ラテ飼育格闘日記(216)

この1,2年はラテが公園デビューした頃と比べると友達ワンコに会える機会が極端に少なくなった。朝夕2回の散歩だが、朝はともかく夕方の散歩時の公園は様々なワンコで混雑していたというイメージだったが今は比較にならない寂しさだ。特にワンコの好き嫌いが激しいラテだから、安心して遊べる友達ワンコはそもそもが限られているので余計遊べる機会が少ないのである。


今日はラテの友達ワンコの話しだ。ここでいう友達ワンコとは多少の前後はあるもののラテが公園デビューしたときからの馴染みのワンコであり、オトーサンも安心して一緒に遊ばせることができるワンコたちだ。無論...といってはなんだが皆雄のワンコたちである。
それら友達ワンコとはビーグルのハリーちゃん、雑種のマキちゃん、ボーダーコリーのボーちゃん、柴のクロちゃん、コーギーのアポロちゃんだが、これらのワンコたちと出会うとラテはその日の体調や興味に合わせてそれぞれのワンコたちとアプローチする...。

面白いのはそれぞれのワンコたちは性格はもとより特徴が違い、かつラテもすべての友達ワンコに対して同じ態度というか行動はせずそれぞれ皆接し方が違うのである。
そういえば先日の日曜の朝、ラテをいつもの通り土日に行く小さな公園に連れて行った。この公園は小振りながら早朝などは人の姿をほとんど見かけないのでボーダーコリーのボーちゃんと体をぶつけ合いながら駆け回ることができる場所なのだ。
前記したように普段の日はラテがかけずり回って遊ぶ機会がほとんどないのでこの土日の朝は貴重なのである。したがってオトーサンたちは休日にもかかわらず朝早く起き支度することにしている。

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※遊んだ縫いぐるみと手をつないで昼寝するラテ


ボーちゃんはラテより一回り大きい感じだしとにかくパワフルで遊び好きだ。公園にいる間、常に走り回り遊びを誘い駆け回っている。ラテに対しても遊びを催促し、体をぶつけ、前足でラテの頭を巻くようにして一緒に遊ぶようにと誘う様はとても可愛い。
ラテにしてもボーちゃんは文字通り体をぶつけ合っても安全な互角の体長を持っている貴重な友達ワンコなのだが、持続力がボーちゃんに敵わないのと元々飽きっぽいのでボーちゃんに繰り返し強力なアプローチをされて初めて動き出すことも多い(笑)。
そんなボーちゃんと今日も遊べるといいな...と思いながら激寒の朝、オトーサンと女房はラテと共に公園に向かっていた...。
女房が「あれっ!」と声を出したので前方を見ると向こうにオカーサンに連れられたマキちゃんがいるではないか。マキちゃんはラテが幼犬のときから大好きなワンコで、奇遇なことに時期は半年ほどマキちゃんの方が早かったものの横浜のとある動物病院で開催している同じ里親会の場で出会ったというワンコなのだ。そして雄犬だからとはいえラテはこのマキちゃんに会うと姿勢を低くし、下から執拗にその口元をなめ回し追っかける。ありがたいことにマキちゃんも嫌がらずにラテと付き合ってくれるというまことに見ていて微笑ましい仲良しぶりなのだが、いかんせん飼い主同士の生活パターンが違うわけで最近は滅多に会えないのだ...。

そのマキちゃんはオトーサンの姿を見つけて飛んできた。
結局散歩の途中だったマキちゃんのオカーサンの計らいで一緒に目的の公園まで付き合ってくださったのである。途中ラテがどれほど喜んだのかは文章にできないほどだ(笑)。
公園に着くとそこにはいつもどおりにボーちゃんもやってきた。ラテにとってはイケメンワンコに囲まれ、マキちゃんとボーちゃんの間を行ったり来たりとはしゃいでいたがしばらくすると今度はビーグル犬のハリーちゃんがオカーサンに連れられてやってきたのである。

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※オヤツを貰うため、全ワンコ集結(笑)


