし、丁寧にブラッシングして仕上げるのはオトーサンたちの役目だ。ラテは床に座り込むか腹ばいになっていれば綺麗になるのだから気楽なものである。
結局ラテが濡れればそれだけ一緒に歩くオトーサンも濡れるわけだが、自宅に戻りオトーサンの始末をする前にラテを綺麗にしなければならないとほとんどそのままでラテの拭き掃除を始めるわけだから、オトーサン自身は濡れたままだ。

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※ずぶ濡れでご帰還


そんな状況なのに、腹ばいのラテに「タッチして」とお腹を持ち上げようとすると「ウッ」と文句を言う。思わず平手打ちでもしたくなるがオトーサンはグッと我慢をして怒鳴るだけにする。
これまで数回か、手加減しながらも平手打ちをしたことがあるが、後味の悪さがずっと残り落ち込むのはオトーサンの方だからだ(笑)。
しかし飼い犬に本気で腹を立てている飼い主というのも褒められたものではないが、それだけ我が娘はしたたかで強情、分かっていながら反抗しているといった風に思えるので余計に腹が立つのだ。

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※子供たちにモミクチャ


台風はともかく、雨の日にも雨雲の動きを読みながら、少しでも傘をささないでよい時間帯を見つけては散歩に出るよう努力している。
それでもブスッとした表情で歩いているラテが、可愛がってくださるファミリーのオカーサンや女子の姿を見つけると俄然態度を変え「ウォーン」と声を上げて小走りに近づき、顔中を舐め回す。
その表情はさきほどの不機嫌な顔のワンコとは別人…いや、別犬のようだ。

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※ファミリーのオカーサンを見つけると長い舌でご挨拶(笑)


10月23日の朝、少し遅めの時間に散歩をしたが台風一過で久しぶりにレインコートいらずのラテは気分がよいのかオトーサンをぐいぐいと引いて歩く。
現金なものだ。
そりゃあオトーサンだって雨の日の散歩は大変である。特に夕方の散歩は日の入りも早く、時に傘を差しながら懐中電灯を持つと同時にリードを引かなければならない。
やはり散歩は天気の良い日がいいよね! ラテ!



ファイルメーカー、FileMaker Cloud の新バージョンをリリース

ファイルメーカー株式会社は本日、カスタム App を管理および実行するためのクラウドプラットフォーム、FileMaker Cloud の最新バーション (version 1.16.0) のリリースを発表した。このリリースにより、FileMaker Cloud が FileMaker 16 プラットフォームの一員となった。FileMaker Cloudは、日本、米国、カナダ、ヨーロッパ、およびオーストラリアで利用でき、Amazon Web Services (AWS) クラウド上で稼働。


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最新バージョンのFileMaker Cloudでは、統合、セキュリティ、および開発に関する次の新機能が提供されている。

FileMaker Data API (Trial):
 トライアル期間中、FileMaker Cloud の REST ベースの FileMaker Data API を使用して、他のアプリケーションおよびサービスで FileMaker のデータを利用できる。

Tableau Web データコネクタ for FileMaker:
 Tableau Web データコネクタ for FileMaker により、FileMaker データをより良く視覚化できる。このコネクタは、FileMaker Data API (Trial) を使用して、Tableau Desktop との統合を提供する。

FileMaker Admin API (Trial):
 FileMaker Cloud の REST ベースの FileMaker Admin API (Trial) を使用するとカスタム App の管理が容易になる。メッセージやスクリプトスケジュールを作成したり、アプリケーションを開いたり閉じたり、その他にもさまざまな操作ができる。

OAuth 2.0のサポート:
 外部サーバーアカウント認証を設定することで認証情報の管理を簡素化できる。Amazon、Google、または Microsoft Azure のアカウント認証情報を使用して FileMaker のカスタム App にログインできる。

PDF のサポート:
 請求書、ラベル、イベント参加証などの PDF を FileMaker WebDirect で保存および印刷が可能。FileMaker WebDirect から FileMaker Pro と同じように PDF 出力できる。

FileMaker Cloud について、さらに詳しくはこちら




iPhone X、10月27日(金)より予約注文がスタート

iPhone X(アイフォーン·テン)が、スマートフォンの未来として、美しいオールスクリーンディスプレイ、ワイヤレス充電、デュアル光学式手ぶれ補正(OIS)を備える極上の背面カメラを備えた革命的なまでに新しいデザインを特長として登場する。


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iPhone Xは、一般の顧客による予約注文を10月27日の午前12:01分(太平洋標準時;日本では10月27日の午後4:01分)より apple.com/jp とApple Storeアプリケーションを通じて開始。
iPhone Xは世界の55を超える国と地域で提供され、11月3日(金)午前8時より(現地時刻)よりApple Storeでの販売を開始する予定。なお各店舗では、予約注文なしで早めに来店される顧客に対してiPhone Xを用意するという。

Newsroom



インスタグラム、ライブ動画にゲストを追加できる機能を導入

インスタグラムは10月24日(米国時間)、「インスタグラム ストーリーズ」のライブ動画を配信中に、ゲストを招待できる機能を追加したことを発表した。


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ライブ動画は友人やフォロワーと気軽に、リアルタイムで繋がることができる機能。今回のアップデートにより、ライブ配信中に簡単にゲストを招待できるようになった。招待できるゲストは1名(1アカウント)で、参加するライブ動画を視聴中の利用者に限られる。

本機能の利用方法は以下の通り。

・友人をライブ配信に招待するには、画面右下のゲストアイコン(2つのニコニコマークが重なっているアイコン)をタップし、表示される視聴者のアカウント名を選択した上、[追加する]をタップする。
・招待されたライブ配信に参加するには、画面に表示された通知から[○○○さんとライブ配信を開始]をタップ。
・ゲストがライブ配信に追加されると、配信画面が2分割され、配信者の下にゲストが映し出される。
・ ゲストとの配信を終了するには、ゲストが表示されている画面上部の[X]をタップ。またゲスト自身も、いつでもライブ配信から抜けることができる。

フォローしている利用者がゲストと一緒にライブ配信をすると、ストーリーズが表示されるトレイ内のプロフィール写真に、ゲストアイコンが重なった形で表示される。アイコンをタップするとライブ動画が再生され、通常通り「いいね!」をしたりコメントをすることができる。

今回のアップデートについての詳細に関しては、Instagramの日本語公式アカウント@instagramjapanをご参照のこと。



映画「最高の人生のはじめ方」を観て

原題「The Magic of Belle Isle」がなぜ「最高の人生のはじめ方」になるのかは、「最高の人生のみつけ方(邦題)」にあやかったこと、共にモーガン・フリーマンが主演していることや監督が同じくロブ・ライナーだからということなんだろうが、実にややこしい…。


たまたま無料の動画サイトで広告に悩まされながらも「最高の人生のはじめ方」(2012年)を見始めたらすっかり気に入ったのでレンタル落ちのDVDを買ってゆっくりと鑑賞した。
歳のせいというより個人的に深刻な物語や後味が悪い映画は好みではない。映画くらい、フィクションの世界くらいは心安らかな一時を味わえないでどうするんだ…という気持があって、ラブコメディにしても後味がよい作品を好んで鑑賞している。
ちなみに "Belle Isle" とはアメリカのミシガン州デトロイトにあるデトロイト川の中央に位置している島だという。
DVDパッケージに記されているあらすじに沿ってまずは概要をご紹介しよう。

