Transcend 高画質フルHD ウェアラブルカメラ DrivePro Body10の取付位置考察

Transcend 高画質フルHD ウェアラブルカメラ DrivePro Body10を本格的に使い始めている。愛犬との朝夕の散歩でパナソニックのHX-A500と共に3週間ほど使ってみた感想を記してみたい。正直あまり期待していなかったし、まれに画像の色が変わるという難もあるが画像が綺麗なのは嬉しい。


まずDrivePro Body10を使う場合に一番注意というか、考えなければならないのはその装着場所だと思う。HX-A500をヘッドマウントに着けて顔の左側に位置させているが、これなら顔を向けたエリアが撮れることになるので目視したシーンとそうそう違和感のない場面が録画できる。

DrivePro Body10_Setting_01

※Transcend 高画質フルHD ウェアラブルカメラ DrivePro Body10


しかしDrivePro Body10はヘッドとか顔の周りに装着するような形ではないし仕様でもない。背面にあるクリップを活用して上着の胸ポケットやバッグ類の肩掛けベルトなどに装着するのが普通だろう。だとすればまず自分が見ているエリアとDrivePro Body10のレンズが向いている方向とはかなり違うことになる。

さらにくどいようだがHX-A500にも視差が生じるものの、それでも見ている "物" や "人" はほぼ問題なく撮影できているがDrivePro Body10ではそうはいかないわけだ。とはいってもDrivePro Body10は監視カメラではなくウェアブルカメラである限り撮りたい方向を明確にしなければ現実問題として役には立たないことになる。

より具体的にいうなら、愛犬との散歩途中、私の視線はほぼ進行方法2メートル前後の地面に向いている。そしてしばしば前後の確認ということになるが、これはガラスの破片やゴミ類が放置されている場合が多いからだ。そうした場合にHX-A500では下を向けば録画も地面が映る。しかしDrivePro Body10は頭の動き程度では撮影範囲はあまり変わらない...。ましてや一緒に歩いている愛犬の姿はほとんど映らない。

ただし現在のようにHX-A500と併用している場合には欠点にはならず逆に利点と考えている。なぜならそもそもドライブレコーダー的な目的からして例えばT字路で横を向いて気を取られている際に前方で何かトラブルあるいはその要因となるようなことがあった場合、HX-A500では撮影できないがDrivePro Body10では録画されているということになるからだ。2つを併用することで録画の視野が大きく広がったことになる。

そのDrivePro Body10を手にした初回の撮影では肩に斜め掛したバッグのベルトの首に近い位置に取り付けて使用してみた。これはなるべくHX-A500に近い高さで録画してみようと考えたからだが、よい場所ではなかった...。なぜならまずDrivePro Body10の広角が災いしてジャンパーの立ち襟の端が画角に入ってしまうことがあっただけでなくキャップのつば...バイザーの先端までが時に映ってしまった。

DrivePro Body10_Setting_03

DrivePro Body10_Setting_04

※キャップのバイザー先端が映り込んだ例(上)とジャンパーの襟先端が映り込んだ例(下)


バイザーが映る原因は私自身が下を向いたときだが、かといってDrivePro Body10の取付け位置がパンツのベルト位置では低すぎるからやはりジャケットやシャツの胸ポケットあたりがベストの位置となるようだ。

>DrivePro Body10_Setting_02

※取付場所としては上着の胸ポケットが最適だった


私の身長は171センチだが、3週間ほど使った範囲ではジャケットなどの胸ポケットにDrivePro Body10を取付けるのが一番現実的だと認識した。この高さであれば画角は自然な感じに撮れ、例えば行き交う人の顔も映る。ただしDrivePro Body10を取り付けるポケットがシャツ類のような薄い生地の場合は歩きにつれてDrivePro Body10が必要以上に揺れてしまい、大変見難い録画となってしまうことがわかった。

DrivePro Body10_Setting_05

DrivePro Body10_Setting_06

※カメラの位置が上過ぎると上記2例のように画角の大半が空ということになるだけでなく、露出が絞り込まれ地面側は暗くなってしまう


まあ、この季節だからシャツ1枚で外出することもないが、これはジャケットだとしても同じ事で、しっかりした厚手の生地のポケットなら良いもののDrivePro Body10を挟んで揺れがあるような場合にはポケットの中に何か適当な板状のものでも入れ、揺れるのを防ぐる工夫をした方がよい。

ということで私の身長程度ではジャケットの胸ポケットに挟み込み、不必要に揺れず、かつ気持ち下に向くといった感じがベストだった。

DrivePro Body10_Setting_07

DrivePro Body10_Setting_08

※上記2例のように録画ができれば映像もバランスがよく露出も全体的に適正となる


DrivePro Body10はケーブル類がないので基本的にはどこにでも装着できるが、私のようなドライブレコーダーならぬ散歩レコーダー用途には少なくとも相対した人間の姿と顔が映る位置でありたいので上下の位置と取付け方は十分に考えなければならない。

勿論胸ポケット等に装着するばかりがDrivePro Body10の使い方ではない。時に撮りたい対象があれば装着場所から外して手持ち撮影するのも面白い。
こうしたいくつかの注意を頭に入れながらDrivePro Body10の癖に慣れれば一部色味が異常になるケースはともかく、画質を含めて私の考える用途には十分なスペックだといえる。
検証は続く...。


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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員