ラテ飼育格闘日記(486)

ラテが元気なのは勿論だが、オトーサンもやっと風邪から復帰した。一時よりは気温も大分高くなったもののやはり朝晩の散歩は寒いからまた風邪をぶり返してはときちんと防寒して出かけているが、体調が良いというのはありがたいものだ…。しかし体調はともあれ、自然は雨も降らすし強い風のときもあるからそうした日の散歩はきついものがある。


ただし、雨の日はラテにレインコートを着せるわけだが、雨が嫌いな上にそのレインコートを着せられるのが大嫌いなラテだから大概は排泄が終わるとイソイソと自宅に戻るのが通例なので時間的には短い散歩となる。しかしレインコートを着せてあるとは言え、本降りの中を歩けば、オトーサンが傘を差し掛けたとしても頭と首筋は勿論、尻尾やお尻はびしょ濡れだ。そして四つ脚も雨で濡れるというだけでなく歩くうちに跳ねを上げたりもするから結構汚れるため、自宅に戻ってからの対処が大変となる。

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※あっ、目脂を取ってあげないとね!


雨の日に限らず、散歩から戻った際には玄関のタタキに敷いてあるマット上にラテを待たせて体全体を綺麗にするというのが我が家に来てからの習慣だ。したがって今では特に「待て!」と言わなくてもラテはオトーサンたちの準備ができるまでは玄関マットの上で大人しく待っている。

オトーサンたちにしても手慣れたとはいえ準備に多少の時間はかかるのだ。散歩で着ていた自分のダウンなども濡れているから脱いで風呂場に吊しておく。そう、ラテのレインコートも脱がして同じくまずは風呂場に吊すわけだが、タオルとブラシなどの準備、四つ脚を洗う小さなバケツにぬるま湯を入れることなどなど下準備をまずやらなければならない。

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※本当に久しぶり、ハリーちゃんとオトーサンに出会う。ラテは大喜びだ


その間、ラテは動き回ることなく静かに待っている。実に良い子だ…。
そういえば、ラテを我が家に迎えたばかりのとき、この今では無意識のうちにも準備ができるあれこれも手順に慣れていなかっただけでなく、ラテとどのように対峙したら良いかも分からなかったから実に大変だった。汚れた足のまま室内に入らないようにと玄関に専用のマットを引き、そこに待機させようとしたわけだが、ラテはラテでまだ様子が分からないから泥まみれのままスタスタと部屋に入ってしまったりもした。

しかし下準備だけでなく、例えばオトーサンに電話がかかってくるとか、急に雨が降り出し洗濯物を取り込まなければならない等々の急用があれば、取り急ぎ優先事項を先に済ます必要があり、ラテをそのまま待たすことになる。とはいえ現在ではオトーサンから足は勿論、体全体を拭いてもらうまでその場所を動いてはいけないことを知っているから10分でも15分でも大人しく待っている。

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※お会いできないときには数ヶ月、1年も...という事もざらだがボビーちゃんとオトーサンとは2週間と時を空けずに再会!


それに大切なことだが、コマンド云々というより10年近くも一緒に生活していることもあり、ラテはオトーサンの行動パターンをよく観察し学習しているし、機嫌の良し悪しも敏感に感じているはずだ。だから一々ジェスチャーや言葉で示さなくてもいまどのような状況なのかを分かっているものと思われる。

しかし四つ脚や体全体を綺麗にする際には意識して話しかけながら足を持ち上げたり、向きを変えたり、股に手を突っ込んだりするよう意識している。やはり無言であちこち触れられるのは嫌なようだからだ。

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※雨の散歩から戻り、マンションのエントランスでやっと笑顔を見せる


こうしたことはオトーサン側でも同じだ。ラテは表現豊かなワンコではあるが、人と比べればそのボディランゲージも限界があるし言葉も話さない。しかしその場その場においてラテが何を欲しているかは大体分かるようになっている。

例えば散歩途中にラテは頻繁にアイコンタクトする。その表情にはその時その時の感情が実によく表れている。「オトーサン楽しいね」と言っている顔とこちらの機嫌を伺う顔とは明らかに違う(笑)。

ただしアイコンタクトはラテがこちらに視線を向けてもオトーサンが気づかないときもある。そうした時、ラテはもっと積極的な意思疎通というか行動を起こす…。
それはオトーサンの脇を歩きながら膝の後ろあたりをマズルで「ツン!」と突く…ということをやる。無論教えたわけではなく幼犬時代からなのだが、この行動には大別して3つの意味が込められる。

まずはご機嫌伺いだ。アイコンタクトのより積極的な行為で「オトーサン楽しいね」とか「アタシ横にいるの忘れてない?」といったことのように思える。
2つ目はオヤツの要求だ。これは幼犬時代にオシッコを安全な所で済ませたり、落ちていた枝を咥えたのを止めさせるためだったり…いわばご褒美として小さく切った牛肉の乾したオヤツをひとつあげるようにしたからだが、そのうち要求するようになった(笑)。
3つ目は水が飲みたいという要求である。ただしご想像いただけると思うが、この3つのうち今の「ツン!」が何なのかを判断するのは簡単ではなかった。

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※オトーサンと1mほどの距離もあることから、このアイコンタクトは「アタシはここよ」といったご機嫌伺いに違いない


3つ目の水の要求は分かりやすかった。「ツン!」したラテを見ると舌なめずりするからだ。したがって「ああ、お水飲みたいの?」とでも問えばまたまた舌なめずりするから分かりやすい。安全な場所でバッグに持ち歩いているペットボトルから水を飲ませたり、あるいは自動販売機で飲み水を買うこともある。

問題は最初の挨拶的「ツン!」とオヤツ要求の「ツン!」の区別だ。単なる挨拶「ツン!」なのにオヤツをあげてしまっては悪習慣になってしまう。

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※これはオカーサンにオヤツを要求するためのアイコンタクトだ(笑)


考えたオトーサンは「ツン!」でラテを見ると笑顔の場合はこちらも笑顔でニッコリしたり軽く手を振ることにした。また極足元にいる場合はラテの頬や頭を軽く撫でてあげる。無論メッセージに対する返事だが、それでラテが納得した場合は単なるコンタクトだと解釈。しかしリアクションにも関わらず続けて「ツン!」する場合はオヤツの要求に違いない。こちらは単なるコンタクトと違ってラテは簡単に諦めないから「ツン!」を続ける。しかし「ツン!」された度にオヤツをあげたのではダイエット中の意味もないしオトーサンは自動販売機ではない(笑)。

「ツン!」が続いても少々気がひけるもののオトーサンはなるべく無視する…気づかないふりをする。ただし我が娘も簡単には諦めない。「ツン!」が続くだけでなく回数を重ねるごとに「ツン!」は強くなる(笑)。オトーサンは気づいてないのかも知れないから強く要求しよう…ということなのか、時に鼻面ではなく前歯で足の膝関節裏を突くがこれは痛い!
しかし「痛い!」と振り向けば知らない振りはできなくなるわけだから、オトーサンは今日もやせ我慢を続けながら、時に足をさすりながら...散歩を続けている(笑)。



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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員