The Magic of Belle Isle

モンテ・ワイルドホーン(モーガン・フリーマン)は著名な小説家。しかし今は妻を亡くし、アルコールに溺れ、事故で車椅子の生活を余儀なくされ、創作活動への意欲も失い、孤独な日々を過ごしている。
「人生をやめたい」というモンテに、思い悩んだ彼の甥のヘンリーが避暑地で夏を過ごさせ、何とかして執筆への意欲を取り戻させようと働きかける。
向かった場所が "Belle Isle" だった。
そして運命とも言えるその場所で、彼は魅力的なシングルマザーであるシャーロット(ヴァージニア・マドセン)および三人の娘たちと交流を持つようになる。
彼女たちのひたむきさに触れるうちに、モンテの心に変化が訪れ始める。
人生の物語を書き直すのに、遅すぎることなど決してないというメッセージが心に響く。
笑いと涙で続く珠玉の物語…。
というわけだ。

見所はモンテが子供たちと接しながら心を開いていく様子と言うまでもないがシャーロットに思いを寄せ、彼女もまたモンテに引かれていくその過程だ。ジイサンのモニテと美しいシングルマザーの二人が激しく愛し合う…ということでなく、少しずつ次第に心引かれていく演技は自然で観る者に心地よく伝わってくる。

そういえば近年「最高の人生の見つけ方」「ラストラスベガス」「RED」などなどモーガン・フリーマンが出ている映画を結構観ているが、どのような役柄においてもその自然さが素晴らしい。
無論本作品の魅力はそのモーガン・フリーマンの演技と共にヴァージニア・マドセンの魅力も遺憾なく発揮されていることにあるだろう。さらに犬がとぼけた味を出しているのも楽しい。

「最高の人生のはじめ方」は、子供たちと一緒に観るのも良いだろうが、決して子供だましの作品ではない。
私にとって一度きりではなく、時折観たくなる部類の映画だった。



骨伝導Bluetoothワイヤレスヘッドホン 「AfterShokz TREKZ AIR」発売開始

フォーカルポイント株式会社は本日、 米Aftershokz社の骨伝導Bluetoothワイヤレスヘッドホン「AfterShokz TREKZ AIR」を発売すると発表。オンラインショップではAmazon フォーカルポイント直営店にて先行発売する。


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【AfterShokz TREKZ AIR】
AfterShokz TREKZ AIR (アフターショックス トレックス エア)は、特許取得済みの骨伝導技術とBluetoothワイヤレス接続により、耳を塞がずに快適に音楽を楽しめる骨伝導ワイヤレスヘッドホン。通常のヘッドホンと異なり、圧迫感や閉塞感がなく、耳が蒸れることがない。周囲の音が聞こえるためエクササイズやジョギングなどに安心して使用できる。

【より軽く、より快適に。】
デザインを一から見直し、従来品Trekz Titaniumと比較し約20%軽量化。全体で約30グラムという超軽量設計を実現。小さなボディでありながら、PremiumPitch+™ 技術を採用したプレミアムサウンド、6時間のバッテリー駆動時間、IP55防汗設計などの高い性能を兼ね備えている。

AfterShokz TREKZ AIR



ラテ飼育格闘日記(569)

秋らしい季節になったと思ったら雨の日が続き、ラテはストレスを溜めているように思える。しかしこればかりはオトーサンの工夫や努力で何とかできるものではないから甘んじて受けるしかない。とにかく雨の日は人ともワンコとも会えないから機嫌が悪いのだ。


先週のミッションとしては年1度の予防接種である5種混合ワクチンの注射をやってきた。
この5種混合ワクチンは、犬ジステンバー、犬アデノウィルス(2型)感染症、犬伝染性肝炎、犬パラインフルエンザそして犬パルボウイルス感染症を予防する注射だという。

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※ラテは雨続きで機嫌が悪い


行きつけの動物病院では、強い薬でもあるので午前中に来院するようにとのアドバイスをもらった。場合によっては体調不良などを起こす可能性もありうるので、診療が終わってしまった後だと緊急時に対処できないからだという。
とはいえラテを飼い始めてから毎年欠かさず接種してきたので要領は分かっているが、激しい運動やシャンプー、入浴は避けなければならない。

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※予防接種証明書


診療台の上に乗せるのに少し抵抗したが、腰に注射をされたものの何ごともなかったように大人しくしているのは見事である。
天気は雨、なかなか散歩もままならないが、念のため一日二日は安静にして様子を見ていなければならない。まあまあ天気が悪いから動き回れないし丁度いいのかも (笑)。

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※ラテの待ち姿はどこか哀愁が漂う(笑)


ということで朝夕の散歩も数分で戻り後はずっと室内で寝ている。
そろそろ寒くなってきたしラテ用の寝具をいつもの場所に常設しているのに、天の邪鬼の娘は相変わらずフローリングの堅いところで横になっているが、体が痛くならないのかと思ってしまうオトーサンだ。

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※大好きな女子がラテを見つけて駆け寄ってくれる。ラテは幸せなワンコだ


では何の問題もなく大人しく寝ているかといえば残念ながらそうではない。
アトピーの症状が出ているのか、ここのところ肉球を舐め・噛む仕草が増えているのが心配である。舐めるのはともかく激しく噛み続ければ必ず傷が付き出血までに至る。そうなれば余計に気になるから続けて舐め・噛むという悪循環に陥る。
それを避けるのは噛み始めたら止めることだ。しかしこれがなかなか難しい。

肉球を噛む姿勢はほとんど伏せて行う。そして当然のことながら足を固定し前歯でガシガシと掻くように噛むわけで、そのときには少なからず音がする。
1番分かりやすいのは首輪に付けている鑑札と狂犬病予防注射接種の証明タグだ。これがフローリングの床に当たって音を立てる。そうするとオトーサンが止めに入るというわけ…。

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※子供とワンコが一緒のシーンは1枚の絵になる…


しかし敵も然る者、いや…ラテも親馬鹿だが頭の良いところを見せる。次第に音をさせないで肉球を噛むステルスモードを覚えたようなのだ。それでも動きは明白だ。激しく口を動かせば頭が動き気配が伝わる。

ラテなりに、オトーサンに制止されずに肉球を噛む方法はないかものかと考えたのだろうか、最近はカーテンの中に頭だけ入れ、そこでやるようになった。何だか知恵比べである(笑)。
痒いのであれば本音として止めるのは辛いものがあるが、例え憎まれ役だとしても大事に至らないようにするのもオトーサンの役目だと思い時に「ウウッ」と威嚇されながらも止めに入っている…。



Apple Michigan Avenue、シカゴのリバーフロント地区に明日オープン

Appleは本日、ノースミシガンアベニュー、パイオニアコートとシカゴ川が交わるエリアをつなぐ新たな接点となる、最も新しく最も意欲的なストア、Apple Michigan Avenueをプレビューした。


