Apple Watch交換顛末記

愛用のApple Watchがおかしい…。夕方気がついたらバッテリー残が10%になっていて省電力モードの表示が...。特に変わった使い方をしたわけでもなくiPhoneとのペアリングにも変化はないはずだ。この種のトラブルの際にまずやるべきことは再起動だが、それでも効果はなく仕方がないのでAppleCareに相談してみた。


iPhoneも同様だがApple Watchにしても日常トラブルなく便利に使っている時にはこのデバイスが高性能の小型コンピュータであることなど意識しない。しかし一度トラブったりすれば再起動はもとよりペアリングのやり直しなどなど手間のかかるあれこれを実行しなければならず、やはりコンピュータなのだということを認識せざるを得ない。

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※今回アップルのエクスプレス交換サービスで新しくなったApple Watch


確かWatchOS 1.0.1の時にも同じようなことがあったがその時には再起動したら元に戻った。現在はWatchOSは2.0にアップデートしてあるが、2.0にしてからは初めての現象だった。
一般的なパソコンとは違い、この種のデバイスは通常電源を切ることはないから長時間使い続ければメモリリークといったことも起きるのかも知れないが、今回は再起動してもバッテリーの消耗が早すぎる。一時的に治ってもまた同じ現象を繰り返すのでは安心できない。原因を知りたいとAppleCareに電話してみた。

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※通常使用で夕刻にバッテリー残が10%という結果は初めてだった


私のApple Watchは発売日の4月24日に届いた製品だからこの10月で丁度半年になる。いくらなんでも半年でバッテリーがへたる筈もないだろうから何らかのソフトウェア的問題だと思う。しかし原因が何であれ、1日持たないバッテリーではApple Watchは意味をなさない。

AppleCareのサポート担当者に状況を説明するとペアリングしているiPhoneの設定を求められた。それは設定→プライバシー→診断/使用状況を実行する...と設定すればリモートでこちらの使用状況が確認できるとのこと。納得して指示された通りに操作するもどういうわけか思うようにいかないらしい...。

さて、どうするか...どうなるかと考えながらサポート担当者の次の言葉を待ったが「交換させていただいてもかまいませんか?」という。交換は最後の手段というイメージがあるが、意外や意外...簡単に「エクスプレス交換サービスをさせていただきたい...」といった提案だった。
いや、思ったより深刻な問題なのかも知れないが(笑)、MacやiPhoneとは違いApple Watch本体にインストールされている個人データなど知れているし勿論ペアリングなどはやり直すことになるものの私としては拒む理由がないのでお願いすることにした。

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※交換を申し込んだ翌日の午前10時に早くも交換品が到着


このエクスプレス交換サービスは先般iPhone 6 Plusのカメラ不具合で1度経験したので要領はわかっている。アップルから届くメールに従いクレジットカードの情報を送るとそれを担保に交換サービスが動き出す。要は自宅まで宅急便で新品が届くので手持ちのApple Watch(ベルトを外した本体のみ)のペアリングを解除してドライバーに渡すことになる。
もしその際に送り返した製品が保証対象外であったら先のクレジットカードから費用を引き落とされるわけだ。無論問題がなければカード情報は破棄され請求は生じない。

先般のiPhoneと同様にApple Careに加入していたのでエクスプレス交換サービス料金は無料だ。ちなみに翌日WatchOS 2.0.1アップデートが公開された。その改善項目の中には「バッテリーのパフォーマンスに影響していた問題を修正」という内容も含んでいたから、もしかしたらこのアップデートでトラブルは回避されたのかも知れない...。
ただし、交換用のApple Watchは交換プログラムを申し込んだ当日の夜半にはすでに発送済みとなり、翌日午前10時には到着した。素晴らしくスピーディー(笑)。

この後の手順はよく分かっているつもりだが、すんなりとは終われない…。まずついでにと iPhoneを配布が開始されたばかりの iOS 9.1にアップデートしてからApple Watchのペアリングを行うことにする。
iPhoneのアップデートは無事に完了したからと目的のApple Watchとのペアリングをしようと送られてきた交換品のパッケージを開けて起動しようとするも…あら、起動しない。

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※送られてきた交換品は充電されていなかった


画面には充電しろという意味のApple Watch充電ケーブルを模した図が表示される。通常この種の製品はペアリングや確認程度は可能なように出荷時に最低限充電されているはずだが、この交換品はまずは充電から始めなければならないようだ。
これまた仕方なく充電を開始しながらペアリングを始める。念のために従来からの復帰ではなく新たな設定をし、ペアリングは無事終了。

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※iPhone 6s Plusとペアリングおよび同期中


なお念のためWatchOSのバージョンを確認すると1.0だったのでこれまたアップデートが開始されたばかりの最新バージョン 2.0.1にアップデート後、いくつかのアプリをiPhoneからインストールし基本的なセッティングがやっと完了した。まだミュージックのプレイリストを読み込んだりといくつか行うことはあるが、取り急ぎこれで腕に巻くことができた。

その後の興味は勿論バッテリーの持ち具合だ。その夜、いつものように充電したまま就寝。翌朝は7時に起きてApple Watchを確認すると当然ながらバッテリーは100%になっていた。
食事をし、愛犬の散歩から戻って時間を見ると9時41分だったが、バッテリー残は99%だった。2時間41分経ったが1%しか消費していない。
その日の17時にバッテリー残を確認したら77%残だった。どうやらトラブルは解消したようだ。

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※新しいApple Watchは正常に動作しているようだ


ともあれアップルとしてはあれこれと調査し検証の上で修理するより問題が生じた製品は即交換した方が結局簡単だし費用もかからないのだろう。しかしくどいようだが先般のiPhoneも含めて一時期のアップルよりハードウェアおよびソフトウェアに関して細かな問題点が露出するようになってきた気もするのだが…。Apple Watch…実に手間のかかる腕時計である(笑)。



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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員