Beats Studio ワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォン 〜 準備編

これまでまったく縁がなかったBeatsのヘッドフォンを手に入れた。そのブランド名は知ってはいたがそれ以上の知識も興味もなかった。ただし今年の5月末にBeats MusicとBeats ElectronicsをAppleが買収したことであらためてそのブランドを意識し今般新しいヘッドフォンを手に入れる機会にと初めてその製品を購入した…。


今回手に入れようと考えたヘッドフォンだが、機能的な意味で2つの点を意識した。ひとつはノイズキャンセリング機能、そして2つ目はワイヤレスであることだった。
私が最初に本格的なノイズキャンセリング機能を持つヘッドフォンを手にしたのは10年前になる。それはBose社製「QuietComfort 2」だった…。しかしその後に壊れたきり、同種の製品は手にしていなかったのである。

Beats_A_01.jpg

Beats_A_03.jpg

※Beats Studio ワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォンのパッケージ(上)と同梱品(下)


それはともかく、世の中には文字通りピンキリのヘッドフォン製品が多々存在する。ただし前記したノイズキャンセリング機能とワイヤレス機能を併せ持った製品、それも形だけでなく良質なものとなると意外に選択肢は狭まる…。
これまでBoseのノイズキャンセリング機能に不満がなかった1人として今回も同社の製品を選ぼうと考えたが、Boseにはノイズキャンセリング機能とワイヤレス機能を併せ持った製品がなかったため急遽Beatsが候補に浮上した次第…。

というわけでそのBeats Studio ワイヤレス オーバーイヤーヘッドフォン(以下studio wireless)の第一印象をお伝えしようと思う…。なお本製品 studio wireless には6色のカラーバリエーションがあったが、私は無難なチタニウムを選んだ。

Beats_A_06.jpg

※studio wirelessの作りはさすがに素敵である


パッケージにはヘッドフォン本体の他に、3.5 mmオーディオケーブル、マイク&リモコン付きケーブル、ハードシェルキャリングケース、USB 2.0 ケーブル (USB-A to USB Micro-B)そしてUSB 電源アダプタが同梱されている。昨今の風潮に鑑みると些か過剰包装にも感じる。
さて、仔細はともかくこのBluetoothによるワイヤレスヘッドフォンは専用のケーブルを繋いでも使える仕様になっているがここではあくまでワイヤレス使用に拘ることにする。

まずstudio wireless 本体だが、いわゆるオーバーイヤー型、すなわち耳をパッドですっぽりと覆う方式なのでウェブの写真などから判断するとかなり大きい印象を受けると思うが、手にしてみるとそんなでもない…。そして重量も259グラムと見た目よりずっと軽い。手に持って目視してみると全体的なデザインはシンプルで外から見えるネジもなく素敵だ。

Beats_A_11.jpg

※studio wirelessのヘッドセット表面には "beats" とプリントされている


ところで本製品の目玉であるデュアルモード ANC (アダプティブノイズキャンセリング) 機能およびBluetoothによるワイヤレスはバッテリーを必要とする。そのバッテリーだが本製品はフル充電で 20 時間駆動のリチャージャブルバッテリを内蔵しているためまずは充電しなければならない。充電は付属のUSB Microケーブルで行うが5つのLEDがすべてが点灯すればフル充電完了だ。

Beats_A_07.jpg

※studio wirelessは内蔵リチャージャブルバッテリを使う


ところでヘッドフォンとして決して安くない studio wireless を購入したのはその ノイズキャンセリングを期待してのことだ。ワイヤレスはその快適さを一段と増してくれるに違いないと考えた次第だが、デスクトップ・オーディオは勿論、私の日常環境はすでにヘッドフォンアンプ経由でヘッドフォンも快適にそして良質なサウンドが使える設備が整っている。また旧製品ながらBluetoothによるモトローラS9-HD ワイヤレスヘッドセットも現役だ。したがってこの夏場に studio wireless を装着して外出する気はない(笑)。

ひとえにiPhone 5sとペアリングして音楽を聴くことに没頭したい場合、そしてコンテンツの視聴というのではなく、読書や調べ物に集中したい場合に静寂の場を作ることに期待しているわけで、以前所有していた「QuietComfort 2」もそうだった。

耳の位置にイヤーバッドを合わせて実際に装着してみたが圧迫感も少なく思ったより快適だ。そして右側のハウジング表のグリルには電源スイッチとバッテリ残量を一目で確認できるLEDがあり、左側のハウジングのグリル中央、すなわち “b” のアイコンを2秒押せばペアリングモードに入る。

Beats_A_10.jpg

Beats_A_09.jpg

※右用のハウジングとグリル(上)と左用ハウジングおよびグリル(下)


ペアリングが完了した後、左側グリルの上下部位を押すことでボリュームコントロールが可能だし “b” 部位は一時停止、プレイ、次のトラック、前のトラックへのコントロールボタンとなる。さらにそのワイヤレス使用時に着信があった場合には左側グリル中央の “b” は応答、通話終了ボタンになる。すなわちワイヤレスで音楽を聴いている際にペアリングしているiPhoneに着信があった場合もそのまま応答でき、通話が可能なのだ。

これで準備は整ったようだ…。次回は実際に体験したデュアルモード ANCの効果および studio wireless による音楽体験をご紹介したい。

Beats_A_04.jpg
※製品には日本語を含む5カ国語表記によるクイックスタートガイドが同梱されている


さて最後にひとつ苦言を記しておきたい。Beatsの製品は偽物も出回っているという情報を友人たちから聞き、今回Apple Storeから購入した。そして事前にストアサイトにある製品情報も参考にしたが、その記述は正直感心しない…。
なぜならそこにある説明は未確認ながら原文(英文)を直訳したような違和感ある日本語だからである。
例えば「Beats はすでに世界中で有名になったこのヘッドフォンを再び手がけるにあたり、美しいスポーツカーを設計するかのように細心の注意を払い、厳しいルールに基づいて選択を行いました。」といった一文は正直なにを主張したいのか曖昧だ。「選択」とは何をどのように選択したと言いたいのか(笑)。
くどいようだが、本製品は決して安くない製品でもあり、情報も製品同様より洗練された良質で正確な内容を提供して欲しいと願う。



関連記事
メイン広告
ネットショップ先行販売
ブログ内検索
New web site
[小説]未来を垣間見たカリスマ  スティーブ・ジョブズ
ジョブズ学入門
WATCH 講座
大塚国際美術館ひとり旅
ラテ飼育格闘日記
最新記事
お勧めの新旧記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員