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地域コミュニティの広場となることを念頭に置いたこの最新のストアは、年間を通じてToday at Appleプログラムを開催し、シカゴ市全体で取り組んでいるリバーウォーク地区の活性化にも貢献する。Apple Michigan Avenueでは開店を祝って1か月の間、写真や音楽を始め、プログラミングやアプリケーションの開発まで、参加者が自分の情熱を追求するためのツールを提供するイベント「The Chicago Series」を開催。

シカゴとシカゴ川のつながりは非常に深く、Apple Michigan Avenueによりパイオニアコート広場からリバーフロント地区には新たなアクセス手段が加わります。この2つの場所は全面ガラス張りで透明なストアの両側にある御影石で作られた階段でつながれ、広場から川に向かって視界が開けている。
Appleはシカゴ市と緊密に協力し、新ストアのデザインはそれを建てる場所にふさわしいように、歴史的な経緯にならって設計された。

Newsroom





最高級の防水・耐衝撃性を備えた 「Catalyst Case for iPad(9.7インチ)」発売

トリニティ株式会社は10月20日、防水・防塵の国際規格「IP68」を取得、水深2mと、1.2mの耐衝撃性能を兼ね備えた他の追随を許さない、2017年発売 iPad(9.7インチ)用ケース「Catalyst Case for iPad(9.7inch)」を全国の家電量販店、および一部雑貨店を通じて本日より販売すると発表。なお本製品はTrinity Online Storeでも取り扱いする。


カタリスト 9.7インチiPad 完全防水ケース
[ Catalyst Case for iPad(9.7inch) ]

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カタリストケースは防水と防塵の国際規格であるIP試験で最高の等級を表す「IP68」を取得、最大2mまで水中での使用が可能。
お風呂やゲレンデなどでもiPadを楽しむことができ、さらにアウトドアやスポーツなど耐久性を要するさまざまな環境でも安心してiPadを使用することができる。さらに、ケースを外す際に使用できる、Catalystのロゴマーク入りのオープニングツールも付属する。

・水深2m完全防水
・1.2mの耐衝撃プロテクション
・最高レベルの耐塵性
・JIS防水規格 最上級「IP-68」準拠
・ハードコート光学カメラレンズ
・クリアなスピーカー音再生
・ケース使用時にすべてのボタンと機能が使用可能
・タッチスクリーン対応
・iPad指紋認証機能「Touch ID」対応
・背面四隅にストラップホールを装備
・Lightningケーブル対応

Catalyst Case for iPad(9.7inch)





これぞ事典の醍醐味「江戸時代役職事典」

江戸時代を背景にした小説を書いていると普段見聞きしない言葉が多々登場する。そうした中でも馴染みがないだけに分かりづらいのが登場人物たちの役職だ。武家社会は縦割りの社会でその地位や役職は基本世襲だったが、ドラマに出てくる老中/若年寄/勘定奉行などがどんな役目だったのか、そしてその上下関係や禄高が分からないと物語が進まない。


まあウィキペディアでも調べれば大概のことは分かるが、執筆した人や編集加筆した人が誰だか分からないのではそれらの内容を鵜呑みにするわけにもいかない。またより詳細なことを知りたいとしてもネット検索では思うように成果が出ないときもある。

さて、江戸時代を背景にした時代小説を書いていると当然のことながら武家社会のあれこれを描くことになるが、様々な役職を持つ人物の登場を余儀なくされる。
現代では○○会社の東京支店長とか、財務省○○課と記せば現実の詳しいことは分からないまでもその社会的な地位がどの程度のものでどのような仕事をしているかはおぼろげに想像できる。
しかし例えば、町奉行などは想像ができようが、大目付、徒目付、小納戸、奏者番と聞いても大方の方はその役職がどういう意味を持つのかはなかなかイメージできないに違いない。

こうした役職のあれこれを総括的に知り得るものはないかと探している中で川口讓二、池田孝、池田政弘著「江戸時代役職事典」東京美術刊を見つけた。といっても新刊書ではなく昭和56年(1981年)初版発行の書籍であった。
なお1992年に同名の改訂新版が出ているが、共に古書としてしか入手できないようだ。

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※川口讓二、池田孝、池田政弘著「江戸時代役職事典」東京美術刊


さて本書の凡例に筆者が記していることだが、本事典は江戸幕府とその機構を知るために、代表的な役職とその関連項目を選んで解説したものであること、役職の内容や禄高などは時代や地方によって異なる場合があることなどが書かれているが一口に江戸時代といっても260年の間には様々な機構改革もあったに違いない。したがって本書であっても代表的な例として見なければならないが、小説を書くには十分な内容だ。

例えば「奏者番(そうじゃばん)」を見てみよう。そこには、

一万石以上の譜代大名が任命された職で、年始、節供など旗本や大名が将軍に謁見するとき、取次をし、その姓名、進物を披露するとともに、殿中の礼式を掌った重要な職であった。寺社奉行が兼務することが多く、有識故実に精通し、かつ披露のための記憶力がよいことが条件であった。
なお、八代将軍吉宗のとき、江戸町奉行として大いに江戸市政に腕を振るった大岡忠相も寺社奉行のとき奏者番を兼務していた。

とあり、参考にした資料が紹介されてする。

各項目は五十音順に配列されていて使いやすいし本書は役職だけでなく、役職編と制度編とに大別編集されており後者は江戸時代社会に固有の制度・身分他が収録されている。そして最後に「ひとと役職」として例えば井伊直弼、大岡忠相、近藤勇、桂昌院などなどといった人物紹介からその役割を分かりやすく解説されてもいる。
さらに最後に付録として「江戸幕府役職要覧」の稿があり、主な役職の度次、詰部屋、官位、職禄、家禄、定員、昇進経路、配下の吏員数、支配が一覧となっている。

本書はそれこそ一般受けする書籍ではないかも知れないが、時代劇をより本格的に楽しむためにも目を通しておくと興味が深まると思う。
ともあれ個人的にはこんなに便利な事典はないと思うくらいの1冊であった。


家庭向け音声アシスタントデバイスGoogle Homeの実力〜実用編

Google Homeとはどのようなデバイスなのか。Siriとはどこがどのように違うのか。本当に役に立つのか…などなどを知りたいと手元に置き、一週間ほど日々付き合ってきた感想をご報告したい。とはいっても前回の準備編で述べた通り、個人的にはスマートホームを完備する予定はないしTVと連動させるつもりもない。ただただ調べ物にどれほど活用できるかを知りたかった。


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やはり興味の第一は音声で何かを検索するという点においてSiriとどれほど違うのかという点だった。
そうした違いを明確にするには双方に同じ質問をしてみるのが1番である。ということで早速いくつかの問いをGoogle HomeとSiriにぶつけてみた。
なおSiriはmacOS Sierra 10.12.6によるものだ。

