新デスクトップ・オーディオ計画第4弾〜サウンド篇

メインマシンを5年ぶりに入れ替えるのを機会にデスクトップ・オーディオ回を刷新し、DACにニューフォースのダイレクトデジタルプリメインアンプDDA-100-S(シルバー)そしてスピーカーにはイクリプス TD307MK2A(シルバー)を購入した。今回はそこから発する音楽について第一印象を述べてみたい。                                                                                                          
しばらくオーディオの世界から離れていたが、この世界はまだまだ魑魅魍魎もどきの神話が充満しており、それを信じればまさしく湯水のように予算が必要となってくる(笑)。
さらに音というか、特定のオーディオ機器から生まれるサウンドはリスニングの場所や環境により大きく変わることは当然だし、それを文字にするとか言葉にするとなれば本来厳密な条件を定めた上で行わなくてはならない...。そもそもオーディオの印象とは本来個人的な体験なのだ。
したがってこれからのお話しはあくまで私個人の感想であり体験なので念のため...。

まずはシステムをおさらいしておきたい。
新しいiMac 27” にニューフォースのダイレクトデジタルプリメインアンプDDA-100-S(シルバー)をつなぎ、それにイクリプス TD307MK2A(シルバー)のスピーカーを左右に配することにした。
DDA-100-Sの理想的な設置場所はいまだ考慮中だが、使い勝手を考えれば手が届く場所が理想だからしてiMacのモニター下中央付近に借り設置だ...。

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※イクリプス TD307MK2A(シルバー)スピーカーとダイレクトデジタルプリメインアンプDDA-100-S(シルバー)の組み合わせは絶妙だった


無論ソースはiTunesにインストールしてあるものだからして別途愛用してきた高音質・高機能な音楽再生アプリ「Audirvana Plus」も引き続き活用することに。
なお、セッティングの仔細は前編「新デスクトップ・オーディオ計画第3弾~セッティング篇 」を参照いただきたい。

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※高音質・高機能な音楽再生アプリ「Audirvana Plus」を介すると一段とクリアになる


さて、オーディオを楽しむ一番のコツは予算の許す範囲で自身で気に入った機材を揃えることだ。私も含めて他人のいうことを鵜呑みにしてはいけない(笑)。なぜなら自身で納得のいく選択なら音もより良く聞こえるからだ...。いや、本当!
第一、デザインを別にすればある水準の価格帯の製品は名のあるメーカーのものなら極端に違うことはないというべきか...。
無論確かにスピーカーとかアンプを変えることで音が変化することは事実だ。部屋を変えても変化は大きい(笑)。
ここで重要なのは可聴範囲の音の違い...という点だ。我々の感じることができる音域には限度がある。ある意味では非常に狭い音域しか我々の耳は認知できないわけだが、聞こえないけど深層では...身体で..無意識で...感じているという主張もあるが、そうしたことを言い出したらきりがない(笑)。自分が信じる心地よく楽しめる音が鳴る機器を揃えることがまずは大切だろう。
何しろ...結論めくが、そもそもオーディオで原音再生は幻想であり、本来それはCDやコンピュータのメモリに保存された人工的なサウンドを許容の範囲で録音状況に近く再現しようとする努力に違いないのだから...。

肝心のサウンドだが、これまで私はBOSEのM3でデスクトップ・オーディオを楽しんできたが、より良い音を求めて例えばiTunesのプラグインである「SRS iWOW」とか独立したアプリだが「Hear」といったサウンドや音場を編集できるツールなども時には使ってきた。
しかし今回の新しいシステムから飛び出した音の第一印象はまずナチュラルだということ...。

ピアノにしてもギターにしても変に色が付いていない録音されたままの響だと感じる音だ。しかしそれは単にそれだけの事ではなく、空間的な広がりの中で楽器やボーカルの位置が分かるほど分解能があり、サウンドの切れが良く臨場感溢れるものだった。
特にリュートとかギターといった本来音量の小さな楽器のソロを聴くと、静寂からの立ち上がりと弦の響きやノイズ、あるいは奏者の息づかいなどが目に見えるような感覚にとらわれる。また無論ソースによるが、ピアノの音のなんとも美しく艶のあること...。
例えばJOHN LEWIS “J.S.BABH PRELUDES AND FUGUES from The Well-Tempered Clavier BOOK 1” などを久しぶりに鳴らしてみた。多分ピアノはスタンウェイだと思うがこれぞピアノだというクリアでリアルな音に魅惑される。
「Audirvana Plus」が高度に最適化したデータをDDA-100のピュアオーディオ効果とスピーカーのタイムドメイン理論の効果が上手に処理してナチュラルなサウンドを引き出しているといった感じか...。まさにピュアでかつ音が前に前にと出てくる。

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※取り急ぎサウンドのテストとして日常よく聴いているソースを試して見たが...いやはや素晴らしい!


敢えて申し上げれば大音量で鳴らすとかフルオーケストラ、フルバンドよりソロあるいは室内楽や小編成のライブ録音などに最も適しているように思える。低音もそれなりに出ているものの重低音を期待するには無理があるが私が聴きたい音楽ジャンルでは問題ないと思われる。
とはいえ反論される前に明言しておけば、イクリプス TD307MK2Aの売りであるタイムドメイン理論とて科学的な視点から考察して懐疑的な人たちも多いというから、くどいようだがこれは個人的な体験としての感想である。
オーディオはテクノロジーでなく”道” だといわれる所以である(笑)。しかし十数年オーディオ世界の情報から離れていたユーザーの感想は、テクノロジーではないどころか...進化進歩しているのは決してパソコンだけではないことをあらためて思い知った次第である。
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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員