ラテ飼育格闘日記(492)

最近、ラテとの散歩にかかわらず近隣を歩いているとワンコ連れの人を多々見かける。ブームというわけでもないのだろうが実際に周りの環境も良いからとワンコを飼い始める人たちが増えているように思える。先々週だったか、ラテを連れているとき「私も犬を飼いたいんですよねぇ…」と声をかけられることがあった。


オトーサンたちに限らず、ワンコ連れに近づいて来る人たちのパターンは決まっている。なぜならワンコ嫌いならまず近づくはずもなく近づくからにはワンコを好ましく思っている人たちに違いない。ただし好きだといっても飼ったことがあったり現実に今も飼っている人たちと10年前のオトーサンのように未経験の人たちとは些かアプローチが違う。

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※なにか貫禄さえ感じる今日この頃のラテ


それでも「何歳ですか?」「何犬かな?」「男の子ですか?」といった質問がお近づきの挨拶になることが多い。いや、間違っても飼い主の個人情報を聞いてはいけない(笑)。
冗談はともかく、これだけで初対面でも次の会話が成り立つのだからワンコ連れは最強である。ただし他のワンコはともかく我がラテは初対面の大人には男でも女でも吠えるからなかなか話しが続かないこともある。

しかしラテは相手をよく見るというか好き嫌いによって態度を変えるから面白い。やはり犬から好かれる人、警戒されない人というのはいるんだなあとオトーサンも感心することがある。そして数分のワンコ談義となるが、前記したようにここのところ「ワンコを飼いたいけど自分に飼えるか自信がなくて…」という類の悩み、質問を聞いた…。

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※オカーサンにチューをされて照れる?ラテ


こればかりは相手のバックグランドを知らないので何とも言いがたいが、漠然とした話しが多い中で「お金がかかりますよね?」という具体的な質問をされた。こういう質問なら良くも悪くもきちんと答えられる(笑)。
きちんと答えられるが、決して易しい質問ではない。間違いない答えとしては「お金がかかる覚悟が必要」ということだ。生涯病気や怪我もせずドッグフードと水だけで元気に過ごすワンコもいるだろう。そうしたワンコなら大きな費用はかからないとも思えるが、生き物を飼う飼い主の心得として、責任を持った飼い方をしなければならない。

まずワンコを探すことが必要だが、オトーサン的にはペットショップで買うより保健所やボランティアの人たちが保護しているうちから相性の良いワンコを探して欲しいと切に願う。血統書があるなしがワンコの価値を左右することなどあるはずもないし、殺処分を一匹でも少なくできたら飼い主のひとりとして嬉しいと思うからだ。また血統書付きのワンコは数十万円もする場合があるものの、施設からの引取ならリーズナブルだ。

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※オトーサン!ご無体なことは止めて!と...(笑)


それでも避妊手術代、市役所への登録費用は勿論、毎年1度は狂犬病予防接種、ワクチン接種、フィラリア予防投薬といった健康を維持するための費用が発生する。このうち狂犬病予防注射は不可欠なものだが、フィラリア予防あるいは万一フィラリアに感染していたならその駆除の薬はこれまた優先事項だ。
一昔前のワンコたちの寿命が短かったのはひとえにこのフィラリア対策をしていなかったからだというしワンコにとってフィラリア感染は実に苦しいものだというから飼い主の責任できちんと対処しなければならない。

ちなみに飲み薬の多くはワンコの体重により量が違うが、ラテが飲んでいるフィラリア予防の薬は体重別で価格差がある。そしてこの薬は蚊が飛び始める5月頃から11月あるいは12月まで月1度飲ませる必要があるが、ラテの場合は1,800円/月の費用がかかる。
健康診断にしても投薬にしても、そして手術にしてもワンコの場合は保険が効かない。勿論民間のワンコ保険は存在するが当然加入すれば通常年間数万円の保険料は必要だ。

これまたラテの場合はアトピーを発症しているので朝晩飲み薬を飲ませているが1ヶ月分にすると約9,000円の薬代がかかる。これに年1回の健康診断、2ヶ月ほどの間隔で行く美容室の費用といったオプションも必要かも知れない。
勿論毎日のことで欠かせないのは食事だ。良質のドッグフードと水さえあれば良いというが、室内飼いならハウスやマット類、トイレシートや散歩時のウンチ袋といった消耗品もかかる。そして首輪はもとより散歩時にはハーネスやレインコート、リードも必要になる。

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※顔馴染みとなった小学生男子と至福の一瞬を過ごす


ただし金をかければワンコが喜ぶというものではない。ブランド品の首輪を選ぶより安全で確実な品を選ぶのが大切だし、ウンチを拾う市販の袋を使わずビニール袋とトイレットペーパーや新聞の折り込み広告などで工夫している飼い主さんもいる。
なによりも健康・安全が大切であり、そうであればワンコを飼う直接費用は驚くほどの額ではないだろう。問題は飼い主がいくら注意をしていても病気になったり怪我をする場合があることだ。そうした際に可能な限りその命を守る覚悟がなければワンコを飼うことは止めるべきではないか。そして途中で責任放棄するなど言語道断である。

なによりも必要なのは…今更ありふれた台詞になるが…溺愛することではない。惜しみなく愛情を注ぐことだ。パートナーとして家族として一緒に過ごす十数年は金に換えがたい大きな幸せを飼い主にもたらしてくれるに違いない。そしてワンコだけではないだろうが、ペットを飼うことは自分をも見つめるよい機会でもあると痛感している毎日である。




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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員