■「享保七年は西暦で何年?」
 時代小説を書いているのでこの種のことを多々確認する機会がある。

 ・Google Home
「すみません、よくわかりません」

 ・Siri
「Webで"享保7年は西暦で何年"に関する情報が見つかりました:」と答えてWebサイトのリストを表示。

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■「享保の改革とは?」
 ・Google Home
 「Wikipediaのサイトからの概要です。享保の改革は、江戸時代中期に初代征夷大将軍将軍吉宗によって主導された幕政改革。名称は吉宗が将軍位を継いだ時の年号である享保に由来する。江戸時代後期には享保の改革に倣って、寛政の改革や天保の改革が行われ、これら3つを指して『江戸時代の三大改革』と呼ぶのが史学上の慣例となっている」



※Google Homeによる実際の受け答えと音声イントネーションの紹介

 ・Siri
 「こちらをご覧下さい」と答えてWikipediaによる記事の概要を表示する。

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■「水野忠邦の誕生日は?」
 ・Google Home
 「1794年7月19日です」

 ・Siri
 「水野忠邦の誕生日は1794年7月19日です」と答えてWikipediaによる記事の概要を表示する。

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■「明日は傘が必要かな?」
 ・Google Home
 「はい、多摩の明日の天気は、17度、雨で、時々やむでしょう」

 ・Siri
 「はい、明日は雨になるでしょう」と答えて天気概要と週間天気を表示する。

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■「埼玉県川口駅前の地図を見せて」
 ・Google Home
 「すみません、よくわかりません」

 ・Siri
 「こちらが川口市です」と答えてマップを表示。

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■「最新のニュースは」
 ・Google Home
  「最新のニュースをお知らせします」と答え、NHKのラジオニュースを再生する。

 ・Siri
 「Webで"最新のニュース"に関する情報が見つかりました」と答え、Web検索のトップヒットやWebサイトのニュースサイト一覧を表示する。

■「ライオンの鳴き声は?」

 ・Google Home
 「こちらがライオンです。ガウゥゥゥゥ…」 

 ・Siri
 「”ライオンの鳴き声”に関するこちらの情報がWebで見つかりました」と答えてYouTubeなどへのリンク情報を表示する。

■「なにか歌って」
 ・Google Home
 「では、行きます!ラララララララララ」と音階を歌う

 ・Siri
 「歌ですね。分かりました。」と答え「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやまけふこえて あさきゆめみし ゑいもせす」と歌いそれをダイアログで示す。

■「早口言葉を言ってくれる?」
 ・Google Home
 「早口言葉ですね、わかりました。孫が、ままごと孫が、ままごと孫がままごと孫がままごと」

 ・Siri
 「はい、やってみます:赤巻紙青巻紙黄巻紙…あ、間違えました。」

■「ちあきなおみの歌を聴かせて」
 ・Google Home
 「Play Musicでちあきなおみのラジオミックスを再生します」と答え、曲を流してくれる。

 ・Siri
  iTunesのライブラリに入っていれば曲を再生してくれる。

以上、両者の違いを明確にするために同じ問いをGoogle HomeとSiriにした結果を列記した。
無論両者共に問いによって答えの仕方や内容が違ってくることがあるのはご承知の通りである。
両者の答えを比較して一目瞭然なのはGoogle Homeは当然のことだが、すべて音声で終始することを目指していることだ。

誕生日を聞けば声で「何年何月何日です」と答える。「最新のニュース」と聞けば提携している最新のラジオニュースの録音を再生するといった具合だ。
また「ライオンの鳴き声は」と聞けばSiriだと声を聞くことができるYouTube等のリンク情報を表示するが、Google Homeは直接ライオンのうなり声が響く。
反面当然のことだが、一覧の「地図を見せて」はGoogle Homeに向かって適切な問いではない。単体では表示のしようがないからで答えは「すみません、よくわかりません」となる。

対してSiriはデスクトップパソコンのmacOS Sierraによるものを使っていることもあり、音声の受け答えの後で必ずといってよいがダイアログを表示し、Wikipediaや関連するWeb情報へのアクセスをサポートしてくれる。
要はバックグランドというかコンセプト自体がかなり違うわけでその優劣はユーザーがマシンの答えをどのように活用・利用するかにかかってくる。

例えば上記の例で言えば天気を問いかけ、それに答えてくれる内容を聞いて目的が達成できればGoogle Homeで問題はない。しかしその問いが「享保の改革とは?」と問うたとき、「Wikipediaのサイトからの概要です。享保の改革は、江戸時代中期に初代征夷大将軍将軍吉宗によって主導された幕政改革。名称は吉宗が将軍位を継いだ時の年号である享保に由来する。江戸時代後期には享保の改革に倣って、寛政の改革や天保の改革が行われ、これら3つを指して『江戸時代の三大改革』と呼ぶのが史学上の慣例となっている」とすらすら答えられたところでメモすることはできず、重要な点を聞き逃すかも知れない。
※後述するマイアクティビティに記録されるが※

その点、SiriであればWikipediaなりにアクセスできるため、テキストとして二次利用するには最適だ。
逆になにかをやりながら最新ニュースを耳にするといった事を求めるならそれはSiriよりGoogle Homeの方が適していることになる。

なおGoogle Homeのコミュニケーションは女性の声だが、Siriも女性の声で使っている。どちらがより自然な話し方かといえばSiriはmacOS Sierraになって良くはなったが現時点では若干Google Homeの方がイントネーションは自然だ。

あと、この種のデバイスを使うとなると気になるのが個人情報のセキュリティ面だ。こうした点になるとGoogle HomeだけではないがGoogleはサービス全体において気になる面があるのは否めない。
Google HomeはiPhoneの専用ソフト「Google Home」のマイアクティビティで自分が命じた内容とその答えを日付毎にリストアップし保存されているのを確認できる(消去は可能)。無論Googleのサーバーに送信しているはずだから、プライバシーのセキュリティ保護をやっているとはいえビッグデータ構築の材料として収集しているのは事実だろう。
対してアップルはご承知のようにプライバシーの核となるデータ類についてはそれぞれのデバイスに依存させており、アップルのサーバーに送られ蓄積し再利用されることはないという点が違う。

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※マイアクティビティ画面の例


今後、Google HomeにしろSiriにしろ進化の先が知りたいところだが、もし自立式のヒーマノイドといったものにこの種のAIが搭載されるとすればその仕組みはGoogle Home的なものになるに違いない。
しかし人工知能が我々人間と同様なことを考え判断するとなれば、そもそもが手足や体のない人工知能はなりたつのだろうか…。
そんなことを考えればGoogle HomeにしろSiriにしろ、この種のAIには決定的に欠けているものがあると思わざるを得ない。まだまだ期待し過ぎなのだ…というのが第一印象だった。

ともあれ現時点において個人的な目的から考えるとSiriを使える環境下にある私にとってGoogle Homeでなければならない理由はあまりない。
それこそGoogle HomeがmacOSをもサポートし、マイアクティビティによる答えをテキストとしてコピー&ペーストできれば便利かも知れないものの、繰り返すがGoogle Homeというプロダクトはあくまで手足が付く前哨戦のようにも思える。


ラテ飼育格闘日記(568)

