ラテ飼育格闘日記(540)

天気が悪い日は真面に散歩ができないしラテのフラストレーションは増すばかりだ。なにしろ雨が嫌いだしそれ以上にレインコートを着せられるのが一番のストレスのようだ。だからそうした装備で雨の中、家を出るとオシッコだけしてUターンし、スゴスゴと家に戻ってしまうのが常だ。


とはいえ先日の本降りの日は違った。なぜなら前日の夕方の散歩で大の方をしなかった。無論そんなことは多々あるわけだから気にすることではないが、次の日の朝は雨降りで前記したような感じでソソクサと戻ってしまったラテだった。
一度ならともかく二度とも大の方をしないということもまあこれまたそんな時もあるわけだからとオトーサンは自分を納得させた。

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※雨でびしょ濡れながらの散歩からやっと戻ってきたので笑顔を見せる


悪い事にその日の夕方は朝以上に本降りとなっていた。少し時間を外せば上がる雨なら待つが予報を見ても数時間はこの調子のようだから出ないわけにはいかない。
ラテにレインコートを着せハーネスを着けて土砂降りの中散歩に出た。しかし相変わらずオシッコはしたものの踵を返して戻りたい様子。オトーサンは幾多の同じような例を思い出し、十数分歩かせれば早々に目的を達成できるに違いないとびしょ濡れになりながらも引き続き散歩を続けようと決心。

しかしどうしたことか10分経っても20分経ってもラテは排泄の気配を見せない。こればかりは飼い主が焦ったところでどうなるのでもないが親心が仇になって結局成果のないまま帰宅することになった。
レインコートを着ているラテもびしょ濡れならオトーサンたちもジーンズはもとより上着もびしょ濡れだ。
自宅戻りオカーサンがラテの濡れた手足はもとより体を綺麗にしてくれて最後にオトーサンがドライヤーで乾かすことになったが、かなりの時間がかかった。その間オトーサンは濡れたままだった…。

さて先日の3月23日、オトーサンとラテはいつものように朝の散歩に出かけた。幸い天気もよく、まだ寒さはこたえるが春はもうすぐだ。
ラテはいつも通る道ではなく急な階段を登るルートを選択したようで嬉しそうに登り始めた。あまり通らない階段だがそこを登り切ると野球場脇に出る。
このときオトーサンは今日は小学校の終業式だったことを思い出した。明日からは春休みだ。ということは子供たちとしばらく出会えないことになるだろう。それぞれご家庭の事情や都合があるのだろうが、土日や祭日そして学校が休みの時は公園に遊びに来る子供たちは極端に少なくなることを経験上知っているオトーサンはラテを登校する子供たちに会わせてやりたいと思った。まあ親バカである。

しかし登校時間にはしばし間があるのでラテの求めるままに散歩を続けるが、一年ぶりに立ち寄ったテニス場が平日の朝早くということで空いていたのでそこで10分程ラテと駆けっこを楽しんだ。吹きだまりや所々には落葉や塵芥で汚れているがラテとの遊びには不足はない。

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※ラテとひととき駆けっこで楽しむ


オトーサンの顎が上がったころ、コートを出てラテに水を飲ませたがまだ時間は早い。
ということで仕方がないのでそのまま小学校に向かい正門を通り越しながらゆるりと歩くがやっとこちらにランドセルを背負って向かってくる学童がちらほらと見えるようになってきた。

頃合いは由と判断したオトーサンはUターンして小学校正門方面に踵を回し、我が家へ戻る方向へと歩き始める。この調子だと馴染みの学童たちが登校のために歩いてくるはずですれ違うことが出来ると思ったからだ。
いつもはそれらの子供たちと一緒に学校まで歩くわけだが今回はすれ違いだ。それでもラテにとっては嬉しい刺激に違いない。
オトーサンの思惑は当たり、歩き始めた直後ひとりの女子がすれ違いざまにラテの最中を撫でた。無論ラテは怒ったりせずその子に笑顔を向けた。

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次ぎに会ったのは公園でラテを見つけると「ラテちゃ〜んと」駆け寄ってくれる女の子だった。オトーサンの顔を見るなり「ラテちゃんにオヤツをあげたい」という。公園で何度かそうしたことをやったことから覚えていたのだろう。他の子供たちが通り過ぎる中、オトーサンが「お願いします」と渡した小さなオヤツをラテに食べさせ喜んで学校に向かった。

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続いてもたまに公園付近で出会う女の子の二人連れが「あっ、ラテだ」と笑顔でラテを撫でてくれる。その直後に「あっ君か」と少々おしゃまな女の子が続く。

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次は公園でよく可愛がって下さるファミリーの女の子が手を振りながら近づいて来た。「おはようございます」と挨拶後、座り込んでくれたからかラテは嬉しそうにチューを迫った。橫で一緒に通学している友達が複雑な表情でそれを眺めている。

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多少はなれたようだがその子はワンコが嫌いというより怖いからとまったく近づかなかった子なのだ。それでも手は出さないものの一メートル近くにラテがいても逃げ出さなくなった…。
そのとき2人組の女の子が加わった。その子たちもオトーサンとラテが散歩していると手を振ってくれる女子たちである。

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そしてこれまた公園でよく行き会う女の子に「ラテ、おはよう」と頭を撫でられ嬉しそうだ。

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最後に男の子が「あっ、おはようございます」と近づいて来た。かなり以前から行き会うとラテを撫でてくれる子だったがどこかまだ怖いと思う気持ちが残っているようでラテがマズルを突き出すと仰け反っている(笑)。

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時間にして10分程度だろうか、そんな短い時間ではあったがオトーサンのサプライズが功を奏してラテは上機嫌で家に向かった。

そういえばお馴染みのファミリーもお聞きしたところによるとこの春休みにご実家に行くという。したがって春休みが終わるまでは他の子供たちもそうだがいつものようには出会えないことになる。

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※公園でお馴染みのファミリーと。ラテは安心して背中を向けている


ラテが寂しい春休みが続くが、子供たちにとっては宿題もない休みだそうだから楽しい休みに違いない。こればかりはラテに我慢してもらわなければならない(笑)。



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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員