ラテ飼育格闘日記(319)

激寒の中、朝夕の散歩は正直辛いがラテの笑顔を見るためにとオトーサンは頑張っている。ラテもアトピーの影響で噛んでしまう肉球を時にかばいながらもよく歩くが、最近は目の周りまで掻き壊して実に無残な顔になっているが、オトーサンはその顔に薬を塗りつつ頬ずりするのであった...。                                                                                                                
この正月前後はたまたまだろうが肉球や身体を傷を付けることはやや治まった感があるものの、反面これまでにはなかったほど顔を掻きむしるケースが目立ってきた。
唇の横あたりや目の縁に小さな傷をつけることはあっても今まではそんなに目立った傷では無かったが、ここのところ特に右目の周りを掻き、明るいところで見るとすでに体毛がないだけでなく紫色に変色している。まるで喧嘩で顔面を殴られて目の周りにアザがついたような感じだが、笑うわけにもいかない...。

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※右目回りを負傷した顔で友達ワンコのマキちゃんに笑顔を送る...


正直酷いときには見るに耐えない顔つきとなっているが、どんな顔になってもラテはオトーサンの可愛い娘である...。
散歩から戻り、身体を綺麗に拭くとき、まず最初にやることは目脂を取ることからはじめるが、そのラテの視線を直視するのが辛いときがある...。
ともあれ身体を拭いた最後にはその目の周りや横っ面に出来たばかりのかき傷に薬を塗ってやるが思わず頬ずりしてしまうオトーサンである。

そうした影響かここの所些かラテは...幸い食欲はあるものの、遊ぶ余裕がないというかボール遊びをせがんだり、持ち前の感情豊かな動作を見せることが少ないように思っていたが、先日などは体調が良かったからだろうか、その殴られたような顔をオトーサンやオカーサンに近づけまるで話をしているように声を上げ続けたりもした。

ともかくオトーサンには決してベタベタしない...してくれないラテだがオトーサンの言うことは良く聞くし怖い存在だという認識はあるにしても、アテにしてくれているところも見えるのが可愛い(笑)。
2階からオトーサンが降りるとき、ラテも一緒に降りればよいはずだが、どういうわけかオトーサンの「おいで!」の一言を待っているときがある。
降りてこないのでどうしたのかと階下から見上げると階段の上から呼んでくれるのを待っている顔が覗いているのを見ると思わず笑ってしまう。
無論オトーサンの「おいで!」の一言でラテはステップを踏むように階段を降りてくる。

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※2階の階段上からオトーサンのかけ声を待っているラテ


さて、元旦にビーグル犬のハリーちゃんと久しぶりに出会うことができたが、先週末にはこれまた久しぶりに大好きなマキちゃんと会った。
土曜日の朝、たまたま公園に入るとオカーサンに連れられて散歩しているマキちゃんがいたのである。ラテの尻尾がプルプルと振られた瞬間、マキちゃんは脱兎の如く我々のところに駆けてきた。ラテと鼻面を合わしたマキちゃんはそのまま女房のところに近づき、お座りポーズ。無論オヤツを当てにしてのことだ(笑)。

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※さあさあ...マキちゃん、一緒に公園に急ごうね!とラテ


マキちゃんのオカーサンはすでに散歩を終えて帰宅される途中だったのかも知れないが、ラテの喜ぶ姿を見て「あっちの公園に行こうか?」と誘ってくれた。
その公園には土日の朝になると多くのワンコたちが集うときがあるのだ。
飼い主の意図を知ってか知らずか ラテとマキちゃんはリードを引いて足早に歩き始める。

その小さな公園に入ると、すでにお馴染みの飼い主さんたちとそのワンコたちが遊んでいた。飼い主さんたちと簡単な新年のご挨拶を済ませて見渡すとボーダーコリーのボーちゃんもいるではないか。しかし一対一だと近づいてお互いに臭いを嗅いだりするものの、マキちゃんを含めた3匹が一同に会すと可笑しな事にボーちゃん、マキちゃん、そしてラテの立ち位置はお互いの距離感が同じようで正三角形を成している(笑)。
やはり幼犬時代とはお互いの対応が随分と違うことをあらためて認識し、ちょっと寂しい思いをするオトーサンであった。

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※3匹のこの距離感は?


それでも...そのマキちゃんは一足先に公園を離れたので帰りは我々だけだったが、やはり気心が知れたワンコたちと出会えたからだろうか、その足取りは些か軽いように思えた。

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※やっぱり散歩のフィニッシュはオトーサンに抱っこでしょう(笑)


まあ抱っこも相変わらずなのだが、こればかりは20Kg近いラテを抱き上げて抱っこできるのはオトーサンしかいないと自負しつつ、足腰が辛いのも顧みず抱き上げたラテに頬ずりしながら歩くのでありました。
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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員