秋らしくなってきた。雨が降れば別だが、天気が良い日は空気が乾燥してきたのも実感する。とはいえオトーサンたちとラテの散歩は年中無休だから変わらないが、夕方の時間帯はこれまでより早めに自宅を出るようになる。無論それは日没が早くなっているからだ。


よい季節になってはきたが、ラテはそんなに長距離を歩こうとはしない。やはり歳なのだろうか。ただし幸いなことに眼も耳も衰えは感じさせないし興が乗ればオトーサンと一緒に走るものの普段の歩きは随分とゆっくりになった。
そののんびりさは時にオトーサンをイライラさせるが、当のオトーサンだってラテを飼い始めた頃のように駆けずり回るわけにはいかず、歩くのも辛いときがあるからお互い様か…。

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※元気には元気だが、のんびりした散歩が続く


ところで昔から「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛めばニュースになる」といった類の諺がある。
先日、朝食中にオトーサンがラテの舌を噛んでしまった事を告白したい(笑)。
どうだろうか…。飼い犬に手を噛まれるという諺もあるくらいだから飼い犬に甘噛みされたりという人は珍しくないと思うが、犬の舌を噛んだことのある飼い主はあまりいないに違いない。

まあワンコのトレーナーや動物病院の医者には叱られそうだが、オトーサンたちの食事中にラテはオトーサンとオカーサンの間に座り込んでおこぼれをと哀願するのが日課となってしまった。勿論人の食べ物は味が濃いからとパンの耳でさえ食べさせてはいけないと昔医者から言われたが、なにしろ狭い空間に同居しているわけで完全にラテを無視するのは難しいのだ。ま、言い訳だけど。

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※雨模様の朝、ドアの外に出た途端に拒絶反応(笑)


ともかくオトーサンたちの朝食はパン食であり、ハムとかソーセージといった類のものが並ぶからラテは欲しくて堪らないわけで、少しでも貰いたいとじっと居座っている。
そんな朝のメニューの中でラテが1番気に入っているのは卵料理である。これらのメニューはすべてオトーサンが台所で用意する毎日だが、ときに目玉焼き、砂糖を入れた卵焼きといったものとなる。

ラテはハムとかソーセージといった類をオトーサンたちが食べているときには普通静かに待ちの状態だ。しかし卵料理をオトーサンが口に入れ出すと俄然アクティブになる。黙って静かに待っていられないのだ。
例えば卵焼きの一切れをオトーサンが口に入れる…入れようとすると「アタシにも頂戴」とオトーサンの膝に両前足をかけて要求するが、それはまだ良い方で、ラテはオトーサンの腕を前足で押さえ、口に運べないようにと邪魔をして自分が狙うといった行動に出る。

まあ、本心を言えばその程度の強攻策など振り払えば済むことだが、普段なかなかオトーサンに触れてくることのないラテだからしてオトーサン自身結構そのシチュエーションを楽しんでいるのである。
それでもオトーサンは強引に卵焼きを口の中に入れようとし、事実入れるが、ラテも簡単には諦めない。オトーサンの口元を舐めるだけでなく時にオトーサンの口の中に長い舌を差し込んで卵焼きを奪おうとする(笑)。

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※大好きなファミリーの女の子を舐めようとするラテ。随分と舌が長いことがわかる


しようがないので少し吐き出すと嬉々として食べ、オトーサンの口元を舐め回すが、ワンコ嫌いな人から見たら壮絶で危険極まりないシーンに思えるかも知れない。しかし感心なことに唇を前歯で挟まれたことはあるが噛まれたことはない。実に上手に目的を達成するのだ。

その朝も相変わらず卵焼きの攻防戦が始まったが、今日は一段とラテは積極的だった。何しろオトーサンの腕に前足を引っかけてオトーサンの体を自分の方に向けようとする。そしてオトーサンの口元を舐めるだけでなく口の中にまで舌を差し込んで卵焼きを奪おうとする…。
しかしそこまでやるにしてもラテはオトーサンの口から鼻までベロベロにするものの傷付けるようなことはなく上手に攻撃を続ける。

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※手作りのクッキーをいただきました。"L" は Latte、"M" は Matsudaのイニシャルだそうだ!


オトーサンもいつものように、一部は取られても良い、あるいは取らせてあげようと思いながらもこれは自分の食事だからと食べるわけだが、いきなりラテが「キャン!」と悲鳴をあげて飛び退いた。
何が起こったのかはオトーサン自身が自覚していたのでわかったが、それはあまりにラテの舌がオトーサンの口の奥に入り込んだからかラテの舌をオトーサンが噛んだのだ(笑)。
オトーサンの歯先にその感覚があった瞬間当然だがストップしたし、そもそもが強く噛むところまでには至っていなかったが、ラテが驚いたことは間違いない。
しかし「キャン!」と叫んだときに、よくオトーサンの唇を噛まなかったなと感心!

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※珍しく男の子たちだけに囲まれた


念のため、ラテの口を開けて舌を点検したが傷がついているとか色が変わっているとか、ましてや出血しているといったことはなく、その後も躊躇なく食べていたので大事にはならなかったが、オトーサンがラテの舌を噛んだのは確かだった。
自戒の意味も含めてここに告白をしておくが、また明日も同じ卵焼き攻防戦が繰り広げられるに違いない。





専属モデル造形第3弾、両足活用編

当初、撮影のほとんどはバストアップだから足など不要と豪語していたが、いざシリコン製の両足を手に入れ試みてみるとやはり素晴らしい…。素晴らしいのは間違いないが、考えていたほどセットアップは容易ではないことがわかり苦慮してもいる。しかしその解決方法をひとつひとつ探るのがまた楽しい(笑)。


しかし、いまさらだがシリコン製の実寸大両足だなんて誰が買うんだろうか(爆)。
理屈ではストッキングや靴下、それに靴などといったアイテムの陳列・展示には最適だろうが、この片足は容易に自立しないから展示には不向きだし、それなら一般的な樹脂製のものの方が安価だし扱い易いことは間違いない。
自分で手に入れておいて暴言を吐くが、足フェチの御用達でもあるのだろうか(笑)。
ともあれ、その造形は素晴らしい。若い女性の御御足をしげしげと眺める機会などないものの、超リアルで美しさは抜群だ。だからお気に入りのトルソーモデルに組み込めば最良の一体になるだろうと考えたわけだ。

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※実寸大の超リアルな女性の両足モデル。高級医療シリコン製(医療用シリコンエラストマー)


とはいえ概要は前編「専属モデル造形第3弾、両足準備編」にも記したとおり、トルソーモデルの前に2本の脚を置けば済むということではないのが難点なのだ。
トルソーは股下約8センチほどまで太腿がある。したがってその先に両足を置いたのでは体の位置が上過ぎてあり得ない体型になってしまう。したがってトルソーの付け根前に何らかの台座を置き、その上に両足を置く必要があるが、現実問題それ自体がなかなか難しいことがわかった。

その要因はいくつかあるが、まずは足の形状だ。膝と足首は曲げられるものの足の太腿は言うまでもなく円形で転がりやすく、そもそもが片足にしても自立できる形状ではないから思った位置に固定するのが難しい事。その上にこの片足の重さは5キロほどもあり、安定した置き方を見つけるのも難しい。

