ラテ飼育格闘日記(205)

時季外れの台風も無事に過ぎたが今年は猛暑の印象が強かったものの雨も多かったように思う。雨の日はまともな散歩ができないのでラテもフラストレーションがたまるのだろうか、肉球を囓って血を滲ませたりしている...。今回はそんなラテの冒険心と散歩における優秀な歩き方のお話しである。 


以前にも書いたが、ラテの洞察力といったらよいのか、空間の把握はなかなか大したものだとオトーサンは常に感心している。
そもそもオトーサンと散歩の時、ラテはオトーサンの左右に寄り添って上手に歩く。無論途中で猫が横切ったり、向こうから気になるワンコの姿を発見すればリードを引いて前に出ようとするときもある。しかし通常オトーサンの右に寄り添って歩いているとき、例えば2メートルほど先の左側に電柱があり、ラテがその電柱の臭いを嗅ぎたいときでもラテはオトーサンより前に出てリードを引っ張るようなことはしない。

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※左前足の肉球を囓って血が滲んでしまったのでオトーサンが消毒し包帯を巻いたところ


その場合にはまず自身の歩みを止めるか遅くしてオトーサンの後になってから左に移動して電柱に近づくという動作をする。
またT字路などでオトーサンが左に行こうとするとき、ラテが右に行きたいと考えてもオトーサンを引っ張るように前に出て右に行こうとはせず、オトーサンの後ろに位置してからおもむろにリードを引くという行動をとる。
そんなとき、ラテと目が合えば「こっち行っていいでしょ?」とでも言いたげな目つきでオトーサンを見上げるのである(笑)。
これらのことは特に訓練したわけではないが、ワンコにリードを預けて常に引っ張られているのではなく、あくまで散歩のリーダーはオトーサンなんだということをラテが理解していることの表れではないかと思い、良いことだとは思っている。しかし現実問題としてそうしたラテの動き、リードの引き方はリードを保持しているオトーサンの肩や腕に大きな負担を強いることになり、なかなか辛いときがあるのだ...。

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※しかし...オトーサンに抱っこされているのにこの無表情は何故(笑)


特に凄いな...と思うことは電柱や街灯あるいは遊歩道で自転車などの乗り入れが出来ないようにしているステンレスのポールなどに対するラテの行動だ。
とにかくラテと歩いているとき、例えばオトーサンが街灯の左を行きラテが右を進み、結果としてリードが街灯に巻き付いて両者ともそのままでは進めない...といったことにはならないのである。
街灯や電柱があるとラテは歩みを遅らせオトーサンを優先させてその後を追うという行動をする。たまたまリードが街灯などにぶつかって両者が左右に別れるような瞬間があるとラテは強引に進むようなことは決して無く、急遽後戻りしてオトーサンの歩みに従うのである。だからオトーサンはそうした障害物の左右を横切るときでも特にラテを注視することなく歩くことが出来る。

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※こんな場所通るとき、ラテは勝手に突き進んでリードをくぐらせるようなことは決してしない


歩くといえば、ラテは坂道や階段が好きなようだ。コーギーやダックスなどでは腰や背中に負担がかかるので階段の上り下りは難しいようだが、ラテはオトーサンの足腰の都合も考えずにかなりの急勾配の階段や坂道を嬉しそうに上り下りする。ただしどこで覚えたのかは不明だが、マンホールや排水溝などの上に敷いてある金属の網状のものの上には乗らず、飛び越すか遠回りするのは面白い。別にこれまでその種の上に乗って落ちたという例はないのだが...。
そもそもが臆病な癖にちょっとした冒険心もあるようで、階段の上り下りしている時はルンルンな感じなのだ。特に階段の端にあるコンクリートのフレームなどに好んで立ち入ろうとするのをオトーサンが阻止することも多い。

そう、階段といえば普段の道に続く階段は当然のことにコンクリートで安全だが公園にある遊具設備などの中には丸太を組んで数段の階段を作ってあるものや、木製の板を水平部だけ組んで階段を構成しているものなどいろいろである。そうしたいわゆる一見安心して上り下りができない段は普通ワンコは怖がって上り下りしようとはしない...。
無論ラテも基本的には同じだし肝っ玉が小さくデリケートなので自分から危ないことには挑戦するタイプではない。しかし以前のこと、丸太で出来ている吊り橋の遊具が公園にあったとき、怖がるラテをオトーサンは一緒に上り下りして慣らした実績があるのだ。

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※ラテはこの12月で4歳半になるが、好奇心いっぱいのワンコなのです


だから今も公園にある丸太でできている数段の階段も少しの練習ですぐにマスターした。最初の頃は丸太の段を踏み外して足が丸太の間に落ちたりもしたが、いまでは器用に上り下りができるようになっている。興が乗ればラテは1人でその階段を上り、狭いながらも木製のフロア部分で小休止するときがある。なぜならここには他のワンコは登ってこないからだ(笑)。

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※このような丸太の段々もラテは上手に上り下りするようになった


他のワンコが真似できないことといえば、オトーサン自慢のとっておきのことがある(笑)。
それは土日の朝に行くことにしている小さな公園の脇にある滑り台だ。砂場に置かれているこの大きめな滑り台は本来大人と子供が一緒に登って滑るためなのか、一般的なものより幅が広く作られている。
好奇心旺盛なオトーサンとしてはこの滑り台をラテと一緒に楽しみたいと考え嫌がるラテをなだめながら訓練した結果、いまでは「ラテ登るぞ!」というオトーサンのかけ声1つで自分からかなり段数がある板状の階段をスタスタと上るようになった。ただし注意しなければならないことは登った後、ラテが怖がり暴れたり、あるいは飛び降りるようなことがあればリードで首つり...ということにもなりかねない。したがってオトーサンは万一のことを考え滑り台の上でリードを極端に短く持ちラテの行動を制御するようにしている。

ともあれ後はオトーサンがまずステンレス製の滑り台の縁に両前足を投げ出して座り、ラテを右脇につける。そして合図と共にゆっくりと滑るとラテも怖がらずに付いてくるようになったのである。
やはりオトーサンと一緒にある種の冒険をしたという満足感があるようで、砂場に降りたラテは総じて駆け回って喜びを表すことが多い。
とまあ、こんなことを以前にも書き写真を紹介したところ友人の1人から「ホント? 抱いて登ったのでは...」という冗談メールがあった(笑)。事実その滑り台の階段を上って滑り台を降りてきたワンコは今のところラテの他に知らない...。
疑り深い友人たちのためにも今回はとっておきの動画で一部始終を公開したいと思う。
間違いなくラテは自分の意志で滑り台の階段を上り、そしてオトーサンと一緒に滑り台を滑り落ちているのがお分かりだろう(笑)。



※ラテと滑り台を楽しむ!


まあこの公園に行ったからと、いつもがいつも滑り台で遊ぶわけではない。雨の後で水がたまっていたりなどなど状況が悪いときもあるからだが、状況がよければオトーサンもラテと一緒に遊べるこの滑り台を楽しみにしているわけだ。
とにかくいつもは臆病で用心深いラテがオトーサンと一緒だとはいえ、他のワンコが見上げて傍観している中、その滑り台で遊ぶのは快感なのである(笑)。

【追伸】その後2010年11月21日、ボストンテリアのボビーちゃんとそのオトーサンが滑り台の快挙に挑戦し無事に滑ることができたところを拝見しました!

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員