ラテ飼育格闘日記(491)

この小1ヶ月はオトーサンにとって青天の霹靂とでもいったら良いのか、いきなり前立腺癌の疑いありということになり、再検査を余儀なくされるなど大きな心配ごとが重なって結果がはっきりするまで覚悟の日々が続いた。無論オカーサンにも多大な心配をかけたが、そこは親バカのオトーサン…入院したらラテの散歩はどうしたらよいのか…などという別の心配までする始末(笑)。


そのオトーサンの前立腺癌の疑いに関しては別途 ここ で記したので重複は避けるが、正直いつものとおりラテと散歩に出てもどこか気もそぞろで落ち着かず楽しめなかった。
そんなオトーサンの心配事を知ってか知らずか、ラテは相変わらずコンクリートやタイルといった冷たい場所に腹ばいになって動かないことが多く困っている。
ただし先日オトーサンのもやもやした心情を察知でもしたのか…と思う珍しい態度を示した。

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※これから散歩!というときのラテは生き生きした表情になる


2006年12月、オトーサンは子供時代からの夢だったワンコを飼うことを実現することができた。無論初めての体験だったしワンコを気兼ねなく飼える住居をと探した結果が現在の場所だった。勿論そのために引越をした…。その心意気はともかく、生き物を飼うというか一緒に生活することの難しさを実感したものの、まずは人間社会でトラブルなく毎日を安心・安全に過ごせるようにと心がけた。

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※この地に来て10年目にはじめて散歩途中でウグイスの撮影に成功!


したがっていま思うと教科書通りとでもいったらよいのか、ラテに対して厳しく接した。やってはいけないことを教えるためにと随分と叱ったしアトピーで肉球を噛みだしたときには阻止するためにラテと知恵比べするとともに体力勝負の格闘もした。いまでこそある種の余裕を持ってラテとの日常を楽しむことができるが、最初の1年2年は夢中だったし、あれもダメそれも危ないからダメといった感じでラテにとっては非常に五月蠅い飼い主だったに違いない。

オカーサンとよく冗談をいうが、ラテがオトーサンに一番フレンドリーで親密だったのは横浜の動物病院で会った最初だったのではないかと…(笑)。
まだ生後5ヶ月ほどだというその幼犬を選び、飼うことになろうとは思っていない段階だったが、ラテは大人しくオトーサンの横に陣取り、キャップを噛んで唾液だらけにしただけでなくよくオトーサンの顔もよく舐めてくれた。

それがいまではオトーサンにまとわりついて甘えるといった態度はまず見せない。オカーサンには機会がある毎にちょっかいを出してチューを迫るが、オトーサンに対しては同じような行動はしないのが常だ。
オトーサンの足元に駆け寄るのは地震があったり、自宅の内外でラテが嫌いな音がしたような場合だけだ。ラテにとってオトーサンはいざとなったら頼る存在ではあるもののどうも怖い五月蠅い存在といったところなのだろう。

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※頭上の電柱にとまった鳩を追い立てようと後ろ後で立ち上がるラテ


散歩で馴染みの公園に出向いてこれまた旧知の飼い主さんの顔を満面の笑顔で舐めるラテを見ていると「いいなあ」と思う(笑)。そんなオトーサンの心情をご存じの飼い主さんたちは「ほら、オトーサンが妬いているよ」と笑うが「おい、こっちは飼い主なんだぞ。毎日の食事の世話も散歩もオトーサンがやってるんだぞ。もう少し優しくしろ!」と叫びたくなる…。

まあ、オトーサンはいつもラテの側にいるからそれこそ空気みたいな存在なのかも知れない。特に変わったイベントもない平凡な一日は食事と散歩の時以外は好きな場所でずっと大人しく横になっているラテが、オカーサンが仕事から帰ってくると俄然活動的になり、オカーサンの口元を舐め、まとわりつき、歓喜の吠え声を上げる。
したがって普段オトーサンの膝に乗ってきたり身体を寄せてきたりということはないわけで、たまに公園のベンチで座っている飼い主さんの膝枕で大型犬が休んでいる姿を見るとちょっぴり羨ましく思う…。

そんなラテだが先日朝、珍しいことが起こった。まさしく珍しいからとオカーサンが写真に撮ってくれたから映像があるわけだが、まだ布団の中で微睡んでいたオトーサンの布団の端に何とラテが体を完全に伸ばして横になったのだ!
どれほどの時間、この体勢で寝ていたのかは分からないが、オカーサンの「ねぇ見て見て、後ろにラテが寝てるよ!」という声で寝返りをうつとラテはその場を離れてしまった。

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※ラテがリラックスしてオトーサンの脇に寝ていた!それにしてもデカイ(笑)


しかしオトーサンが寝ている横でこのように列んで横になったラテは他に記憶がない。それほど珍しい行為だったのである。
はたしてラテはどのような気持ちでこうした行為に出たのか…。それは知る由もないが、オトーサンはそのとき入院の覚悟をしつつも心に大きなもやもやを持っていたから、きっと慰めてくれるつもりだったのではないかと密かに思っているのだが。


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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員