ラテ飼育格闘日記(521)
この一週間はラテにとって些か面白くない散歩が続いたようだ。それは結構長い時間散歩を続けているにもかかわらず知ってる人たち、子供たちと出会えた機会が少なかったからだ。お馴染みの場所にいき、出入り口の方に向いて座り込み、誰かこないかと動こうともしない姿を見るとオトーサンも辛いが、それでは散歩にならない…。
天気の良い、そして明るい時の散歩は気持ちが良いし紅葉も盛りを過ぎたとはいえドキッとするような美しい場所に出会ったりして楽しみは多い。しかしそれはオトーサン側のことでありラテはほとんど地べたや植え込みの臭いに気を取られているのだからなかなか気持ちが通う瞬間は多くない。
それでもラテが歩きながらオトーサンにアイコンタクトしたときにはなるべくオトーサンも笑顔で答えるようにしている。そうするとラテも笑顔を返してくれるからだ。
※いい顔してます!
さて先日のことだが、馴染みの公園にいくとこれまたお馴染みとなったファミリーがいらした。その女の子がいつものようにラテに駆け寄ってくれたがオトーサンに「はい、これ…」と小さなものを差し出した。オトーサンはなにかと思い手に取ってみるとラテの顔写真を缶バッチにしたものだった。
「よく出来てるね」と感心して返そうとすると「それラテちゃんにあげる」という。どうやらオトーサンたちのためにわざわざ作ってくれたらしい。
※ラテの写真で缶バッチを作ってくれた!(上)。その後ラテはいつものとおり母親にべったりだ(下)
早速家に帰ってからラテに着けるハーネスに缶バッチ裏に付いている安全ピンで取り付けてみた。ラテは缶バッチより女の子にかまってもらう方が嬉しいのだろうがオトーサン的にはとても嬉しい。まったくオトーサンは飼い主冥利に尽きるというものだ。
しかしその後ファミリーとも会えないばかりか子供たちとも会えない日が続き、ラテはどこか元気がない。天気がよい日であれば気温も低いからよく歩くのだが、1時間ほど歩いても楽しい出会いや刺激がないのも可哀想だ。しかし普通…一般的なワンコとの散歩なんてそんなものなのだ(笑)。ラテは人一倍人間の子供たちが好きなので余計気になるのかも知れないが。
ということである日の朝、天気も良いのでラテのリードを引くままに久しぶりに1時間ほどの距離を歩くことにした。ラテと言えば、行き交う多くのワンコに「ウ〜」と唸ったり吠え合ったりしてまったく愛想がない。飼い主の立場をもう少し考えて欲しいものだが、向こうからワンコが来るとラテをオトーサンの反対側に位置しリードを短く保持の上でなるべく吠えさせないようにするが、まあまあラテの力の強いこと…。
※子供たちがいない砂場の公園でオカーサンと駆けっこ
そんなあれこれに注意をしつつ歩くとちょうど朝の通学時間帯だったから小学校正門を過ぎると前方から多くの子供たちが色とりどりのランドセル姿で歩いてくる。中には走ったり歌ったり、そして友達と話したりしながらカラフルな子供たちがオトーサンたちを通り過ぎる。
面白いのはやはりラテだ。子供たちがこちらに駈けてきようものなら自分のところに来るものだと思っているようで尻尾を振り笑顔で待ち受けている。無論子供たちは遊んでいるのでありラテに近づこうとするわけではないから通り過ぎると見るからにがっかりしている(笑)。
数百メートルの間、50人ほどの子供が通過するがラテに近づこうとする子供はいなかった。しかし2人の女の子が笑顔で近づいて来た…。ラテは今度は間違いなくアタシのところに来るんだよねという感じでお尻ごと尻尾を振っている。
2人の女子は「可愛い」といい続いて「触ってもいいですか?」と聞いてくれた。無論オトーサンは「大丈夫ですよ、ありがとう」と答える。
※登校中の小学生女子2人がラテを撫でてくれた
ラテは差し出された手をペロリと舐めて笑顔だ。そういえば見知らぬ子供たちに声をかけてもらったのは数日ぶりだったから余計嬉しかったに違いない。
無論通学途中だったから時間的には1分とか2分程度だったが、女の子2人に撫でられてラテはうっとりしていた。
「ありがとうございました」「気を付けてね」という挨拶を交わして2人が踵を返すそのとき、ラテはオトーサンにアイコンタクトしてくれた。
その表情は「オトーサン、私の対応って良かったでしょ」とでもいっているように思えた。
※女子2人が去り際にオトーサンにアイコンタクトして「嬉しいね」と
その直後からどうしたわけか、数人のこどもたちに「おはようございます」と声をかけられた。気分良くオトーサンとラテは1時間を越える散歩のフィナーレを笑顔で過ごすことが出来た。
天気の良い、そして明るい時の散歩は気持ちが良いし紅葉も盛りを過ぎたとはいえドキッとするような美しい場所に出会ったりして楽しみは多い。しかしそれはオトーサン側のことでありラテはほとんど地べたや植え込みの臭いに気を取られているのだからなかなか気持ちが通う瞬間は多くない。
それでもラテが歩きながらオトーサンにアイコンタクトしたときにはなるべくオトーサンも笑顔で答えるようにしている。そうするとラテも笑顔を返してくれるからだ。
※いい顔してます!
