iPhone 5s ゴールド、ファーストインプレッション

iPhone 5sはご承知のように9月20日の金曜日に発売開始された。iPhone 5cがあらかじめ予約を受け付けていたのに対してiPhone 5sは予約受付はせずに20日からいきなり販売という体制になった。そして相変わらずだが発売日が近づくにつれ銀座のApple Storeなどに列ぶ人たちのニュースが目立つようになった…。


他人事でなく自分はどうするか…。正直言えば現行のiPhone 5で機能や使い勝手は十分なのだが人の子として、Appleフリークとして、そしてソフトアウェア開発に携わる1人として誰よりも早く手に入れたいというのも本音である。しかし最初のiPhoneからこの方、列んで購入したことはないし列ぶということ自体が嫌いなのだ(笑)。
無論お祭りとして列んで新しいiPhoneの登場を祝い、盛り上げようという人たちを否定するわけではない。私自身が列んで、それも長蛇の列に並んで物を買ういうことが嫌いなだけだ。
今回は発売日にも店頭に出向かず、オンラインでiPhone 5sのゴールドを予約した。ゴールドは一番人気だと聞いていたし1ヶ月ほどは待たされると覚悟していたが、結果は1週間で入荷連絡があった。

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※入手したばかりのiPhone 5s ゴールドおよびパッケージ


実は近隣の駅に隣接した商業ビルにソフトバンクのショップがテナントとして入っている。私は最初のiPhoneからこのショップで手に入れてきた。
特にこのショップがサービスが良いとか他のショップより手に入れやすいということではないものの、他の多くのショップとはちょっと違った面を持っている。それを利用…といっては言葉が悪いが、逆手にとってこれまでまずまずスムーズに手に入れてきた。ま、その作戦は秘密であるが(笑)。

前記のようにそのソフトバンク・ショップは商業ビルのテナントのため、ビル自体の営業時間である午前10時にならないとオープンしないのだ。したがって新iPhone発売開始が午前8時~ と発表されたところでこのショップは相変わらず10時開店である。
この特色というか他店とは違う開店時間とテナントの位置などを考慮し、これまで列ぶことなく新機種をまずまず早期に入手してきた。したがってオンラインでの予約というのは今回が初めてだが、結果論ではあるもののゴールドに拘って良かったと考えている。

さて肝心のiPhone 5s ゴールドだが、ウェブの写真などでは多々見てきたものの実機を手にしたのは初めてだ。
その第一印象はといえば上品というか…かなり地味なゴールドということか。
ゴールドと聞けば一般的には「金ピカ」といった印象を抱くかも知れないが、iPhone 5sのそれは筐体全体がゴールドというわけではない。ゴールドなのはフレーム全体と背面は上下それぞれ10mm程を除いた中央部分ということになっている。したがって正面から見るとフレームの端およびホームボタンの輪郭がゴールドで後はポリカーボネートだろうか…ホワイトの樹脂製である。そのホワイトもよく見るまでもなく何とも落ち着き、しっとりした感じのホワイトで一目見たときに象牙の質感を思い出したほどだ。
こうした質感がゴールドを嫌みのない気品さを漂わせるものとなっている。
なおゴールド色は背面のアップルロゴと “iPhone” という製品名部位を除いてすべて艶消し仕様なので全体的な印象はいたって落ち着いた感じを受ける。
しかし相変わらずだがその全体的な作り込みの美しさには惚れ惚れする。安っぽい箇所はまったくない。

とはいえこれまで愛用していたiPhone 5と基本デザインは一緒だから、確かに新鮮味はあまり味わえないが、Appleの新製品を手にする喜びはいつの時代も変わらない。そして詳しい検証はこれからゆっくりと行うつもりだが、スマートフォンでは世界初となる64ビットになったA7。これは伊達ではなくベンチマークテストの情報も出始めているが、携帯電話のステージがまた一段上がったと考えるべきだろう。

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※これまで愛用していたiPhone 5とツーショット


ただ一昔前は周りにAppleユーザー、Macユーザーが皆無だったのが現在では電車に乗ったりカフェに入ると周りのほとんどがiPhoneという…古いAppleユーザーにとってはいまだにどこか信じられない光景にクラクラ…ドギマギする思いだ(笑)。
ともあれ、iOS 7を堪能しながらiPhone 5sから採用された指紋認証など新しいテクノロジーに関しても楽しみながら触れ始めている。

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※取り急ぎ液晶保護フィルムとクリアケースでプロテクトしたiPhone 5s ゴールド


そうした中でまた気がついた点があればレポートを続けてみよう…。しかし取り急ぎ液晶保護フィルムを貼りクリアなケースでプロテクトしたがゴールドの質感とビジュアルを堪能するにはケースなしで使うのが理想に違いない。無論傷や落下時の損傷というリスクは大きくなるが、今回初めて背面にもフィルムを貼って使ってみようとも考えている…。
ともあれ…いいですよ、iPhone 5s!




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員