Bluetooth対応ウェアラブル・カムコーダ LOOXCIE LX1を試す

Bluetooth対応ウェアラブル・カムコーダ LOOXCIE LX1を使い始めた。このヘッドセット型のビデオカメラは前回ご紹介したように数々の利点・特徴があり撮影時に両手が空くと共にiPhoneと同期して使うことが出来るわけだが、果たして実用になるのだろうか。今回は「LX1」の第2弾である。                                                                                                                         
「LX1」はこの小さな筐体にボタン類が4つある。まずイヤーチップの反対側は電源ならびに電話着信の場合の呼び出しボタン、イヤフック上部にビデオ撮影ON・OFFボタン、同じくイヤフック後ろ側にボリュームボタン、そしてカメラ部位の根本当たりの下側にインスタントクリップ・ボタンといった具合だ。
まずはこのボタン類の使い方の基本を覚えないとならない。ろくにマニュアル(英語)も見ずにあれこれとやると混乱して操作を間違う恐れがあるので注意する必要がある。

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※小型の「LX1」本体には4つものボタン機能があるのでまずはその扱い方を覚えるのが先決


「LX1」を入手して最初にやることはiPhoneとのペアリングおよびiPhoneにAppStoreから「LooxcieMoments」「LooxcieCam」という2種類のiPhoneアプリをダウンロードしインストールすることだ。勿論両方とも無料である。

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※AppStoreから「LooxcieMoments」「LooxcieCam」をインストールする


iPhoneとのペアリングは電源/呼び出しボタンを長押しして電源を入れ、続いてボリュームボタンと電源/呼び出しボタンを3秒ほど押すことでBluetoothがペアリング状態となる。後はiPhone側で検知し確認するだけだ。なおペアリングコードは不要である。

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※iPhone 4とのペアリング完了


ペアリングが終わったらiPhoneにインストールしたアプリのどちらかを起動してみよう。通常それで本体ファームウェアのアップデートが要求される。また別途メーカーサイトからデスクトップ版アプリ「LooxcieDesktop」もダウンロードしインストールを済ませておこう。
念のためだが、手動でのファームウェアアップデートはこの「LooxcieDesktop」を起動し電源をOFFにした「LX1」をUSB接続する。続いてデスクトップに「LX1」がマウントしたら表示ウィンドウの「Install Update」をクリックすればアップデートが始まるが5分ほどかかることもあるようだ。
画面が切り替わったらUSB接続のまま画面表示の通り「LX1」の3つのボタンを同時に3秒ほど押し続け再度画面が変わり「Your Looxcie Device is up-to-date」と表示されれば完了である。なおUSB接続した「LX1」は必ずUSB機器の通例通りの手段でアンマウントしてから取り外す必要がある。
取り急ぎ「LX1」の電源を入れ、ペアリングが出来ていることを確認しiPhoneの「LooxcieCam」を起動の上「LX1」カメラからの映像が表示されればセットアップならびに接続確認はOKということになる。

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※「LooxcieCam」のビュー画面に「LX1」からの映像が表示される


さて実際の利用に際して意外と難しいことは「LX1」を耳に装着することではないだろうか...。
これは耳のサイズや形状などにより個人差があると思うが、付属の3つのイヤピースを試し、一番フィットするものに換えておく。そしてまずは自分の耳にどのようにしたら簡単にそして違和感なく取り付けることができるかの練習にきちんと時間を使う必要がある。
なお「LX1」は電源ならびにイヤピース部位が回転するので左右どちらの耳にも装着が可能だ。
最初は違和感なく装着するのに手間がかかった...。何しろ耳にかけることは出来てもイヤピースが耳の穴にピッタリとこない。押し込もうとすると電源が入ったりあるいは切ったりしてしまうし押し込もうとして他のボリュームボタンやビデオボタンを押してしまうこともしばしばだ。

耳に違和感なく装着できるようになったら次の課題は実際の撮影に備えて手順を十分確認しておくこと...。
例えば撮影開始と耳にかけた「LX1」の電源ボタンを押し、ペアリングされていることをiPhone側で確認した上で「LooxcieCam」アプリを起動する。そして録画開始ボタンをタップするか「LX1」側のビデオボタンを押すことで録画が開始され、再度押すことで録画が終了となる。しかし問題は闇雲に録画を開始しても実用にはならない...。
それは耳に装着した「LX1」が撮影者の視線に準じた方向ならびに角度を保持しているかがiPhone側で確認しないと分からないからだ。
こうした確認を疎かにすれば撮りたいフレームは回転したままでかつ対象物がフレームから外れたり欠けたりすることになる。
したがって撮影時には必ずiPhone側のアプリでプレビューし、「LX1」の上下位置や角度を正す必要がある。

私はといえば現在の所「LX1」の全てを理解できたわけではないがテストを兼ね、毎日朝夕2回愛犬との散歩に使っている。ただし画質的な問題でもっぱら640x480モード撮影で「LooxcieCam」を使っているが...。
そうそう、取り急ぎお伝えしておく必要があるが「LX1」の2つの撮影モードは撮影後の手順が違うので注意が必要だ。なぜなら「LooxcieCam」を使った場合、その撮影データはリアルタイムに「LX1」に自動的に保存蓄積される。しかし低解像度モードを持つ「LooxcieMoments」の場合はクリップビデオ...すなわち本来低解像度で短いショットを撮ることを想定してか、撮影後自動的に保存はされない。その代わりクリップの任意のイン・アウトを指定でき、その範囲だけあらためて「LX1」に保存されることになる。

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※「LooxcieMoments」は撮影後クリップの保存範囲を指定可能


そして「LooxcieMoments」はファイルの共有を意図した機能、すなわちメールをはじめFacebookやTwitterと連動する機能も持っている。

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※「LooxcieMoments」にはファイル共有機能もある


ともかく自宅を出る際に「LX1」の電源を入れペアリングを確認しカメラの角度と回転位置などを正しておく。こうすれば散歩中にiPhoneへ着信があった場合でも電源/呼び出しボタンをクリックするだけで会話ができるしiPhoneの「LooxcieCam」でプレビューしてから即撮影開始が可能だから...。後は基本的に帰宅するまで回しっぱなしだ。

「LX1」の画質などに関しては別途レポートするつもりだが、「LX1」を装着し愛犬との散歩を繰り返してみたがいろいろと発見があった。当初は撮影時に「LX1」の存在を意識せず、意図的にいつものように振る舞ったが、習慣となっている愛犬の進行方向1メートルから3メートルほどの地面ばかり注視している自分を再確認したこと、そして左膝が痛くサポーターをしていることでもあり厳密にいうなら映像が左にカクカクと揺れる。やはり意識していないものの軽く足を引きずっているようだ...。
さらにこれまた意識外だったが、頻繁に視線を変えているため、ビデオ撮影には相応しくない歩き方だということも分かった(笑)。だからそこそこの撮影を意識するなら頭はなるべく動かさず、そして視点移動も緩やかに行わないと結果は見るに堪えないものとなってしまう。
そう、話しは長くなると焦点がぼける(笑)。次回画質篇へ続きとしよう...。

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員