ラテ飼育格闘日記(605)

当該原稿執筆時はまだ梅雨時なので雨は仕方がないが、雨の日の散歩はレインコートを着せたり、戻ってから雨に濡れたラテの体をいつも以上に綺麗にするなど手間がかかって大変だ。しかし反面散歩の時間が極端に短くて済む場合もあるのでオトーサンにとっては恵みの雨であるともいえる。無論何日も続けばそれどころではなくなるが…。


さて、ラテが十二歳になったからといって特に何が変わることもない。アトピー以外は今のところ大きな問題となることはないし、足腰が歳相応に弱くなってきたのか歩く速度が遅くなったが、興が乗ればオトーサンや可愛がってくださるファミリーのオカーサンに遊びを挑んだりもする。

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※お陰様で元気です


とはいえ幼犬時代を振り返って見れば確実に落ち着いたし甘噛みや拾い食いもなくなった。しかし事実甘噛みは酷かったしあまりのパワーに圧倒されて散歩途中で出会ったワンコの飼い主さんに愚痴ったほどだ。

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※可愛がってくださるファミリーのオカーサンに遊びのポーズ


そのダックスフントの飼い主さんは「あと2,3年経てば、いまのこのパワーが懐かしくなりますよ。大人になればこちらが遊ぼうとしても乗ってこないわけで寂しいものですよ」と慰めてくださった。

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※最近少し抱っこ要求が多いかな…


今回は2006年12月10日に我が家に来たラテがほぼ一週間ほどたった日にラテを届けてくださった里親会のボランティアのK.Kさんにラテの近況報告をしたオトーサンのメールをそのままご紹介したい。
そういえばこれまでご紹介したことがなかったかも知れないが、”ラテ” という名は当然我が家に来てから名付けた名であり、里親会で出会ったときの仮の名は “かんな” と呼ばれていた…。

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※女房と並んで(笑)

2006年12月18日
K.K様

かんな改めラテをお世話いただいた松田です。
早いものでお連れいただいてから一週間となりましたのでご報告を兼ねてメールをさせていただきました。
ともかく毎日パワーいっぱいで、一日3回の散歩でも足りないかのように室内を駆けずり回ります。
橋の欄干とか塀、あるいは低めのブロックがあると前足を上に乗せて立ち上がり、向こうを見ようとしますが、この姿は最高に可愛いです。
訓練すると後足だけで歩けそうな気がします(笑)。

また、散歩時に子供に興味を持つのはわかる気もしますが、女性を見ると近づきたくてリードを強く引きます。さらに頻繁に後ろを振り向きます。なにか幼少時のトラウマなのでしょうか...(笑)。
とにかく人が好きなようで、バス停から下りてくる人たちをじっと見ていることもありました。
何故なのか、考えてもわかりませんが(^^;)、昨日ふと思いついたことがあります。それは、もしかしたらK.Kさんのお姿を探してるのではないかということです。
影響力ある時期、親身にお世話になったわけですから、強い記憶として残って当然です。

それから木曜日に駅に出かけた際に首輪が切れ、抱き寄せましたがすり抜けて駆け出し慌てました(^^;)。一瞬思い出したのは先日「呼べば戻る」とおっしゃっていたことです。こちらを見たとき、手元のリードを見せて呼ぶと大人しく戻ってきたので安心しました。
引きが強いのか、あるいは首輪が柔いのかは分かりませんが、本当に肝を冷やしました。
なお、現在は餌を見せてハウスに誘導できるようになりました。また夜などはハウス全体に布をかぶせて暗くすると比較的静かに睡眠に入りやすいことを知りました。ただおしっこの場所を覚えるのはまだまだかかりそうです。

引き続きご報告ですが、12月12日(火曜日)に動物病院に連れて行き、健康診断および狂犬病予防注射を打ちました。当日の便も持参しましたが、便/体温/耳の中/ノミなどに関して問題はありませんでした。ただたまたま自分で掻くしぐさや自身を噛むケースが見受けられるので念のためノミとダニ防止の投薬をいたしました。
体重は9.3Kg、後足がしっかりしているのでもう少し大きくなるとのこと。また歯はすでにすべて永久歯ではあるものの綺麗なので、年齢はやはり1年未満のようです。

ここからはお手数ながら名案があればご教授いただきたのですが、あま噛みが凄いことです。あま噛みの直し方は書籍にも多々記述があるものの、「褒める」とか、噛んだら即その場から立ち去る...といったものであまり現実味がありません。なにしろワンコの方は噛んでいるという認識すらあるのかどうかも分かりませんし...。
ともかく犬用の噛むオモチャもあっというまに噛んで壊しました(^^;)。ペットボトルなども凄い勢いで潰してしまいます。そして時にフローリングの床にまで歯を立て、私の手も頻繁に甘噛みします。
ちなみにスーパーのペットコーナーで販売していた噛みつき防止スプレーを使ってみましたが、スプレーした場所を平気で舐めていたのには呆れてしまいました(笑)。

また機会を見てご報告申し上げます。


この一週間程度で早くもオトーサンの腕と肩が痛み出した(笑)





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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員