強力な写真編集ソフト「Smart photo editor」第二回、Effects Gallery 機能とは

写真のフォトレタッチを目的とするソフトウェア「Smart photo editor」紹介の第二回目は、Effects Gallery 機能についてだ。ギャラリーといえば美術品を展示する場所や画廊を意味するが、「Smart photo editor」のそれは読み込んだ写真を元にした数多くのエフェクト付加のビジュアルがずらりと並ぶ。


余談ながら、例えば本当に自分が気に入っている美味しい店もそうだが、効果的なアプリケーションも他人には教えたくない場合がある。正直「Smart photo editor」は私にとってそうした部類に入るソフトウェアだといえるほどお気に入りなのだ。

さてアプリに何の変哲もない写真を一枚ドラッグ&ドロップし、右サイドにある Effectsツールの一番上にあるEffects Galleryをクリックしてみよう。しばらく待たされた後、メインウィンドウにウィンドウサイズに基づいて縦横ずらりとイメージが並ぶはずだ。

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※1枚の写真を登録後、Effects Galleryをクリック。この場合は626種ものエフェクト例がずらりと並ぶ【クリックで拡大】


それらのイメージはそれぞれが何らかのEffect処理されたイメージである。ただし初期設定ではすべてのEffectsが表示されるものの目的別のメニューやそのポップアップから例えば「絵画のゴッホ的なもの」といった選択肢を指定することも出来る。

それにしてもまず最初に圧倒されるのはその数の多さだ。これはユーザーらがコミュニティにアップロードしたエフェクトをネット経由でロードできるので次第に増えていくが、この時点では一枚の元写真から600種以上ものエフェクトイメージが形成されていることがわかる。

SPEDIF015.jpg

※エフェクトの種類も圧倒的な数とバリエーションが期待できる


それらのエフェクトは写真の色合いや明暗を変えたり、フレームを加えたり、雨や雪といった現象を合成させたり、あるいは写真を水彩画風にしたりアンディ・ウォーホルやゴッホ風にしたりとバリエーションも豊富である。そして任意のイメージを選んだからといってそれで完成・終わりというわけではない。
Effects Galleryで示されるエフェクトはそれぞれのパラメーターをユーザーが可変できるようになっている。したがって程度や風合い、位置といったあれこれを思うがままに編集した後に思った一枚を作りだすことができるのだ。

SPEDIF009.jpg

※選択したエフェクトの多くはさらに詳細なパラメーターを使い編集効果を確認しながら詳細な変化を楽しめる【クリックで拡大】


こうした説明をすると「いくら数が多くても出来合のエフェクトでは限界があるだろう」という声も聞こえそうだ。申し上げたいことはなにもEffects Galleryだけで目的のイメージを作り出そうというのではない。このEffects Galleryの一番貴重なことはユーザーのクリエイティプな感性に閃きを与えることだと考える。

我々の多くは残念ながら天才であるはずもなく、作り出そうとする最終イメージがいまいち浮かばないことも多いに違いない。そうしたときにEffects Galleryを起動してみることで自身のやりたいこと、考えていたイメージの一端を見いだせるかも知れないということなのだ。要はアイデアツールとして活用すべきだと思う。ともあれ以下は少々変わったエフェクト例の一部である。

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無論目的が明確になっている場合ならEffects Galleryはより強力でイージーなフォトレタッチツールとなる。ここでは早朝に撮った写真に自然現象の類のエフェクトを加味した数例を見ていただきたい。こうしたことなら実に簡単で強力なツールになる。

SPEDIF.gif

※クリックし拡大の上、GIF画像をご覧いただきたい。最初の画像にEffects Galleryから選んだ数種の効果を加えた例をご覧になれます


また自分が選んだエフェクトは "Favourites Resent Shortlists" に加えられるので再度最初から探す必要はない。
なおこのギャラリーの機能は膨大なエフェクトを次から次へと見せてくれるが、ユーザーが写真編集の方向性を明確に持っている場合はもっとストレートにSmart photo editorの妙を活用する方法もあるが、それはまた別の機会にご報告することにしよう。

参考:強力な写真編集ソフト「Smart photo editor」の合成機能

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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員