LED ライト付きデスクルーペは便利

私事だが若い頃からド近眼で乱視だったのに加え加齢のためお約束の老眼に。そして飛蚊症はまだしも白内障初期および緑内障と診断されたこの眼にさすが不自由を感じている。一応二焦点の眼鏡を愛用しているが左右の視力も大きく違うことからすべての距離に合う眼鏡は作れず、特に細かな文字の判読は辛くなっている。                                                                                                  
しかしまあ...あらためて意識して回りを見渡すと極小のテキストが印刷されたものが実に多い...。特に製品マニュアルなどは印刷の品質が悪いケースも関係して見難いことこのうえない。
限られたスペースに必要な情報を押し込もうとするのだから仕方ないのだろうが、この「LED ライト付き拡大鏡デスクルーペ」の取扱説明書だって拡大鏡でもなければ私には読みづらい(笑)。

ということで本来ならデジタルルーペといった製品を欲しかったがどういうわけか価格が高いので、今回は安価で使い勝手が良さそうなこの「LED ライト付き拡大鏡デスクルーペ」を買ってみた。
届いたパッケージを開けるまではどれほどチープな製品が飛び出すのかとも考えていたが、実際にはなかなか立派なソフトケースに収められた素敵な製品であった。

LEDmagnifier_01.jpg

※製品はソフトケースに収められている


「LED ライト付き拡大鏡デスクルーペ」は直径が92mm、厚みが52 mmの円筒形をしており、トップは無論ガラスレンズになっている。
本体は樹脂製だがレンズの回りはアルミが使われており、決して安っぽくないのもよい。また肝心の倍率だが仕様によれば約5倍という。

LEDmagnifier_02.jpg

※サイズは大きめに感じるが実用性は高い


早速小さな文字群の上に置いてみると当然なこととはいえ格段に判別しやすいことを実感。またレンズ径も大きいので見やすいし視野範囲では大きく像が歪むということもない。無論レンズを対象物から離すにつれ目測倍率は上がるが程度問題すぐに像が歪むようになる。
さらに本製品の特長はその名の通りLED照明が内蔵されていることだ。

LEDmagnifier_03.jpg

※細かな文字で読みにくい辞書の上に置いてみた


照明は側面裏側に電池ボックスがあり、ボタン電池 (CR2016)2個で約5時間使えるという。そして約10分ほど点灯が続くと自動で消灯する。無論付属の電池はお試し用ということなので一緒に10個ボタン電池も購入しておいた。

LEDmagnifier_05.jpg

LEDmagnifier_04.jpg

※電池ボックス(上)とLED照明をONにした例。格段に認識性があがる(下)


照明のスイッチは本体のレンズフレームを押し込めばONになり、再度押し込むことでOFFになる。大変スマートで使い易い。そして当然とはいえ照明をつけると特に暗い場所でなくとも認識性は大幅に向上する。
注意する点としてはガラス製品なので落として割ってしまうことのないようにしなけれはならない...。
しばらく使ってみたが、デスク回りに常備しておくと役に立ちそうだ。
私同様、細かな印刷類の判読に不自由を感じている方にはお勧めである。

拡大鏡 デスクルーペ LEDライト付 5倍 ルーペ 400-CAM013
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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員