Apple/Macテクノロジー研究所、2013年度を振り返って...

激動する世界情勢と比べればApple/Macテクノロジー研究所の1年の変化、あるいは出来事などなにほどのことがあろうか…と思うが、その小さな揺れの中にいる当人としては結構変化のあった1年であった。2013年も終わりを迎えて足早にではあるがApple/Macテクノロジー研究所的なこの1年を振り返ってみたい。


さて、この1年の主な出来事を抜粋して記してみたが、読みやすいようにとタイトルをつけて10大ニュース的にご紹介してみよう…。
なお重要度は一応順番に記したものの、別途関心の深さは関連記事の多さに比例するということなのかも知れない(笑)。ともあれ2013年の総括として興味のあるアーティクルを再度ご覧いただくガイドとなれば幸いである。

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1)研究所の移転
まったくの個人的な事ではあるがブログ活動の場が変わったということは大きな変化を伴った。ブログを発信するMac環境、すなわち機材などには大きな変化はないものの、位置関係やらも変わったので使い勝手が良くなった面と意図しないまでも些か改良の余地のあるあれこれも目立ち,今後微調整する必要があると考えている。
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今日は当研究所の引越日

2)サイト攻撃を受けブログに変更
悪夢のようで思い出したくない出来事だったが、これを機会にレンタルサーバーで活動していたサイト運営が当ブログに変更したわけであり、10大ニュースとなれば上位に位置づけなければならない。
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サイト攻撃を受け情報発信をブログに変更する顛末記

3)大塚国際美術館を訪問
大塚国際美術館への訪問は単に美術品を鑑賞しに行ったというだけに留まらず、これからのブログのあり方やいくつかの仕事に関しても数々のヒントを与えてくれた旅となった。できたら再訪したいと考えている。
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「大塚国際美術館」ひとり旅 (1) 〜プロローグ
「大塚国際美術館」ひとり旅 (2) 〜システィーナホールに感涙
「大塚国際美術館」ひとり旅 (3) 〜環境展示群は圧巻
「大塚国際美術館」ひとり旅 (4) 〜ジョットのスクロヴェーニ礼拝堂は美しい
「大塚国際美術館」ひとり旅 (5) 〜祈りの声が聞こえてくる? 聖テオドール聖堂
「大塚国際美術館」ひとり旅 〜(番外) ネットワーク篇
「大塚国際美術館」ひとり旅 (6) 〜ルネサンス期の絵画を堪能
「大塚国際美術館」ひとり旅 (7) 〜バロック期の絵画を堪能
「大塚国際美術館」ひとり旅 (8) 〜バロック期から近代に至る馴染みの作品たち
「大塚国際美術館」ひとり旅 (9) 〜ついに、ピカソの「ゲルニカ」と対面
「大塚国際美術館」ひとり旅 (10) 〜現代作品群と対面
「大塚国際美術館」ひとり旅(11)〜エピローグ
「大塚国際美術館」ひとり旅〜(番外) 一番印象に残った絵画とは?

4)Apple 1 を組み立てる
今年一番印象深かった製品…マシン関係といえばやはりApple 1 Replica Kitを手に入れ組み立てたことだ。これまでは例えレプリカであろうと手にすることは無理と考えていただけに嬉しい。そして何よりもそのスペックを情報だけではなく実物に準じたパーツを手にし、時にApple 1の回路図と見比べながら自分でハンダ付けしたことでその仕組みが見えてきたのも大変有意義だった。
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1977年製 MOS Technology社製 MCS 6502 マイクロプロセッサ幻想
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5)iMac 27インチ
今年のはじめに手に入れたこのマシンは日常の活動の根幹をなすマシンであるが、27インチのディスプレイはもとよりフィージョン・ドライブや32GBのメモリ増設なども相俟って大変信頼性のある優れたマシンだと気に入っている。ご承知のように新型Mac Proも登場したものの設置スペースやコストパフォーマンスなども考慮するとこのiMacは依然として私にとって最良のマシンであるように思える。
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6)DDA-100-S(シルバー)とイクリプス TD307MK2A(シルバー)
前記Mac 27インチを入手すると同時に計画したデスクトップ・オーディオ刷新計画もDDA-100-Sとイクリプスに決め大変満足している。単に音楽を流すというだけでなく、iMacの前に座っているときにはお世話になるシステムだけに音質の良さは勿論、そのビジュアルも素敵なのは気持ちがよい。
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新デスクトップ・オーディオ計画第3弾〜セッティング篇
新デスクトップ・オーディオ計画第4弾〜サウンド篇

7)ScanSnap SV600
今年の後半になって当研究所に導入された非接触イメージスキャナだが、新たに専用のスペース…利用環境を整えるほど気に入り、かつ常用しているスキャナとなった。
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8)iPhone 5s ゴールド
このiPhone 5sゴールドは本来ならもっと上位に位置すべき素晴らしい製品だが、これまでのiPhone 5からアップデートということで些か新鮮味に欠ける…というか、慣れ親しんできた感覚があるので8位となった。すでにiPhone そのものがライフラインとなった感があるほど日常生活において重要なアイテムである。
【関連記事】
iPhone 5s ゴールド、ファーストインプレッション

9)ULTRA WiFi 4G 102HW
地味な存在だが、iPhone 5sやiPad miniをどこにいても快適に使えるのはこのULTRA WiFi 4G 102HWがあるからだ。勿論無料のホットスポットが使える場所はそれを優先するが、コレさえあれば電波の入る場所ならどこでもWi-Fi環境を満喫できる。
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10)レジェンド・トイズ “The Young Steve Jobs” 1/6 フィギュア
12月24日に届いたことでもあり、印象深く自分自身へのクリスマスプレゼントとして最適のアイテムとなった。
【関連記事】
1/6 フィギュア「The Young Steve Jobs」到着

ともあれ今年1年、ご厚情ありがとうございました。素晴らしい新年をお迎えください。




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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員