ラテ飼育格闘日記(533)

オトーサンのギックリ腰が長引いているのでラテも不満のようだ。散歩の時間が短くなりがちだからだが、こればかりは仕方がないし、それでも朝夕共に40分とか1時間近くは外で過ごしている。しかしギックリ腰も寒いところに長時間いるのは決して良いはずはない。


ギックリ腰なのでそもそも遠くへ散歩するつもりはないが、ラテはまったくオトーサンのことを考えていないのが辛い。なにしろ玄関を出るときに腰は明らかに曲がっている。それを自覚しつつ、少しでも目立たないように、痛みを感じないようにと姿勢を正しながら歩くわけだが、しばらく辛い思いをしてでも歩いていると少し楽になっている自分を感じる。
少なくとも椅子に座りっぱなしというよりは歩いた方が腰に良いように思うが、無論油断して無理すれば激痛が走り数十秒は固まってしまうことに…。

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※お子さんが作ったというカラフルな王冠をラテに。ちょっと迷惑そうかな(笑)


それでも朝夕の散歩を欠かすわけにはいかないとオトーサンは腰に湿布を貼りコルセットを絞めて出かけるが、ラテは夕方の散歩だと必ずといってよいほど近所の公園に向かうからか、朝はその反対方向にリードを引くことが多い。
そちらの方角に向かうとUターンでもしない限り小一時間の散歩となってしまうが、天気がよい場合にはゆっくりと注意をしながら歩くことにしている。

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※梅の花が見頃


時間的に急ぐわけではないので危ない事や汚い場所に立ち入るといったこと以外、出来るだけラテの行動を制約しないようにと心がけているオトーサンだが、ラテは実に優柔不断だ。
植え込みのピンポイントに気になる臭いがあるのかリードを強く引くのでオトーサンはリードを少し緩める。しばらくクンクンし、場所を10数センチ移動しながらまたクンクン。そしてまた踵を返して元の位置に戻ってまたクンクンと続くことも多い。1,2度、このままリードを引かずにいたらどれほど一箇所でクンクンし続けるのかを確認しようとしたことがあるが10分が過ぎたところでオトーサンがぶち切れた(笑)。

「我が娘はきっとレストランに入ってメニューを渡されても『あれもよいけど、こちらも美味しそう』となかなか決めることが出来ない女に違いない」とオトーサンは文句をいうが、オカーサンは「ワンコはメニューを見ないわよ」と冷静だ(爆)。
しかし氷点下の朝、こんなことをしていては腰が治るどころか風邪をひいてしまいそうでついついリードを引いてしまう。

特に朝の散歩はオカーサンの仕事の都合により家を出る時間が違うからバリエーションがあるといえばある…。一緒に近隣の駅へと向かえば大型団地の中をゆっくりと通っていくこともあり、その過程でこの時期は日の出を見ることができる。また時間帯によっては学童たちの登校時間帯にぶつかることもあるが、この場合は知り合いの子供たちと出会ったり、向こう側の歩道を歩いている女子たちから手を振られたりもする。
ただし道順にもよるものの時間帯が合わなければ小一時間の間、知り合いに合う機会はないのが普通だ。そりゃあそうだろう。この寒空の朝の時間帯だから通勤や通学といった用事がなければ誰が好き好んで歩き回るものか(笑)。

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※子供たちは腰の痛いオトーサンが羨ましく思うほど元気に軽々と飛び跳ねている


それでも保育園に子供を預けに向かう母親やときに父親がペダルを踏む自転車と多々すれ違うこともあるし、幼稚園の送迎バスや市バスの姿も見られる時間帯なので気は抜けない。
そうした道のりをラテは臭い重視でゆっくりと歩いて行く。幼犬の時にはオトーサンの前に出てリードを引くほど早く歩いていたラテだが、最近は気になるワンコにでも会わない限り確実ではあるがゆっくりと歩く。

途中休みの時間はほとんど入れないが、所々のベンチや大型施設の石畳で一休みしたり、水飲み場にオトーサンを引いて「水飲みたい」と意思表示をすることもある。
そうした少々時間を有する散歩の先にも小学校があり、時間帯によっては見知らぬ学童たちと多々すれ違うが、ラテはこちらに駆けてくる子供は自分のところに来るものだと思っているフシがあり、当然のことながらそのまま通り過ぎると見るからにがっかりした表情になる。
たまにワンコ好きの女子が「可愛い!」と近寄ってくると大変な喜びようだ。

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※見知らぬ学童たちに囲まれてラテは至福のときを過ごす


こうして朝の散歩は些か時間のかかるものになるし不確定要素の多い散歩となるのが常だ。対して夕方の散歩時にはワンコが好きな子供たちがいる可能性もあるし、お馴染みとなったファミリーの女の子や母親に会えるかもしれないとまずは近所の公園に向かうのが習慣になっている。
とはいえお会いする約束をしているわけではないしそれぞれの都合もあるわけで、公園に入ってみると人っ子一人いないときもあるし、サッカーや野球もどきの練習をしていて散歩ができない場合もある。

だからこそラテは好きな女の子やその母親に会えると飼い主のオトーサンが嫉妬したくなるほどの喜びようを示し、相手が許してくださる場合はそれこそ抱きつき顔を舐め回す。

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※可愛がってくださる母親の姿を見つけたラテの表情はきらめいている。そして飛びついて顔を舐める...


そんな風景を不思議そうに眺めている子供たちや母子の姿も目立つときがあるが、こればかりはワンコ嫌いな場合もあるからしてオトーサンはこちらから近づくようなことはしないように心している。
それでも「あっ、この犬まえに会ったことがある」「オオカミみたいだけど可愛い」「触ってもいいですか」などなどと近づき声をかけてくれる子供たちも多い。
そうした子供たちを仰ぎ見るラテの嬉しそうな顔を少しでも見たくてオトーサンは今日もラテのリードを引きながら散歩を続けるのであった。



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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員