ラテ飼育格闘日記(509)

ここのところワンコ関連図書の新刊を読んだ勢いで、書棚に並べてある読書済みの数冊を再読した…。それぞれ学術的なものだったり気楽な読み物だったりと趣向は違うがあらためてワンコの凄さ、素晴らしさを再認識することになった。ラテとの生活も足掛け10年、少々当たり前といった感覚になっていたことを反省。


相変わらず台風の影響続きで天気が悪い日が多い。必然的に朝夕の散歩も形だけの短いものとなり、当然のことながらワンコや子供たちとの出会いのチャンスも少ないのでラテは面白くないようだ。まあ、この時期、子供たちにとっては夏休みの宿題を終わらせるために必死になっているからか、天候の悪さも手伝って夕刻に外へ出ても子供たちの姿をほとんど見ないのは寂しい。

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※夏休み中は子供たちとの出会いの機会が少なく、ラテも寂しそうだ


さてオカーサンが休みで家にいるときは些か違うものの、オトーサンとラテだけの日常は散歩の機会を別にすればラテはほとんど好き勝手な場所で寝ている。
朝の起床時間はオカーサンの仕事のシフトによりかなり違うものの、オカーサンが起きる気配を察するとラテはどこからかゆっくりと現れ、オトーサンの寝床を素通りしてまだ横になっているオカーサンの口元を舐め、尻尾をお尻ごとぶんぶん振りながら起床の挨拶をする。

そのついでで良いからオトーサンにもチューのおこぼれがあると嬉しいが、ラテはオトーサンと眼を合わせると太い身体をよじってまるで照れているようなポーズをとり誤魔化す(笑)。このとき掛け布団をマズルや頭でめくり上げながら「グハッ…」といった喉を鳴らす独特な声を出しながらお腹を見せることもあるものの、オトーサンにチューはしない…。

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※腹ばいになる機会が多いが、表情には大きな違いがあり同じワンコとは思えない(笑)


昼時になりオトーサンが食事をしていても欲しがって近づいて来ることはほとんどなく、フローリングの通り道に大きなツチノコがいるみたいに寝そべっているが、オトーサンが跨ごうとしても移動する気配もなくそのまま伸びている(笑)。実に怠惰な毎日でもある…。
またトーサンが近くのコンビニへ出かけようとしても追ってくることもなく「でかけてくるよ」と声をかけても顔も上げない(笑)。無論帰っても喜び勇んで駆けつけることもない。ただし空白の時間が数時間に及ぶとさすがに不安になるのか、オトーサンが鍵を開ける音でノソノソと迎えに出てくる。

そうはいっても寝てはいるもののオトーサンの行動は常に把握しているようで、臭覚はもとより聴覚によるパターン認識も鋭い。
例えばラテの食事を用意するときもそうだ。ドッグフードを指定量デジタル計量器で量って食器に入れ、ウエットの牛肉の缶詰をほんの少しトッピングするのが基本だ。後は別途容器に大さじ一杯程度のプレーンヨーグルトを幼犬時代から与えているが、オトーサンがこうしたいつもの手順で準備をするとき、ラテはオトーサンから見えない別の部屋にいることが多い。

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※公園で石造りのフェンスにオトーサンが片足を乗せたらラテも真似して両前足を乗せた。そして得意そうな顔を(笑)


キッチンは換気扇を回しているからいくら嗅覚が抜群に鋭いといっても別の部屋で感知できるとは思えないが、どうやら音による判別にも優れているようで、ラテの食事を用意する手順はほぼ決まっているとはいえその間に飲み水を取り替えたり、人間様の食事の準備を平行にやったりとキッチンで冷蔵庫を頻繁に開けつつ用意をするわけだが、希代にラテの分の準備ができると別の部屋から「できましたか?」とばかりにノソノソとやってくるのだから驚く。

冷蔵庫といえば当然のことながら色々な食品が収まっている。そのほとんどはオトーサンたちの食べ物であり飲み物だが、傷みやすいラテの袋入り牛肉のオヤツも入れてある。
凄いのはオトーサンたちの食品、それも同じようなチャック付きの袋入り食品を取り出す時、ラテはやってこないがオトーサンがラテにオヤツの一切れでもあげようかと同じ冷蔵庫を開け、袋から取り出そうとガサガサやっていると「アタシのオヤツでしょ?」といった顔してキッチンに現れる。タイミングとしても環境的にも嗅覚による判断というよりオヤツの袋を開ける音に反応しているように思えるのだが、そうだとするならこれまた凄い…。

そうした超能力級の能力も驚くが、そもそも種の違う生き物と狭い空間で24時間過ごせることこそ驚異ではないかとあらためて思う。これはワンコとニャンコくらいのものだが、ニャンコはヒトと共存することを拒否しないものの常にヒトの存在に気を遣ってその意を汲み取ることは餌をもらうときくらいではないだろうか。その点ワンコは見ていないようでも飼い主の一挙一動を観察しつつ、その行動パターンまで覚えてしまうのだから驚く。

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※一休み中だが、ラテとオトーサンの距離感は微妙だ(笑)


ともあれ、オトーサンたちとの共同生活が100%安心でき、信頼しうるものだと確信しているその態度を見ていると自然に頬が緩んでくる。この信頼はオトーサン側も同じだ。もし本気でその鋭い牙を剥いてかかってきたらオトーサンたちはひとたまりもないだろうが、そうした不安を抱いたことは1度もない。

アトピーが辛い時期に肉球を噛んで出血した際に消毒や包帯を巻こうとするオトーサンの腕に…痛いのだろう…「ガウ!」と歯を当てたことはあっても噛むことはなかった。またその瞬間「しまった!」と思ったのか、急に態度が変わりオトーサンの口元や腕をペロリと舐めてフォローする…。
そんな特別な時期もあったが、大きめの中型犬がときに一緒の寝床に横になったり、オトーサンに抱かれたまま歩いたりできるのは素敵としかいいようがない!まあ、いうことを聞かない娘でもあるのだが(笑)。

特にオカーサンの動向には特別気にしているようで前記した朝のセレモニーの他にもつきまとっている。そして何も遊ぶ物が無くなるとオカーサンのスリッパを咥えて取ったり、靴下を絶妙の前歯コントロールで脱がしたりして喜んだりもするが、おっとりとオカーサンにアイコンタクトするその眼差しは慈愛に満ちている。オトーサンはその表情を眺めているのが好きだ…。ワンコ万歳、ラテ万歳!



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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員