ラテ飼育格闘日記(275)

情けないことに足や腕が痛い…。特に左足は階段を登るとき、足を上げて踏みしめることに難があり、気を付けないと腰砕けになりそうなのだ。しかし朝夕の散歩は続けなければならないし、ラテもまったくオトーサンの体調など意に介せず元気いっぱいなのだ(笑)。                                                                                           

まったく、何が因果でこれほど歩かなければならないのか…とつい愚痴をいいたくなるが、朝夕の時間になるとラテのことを思って散歩に出かけてしまう。オトーサンの前世はきっとワンコに辛い思いをさせた因果応報で…こんな羽目になっているのかも知れない(笑)。
いや、冗談はともかくラテはオトーサンが望み引っ越しまでして我が家に迎え入れたワンコであるからして責任を忘れたことはないし、その命を楽しく全うして欲しいと願っているわけだから簡単に弱音を吐くわけにはいかない。しかし、痛いものは痛いし、辛いものは辛い(笑)。
本音をいえば、この程度のことなら1週間ほど温泉地にでも旅行して癒やせば治ると思っているが、まさかラテを置いて旅行しても心配が膨らむだけで一向に癒やしにはならないので決断できない。なにか良い方法はないものだろうか…。

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※こうした環境の良い場所を散歩できるのは恵まれたことだし、ありがたいことなのだが...


とはいえこれまでにもこうした痛みを感じたり辛いことは何度もあったが、それなりに時間がたつと楽になることを経験している…。だからともかく極端な無理を別にして、少しずつ身体を動かすことが大切だと思っている。
女房はラテがいるからこそオトーサンは生活意欲が出るのであって、もしラテがいなければ閉じこもって逆に足腰も弱くなり、早く惚けると思っているらしいが…悲しいかな一理ある(笑)。

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※ラテは寒い季節だと驚くほど歩く


それにこの地は非常に起伏が激しい場所でもあり、坂道が多いだけでなく階段も多い。そしてどういうわけかラテは階段好きなのだから困る。
したがって雨が降ると雨が嫌いなラテは「チイ散歩」すなわちオシッコだけしてすぐに帰るという行動を取ることが多いので楽ができるときがあるものの、それもラテの気持ち次第なのだから散歩に出かけてみなければ分からない…。
最近はありがたいことに大分に日が長くなり、照明を点ける時間が短くて済むようになったが、雨の日の夜の散歩ともなれば当然だがオトーサンは傘をさし、小型で強力な懐中電灯をかざして歩かなければならない。無論片手は間違いなくラテのリードを持つわけだからこれまた大変なのである。

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※ラテは橋の上から下を覗くのが好きなようだ(笑)


当然ラテも雨の日はレインコートを着せられるから、雨が嫌いでレインコートも大嫌いという二重の意味で早く帰りたいという気になるらしい。とにかくラテはレインコートを着せると固まってしまい、オヤツを口元に出しても食べないほど落ち込むのだから面白い(笑)。オトーサンは冗談で、これだけ大人しくなるなら普段でもレインコートを着せようか…というほどラテの行動は制約される。
とはいえそれは見るからに気の毒で可哀想だ…。そう思う甘いオトーサンだからして小雨の場合はレインコートなしで出かけてしまうこともあるが、それは帰宅してからの処理が通常の倍以上大変で乾かすのに時間がかかる。

まずは雨で濡れた全身をタオルでから拭きしてから四つ足を洗面器に満たしたぬるま湯で洗いタオルでよく拭く。そして身体全身を汚れ落としのためにワンコ用のウエットティッシュで丁寧に拭く。濡れるのが嫌なラテはオトーサンがタオルを取り出すと、早く拭いてくれと自分から頭を突っ込んでくる。
雨の日や雪の日は見た目以上に四つ足は汚れているものだ。その汚れは泥が付いたということより細かな塵芥が肉球の間に入り込んだり、四つ足の臑や尻尾に付着するのである。したがって酷いときには洗面器のぬるま湯は見る間に黒くなっていく。

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※久しぶりにハリーちゃんと会えたので早速遊びに誘うが...


