ラテ飼育格闘日記(296)

猛暑である…。いいたくないけど、暑い。とはいえオトーサンたちは暑ければそれなりに自分で対処できるがラテはそうはいかない。エアコンを入れてあげるのは勿論としても、散歩にも行きたくないその様子を見ていると気の毒を通り越して可哀想になる。勿論散歩に出たくないというのは暑さもあるが、相変わらずアトピーの影響か、脚を囓り、結果として出血して痛い部分があるからだ。                                                                                                   
我が娘は食欲はあるし、この数年お腹を壊すこともなく、そして先の健康診断においても特に問題となることはなかった。ただひとつアトピーの件を除いてだが…。
ともあれ、暑さもそうだが時にラテの脚は人間なら歩けないのではと思うほどの傷になってしまうことがある。その傷もどうやら治り、皮膚の色が変わってまた毛が生えてくるころにまたまた噛んでしまったりで、後ろ脚は見るからに不健康な脚となってしまった。無論アトピーの要因と考えられるあれこれは極力避けている。

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※右目下が少し黒く見えるが、傷の後である...


綿類がダメだというのでラテが乗る敷物は皆化繊にしたし、食べ物も鶏肉や米がだめなのでそれらはまったく口にさせないようにした。主食のドッグフードも動物病院が勧めてくれた低アレルゲン食だ。
それに判明しているだけでも数種の草木にも反応することが分かっているので一昔前のようにいたずらに雑草の中に入り込まないように注意もしているし、帰宅した際には四つ足はよく洗い、きちんと乾かすようにしている。
ただしアトピー検査で陽性としてリストアップされたアイテムは限られたものだからして、リストに入っていないあれこれが悪さをしている可能性も大だというが、これは簡単にはわからないので対処が難しい。

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※流し目でアイコンタクト(笑)。首に巻いたのは水を含ませる式のワンコ用保冷バンダナ


肉球は舐めているうちはまだ良いが、そのうち歯を立て時には床に脚をぶつけるように強く歯で引っ張るときもあり、そうしたときには目を離した十数秒で血を出してしまうからなかなか防止は難しい。そして時に身体を頻繁に掻き、顔を後ろ脚で掻き始めると目の縁や口の周りが傷だらけになってしまうこともあった。
そうした傷には病院の指示通り、イソジンで消毒するし、傷が酷いときにはドルバロンという塗り薬を薄く塗り、脚の場合は包帯を巻く場合もある。でないと塗った薬はすぐに舐めてしまうからだ…。
見るからに痛そうな脚を水で洗うオトーサンも心が痛むが、ラテも滲みて痛いのだろう「ピ~ッ」と泣くときがある。それをなだめながら処置をするのがオトーサンの役目でもあるのだが、可哀想でならない。

とある日の夕方、散歩から戻った脚の傷がひどいので丁寧に処置をして包帯を巻いた。しかし可笑しいのはオトーサンがティッシュの箱と薬と包帯やらの一式を用意してラテの前に座り込むと、我が娘は逃げるどころかオトーサンにお手をするのだ。
まるで「早く治療をしてね」と言われているようでオトーサンは可笑しくも涙目になってしまう。
そうして処置をするものの、軽い傷の場合はラテ自身が10数分も経たないうちに包帯を取ってしまうことがあるが本当に辛いときには少々歩くのに不自由な包帯を巻いた脚をそのままに寝てしまうときもある。
その夜もやはりラテ自身、包帯をまいた方が楽だったのだろうか、そのままオトーサンの横で就寝となった。

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※この日の散歩も脚が痛いのか、早々にダッコを要求


問題は翌日の朝である…。
まさか肉球を含む場所だからして包帯を巻いたままでは散歩にいけないからとオトーサンが取ろうとすると出血が固まり包帯に付着した部分があり痛かったのだろう、珍しくオトーサンの腕に向かって「ガウ!」と歯を剥いた。昔ならオトーサンの腕に歯の後が付くに相違ないが、文字通り剣客の寸止めみたいに歯は腕に触っただけだった。
ともあれ傷には再度薬を塗ったものの、これでは無理矢理散歩に連れ出すのはあまりにも可哀想だ。しかし心配なのは昨晩18時過ぎにオシッコをしただけだからすでに12時間は過ぎていることだった。この数年、ラテが我が家に来たときから同じ場所にトイレシートは敷いているが、室内で用を足すことはなくなってしまったからこれまた心配である。
オトーサンは考えたあげく、オシッコはシートはもとより場合によっては室内の何処でしたとしても仕方がないと考え、朝の散歩は止めにした。少しでも傷が楽になってから出かけようと決心したのである…。

オトーサンは仕事場に常駐しつつもモニターカメラでラテの動向を見つつ、ラテがもし外に出たがったらいつでも飛び出せるようにしていた。そして時間は昼を過ぎ、そして15時を過ぎたがラテは見かけ上落ち着いており、オトーサンが階下に行ってラテの顔を覗き込んでも何かの要求をするでもなく西日の当たる出窓のタタキに上がって寝続けていた。
それでも気がつくとすでに17時を過ぎていた。昨日から延べ23時間ほどが経過しているわけで、ラテがオシッコを我慢しているのは確実なはずだがどうしたわけか平然としている。
やはりというか、しびれを切らしたのはオトーサンの方でラテの首に熱対策の冷たいバンダナを巻いて連れ出した。
朝とは違い、ラテもタタキから下りたその足取りは傷のある脚をかばう様子もなかったので早速近所の遊歩道に連れて行きオシッコをさせた。それは当然ながらワンコのオシッコとしては長い時間だった(笑)。

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※下に降りた方が涼しいと思うが、ラテは西日を浴びて寝ている(笑)


まだまだ蒸し暑い時間だったし路面の温度を非接触の温度計で測ると場所によっては40度を超す箇所もあったから、ラテがウンチをするのを待ってから早々に自宅に戻り、問題の脚をまたまた洗うことに…。
昨晩は水に浸すと痛いと泣いたのに今回は声を出すこともなかった。勿論オトーサンも最善の注意を払い、なるべく痛くないようにと優しく処置したわけだが、脚を持ち上げているときラテの鼻息がオトーサンの首筋にかかったと思ったら「ツン」と鼻先で突いてくれた。
「少し痛いよ」という合図なのか、それとも「オトーサン、ありがとう」と言いたかったのかは分からないが、ラテの表情は穏やかだった。
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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員