ラテ飼育格闘日記(591)

寒さは和らいだと思ったら真冬に逆戻り。この水曜日は雪交じりの雨降る中、オトーサンとラテは珍しくも嬉しい体験をすることになった。それはラテを可愛がってくださるファミリーからラテ共々ランチに誘っていただいたので、初めて他家へワンコ連れでお邪魔することになった。


他のワンコに関しては知る由もないが、ラテはオトーサンに意外と冷たい態度を取るものの、例えばリードを他人に預けるようなことをすると嫌だと抱きついてくる。
オトーサンが勝手に考えるには生後三か月で拾われ、ボランティアの方々の一時預かりの環境下で育ったから多々住処と買い主が変わることを体験したからではないかと思うのだ。だからリードを預けたりするとまた飼い主変わるのかと思うのかも知れない。

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※今週はいろいろなことがありました


そもそもラテはどんな人に対しても愛想を振りまくタイプのワンコではない。
子供たち、それも高校生あたりまでは初対面でも愛想は良く、顔を舐めにいったりもするが大人は男女ともに初対面はもとより、吠えなくなるまでは長い時間が掛かる。

さて、そのファミリーと出会う最初の切っ掛けは2015年秋のことだった。
未就学児童と思われるポニーテールの可愛い女の子が近づいて来て「噛みませんか?」と声をかけてくれた。オトーサンは「虐めなければ噛まないよ」と答えると女の子は嬉しそうに近づいて来て早速ラテを撫で始めたが、先ほど「噛みませんか?」と聞いた慎重さとは裏腹にラテの後ろからまたがるように抱え込んで頬ずりし始めた。
無論オトーサンはラテが嫌がる兆候を見せたらいつでもリードを引けるようにしていたが、ラテは初対面の女子が背中に乗るように被さってきたその顔をペロリと舐めた…。
こうしてAちゃんとラテは友達になった。

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※ラテがAちゃんと初めて会ったときの記念すべき写真。2015年秋


オトーサンは自分から子供たちに名前や住んでいるところなどは聞かないようにしているから当初はAちゃんの名も家族のことも知らなかったが、公園で何度も会う内にオカーサンと弟とも面識を得た。しかしラテは大人には吠えるからとその旨お断りしていたが何ヶ月目だったかラテは目の前に座ってくれたAちゃんのオカーサンの口元を嬉々として舐め始めた。

むろんそれはラテの一方的な行為だけでは成り立たない。ワンコに口元を舐められて喜んでくださる方はそんなに多くはないに違いない。
Aちゃんのオカーサンがそれを喜んでくださり許してくれたことでラテはオカーサンも大のお気に入りとなった。

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※女房が初めてフェルト人形を作った。一作目はラテだった :-)


それから馴染みの公園に向かうのが日課となった。無論いつもいつも好きな子供たちやオカーサンたちと出会えるわけではないが、ラテだけでなく子供のいないオトーサンにとってAちゃんは次第に孫のような存在になっていった。
オカーサンにお誘いいただきAちゃんの運動会や学芸会にでかけたのは昨年だったが今年の初詣もご家族とご一緒した。また最近はAちゃんと一緒に散歩もやった。しかしオトーサンは一度お宅にお邪魔したことはあったもののラテを連れて伺ったことはなかったが今回それが実現することになった。

オトーサンが伺うだけならまだしも、ラテが一緒となればことは難しくなる。
オカーサンやAちゃんに会えることは大いなる喜びに違いないが、万一粗相でもしたら大変な迷惑をかけるのでオトーサンは躊躇していたが、ファミリーのオカーサンの寛大なるお誘いがあったことでもありありがたくご招待を受けることにした。また本当なら女房も一緒にと考えたが残念ながら仕事の都合で同道できなかった…。

ラテはいつもの散歩の帰り道、ファミリーの住むマンションのエントランスに入りたいとリードを引くことが度々だ。それはAちゃんやオカーサンらが入っていくから、この奥にはなにか楽しいことがあるに違いないと思っているフシがある。
そんなラテではあるが果たしてどのような態度を取るのか、オトーサンは些か心配もしながら大いなる興味を持ってAちゃんのお宅に伺うことにした。

さてその当日の未明、消防車のサイレンなどで目が覚めたら停電しているではないか…。枕元に置いてある時計を見ると午前1時半だったと思うが非常用の照明を持ちブレーカーを確認するが落ちてはいない。
少し待ってはみたものの復旧する気配がないし様子が分からないのは一番の不安だ。仕方なく着替えて懐中電灯を持ち外に出てみたら消防車と警察車両、そして警備会社の車などでごった返しており、交差点の信号機や付近の街灯も消えている。
原因は不明のままだがやっと午前3時近くになり停電が復旧したのでオトーサンは冷えた体を蒲団の中で温めたが、朝になって寝不足の目を擦ると外は雨に雪が交じっているではないか…。

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※3月21日の午前1時半過ぎ停電。外に出てみると消防車、パトカー、警備会社の車、東京電力の車などでごった返していた


ファミリーのお宅に伺う記念すべき日に停電だの雪だとはよほどオトーサンの日ごろの行いが良くないのだろう(笑)。
ともあれお約束のお昼にラテにはレインコートを着せて傘を差してファミリーのお宅に向かった。
オトーサンだけで歩けば徒歩5分といった距離だが、少し遠回りし排泄させてからお宅に向かう算段をする。
Aちゃんのお宅の玄関でラテはすでに尻尾を振っている。しかしまずは足は勿論雨と雪で濡れた体を綺麗に拭いてから上がらせていただいた。

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※オトーサンの心配をよそにラテは大はしゃぎ


驚いたのはラテは部屋に入らせていただくとまったく臆することなくAちゃんやオカーサンと遊びのポーズを取ったりする。
初めての場所に伺ったのに不安がる様子はまったくない。尻尾も下がらず見るからに喜んでいる。
オトーサンの心配は杞憂に終わったが、結局ランチをいただき夕刻まで楽しい一時を過ごさせていただいた。




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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。ゆうMUG会員