ラテ飼育格闘日記(705)

ラテの足腰が大分弱ってきた来たことは実感していたが、23日の土曜日に後ろ右足が急に利かなくなった。外傷があるわけでもないので暫くは様子見だが、ラテ本人(本犬)が辛いであろうことは勿論、慣れないことでオトーサンたちも右往左往している。


先日、万一の場合だと考え、老犬介護用歩行補助ハーネスという製品を買ったばかりだったが…。
実は23日の朝、起床早々に散歩を終えて食事を取ったら俄然元気が出たようで「遊んでくれ」と吠え続けた。五月蠅いということもあり、オトーサンは自分たちの朝食準備の合間を見てラテの前に座るとラテは我が意を得たりと喜んで「遊ぼうのポーズ」をした。

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※ついに老老介護の時が来たか?


それは両前足を前に突き出して頭を低くしお尻を上げるという例のポーズである。その瞬間「キャイーン」と声を上げた。見ると右後ろ足を上げている…。
この足は幼犬時代からたまたま痙ることがあるので今回も痙ったのだろうから暫くすれば治ると考えたがその後も痛がりはしないものの力が入らないようなのだ。

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※右後ろ足が利かない…


しかし散歩に出ないで済む問題ではない。散歩に出ることは無論排泄させるためでもあるが、飼い主との散歩そのものがワンコは楽しみだというし事実ラテも例え歩かなくても外にいたい方だから連れ出してあげたい…。
ということでその日の夕方初めて前記した老犬介護用歩行補助ハーネスを使ってみることにした。要は胴体部分を下から巻くように背中側をベルクロで留め、左右に持ち手が付いているといった感じの製品だ。

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※老犬介護用歩行補助ハーネスも扱い方が慣れないと実用が難しい


勿論その持ち手を飼い主が上に引き、弱った足で歩こうとするワンコを支えようというものだが、ラテもオトーサンも慣れていないこともあってなかなか思うようにいかない。なにしろラテの体重は少しシェイプアップしたとは言え19.1Kgあるのだから大変だ。
まあ、完全に持ち上げてしまえば済むといったことでもないし、基本はなるべく自力でなんとか歩かせ、難しい場合や辛い場合は補助をするのが理想だが目の前にいる愛犬にそんな理屈や理想は役に立たない。

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※ただし、ラテは食欲もあり機嫌が良いのが救いだ


平坦な道ならともあれ、やはり階段の上り下りは難しいし下手をしてはかえって他の足を痛めてしまう。とはいえバリアフリーにはほど遠い箇所もあり、避けられるところはともかくどうしても通らなければならない場所は少しずつ工夫して慣れるしかない…。
ただしオトーサンが一番厄介だと思うのは近所の信号機のある交差点の横断歩道だ。

車優先から来るセッティングなのだろうか、青になっている時間が至極短いところがあり、普段でも老人ならずとも渡りきれないうちに赤になるような場所だ。
とはいえこれまた渡らなくてはならないわけで、この信号機のところだけはラテを抱き上げるべきかと色々と考えているところだ。

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※お馴染みの子供たちに囲まれて上機嫌!


翌日の朝も確認すると基本右後ろ足は上げている…。
ただ食事するときなどは一応下げているが力は入っていないようだ。ともかく食欲は変わらないようなのでその点は安心したし部屋の中もなんとか自力で歩いている。
この日記が掲載される日よりちょうど10日後にラテは満14歳となるが、覚悟はしていたもののダメージが思ったより急に現れたので正直困惑しているオトーサンである。



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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員