ラテ飼育格闘日記(210)

この12月10日(昨日)は我が家にラテが来てから丸4年になる記念日だ。月並みではあるが一日一日は正直至極大変だったが振り返ってみるとほんの一瞬のようにも思えるし、そもそもラテのいない生活...日常など考えられないまでになった。


この四年間、オトーサンは本業のMacとかApple製品などに関するよりずっとワンコについての勉強をした思いが強い(笑)。
本棚にはワンコに関するあれこれの本がすでに30冊、ムックが5冊ほどある。まあ本を読めば済むという問題ではないが、何しろ犬を飼うという初めての経験に立ち向かうにはまず情報と知識を得ることが重要だと頑張った次第なのだ。
最初は右も左も分からないから犬の専門家と称する人たちが書いた本を鵜呑みにするしかなかった。
どの世界にも専門家は存在するわけで、多くの本を書いたりメディアに露出するなど知名度の高い人の言うことは正しいことだと考えるのは普通であろう...。というより疑うという気持ちすらなかった。しかしラテと毎日文字通り密着して過ごし、格闘しながら相対しているとそれらの人たちがいうところのあれこれが不自然に思えてきた。

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※紅葉真っ盛り、絨毯のような落ち葉を踏みつつラテと散歩中


「家の中では遊ぶな」とか「玄関の出入りは飼い主が先に」とか「オモチャの引っ張り合いは必ず飼い主勝利で終われ」とか「出かけるときや戻ったときしばらくは無視しろ」あるいは「犬を人の目の高さ以上に置くな」などなど多くのタブーが存在することに驚いたものだ。
それらの著書はドッグトレーナーだったり動物行動学者といったいわゆる犬についての専門家と称する人たちなわけで、それまでワンコを飼ったことのないオトーサンは当然のことながら書店に並んでいるワンコ飼育のノウハウ本に書かれていることを信じて実行しようと努力をすることから始めた...。
しかし最初に「おかしいな?」と疑問に思ったのは多くのトレーニング本を読み、比較してみると著者により書かれていることが微妙に...時には決定的に違うということを知ったからである。それと一番気になったのはラテの反応であり、そうした本に載っているものとはまったく違う行動を見せてくれたことだ。
そうした顛末はこれまでこの「ワンコの"ラテ" 飼育格闘日記」に幾多ご紹介してきたので詳細は繰り返さないが、トレーニングはもとよりワンコとの触れ合いのやり方は1年前の方法が違うので新しい方法でやり直そうと簡単にはできないだけにオトーサンとしては腹がたつし、いまだにそうした人物が専門家として活躍しているのを見るに付け困ったことだとも感じる。
なにしろワンコと真摯に向き合っていれば自然に分かるであろうことも多いはずだが、古い海外文献や旧態依然の情報を、それも孫引きのような情報を元に本を書いている専門家もいるのだから頭に来るではないか。

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※我が家に来て丸4年になったラテだが、なかなかの面構えにもなった(笑)


まあ、余談だがオトーサンもパソコンとかそのソフトウェアといった分野に関してはある種の専門家として知られているわけで、自分で言うのも何だが専門家だって色々と意見が違うものだからして1人の物言いに凝り固まってはいけないのはどの分野でも同じなのかも知れない。しかし繰り返すがパソコンのあれこれはある意味やり直しもできるが、命を預かるワンコのトレーニングは「間違ったからごめんなさい」では済まない...。

したがってラテとの4年は文字通りオトーサンが毎日ラテと相対して経験し体得し反省する繰り返しであった。後から思えば「あのとき、ああすればよかった」とか「叱り方がまずかった」と思うことしきりだが、毎日真剣勝負だったからこそラテとある程度の意思疎通ができるようになったとも思っている。
とはいえオトーサンの深層心理にはまだまだ満足できない部分が多いと同時にある種の不安材料もあることを自分自身で分かってもいる...。

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※気心が知れた友達ワンコのハリーが来たので機嫌が良いラテ


例えば、先日見た夢で鮮明に覚えているものがある。それは誰かに一時的に預けられたのだろう...オトーサンは大きな虎のリードを引いているのである(笑)。
何で虎なのかは夢だからして詮索しても始まらないが、その虎は大変大人しくオトーサンの指示に従い、手から大きな肉塊を一瞬で食べたりもする。しかし虎を連れて街を歩いていると幼児が食べ物を振り回しながら近づいてくる...。オトーサンは「これは危険だ」と思い「手を出してはダメだよ」と声を掛けながら虎のリードを引き寄せて子供たちとすれ違う。
長いような短いような虎との一時を過ごしたオトーサンは役目を果たしてホッと一息いれる...といった夢だった。
目が覚めて...オトーサンは振り返ってみるまでもなくこの夢はラテに対しての潜在的な不安を表しているように思えた...。

無論これまでラテが人を咬むとか襲おうとしたこと、その気配を見せたことは1度もない。むしろ子供たちに囲まれ、時に跨がれたり抱きつかれ、持ち上げようとされたりするとき、よくもまあ怒らないなと思うほどフレンドリーだが、そうした時のオトーサンは万一の場合に即対処できるようにと常に最新の注意は怠らないようにしているつもりである。
初対面の子供には「手を出すときには上からでなく下からの方が怖がらないよ」とか「尻尾を引っ張ってはダメだよ」といった注意もする。しかし1度ラテに気を許した子供たち...特に未就学児童や低学年の子らは遊びにメリハリがつかず、限度とか相手(ラテ)のことを思いやるゆとりがないことが心配なのだ。
これが小学5年生とか6年生の女子ならすでにラテとの付き合いは3年ほどにもなる子も多く、自分たちの遊びの中に上手にラテを巻き込むしベタベタばかりではないのはさすがである。しかし未就学児童や低学年の子供たちはラテがオシッコをしようとするその時にも尻尾に手を出そうとしたりとオトーサンとしてもヒヤヒヤするときもあるのだ。

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※左の女の子をラテは大好きなのだ。見ているオトーサンが嫉妬するほどに...(笑)


ラテはといえば基本的に可愛がってくれる女子たちには笑顔で答え、「ラテ、おいで」と呼ばれれば喜んで走っていく。抱きつかれてもその顔を嬉しそうに舐めるしリードを引いているオトーサンも不安はないが低学年の子供たちの執拗なからみが続くとラテも尻尾が下がってきて、しまいにはオトーサンに抱っこの要求と相成る(笑)。無論それは「アタシ疲れたわオトーサン!」というサインだと理解しているが、それでも幼児の中には「僕が抱っこする」とオトーサンが抱き上げたラテを触りまくることもあるのでオトーサンとしはてラテが切れないか心配なのである(笑)。

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※疲れたラテはオトーサンに抱っこを求める(笑)


当然、度を超したと思うときには「ラテの尻尾が下がったということは疲れたんだ。だからまた後で遊んでね」というが「嫌だ...いま、遊びたい!」と聞き分けの悪い子もいる...(笑)。とはいえこれらの子供たちはオトーサンにとってまさしく孫の年齢であり、愛おしく...つっけんどんな対応ができずに困っているわけだ...。
しかしオトーサンがある意味ラテを文字通り100%信頼していないことは飼い主としてそれで良いと思っている。原因が何であれ、それが正当防衛だとしても万一ラテが子供たちに怪我でもさせたら大変なことになるからだ。
今日も公園にいくと馴染みの女子たちが「ラテちゃ〜ん!」と声を掛け、駆け寄ってくれる。ラテも満面の笑顔で走り寄る...。そんな姿を見ているとラテは幸せなワンコだなあと子供たちに感謝の念を抱くオトーサンなのであった。

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員