新デスクトップ・オーディオ計画第1弾「TD307MK2A」

メインマシンを新しい iMac 27インチに変えるにあたり、デスクトップ・オーディオ環境も新しくしたいといろいろと機種選択を考えてきたが、背中を押したのはCDジャーナルのムック「Mac Audio」誌だった。結果新しく購入したのはスピーカーとUSBデジタルオーディオコンバーター(DAC)だが、スピーカーはイクリプス TD307MK2A(シルバー)にした。                                                                                

私はMacの前で音楽も鑑賞する。主にクラシック、特にギターやリュートといった弦楽器およびピアノ演奏や室内楽が多い。他にはジャズやポピュラー音楽も聴くが、現行のスピーカーシステムは2006年3月に購入したBOSEのマイクロミュージックモニター/Micro Music Monitor (M3)である。
このM3は大変小型であるのに低音がよく出ること、そして音に立体感・臨場感があり艶がある。そしてそのアルミ筐体はPowerMac G5やその後のMac ProあるいはApple 30インチ Cinema HD Displayと一緒にレイアウトするにふさわしいデザインなので気に入っていた。

無論オーディオ機器の評価はかなり個人的なものとなるので難しいものだし、ご承知のように予算があればそれこそいくらでも高価な製品は存在する。何しろスピーカーケーブル一本でさえ数万円する製品がごろごろしている世界なのだ。
そうした意味では今回私が選んだ製品はまことにささやかなシステムではあるが、聴く位置もスピーカーからの距離が1メートル少しと近いことでもあるし、フルレンジ・スピーカーが適当と考えた。

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※イクリプス TD307MK2A(シルバー)の雄姿。無論2本購入


また一昔前になるが、テープで聴いていた時代にはノイズリダクションのシステムひとつをとっても大枚な予算を投じたが、デジタル時代のいまは当時と比べて私の意識もかなり柔軟になったというべきか...。
とはいえBOSE のM3はMacのオーディオポートに3.5mmのミニジャックを接続して使う、いわゆるアナログ仕様であること、そして新たに購入したiMacはオーディオポートがヘッドフォン・ジャックだけになったし何よりもデジタル・オーディオ世界の進歩も著しいものがあるからとこの機会にデスクトップ・オーディオ環境を一新してみようと考えたわけである...。

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※イクリプス TD307MK2A(シルバー)の背面


スピーカーをイクリプス TD307MK2A(シルバー)にした理由の一番は以前オーディオショップで聴いた好印象が記憶に残っていたからだ。
無論価格の問題は無視できないが、サイズとデザインを考慮すると私には他に選択肢がないように思えるほどTD307MK2A(シルバー)に惹かれていた。

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※スピーカーは+30°から−25°の範囲で角度調節が可能


ユニットが6.5cmのフルレンジを採用している独特のデザイン、特にシルバータイプはアルミ製のiMacにも似合うからだ。
TD307MK2Aの高さは195mm、幅が130mmそして奥行きが176mmだそうだ...。しかし実際にそのエッグシェル型のエンクロージャーを狭いデスクトップに乗せてみるといささか大きく見える。予算が許せば上位製品のTD508MK3という選択もあったが、それはユニットが8cmのため狭いデスクトップに置くには筐体サイズが大きすぎることも実感できた。したがってスペース的にもTD307MK2Aが限界のようだ(笑)。
このスピーカーは同シリーズのエントリークラスではあるもののその「タイムドメイン理論」のコンセプトならびに音作りには定評がありミュージシャンら多くのファンが存在するという。
「オーディオを楽しむのではなく、演奏を楽しむスピーカー」という売り文句にもグッときたものがあった(笑)。

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※サイズ比較のためとMacBook Air 13" の横に置いてみた。実際にはiMac 27" と共に使用予定


そしてこれまでのM3がいわゆるスピーカーらしい角形だったことでもあり、雰囲気を一新する目的もあるが、何よりも近接して音楽を楽しむには最適のスピーカーだと考えられるし、視聴した印象では音は癖が無くクリアで立ち上がりも良く、豊かに前に出ていると感じた。
フルオーケストラの音楽を聴くにはいささか迫力に欠けるかも知れないが、出力音圧レベルは80 dbと私が楽しむジャンル...環境では申し分ない。
そしてMacのモニター解像度も格段にあがったが、スピーカーをイクリプス TD307MK2A(シルバー)にすることで音の解像度も素晴らしく向上することを期待している。

今後ますます音楽は私にとって文字通り生活の一部になっていくはずで、気に入ったシステムで気に入った音楽を楽しめることは大変重要なことでもあり、無上の喜びである。
次回はデスクトップ・オーディオのアップデート計画第2弾としてDAC...すなわちUSBデジタルオーディオコンバーター「DDA-100」のご紹介をした後、トータルなサウンド評価をしてみたい。

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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。ゆうMUG会員