さて先日のことだが、馴染みの公園にいくとこれまたお馴染みとなったファミリーがいらした。その女の子がいつものようにラテに駆け寄ってくれたがオトーサンに「はい、これ…」と小さなものを差し出した。オトーサンはなにかと思い手に取ってみるとラテの顔写真を缶バッチにしたものだった。
「よく出来てるね」と感心して返そうとすると「それラテちゃんにあげる」という。どうやらオトーサンたちのためにわざわざ作ってくれたらしい。
※ラテの写真で缶バッチを作ってくれた!(上)。その後ラテはいつものとおり母親にべったりだ(下)
早速家に帰ってからラテに着けるハーネスに缶バッチ裏に付いている安全ピンで取り付けてみた。ラテは缶バッチより女の子にかまってもらう方が嬉しいのだろうがオトーサン的にはとても嬉しい。まったくオトーサンは飼い主冥利に尽きるというものだ。
しかしその後ファミリーとも会えないばかりか子供たちとも会えない日が続き、ラテはどこか元気がない。天気がよい日であれば気温も低いからよく歩くのだが、1時間ほど歩いても楽しい出会いや刺激がないのも可哀想だ。しかし普通…一般的なワンコとの散歩なんてそんなものなのだ(笑)。ラテは人一倍人間の子供たちが好きなので余計気になるのかも知れないが。
ということである日の朝、天気も良いのでラテのリードを引くままに久しぶりに1時間ほどの距離を歩くことにした。ラテと言えば、行き交う多くのワンコに「ウ〜」と唸ったり吠え合ったりしてまったく愛想がない。飼い主の立場をもう少し考えて欲しいものだが、向こうからワンコが来るとラテをオトーサンの反対側に位置しリードを短く保持の上でなるべく吠えさせないようにするが、まあまあラテの力の強いこと…。
※子供たちがいない砂場の公園でオカーサンと駆けっこ
そんなあれこれに注意をしつつ歩くとちょうど朝の通学時間帯だったから小学校正門を過ぎると前方から多くの子供たちが色とりどりのランドセル姿で歩いてくる。中には走ったり歌ったり、そして友達と話したりしながらカラフルな子供たちがオトーサンたちを通り過ぎる。
面白いのはやはりラテだ。子供たちがこちらに駈けてきようものなら自分のところに来るものだと思っているようで尻尾を振り笑顔で待ち受けている。無論子供たちは遊んでいるのでありラテに近づこうとするわけではないから通り過ぎると見るからにがっかりしている(笑)。
数百メートルの間、50人ほどの子供が通過するがラテに近づこうとする子供はいなかった。しかし2人の女の子が笑顔で近づいて来た…。ラテは今度は間違いなくアタシのところに来るんだよねという感じでお尻ごと尻尾を振っている。
2人の女子は「可愛い」といい続いて「触ってもいいですか?」と聞いてくれた。無論オトーサンは「大丈夫ですよ、ありがとう」と答える。
※登校中の小学生女子2人がラテを撫でてくれた
ラテは差し出された手をペロリと舐めて笑顔だ。そういえば見知らぬ子供たちに声をかけてもらったのは数日ぶりだったから余計嬉しかったに違いない。
無論通学途中だったから時間的には1分とか2分程度だったが、女の子2人に撫でられてラテはうっとりしていた。
「ありがとうございました」「気を付けてね」という挨拶を交わして2人が踵を返すそのとき、ラテはオトーサンにアイコンタクトしてくれた。
その表情は「オトーサン、私の対応って良かったでしょ」とでもいっているように思えた。
※女子2人が去り際にオトーサンにアイコンタクトして「嬉しいね」と
その直後からどうしたわけか、数人のこどもたちに「おはようございます」と声をかけられた。気分良くオトーサンとラテは1時間を越える散歩のフィナーレを笑顔で過ごすことが出来た。
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