ラテ飼育格闘日記(267)

お陰様でオトーサンの風邪もほぼ完治したようだ。とはいえ朝晩はかなり冷え込む日もあるので再び風邪を引かないようラテとの散歩時にはネックウォーマーや手袋は欠かせない。しかしラテはワンコとはいえこの寒さの中、お尻丸出しで元気なのだから恐れ入ってしまう(笑)。


肉球を噛み、痛いときを別にするとこのところラテは散歩に出れば通常以上に散歩を続けたいようで、いつもなら階段を降りて右折し、自宅の方面に向かうところを左折してまたまた新規開拓をしたいような素振りを見せる。
ある日の夕方の記録をiPhoneで確認すると、散歩の所要時間は1時間45分06秒で歩いた距離は4.78キロメートルだった...。オトーサン疲れるはずである(笑)。

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※この日の夕方散歩は4.78kmも歩いた...


本来オトーサン的には明るい時間帯に夕方の散歩を終わらせたいところだが、朝まで時間が長いとオシッコを我慢させるのも可哀想だと思ってなるべく時間帯を遅めにしているが、この時期は途中ですでに真っ暗になってくる。無論自宅でオシッコなどをする場所はラテが我が家に来たときから同じ場所に設置してあるがこの2,3年はオシッコも室内でやらなくなってしまったのだ。

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※この時期、散歩の途中でかなり暗くなってしまう...


ともかく明るくても暗くてもラテは実に嬉しそうに、あるいは仏頂面で黙々と歩く。そしてオトーサンの左右どちらにいても時折オトーサンの足の後ろ...関節裏から太ももあたりを鼻先や前歯で「ツン」と突く。たまに前歯や犬歯が当たるときは些か痛いこともあるが、ラテに悪気があるわけではない(笑)。
この動作は実に様々なニュアンスを含んでいることは経験上分かっているが、実のところ今の「ツン!」が何の意味なのかを咄嗟に判断するのは難しい。
まあ、一番確率的に多いのは「オヤツチョウダイ」だ。しかしその他、アイコンタクトならぬ「ツン!」という行動でオトーサンの気を引き絆を確認しようとする場合もあるし、同じ「ツン!」でも批難の意思表示の場合もあるからその判断はなかなか難しい…。
オトーサンのリードさばきが気にくわない時にも「ツン!」とくるし「ネエネエ…オトーサンったらあ」と甘えたいときにも「ツン!」が来る。

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※オカーサンのリードでご機嫌なラテ


それはその瞬間瞬間の状況とラテの表情で判断するしかないが、オトーサン的にはそれがなかなか楽しいのだ。問題はオヤツの催促でもないのにオヤツをあげては教育上よろしくないしオトーサンに意志が伝わっていないことがバレバレになる(笑)。しかしワンコの吠え声を翻訳するバウリンガルでも声を出さない「ツン!」は判断できるわけもなく、そこはオトーサンの勝負所なのである。
この5年間、試行錯誤の上でオトーサンが知った(つもり)範囲でいうなら、まず「ツン!」と来たとき、初回は意識的に無視してみる。
すると我が娘は「いまのは伝わらなかったのか」と思うのか2度3度と「ツン!」を繰り返すことがある、初回で止めてしまう時ほどオヤツの要求ではなくコミュニケーションを取りたい場合のように思えるのだ。

したがって1度目の「ツン!」を無視し、ほんの5秒程度様子を見てその間2度目の「ツン!」がないときにはオトーサンはあらためて腰を屈めてラテの頭や顔を撫でたり軽く叩いてやる。このとき、さも嬉しそうな表情でアイコンタクトしてくるならそれは間違いなくオトーサンと意志の触れ合いをしたい場合だと思っている。
それを確認してオトーサンも2度3度、ラテの頬などを軽く叩いてやるとラテは口を開け、嬉しそうにアイコンタクトしながら歩くがしばらくは「ツン!」はない。それはラテとしては「ツン!」の目的を果たしたからである種の満足感があったからだろう。

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※オトーサンと公園の小山を駆け上がるラテ


しかしすぐに「ツン!」が来る場合はオトーサンの判断間違いでそれはオヤツの催促あるいは文句ということになる(笑)。
とはいえ文句の「ツン!」は比較的分かりやすい。それは「ツン!」がかなり強い場合が多いからだ。やはり不満は即行動に出やすいようで自分の行きたくない方向にオトーサンがリードを引き続けたり、人混みだからとリードを極端に短くして歩いたりするとこの強い「ツン!」を喰らうことになる(笑)。
最近ではあまりやらなくなったが、それでもオトーサンが無視し続けると今度は両前足を上げ「ドン!」とオトーサンを突き飛ばすこともあった。まことに感情表現がオーバーで面白い娘ではあるが、最初は随分と面食らったものだ。
何しろ人混みでワンコに背中をド突かれながら歩く飼い主というのは、絵にならないし情けない(笑)。ただしこれまた同じく両前足を上げてオトーサンの身体に体重を預けるにしても突くのではないときは「抱っこしてチョウダイ」の意思表示だ。この時オトーサンは嬉々としてしゃがみ込み、体重18Kgのラテを抱き上げてやる…。ちなみに抱っこして欲しい理由だが、怖いとき、足が痛いとき、そして歩きたくないときなどなどこれまた様々である。

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※すれ違った飼い主さんに「アスリートみたいね!」と言われた...


それからなかなか判断は難しいが、コンタクトの「ツン!」のとき、オトーサンはわざと「ツン!」が足に届かないように速攻で足を前に出して外すとラテは慌てて「ツン!」を再度繰り出す。しかしこれまた足に当たらないよう外すとラテはムキになって「ツン!」を繰り返すときがあって面白い。その時の顔は口を大きめに開け、目をキラキラさせて嬉しがっている。
無論最後は頭を撫でてオヤツを差し出せばご機嫌である。

ラテのこうした日常の行為ひとつにも観察を続けていると少しずつではあるもののその意味が分かってくることがある。まあオトーサンの思い込みだという可能性もなきにしもあらずだが、要はオトーサンとラテとの間である種の意思疎通が図れればよいわけだし、ワンコすべての「ツン!」がこうした意味を持つとは限らないのでアシカラズ…。
あっ、向こうの部屋で寝ているラテが悲しそうな声を上げたので静かに覗いてみると背を振るわせ「クフッ…ウウウ」と鳴いている。オトーサンに叱られている夢でも見ているのだろうか。

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員