そしてともかく水分を感じなくなるまで拭き取るが、さすがに本格的な雨に濡れた後はタオルで拭いたくらいでは毛足の長いラテの体毛は乾かないのでドライヤーを使うことになる。
幸い適度な温風ならラテは大人しくしているから楽だが、とにかく首回りから脇の下、尻尾と四つ足はなかなか乾かないので丁寧にやるしかない。
しかし考えてみれば、そうした雨や雪の日はラテならずともオトーサンだってかなり濡れているはずだ。事実ジーンズの裾はビッショリだし、靴下は半分濡れている状態だ。そして雨脚が強い場合などは上着の襟などからも雨が入り込んだりして着替えなければならなくなる。しかしまずはラテが優先であり、ラテを快適な状態にしてからオトーサン自身のメンテをするわけだが、時間がかかるとあらら、オトーサンの方は自然乾燥しているときがあるほどなのだ(笑)。

オトーサンはそんなに神経質な方ではないが、ラテは100%室内飼いだし、夜ともなればオトーサンたちの横で一緒に寝ることになっている。したがって寝具を踏むこともあればオトーサンの掛け布団に頭を突っ込んで遊び回り、布団カバーをダメにしてしまったこともあるほどだからやはり最低限ではあっても許容できる綺麗さでなくてはならない。
だから汚れといったことだけでなくラテの体臭も気になるときには微香性のシャンプータオルで拭いたり、ブラッシングの通りを良くするスプレー(香料付)を使ったりしてブラッシングに時間もかける。ラテの体毛は見かけほどは抜けないのだが、それでも家中はラテの毛だらけであり掃除機をたえず必要とする。ただし掃除機をかけても、そして粘着ローラーを使ってもそこいら中にラテの毛は四散しているはずだ。

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※今日も楽しい夢を見てくれるのだろうか?


第1オトーサンはあまり気にならないが、我が家の玄関に入った途端にワンコの臭いがするに違いない。いや玄関や部屋というだけでなくオトーサン自身にもラテの体臭がしみ込んで、もし臭いに敏感な方ならそうした臭いに気がつくのかも知れない。特に冬場はフリース製のマフラーや上着などには注意をしていてもラテの毛が付いているのだから…。
しかしこんな話しをするとワンコを飼うことはかなり不潔な環境を生むのではないかと危惧される人もいるかも知れない。それは間違いないことだ…。どんなに綺麗に整えようともワンコは素足で外を歩き回り、草むらや地べたを嗅ぎ周り、時にはバッチイものを口にすることすらある。
また室内飼いの場合はトイレシートも敷いてあるだろうし場合によっては粗相もするかも知れない。そして前記したように犬種にもよるが脱毛もかなりの量になるだろう。事実中にはこうしたワンコの体毛にアレルギー症状を起こす飼い主もいるようだから清潔に保つことは大切なものの神経質過ぎては到底生き物は飼えない。

エーベルハルト・トルムラーはノーベル賞受賞者コンラート・ローレンツの元で学んだ人物だが、著書「犬の行動学」中公文庫刊で「ある程度の不潔さは、確かに、生き物(人間)に必要なのです」と書いている。そして「赤子の顔を、犬が嘗めるのを当然のこととして我慢できないような人たちは、犬も、そして子供も持つべきではないという助言を守るべき…」とまで言っている。
トルムラーは続ける…。「私には7人の子供がおり、彼らは犬の中で育ちました。そして、頭の切り傷が余りにも大きくて、犬がやさしく嘗めてやっても治らない時に医者の助けを借りたことがあるだけだ」と。
しかし面白いもので飼い犬の臭いは確かに動物臭なのだが、犬好きの人にとっては悪い臭いでもないのだ。オトーサンもラテに頬ずりしたりラテのお腹に顔を押しつけることもあるが、暖かい体温と共にワンコ独特の臭いを嗅ぐと思わず「ムフフフ…」と笑顔が溺れてしまうのである(笑)。
こうして今日もオトーサンは足を引きづりながらも散歩を続けるのであった…。

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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員