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※フレアスカートのような場合には粗隠しが容易なのでまずまずのビジュアルが期待できた


そうしたあれこれを念頭にいれつつ、今回は一番望んでいる座るポーズを重点的に考察してみた。
とはいっても基本は前回の準備編で述べたことでしかないが、膝の反発力などを考えると低めの椅子に座すポーズは難しい事がわかってきた。そして膝の角度も90度曲げるのが限界だから、それらを考慮すると自ずと限界が見えてくる。
繰り返すが、一番の限界はそもそもがトルソーのボディそのものが股の関節を折ることができるはずもないことから、その前に両足を置き、いかにそれらしく見せるかにある…。

さて、準備編で感触を掴んだとおり、例えばフレアスカートのようなゆったりしたスカートを穿かせた場合なら粗がほとんど隠れるために容易であった。
座面の高さが45センチの椅子の奥側にボディを置き、その両太腿の前面に両足を適度な膝角度で列べるわけだが、そのままでは転がってしまうためと、股の高さ・位置を自然なものにするため8センチほど座面から高くしようと発泡スチロールの形を工夫して両足の下に敷いた。勿論前後の位置(距離)も考えての上だ。

場合によってはボディと両足との隙間を布きれなどを使って詰め込み、柔らかで自然な形を作る。
そうしてスカートを被せればまずまずの形が出来上がった。
とはいえ写真でおわかりだと思うが、前記したあれこれ、制約から実際の座面より10センチほど高い位置に座っているイメージとなる。そうしたことからもゆったりとしたソファーなどは適さず、座面の面積が狭いものの方が見栄えがよい。

次は同じスカートでもタイトスカートといった場合はどうかと考えた。極端な場合は別にしてボディ・コンシャス…ボディコンで椅子に座すポーズも実現したいと考えたものの、前記した制約は否定的なことばかりだったが、まずはやってみた。
そもそもモデルの全身像、すなわち頭から足の指先までの前身を撮ることなどほとんどないので撮影の角度やトリミングで許される範囲でもよいから活用したいと思ったが、これまた程度問題工夫すればなんとかそれらしい絵が作れることが分かった。

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※タイトスカートやボディコンといった場合はなかなか難しいが工夫次第といったところか


まだまだあれこれと希望・要望があるが、少し大がかりになるものの専用モデル専用の椅子を作ってしまうというアイデアも浮かんでる(笑)。
それであればトルソーの下部が少し椅子の座面に埋まるようにし、両足が転がらないような形状ならびに何らかのストッパーなどを装備した椅子を作れば姿勢やポーズに余裕ができると考えている。
しかしまあ、なぜにこれほど拘りたくなるのか、自分でもよく分からない(爆)。



バーコード用フォントOCR-B、OSハイブリッド対応 OpenType/TrueType発売

(株)フラッシュバックジャパンは、2017年10月11日 (水)、JANコードなどバーコードに規定される字体 OCR-Bフォントの Mac、Windows 両OS対応のハイブリッド版「FLASHBACK FONT OCR-B OpenType/TrueType」の販売を開始したと発表。


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 ■ FLASHBACK FONT OCR-B OpenType/TrueType とは
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 FLASHBACK FONT OCR-B OpenType/TrueType は、日本工業規格 (JIS規格)の「JIS X 9001 (光学式文字認識のための字形 (英数字))」に準拠するOCR-Bフォント。
 収録するフォント形式は、Windows と Mac で使用できる OpenType とTrueType の2種類。OCR-Bフォントに規定される数字、アルファベット、記号の書体を収録。
 商品識別番号のJANコードなどバーコード用のフォント(目視可能文字、目視可能数字)として規定、推奨されるフォント。
 様々なバーコードで使用される英字、数字と共に、¥マークなどの記号を収録。海外のフリーフォントとは異なり、日本のJIS規格に完全準拠するため、安心して利用できる。

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 ■ 製品仕様
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 ・製品名  :FLASHBACK FONT OCR-B OpenType/TrueType
 ・製品紹介 :http://www.flashbackj.com/ocrb/
 ・定価   :オープン
 ・参考価格 :11,880円 (税込)

 ・対応 アプリケーション:
  OpenType または TrueType のフォントが使用できるアプリケーション

 ・対応 OS/ハードウェア:
  OpenType または TrueType のフォントが使用できる Windows または Mac

 ・販売形態 :パッケージ版・ダウンロード版
 ・開発元  :エヌアイシィ株式会社 (旧 株式会社ニィス)
 ・販売元  :株式会社フラッシュバックジャパン




家庭向け音声アシスタントデバイスGoogle Homeの実力〜準備編

Google Homeが国内販売されたので早速入手してみた。ただし現行の機能では正直個人的には不満足であり、私のライフワークや日常生活にそれほど便利に活用できるとは思えなかったが、反面この種のものは他者のレポートだけ追っていてもなかなか分からないことが多い。ということでいくつか確認しておきたいこともあって手元に置くことにした。


Google Homeは、家庭向け音声アシスタントデバイスだ。Googleが開発した対話型AI「Google Assistant」を搭載しGoogleの機械学習やAI、自然言語解析などの技術が盛り込まれた音声アシスタントサービスである。したがってユーザーと会話を繰り返すことで学習し、ユーザーの言語パターンなどの理解を深め、徐々にユーザーが求める最適な行動をとるようになるという。

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※セットアップが終わったGoogle HomeとiPhone 6S Plus


Google Homeのオフィシャルページによると実に魅力的なワードで舞っている。「OK Google」あるいは「ねぇGoogle」 と話しかけると、Googleで調べ物ができたり、音楽を再生したりするのはもちろん、毎日の予定の管理やスマートホームの操作も簡単にできるとある。

「あらゆる生活シーンをサポート」「Google アシスタントがハンズフリーでお手伝い」「音声で再生できます」「日々のいろいろな場面で役に立ちます」「ハンズフリーでエンターテイメントを楽しめます」「音声でスマートホームを管理できます」というわけだ。また対応するChromecastを別途用意しTVと連携すれば情報はTVに映し出される。

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※同梱品は本体とACアダプターおよびガイド


さて、まったくの個人的な嗜好だが、こうしたあれこれのうち私が期待するのはいわゆる「調べ物」「検索」といったことだと思っている。時々音楽の再生をするときもあるだろうが、今のところスマートホームを完備する予定はないしTVと連動させるつもりもない。またスケジュール管理もGoogle Homeに依存するほど多様ではない。
反面、調べ物はかなりの頻度で利用している。ブログやウェブサイトの原稿書きはもとより、特に時代小説を書いていると調査し確認を取っていかなければならないことは多い。
そうした調べ物にGoogle Homeはどれだけ答えてくれるのだろうか。

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※Google Home本体のデザイン


さらにごく近所の食べ物屋や店舗などは検索するほどないし歩いて行ける範囲は承知している。また小さな子供でもいれば別だろうが、オフィシャルページ例のように「牛の鳴き声は?」といった検索などは非現実的だ(笑)。

ただし、なによりも一番の興味はSiriとの違いである。日中のほとんどの時間をiMacの前で過ごし、macOS Sierraで使っているからSiriならいつでも起動できる。無論パソコンだからしてSiriではなくブラウザで直接Google検索すれば大概のことを知ることができる…。
それでも文章を入力しながらふと疑問を感じたり、確証が欲しい時にあらかじめ設定したショートカットキーでSiriを起動し質問することもあるが、これとGoogle Homeとは何が、どこが違い、あるいは同じなのだろうか?

