Apple Magic Keyboard 2 の右半分が入力できないトラブル顛末記

Magic Keyboard 2 の右半分が突然利かなくなってしまった。上段の数値キーは左から "6" までは入力できるが "7" から入力できず、次の段は "Q" から "Y" までは入るが "U" から右が入らず、次の段は "H" まで、そして最下段は "N" までしか入らないという奇妙なトラブルに見舞われた。


直前に自分的にはどこかの設定を変えたという自覚はない…。とすれば理由はまずキーボードの故障と考えてよいだろう。無論長い間Macを使っているがこうした現象は始めてである。
しかし引っかかるのはキートップひとつが故障というのはあり得るが、文字キーの右半分が…というのはどこか釈然としない。単にキーボードの故障というのではない気もする。

マシンは iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)であり、キーボードはそれに同梱されていたものだ。購入は昨年の7月だからまだ7カ月ほどしか経っていないが、キーボードの半分が入力できないという奇妙なトラブルを考えると場合によってはiMac本体側のBluetooth機能に問題が生じたのだろうか。

Keybord201802_01.jpg

※Apple Careに電話し新しいキーボードを送ってもらった


ということで以前買って置いたサードパーティー製Bluetoothを引っ張り出して接続して見たら、あらら…これだと問題なく全てのキーが入力できる。ということは間違いなくMagic Keyboard 2側の物理的故障だろうと考え、Apple Careのサポートに電話をした。
結局「新品をお送りしますので持参した宅配便のドライバーに故障した製品を渡してください」といわれて事は済んだ…はずだった。

その間はUSB接続のApple純正キーボードを繋いで使っていたが早くも翌々日に交換品が届いた。
「やれやれ」と思いながら新しいMagic Keyboard 2をペアリングして確認したが…あれれ、状況は変わらず入力が出来ない。
まさか新品の交換品も同じ壊れ方をしているとは思えない。ということはMac側に何らかの原因があることになる。しかし相変わらずサードパーティー製のキーボードでは問題ないのだ。
さて困った…。
仕方がないのでまたまたApple Careのサポートに電話で相談した。

Keybord201802_03.jpg

※Apple Careサポートは頼りになります。なるはずです(笑)


NVRAMのリセット、セーフモードで起動、リカバリーモードで起動しても状況は変わらず。結局サポート担当はスペシャリストに変わった後にもいくつかのポイントを試してみたが電話によるサポートは合計1時間13分にもなった。
幸いトラブルの原因は分かった…。

結論としてはアクセシビリティの「マウスとトラックパッド」の項にある「マウスキーを有効にする」にどういうわけかチェックが入っていたからだった。
確かにそのチェックを外すとキーの右半分が入力できなかった問題は解消された。
この設定はキーボードのテンキーを使ってマウスポインタを制御したい場合に使う機能だが、問題自体は解決したもののいくつか疑問は残る。

Keybord201802_02.jpg

※アクセシビリティの「マウスとトラックパッド」の項にある「マウスキーを有効にする」のチェックを外すとトラブルは解消した


Magic Keyboardはテンキー付きの製品もあるが、私のはテンキーがないタイプの製品だからそもそも「テンキーを使ってマウスポインタを制御したい」と考えてもできない。とはいえ試していないが、外付けタイプのBluetoothテンキーもあるわけだしそもそもキーボードの半分が反応しなくなるというのが仕様であるはずはない。
そしてくどいようだがサードパーティー製のBluetoothキーボード(テンキー無)では不都合は起きないのだから。

もうひとつ、なぜアクセシビリティの「マウスとトラックパッド」の項にある「マウスキーを有効にする」にチェックがはいっていたかだ。これは私専用のマシンだからして他者が使ったはずもないし結局記憶にないものの私がなにかの拍子にONにしたとしか考えられない。
念のため再度チェックを入れてからあれこれと試してみたい衝動にかられているが、確認出来なかったもののもしかしたら複合的な原因もあるかも知れずあえて危険を冒すこともないと思うのでそのまま正常に使用を続けている。
まあ、アップルのサポートにも最終確認し了解を受けたが、キーボードの問題ではなかったのにキーボードが新しくなったのだ。
良しとしようか…。



関連記事
広告
ブログ内検索
Related websites
Macの達人 無料公開
[小説]未来を垣間見た男 - スティーブ・ジョブズ公開
オリジナル時代小説「首巻き春貞」一巻から九巻まで全公開
ジョブズ学入門
ラテ飼育格闘日記
最新記事
お勧めの新旧記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。ゆうMUG会員