Apple本社から届いた株主総会案内と決算報告書を見て...

住所転送されたため、だいぶ遅れてApple Inc.からの郵便物が届いた。株主総会は現地時間5月10日の午前10時からだという。まあ、毎回のことだが出席できるわけではないので急ぐものではないが...(笑)。


Appleの株主には間違いないわけだが、まったくの形だけであってもこうして正式な株主総会案内や業績の詳しいレポートが届くのを毎年楽しみにしている。その業績やAppleという企業の推移や変化についてはインターネットをはじめとして日々多くの情報が飛び交うが、こうして送られてくる100数十ページにもおよぶ詳しい業績に関する資料は後になっても貴重な資料となる。

さて今年の株主総会も業績としてはすでに発表があるように良好だから何の問題もないだろう。ただし例のストックオプション問題がどのように株主総会で釈明されるか...されないかに興味もあるが、すでに取締役会も現CEOのスティーブ・ジョブズ氏を後押ししていることもあり、大きな混乱はないものと思う。

送られてきた書類をざっと眺めてみると、2006年度の売上額は前年度比39%もの増額となっている。日本市場も31%増と頑張っているが伸び率は米国本土、ヨーロッパ、リテイルストア、そしてその他の販売の中で一番伸び率は低い。
興味深いのがプロダクト毎の売上高だ。iPodは相変わらず伸び率が凄く、前年度比69%増だ。それにも増して凄いのが"Other music related products and services"という項目で前年度比110%の伸び率をたたき出している。これにはiTunes Storeの売上、iPodサービス、サードパーティへの課金であるiPodブランドセールスなどが含まれている。

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※年次株主総会案内(上)と米国証券取引委員会からのApple決算内容(下)


iPodが好調なのは変わらないが、Macintosh本体の成績はどうなのだろう...。これは、売上高の面から見ると全体で前年度比18%増だからなかなかの成績だったと思えるが、Portable...すなわちMacBook, iBook, MacBook Pro, PowerBookの販売は前年度比43%増と大きく健闘しているが、Desktop...すなわちiMac, eMac, Mac mini, Mac Pro, Powr Mac, Xserveといった類は前年比3%減と少なくなっているのが気にかかるところだ。
しかし企業全体としてみるなら、今どきの企業としては類を見ない優良企業であることは間違いない。そして今年2007年の6月にはあのiPhoneが発売開始となるし、リリースが遅れたが10月にはMac OS X Leopardの出荷も待ち受けている。

こんなことをまとめているとき、Forbes.comでは2006年度米国上位500社CEOの報酬ランキングを発表し、それによればAppleのスティーブ・ジョブズ氏は1位だという。祝着至極である...。
是非iPodやiPhoneで稼いで、MacintoshあるいはMac OS Xの未来に投資をしていただきたいと思うのは私だけではないだろう(笑)。


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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員