そんな事を期待して届いたGoogle Homeを早速セットアップ開始した。
昨今はアップルの影響なのかデバイスのパッケージの出来がよく出来ていることが多くなったが、このGoogle Homeもよく出来ていた。
ともあれ同梱品はGoogle Home本体と電源アダプタ、そして簡単な説明書類だけだ。あと必要なのは別途スマホ(私の場合はiPhone)に無料のGoogle Homeアプリをダウンロードしておくだけである。

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※外装を外すしパッケージを外すと本体がしっかりと鎮座していた


本体に電源アダプタを接続してコンセントに繋ぐ。後はiPhoneにインストールしたGoogle Homeアプリを起動してセットアップを行うことになる。
セットアップは基本画面の指示および確認に従っていけばよい。
iPhoneがGoogle Home本体を検出した後はWi-Fiのパスワード等の設定、Googleアシスタントの設定で音声認識設定が完了だ。 
幸い何のトラブルもなくスムーズにセットアップができた。

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※セットアップは専用のアプリをダウンロードしてから行う(無料)


あらためてGoogle Home本体(直径: 96.4 mm • 高さ: 142.8 mm)を眺めると丁度両手で包み込めるほどのサイズであり、小ぶりの花瓶か大ぶりのグラスといった大きさだ。しかしこれひとつにマイクロフォンとスピーカーが備わっているので早速語りかけたみた。
なおスピーカーの音量はトップの斜めになっている円中央を指でなぞることで音量設定ができる。またスピーカーは、2 インチドライバ、2 インチデュアルパッシブラジエーター搭載のクリアな高音と迫力ある重低音を特徴とするハイエクスカーションスピーカーを内蔵。
マイクはノイズキャンセリング付きで、遠距離の音声認識にも対応しているという。

早速いろいろな語りかけや質問をしてみたが「OK Google」あるいは「ねぇGoogle」 の認識率はとてもよく、狭い家だとは言え隣の部屋からの「OK Google」といった呼びかけを難なく認識するだけでなく音楽をかけている部屋でも認識してくれる。
またスピーカーの音質だが、多少籠もった感じだが低音も十分だ。

勿論、「OK Google」と言った後、Siri同様「今日の予定は」「今日の天気は」といった個別の指示を出すことも出来るが、例えば朝起きて「おはよう」と語りかければ、「おはようございます」と返事をするだけでなく、時には今日の日付と曜日、予想最高気温と最低気温、天気や主なニュースも伝えてくれる。なぜならNHKラジオニュースや日経電子版NEWS、スポニチアネックスなどに対応しているからだが、今後更に対応機器やサービスが拡充されていく見込みだという。
なお途中で音声を止めたい場合は「OK Google」と呼びかけ「ストップ」と言ったり、Google Homeのトップをタップすればよい。

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※「OK Google Home」と呼びかけ音声認識が確立するとフロントトップにバターンが光る


要は…Google HomeはSiri以上に音声に特化したアシスタントデバイスだということだ。
例えば iPhoneの Siriに「国会議事堂の所在地は?」と問うと「国会議事堂の所在地は千代田区永田町1丁目7番1号です」と答えて地図を表示する。
対してGoogle Homeに同じ問いを発するとどうなるか。
「国会議事堂の住所は、郵便番号100-0014 東京都千代田区永田町1丁目7の1です」と答える。無論Google Home本体で地図を表示できるはずもない。

こう比較するとSiriの方が有利ではと思われるかも知れないが、そもそも我々が答えを望む問いそのものは音声だけの回答で済むものとそうでないもののとがあるわけで、こうした単純な例だけで評価を下すのは早計だろう。
要はユーザー側がどのような形での回答を欲しているかも考慮した上で比較しなければならない。
ということで、次回は実際にGoogle Homeによる音声アシスタントの実際とSiriとの違いを見ていきたいと思う。




キャサリン・アダムズ氏、 ゼネラルカウンセル兼SVPとしてAppleに入社

Appleは10月9日、元ハネウェル社シニアバイスプレジデント兼ゼネラルカウンセルのキャサリン·アダムズ氏が、ゼネラルカウンセル兼法務およびグローバルセキュリティ担当シニアバイスプレジデントとしてAppleに入社することを発表した。


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キャサリン·アダムズ氏はCEO(最高経営責任者)ティム·クック氏の直属となり、Appleのエグゼクティムチームの一員となる。
Appleはまた、2009年以来Appleのゼネラルカウンセルを務めてきたブルース·スーエル氏が本年末に退職することを発表した。

Newsroom




ラテ飼育格闘日記(567)

ラテとの散歩に欠かせないリードを新調した。先日、散歩で公園に入ったとき、馴染みの女の子から「ラテのリード随分と古そうね。ここ剥がれているよ」と指摘された。汚れて剥がれているのは確かだがいずれも安全性には問題ないししっかりした使いやすいリードだったのでずっとこれ一本で散歩を続けてきた。


しかしまあ…そう言われてみれば確かに随分と年季が入っているのは一目でわかる。早速この「ラテ飼育格闘日記」で調べて見るとどうやら2008年7月から使い始めているので丸9年が過ぎたことになる。そりゃあ確かに古めかしくなる…。
そんなことをオカーサンにいったら、それでは新調しようということになり二本のリードを買ってくれた。

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※9年前(2歳)、新調したばかりのリードで散歩するラテ。体毛が随分と黒かったことがわかる


リードといえば単なる紐であれば良いと考えるかも知れないが、まずは丈夫なことに注視して選ばなくてはならない。小型犬用のは細くて可愛らしいものが多いが、リードには何キログラムまでの引きにも絶えられるかが明記されているので十分な強度のものを選ぶ必要がある。
なおリードの丈夫さは紐の材質や縫製の仕方にもよるし、もうひとつは金具類がしっかりとできていなければ持たない。

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※今回オカーサンが買ってくれた2種のリード。上は中央部位が伸びるタイプ。結局ノーマルな下のリードを使うことに…


ただし丈夫なリードは必然的に太くなり、それは重さにも関係してくる。そして柔軟でないと繋がれているワンコも気持ち悪いだろうしそれを手に保持している飼い主も疲れやすかったり手が痛かったりでは困るわけだ。
それからデザインも大切である。
デザインというと見た目といった印象があるが、この場合は色や模様の類のことではなく「作り」そのもののことだ。
1メートル数十センチの長さとして、飼い主側の先端が輪になっているか。また短く保持したいときにはワンコ側の方にも物理的な輪があると安全性は高くなる。

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※子供たちに囲まれ、次々に「お座り、お手、お代わり、伏せ」を強要される(笑)


