念願叶って10年目にやっとウグイスを激写!

この地に住んでから早くも10年目となった。もともと犬を飼うために緑が多い現在の地に住居をかまえたのが2006年12月だった。それから毎日愛犬との散歩に悪戦苦闘し続けたが、春は満開の桜に迎えられ、秋には目もくらむような紅葉に抱かれる環境は大変気に入っている。


それまでいわゆるコンクリートの世界にいたから草花は勿論野鳥の類などに興味を持ったことはなかったが、散歩途中は日々さまざまな鳥の声に包まれることを知り、良い機会だからと野鳥の名前も覚えようとiPhone用の野鳥図鑑なども買ってみた...。

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※ウグイスが撮れた日、その公園は八重桜が満開だった


とはいえ野鳥が散歩途中の我々に近づいて来るはずもなくチラ見しただけでそれが何という名の鳥なのかを知ることはなかなか難しかった。
一番よいのは写真を撮ることだと気がついた。写真に残せれば後でゆっくりその姿を元にして調べることが出来るというわけだ。

で、最初は光学20倍のデジカメを買って散歩時に持ち歩くことにした。しかし野鳥を撮ることがこれほど難しいことだとは考えもしなかった...。
まずいつどこで野鳥と出会うかは分からないからチャッターチャンスを得ること自体が難しい。鳥に気づきカメラをホールドしたらすでに野鳥は飛び去ったというケースが続く。また目視できたからとカメラを向け、ズーム倍率を上げると被写体がどこにいるのか分からなくなってしまう。

現在使っているカメラはキヤノンPowerShot SX50HS という光学50倍で1200ミリ相当、さらに超解像度技術による100倍すなわち2400ミリ相当の撮影まで可能という驚愕のズーム機能を持つ。したがって野鳥を撮るに不足はないが問題は腕である(笑)。

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※散歩カメラとなっているCanon PowerShot SX50 HS。超高倍率ズームが使える


理想はそれこそ三脚にカメラを備え付け、狙って待つのが良いのだろうがこちらは犬の散歩の副産物として写真でも撮ろうかという趣向であり、ましてや犬のリードを持ったままでカメラを扱うのはとても厄介で難しい。
それでもそれまで気にも留めなかった鳥たちを撮れるようになってきた。ヒヨドリ、オナガ、シジュウカラ、ツグミ、ジョウビタキ、モズ、ムクドリ、メジロ、ハクセキレイ、ヤマガラ、ガビチョウ、コゲラ、カモ、アオサギなどである。
撮ったはよいが名前がわからず、Twitterに載せて教えていただいたこともしばしばだった。

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※これはメジロ。ウグイスに間違えられることもあるらしいが、比較的写真も撮りやすい


ところで普段超高倍率のズームを備えたカメラを持ち歩くのは女房の役割だ。勿論その主な目的は愛犬の姿を残すためだが、野鳥を撮るための高倍率ズームでもある。何しろ前記したように犬のリードを持ちながらの撮影は困難を極めるし、犬に注意が向かなくなる時間が長いといろいろと危険も生じるから両立は難しい。ましてや風景やらならともかくズームでピント合わせ自体が難しく、手ブレしやすいのに片手撮りなどで良い写真が撮れるはずもない。

最近では前記した野鳥たちのいくつかは鳴き声で分かるようになったがこの10年間写真に撮れない鳥があった...。それがウグイスなのだ。
ウグイスはご承知のようにオオルリ、コマドリとともに鳴き声が美しい日本三鳴鳥の1つである。特に今の季節は「春告鳥」と呼ばれるとおり散歩途中に多々その「ホーホケキョ」という美しいさえずりに囲まれることが多いが写真を撮るどころかその姿を目視することさえほとんどできない。したがって写真を撮れたためしはこれまでなかった。

さらにウグイスはスズメ目でありサイズもスズメとほぼ同じ大きさだから雑林の中に紛れると探すのは難しい。その上、メジロのような文字通りの鶯色ではなく茶褐色とオリーブ色を混ぜた...とでもいったらよいのか地味な鳥なので鳴き声の方向を頼りに探すものの目視すら難しい。
時にメジロは撮影する機会があったが、何とかウグイスも撮りたいと常々考えていた。それが4月20日、10年目になってやっと思いが叶ったのである。

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※数枚撮れたウグイスの写真の一部


撮ったのは女房だった。その日は珍しく伐採された枝の上に姿を現したのだ。警戒心も強い鳥だからして不用意に近づけばすぐに場所を変えてしまうから刺激しないように狙う必要がある。
いわばラッキーだったわけだが、たまたま犬を遊ばせるために見通しの利く高台の広い公園にいたため狙いやすかったと思われる。

とはいえ写真そのものの良し悪しを言えば背景は常に空であり全自動で撮ってもなかなか理想の1枚にはならない。ともあれ長い間の念願だった春告鳥の撮影に成功したことは間違いないわけで「こいつぁ春から〜縁起がいいわい!」と見栄でもきりたい気分だった。





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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員