ラテ飼育格闘日記(339)

日曜日に女房と共にラテを動物病院へ連れて行った。その主な目的は年一回の血液検査による健康診断だが、今回はそれとは別にフィラリア検診も…。なぜなら昨年、毎月一回飲ませなければならなかったフィラリア予防薬を1度忘れてしまったからだ…。


動物病院により対応が違うらしいが、お仲間の飼い主さんらのお話しをお聞きしたところだとフィラリア予防の薬を約半年間きちんと飲ませたとしても翌年の時期に必ず陰性か陽性かを検査する病院が多いらしい。
しかしオトーサンたちがラテを連れて行く動物病院は予防薬を予定通り間違いなく投与していれば検査は不用だといわれてきた。
予防薬が文字通り100%効くのであればいちいち検査は必要ない理屈だし、その方が費用もかからず良心的だと考えてきたが1ヶ月分の薬を飲ませるのを忘れては感染の可能性もゼロではないからと今回あらためて検査することになった。同時にこれまた毎月1ヶ月分のアトピー抑制のための飲み薬も処方してもらうことに…。

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※今年も健康診断の時期がきた。いつまでも健康でこんな笑顔を見せて欲しい...


前々日に予約を入れ、日曜日の午前11時15分を目処に動物病院へと向かうことに。
ラテが途中で嫌がり、リードを強く引くことも予想して首輪ではなく別途ハーネスを付け、それにリードを付けて出かけた。これであればリードを強く引いても首に圧がかからないからである。そんな配慮をしなければと思うほど病院へ行く道すがらはなかなか大変なのである。

それでも今回はオカーサンのリードで家を出たからか、一時期の猛反発といったものはなかった。それに最近は病院の待合室に入っても無理矢理外に出たいと匍匐前進しながらドアに鼻面を付ける…といったこともなく、どちらかというと余裕のある態度に見える。しかし実際は緊張しているようで、病院に着くまでの約30分間で3度もウンチをした(笑)。

待合室に座っていると文字通りひっきりなしにワンコやニャンコが飼い主に連れられて入ってくる。この病院は繁盛しているようだ(笑)。
しばらくすると名前を呼ばれたので診察室に入り、まずはいつものように体重測定のため診察台へラテを抱き上げて乗せる。
少々危惧していたが、やはり…というか、前回は400gほど体重が減って安堵していたものの今回はそのリバウンドか、20 Kgは超えなかったがぎりぎりに増えていた。嗚呼!
まあ体重測定はハーネスとリードを付けたままの計測だったからオトーサンは帰宅してから気休めにそのハーネスとリードだけの重さを量ってみた(笑)。結果それは383 kgだったから正味この重量を差し引くべきなんだろうしこの値はワンコの体重にとって無視できるものではない。と考えてみたが、まあ…やはり気休めだ(笑)。

そう、今日はいつも診てくれる若い医者がお休みなので暫くぶりに院長先生のお出ましである。
オトーサンがラテをホールドしている間に後ろ足の静脈から採血を行う。人間の子供ではこう静かにしてはいられないと思うが、ワンコは我慢強いからかラテは微動だにせず声を上げることもなく静かにしている。
一時はこうしたとき、怖いからだろう…オトーサンにしがみつくのが普通だったが今回は診察台に静かに立ったままだし、医者に向かって悪たれ口のように吠えたこともあったが、今回は無言である。これも成長のひとつなのだろうか…。

一回の採血で健康診断とフィラリア検診をやってもらうことになるが、健康診断の各検査項目結果が出るのに約一週間ほどかかるとのこと。しかしフィラリア検診は待合室で待っている間に検査結果が出るというが、もし検査が陽性ならフィラリアを駆逐するための治療もやらなければならないと心配が膨らむ。しかし幸いなことにフィラリアの検査結果は陰性だった…。ああ、よかった!

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※幸いフィラリア検診は陰性でした!


オカーサンがアトピーの薬を受け取ると共に支払を済ます間、オトーサンはラテを病院の外に出して待つことにする。さすがにラテも一安心したのか、まだ尻尾は下がっているもののその表情は柔らかい。
オカーサンの精算が終わり、一同ホッとして帰途につくが覚悟はしていたものの支払総額は三万円を超えた…嗚呼。

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※病院の外に連れ出したらラテにも笑顔が戻ってきたが、まだ尻尾は下がっているしどこかへっぴり腰だ(笑)


それはともかく時刻はすでに昼過ぎ。オトーサンたちもお腹が空いてきたわけだが、オカーサンの提案でル・ジャルダン ブルーというフランス洋菓子店へと向かう。
このお店はこの地域屈指の美味しい洋菓子を作ると評判のお店で、パティシエはフランス・リヨンで行われた、クープ・ド・モンド ドゥラパティスリーに日本代表として出場し、総合準優勝を勝ち取った腕の持ち主という...。
実はラテを連れて動物病院に寄った帰りはこれまでにもかなりの確率でこのお店に寄っている。なぜなら美味しいだけでなく店先に小さなテラスが備え付けられており、そこはワンコ連れでも歓迎してくれるからだ。しかし人気のお店だからこそすでにテラスが使われていればテイクアウトするしかないんが、幸い小さなテラスはオトーサンたちを待っていてくれた(笑)。

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※テラス側の窓ガラスを通して店内がほんのりと見える(上)。ラテはル・ジャルダン ブルーのテラスでリラックス


というわけで美味しい…実に美味しい一時を過ごした我々はルンルンで帰宅を急いだ。とにかく本日中にまず5月分としてのフィラリアの薬(錠剤)を飲まさなければならない。後は12月まで毎月20日に飲ませるように指示があったので忘れないようにしなければならない。
問題はオトーサン自身が飲むべき薬でさえ忘れてしまいそうなのにラテの分、それも月一の薬投与を覚えておけるかという問題がある。しからばと...オトーサンは愛用のiPhone 5のリマインダーに登録し、毎月20日に知らせてくれるように設定しておいた。これでまずまず安心だろう…。
ラテはといえばさすがに気疲れしたのか、オカーサンに身体を拭きブラッシングをしてもらった早々に出窓のタタキで爆睡状態になっていた(笑)。
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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員