そんなあれこれをと考えてくれたのだろう、オカーサンは今回二種類のリードを買ってくれたのである。
一本は細かな点はともかく、これまで使っていたリードを踏襲したような作りのもの、もう一本はどうやら今風のリードのようだが、両端にナスカンが付き、いわゆるマルチファンクションリードとでもいうのだろうか、2箇所にD環がつき中央部分はゴムが入っていて伸びるようになっている。
したがってどこかに一時的につなぎ止めたりする場合に便利なことは確かだし、両端のナスカンをフル活用するなら2頭一緒に散歩させるにもよいかも知れない。

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※大好きな小学生の女子が鉄棒で逆さまになっていると近寄って顔を舐めた


手に入れたものは大型犬でも大丈夫な太めの布製で手触りがよくベタつかないのはよかったが、目玉の “強く引くと伸びる” という機能がどうしても気に入らなかったのだ。
ではなぜリードの一部がせいぜい倍程度ではあるものの伸びるようになっているのだろうか。これはどうやらリードを引く側と引かれるワンコ側の両方に強い力が瞬間にかかることを避けるためのクッションの意味らしい。

Amazonなどで同種製品の解説をみると、この種のリードは飼い主の腰ベルトに着けて活用するとメリットがあるように書いてある。
要は手に持つのではなく腰ベルトにナスカンをつなぎ、そのままワンコと一緒に飼い主はランニングしたりウォーキングしたりする場合、急に強い力が加わると飼い主は転倒の危険性もあるからといったニュアンスだ。

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※これまた大好きなファミリーのオカーサンの姿を発見すると声を上げて喜ぶ


しかし一般的なリードとしての役割を考えると、飼い主がリードを引くときは拾い食いを止めるとか、ワンコ同士の喧嘩などの際にその鼻面を引き離すためだ。これは大げさでなく場合によっては瞬時でなければならない。
それでもせっかくだからと試しに早速使ってみた。しかしすぐにこれは危ないという気がしてこれまでの古いリードも一緒にハーネスに取り付け安全面を考えつつ新しいリードを試してみた。

結果、伸びるリードははっきりいって役に立たないというのがオトーサンの結論であり、製品としては大変よく出来ているものの予備用として保管し、もう一本のノーマルなリードを日常使うことにした。
通常リード、リードと気楽に呼ぶが、大げさに言うなら文字通り命綱そのものなのであり真剣に向き合い、扱わなければならないと考えている。



ファイルメーカー、無料のビデオチュートリアル「カスタム App アカデミー」を発表

ファイルメーカー株式会社は本日、「カスタム App アカデミー」ならびに「Developer Conference ビデオ」の公開を発表した。これらの動画コンテンツを視聴することで、ユーザはFileMaker プラットフォームを使用してカスタム App を作成する方法を自分で学ぶことができる。


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この新しいカスタム App アカデミーは、学習者のレベルに合わせたステップバイステップのガイダンスが付属する日本語のビデオチュートリアルで構成されている:

• 基礎:FileMaker プラットフォームの概要と、FileMaker Pro および FileMaker Go の基本操作について説明。
• 作成:FileMaker で基本的なカスタム Appの計画および作成のプロセスを説明。また、レポートやグラフを利用してデータをわかりやすくする方法を解説。
• 拡張:ユーザのフィードバックを元にカスタム Appを拡張し、情報を作成、自動化、視覚化するための方法を、より詳しく説明。
• バージョン16の新機能:FileMaker 16 プラットフォームの新機能を紹介。また、一部の新機能について詳しく解説。

前述のカスタム App アカデミーに含まれるビデオチュートリアルのほか、米国で開催されたFileMaker開発者会議「FileMaker Developer Conference」にて収録されたセッション録画ビデオも視聴できる。こちらのビデオは英語のみ。
さらに詳しくはこちらをご参照ください。

カスタム App アカデミー



「日本一Appleに金を注ぎ込んだ人々」に見る30年前のハードウェア価格

ちょうど30年前のこの時期(1987年)、「MacTalk」というMacの情報誌が発刊された。隔月刊として第8号まで出版されたが、これは出版社の手になる物ではなく秋葉原でショップ展開していた(株)イケショップのユーザーグループ・マガジンだった。この雑誌に関しては「イケショップ『MacTalk』誌に見るユーザーの等身大情報とは?」に詳しいので繰り返さないものの、VOL.3に載った「日本一Appleに金を注ぎ込んだ人々」という記事についてご紹介してみる。


Macintosh II という最初のカラーMacを購入した時期だったが、タイトルの「日本一Appleに金を注ぎ込んだ人々」とは些かあからさまでイヤラシイ感じも受けたが、まあ単なるネタだと思って原稿依頼を受けた記憶がある(笑)。
このとき載ったのは私と松木英一氏、斉藤秀行氏の三人だったが、後の編集後記によれば引き続きより強者たちが登場するような気配もあったが、これっきりになってしまった…。

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※1987年8月から隔月刊に8冊刊行された「MacTalk」


要はどれだけApple製品を買い込み、浪費?をしたのかという購入リストを示せという企画だったので私はApple II に関わるものとMacintosh関連に分けてそれまで費やした製品および価格をリストアップしたが、申し上げるまでもなく買った記録を念密に残していたわけでもなく正確であるはずもないが、記憶しているだけのハードウェアを購入先の定価リストなどを参考にしてピックアップした。

いまその記事を読むと自分でビックリするが、この時期まででApple II関連で360万円ほど、Mac関連で460万円ほどの額になっている。無論その他、記憶からこぼれているものやこれまた高価だったソフトウェア類を含めれば推定一千万円の注ぎ込み…というのが結論だった(笑)。

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※「日本一Appleに金を注ぎ込んだ人々」の記事が載ったVOL.3号表紙


それはともかく印象的なのはハードウェアが高価だったことだ。
Macintosh 128Kとプリンターで799,000円、その後512K RAMに増設するのに201,500円、さらにMac Plusへのアップグレード価格が150,000だった。
そう、当時はハードウェアのアップグレードサービスがあったのだ。
結局1984年に登場した最初のMacintoshはその後のアップグレードを加算するとその本体価格は1,150,500だったことになる。

その他、これまた最初に買ったたった10MBのハードディスクが36万円、MacScanというページスキャナが30万円、モノクロ17インチ・大型ディスプレイが50万円だ。
いくら時代が違うとは言え、iPhone 8やiPhone Xが「高い」と思っている自分が少し情けなくなってくるではないか。
こうして続くであろう「日本一Appleに金を注ぎ込んだ人々」の企画がその回限りになってしまったことでもあり、その後しばらく私は文字通り「日本一Appleに金を注ぎ込んだ奴」の称号を独り占め…いや、馬鹿者としてネタにされたのだった(笑)。
ともあれ、このMacTalkは短い間の刊行だったものの「イケショップ『MacTalk』誌に見るユーザーの等身大情報とは?」にも記したとおり一般商業誌とは些か違う当時の生情報が満載でよい資料となっている。



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プロフィール

appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。ゆうMUG会員