これすべてお互いの都合がたまたま合致した偶然なわけだが、ラテにとっては大好きな雄ワンコ三匹に囲まれるという盆と正月が1度に来たような至福の時間と化し、そのはしゃぎ方は尋常ではなかった。とはいえ単にイケメン三匹の雄ワンコたちに同じように挑んでいるわけではないのが面白い。
ハリーちゃんとはとにかく見かけは喧嘩でもしているのではないかと思うほど手荒な取っ組み合いを望んでいるラテなのだ。そしてハリーちゃんは小型犬だからして体力的に差があるわけだがお互いそうしたことは無視した闘いぶりなのが楽しい。
ハリーちゃんは遊びのポーズをとりながらもラテと正面からぶつかり合い、はじき飛ばされても苦にしないで突っかかってくる。ラテは昔からそのハリーちゃんの後ろ足を甘噛みのように咥えようとするが、その行為は他のワンコに対してはまったく見せず、ハリーちゃんだけにする特有の行為なのが面白い。
無論本当に噛んだら大変なことになるが一種の儀式のようでありハリーちゃんも平然としている。それに取っ組み合うときボーちゃんらとは違い、ハリーちゃんに限ってラテは「グウァ...」といった声を出すのも特徴でどうも本気度が高い遊び方をしているように思えるのだ。

そこにマキちゃんが近づくとラテの力がふっと抜け、すれ違いざまカウンター気味にその口元を舐めようとする。マキちゃんも一瞬止まってラテにチューを返したりするがラテは執拗にマキちゃんに絡むとマキちゃんは苦笑しながらも「おいおい、お前...しつこいなあ」という表情を見せる。そしてマキちゃんは同じ雄ワンコのボーちゃんを牽制しながらも一緒に公園狭しとかけずり回り、オトーサンがポケットやバッグに手を突っ込むような仕草を見過ごさず「オヤツ頂戴」とばかりに飛んでくる。オトーサンはマキちゃんの黒いその目に見つめられると弱いのである(笑)。

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※大好きなマキちゃんにチューを迫るラテ。マキちゃんの表情が何とも良いではないか...


ボーちゃんはボーちゃんでマキちゃんと併走していたかと思うとラテに体当たりし、ハリーちゃんに遊びのポースをして促すなど一番アクティブであるし疲れを見せない。ラテをはじめ他のワンコが休憩モードに入っても公園内をギャロップしているといった感じで動き回っている。
その日のその時間がラテにとって素晴らしい一時だったのはラテが心を許しているワンコたちだけしか公園内にいなかったことだ。だから他に牽制したり注意を奪われたり威嚇するといった必要もなくハリーちゃんとマキちゃん、そしてボーちゃんと遊び回ることが出来た。
それに気が楽なのはオトーサン自身で、このメンバーならオヤツの取り合いもないしオトーサンが差し出すペットボトルの水を一緒に飲む間柄なのだから安心していられるのだ。

至福の時を過ごしたラテは解散後も途中までマキちゃん、ハリーちゃんたちと一緒に戻り久しぶりに十分満足した様子だった。
オトーサンは道々「ラテ、よかったなあ...ただしこんな日は滅多にあるもんではないぞ...」と言い聞かせたが、やはりというかその日の夕方の散歩は広い公園に友達ワンコの姿は勿論、ラテを可愛がってくれる女子の姿もまったくなかった(笑)。
やはりうまい話は続かないのであるが、それを知ってか知らずかラテは大人しく自宅に戻った。しかし数は少なくとも本当に気の許せるワンコがいること、そしてウィークディなら公園に入った途端に「ラテちゃーん!」と小学生の女子たちが駆け寄ってくれるワンコなどそうそう多くはいないだろう...。

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※ある日の夕方、小学3年生の女の子が駆け寄ってくれた!


夕食後、横になっているラテを撫でながら「お前は幸せなワンコだなあ」とオトーサンはラテの耳元でそっと囁いた。

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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員