全自動エスプレッソマシン「デロンギEAM1000BJA」レポート

14年ほど愛用してきたイタリアPAVONI社製エスプレッソマシンがついに調子が悪くなった。これまで全自動のマシンなど見向きもしなかったのだが寄る年波に勝てず(笑)少しでも美味いコーヒーを楽に煎れたいと考え方が変わってきた。というわけでイタリア デロンギ社製のワンプッシュで豆挽きから抽出、粉の処理までおこなう全自動マシンを手に入れた。



コーヒー好きの一人として、自宅でも美味しいコーヒーをいつでも飲めるようにしておくのは当然のことだが、一杯のコーヒーを煎れるのも拘りが強いと意外と面倒なものだ...。
特にこれまで長く愛用してきたイタリアPAVONI社製エスプレッソマシンはその操作すべてがマニュアルで行う仕様であり、思うような一杯のコーヒーを煎れるにはそれ相応の手順を踏まなければならない。

これまでその手順は、そう...あたかも茶道のそれのようにその手順は作法と同じようなものだと認識して楽しんできたが、やれ腱鞘炎、筋肉痛といった腕でエスプレッソマシンのハンドルをプレスするのも面倒になってきたのである(笑)。
それもまだ使える内はこのお気に入りのマシンを変える気はなかったが長い間使い続けたこともあり問題の箇所がいくつか出てきた。無論修理も可能だろうが、拘ってきた手順もそもそもは美味い一杯を煎れるためのものだったわけで、いくつか調べた結果イタリアのデロンギ社製全自動エスプレッソマシン「MAGNIFICA EAM1000BJA」を買うことにした。
外寸は幅280×奥行き380×高さ365mm、重量は約10Kgだがオペレーションのすべてはフロント側で可能なので左右にあまり気を使わないですむ。
取り急ぎこれまでPAVONI社製エスプレッソマシンとコーヒーミルがあったところに設置してみた。

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※デロンギ全自動エスプレッソマシン「MAGNIFICA EAM1000BJA」の勇姿(笑)


この全自動エスプレッソマシン「MAGNIFICA EAM1000BJA」の特徴は文字通り、専用投入口にコーヒー豆と水をセットし前面パネルのダイアルでコーヒーの濃さと量を調節した後、抽出ボタンを押すだけでクレマも豊かに香り高いイタリアン・エスプレッソが抽出できることだ。なお、抽出は1杯は勿論2杯同時に可能である。
「MAGNIFICA EAM1000BJA」は抽出ボタンを押すその都度7段階コーン式のグラインダーで豆を挽き、ポンプ圧15気圧で20~180ccまでの抽出を、そして抽出が終わった粉の処理までを全自動でこなしてくれる。

さて、ここで味に関わるのは申し上げるまでもなく3つある。
ひとつはコーヒー豆の選択とその挽き方、2つ目は抽出の濃さそして3つ目に抽出量ということになろうか...。
特に味に関わってくるのは豆の種類は勿論その濃さだが、基本操作はすべて前面パネルで調整が可能であり、日々の掃除やメンテナンスもすべてフロントから可能なのも楽である。

水を満タンに入れ、お気に入りのコーヒー豆を多い目にセットの上、濃さを確認するため数杯を無駄にするつもりでテストを始める...。その抽出の量もダイアルの位置が実際にカップのどの程度まで入るのかも確認するつもりでいろいろとやってみた。
こ日のために別途手に入れたドイツ製だというカプチーノ用コーヒーカップをお湯で温める。なお「MAGNIFICA EAM1000BJA」に電源が入っていればその上面の一部がカップウォーマーの働きをするので準備ができるまでそこに伏せておくとよい。
マシンの電源を入れ、抽出の準備がOKとなったらカップを置き、抽出ボタンを押す...。
するとまずは豆が必要量挽かれ、しばらくするとカップに抽出が始まる。

幸い最初からクレマも豊かなエスプレッソが味わえたが、思ったより薄めだったので次は濃さのダイヤル調節を時計の位置で言う3時ほどにしたら好みの濃さとなった。
とにかく豆と水がセットされていればボタンひとつで香り豊かな美味しいエスプレッソが出来上がるのだからこれはラクチンである。そしてミルクフォーマーもPAVONIより肌理の細かなものが容易に作れる感じだ。最初に作ってみたカプチーノもまずまず美味しくできたので一安心した。

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※「MAGNIFICA EAM1000BJA」で最初に煎れたカプチーノはまずまずだった


ただし使い終わった後のメンテはボタンひとつというわけにはいかない(笑)。トレーに溜まった水やコーヒーカスを捨て、スチーマーの口を洗い、抽出口はもとより抽出ユニットを綺麗に掃除しなければならない。ただしこれらの掃除などはすべてフロント側を開いてできるので場所もとらずになかなかやりやすいと思う。また掃除やメンテは確かに面倒ではあるがこうしたことを怠ると故障の原因になり機器の寿命が短くなることもあるので大切なことなのだ。

ひとつ気になったのはその消費電力である。定格が1150Wなのはともかく、電源はONにしておくと3時間後に自動的に内部洗浄が行われてOFFになるという。しかし文字通り「いつでも美味しい1杯」を実現できるのは電源が入っていればこそなのだが、消費電力が1000Wを超える機器となれば場合によってはエアコンやら電子レンジの使用と重なるとブレーカーが落ちる可能性もありうるわけで決して何も考えずに使うわけにもいかない。
まあ飲み過ぎにブレーキをかける意味でも、美味しい1杯を楽しんだら少々面倒でも手動で電源を切っておくことにしよう。

ともかく「MAGNIFICA EAM1000BJA」なら1杯のコーヒーを抽出するために準備の時間をほとんど必要としないで済む。したがって例えばお客に対してもほとんど待たせることなく手際の良いコーヒーを出すことも可能なのが嬉しい。
毎日のメンテナンスをきちんと続けて愛用してみたいと思っている。




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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員