ラテ飼育格闘日記(204)

今年は例年と比べると少々遅くなったが、ラテを5種混合ワクチン接種のために動物病院へ連れて行った。最初の頃ラテは動物病院がどんなところか分からなかったからか、嫌がるものの暴れたりはしなかったが最近は向かう途中で脱糞したり、待合室でも脱出しようと強い抵抗を試みるようになった。


動物病院へ予約するため診察券を確認したところ、5月に狂犬病予防注射のために連れて行った以来のことだった...。幸いその間トラブルがなかったわけであり肉球を咬むことは相変わらず繰り返しているもののまずまず健康で過ごしてきたことを再確認する...。
さて、日曜日の午前九時、病院に予約の電話をいれて今日の11時くらいに行きたい旨をいうが、当日の予約は少々お待ちいただくことになるかも知れませんとのこと。まあまあ日曜日ということもあるのかも知れないが随分と繁盛しているようで...なによりである(笑)。

しかし例年と比べて今年は遅くなってしまったこともあり、思い立ったら吉日と午前11時に予約を入れ出かけることに...。
目的の動物病院は自宅から徒歩約30分ほどのところなので10時半にラテを連れ出し、女房と共に散歩を装って歩くが今回は途中で脱糞するとか強くリードを引いて拒絶の様子を見せることはなかったものの、病院に入ってからがなかなか大変だった。

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※ラテはお陰様で太めではあるものの元気です(笑)


すでに数組、順番待ちしている待合室でラテが「ピー」と鳥の鳴き声のような声を出してドアから出ようと這いつくばる。しばらくオトーサンはラテの強い引きを制御していたが、あまりにもラテが引き続けるので女房を待合室に残してエントランスの外で待つことにした。
何だか年々というか回数を重ねるごとに病院での抵抗が強くなっているようなのが興味深い...。無論回数を重ねればそれだけいろいろと嫌なことをされ、それらを学習するわけだから当然なのかも知れないが以前はこれほどの抵抗はなかったのである。

病院のエントランスは当然のことながら様々なワンコやニャンコと飼い主さんたちが嬉々こもごもの思いを持って出入りする。その度にラテは気になるのかそれらの人たちを目で追うが感心に吠えたりはしなかった。いや、吠える余裕が無かったのかも知れないが...。
ガラス越しに女房が首を振り、まだだというサインを送ってよこすが10分ほど待ってからだろうか、やっと順番が回ってきた。後で女房に聞いたところでは「予約待ちの松田さん」と呼ばれたそうで、我々より先に来院していた人たちもいたそうだから一応予約の意味はあったといえる。

嫌がるラテを診察室に入れ、診察台に20kgの暴れるワンコを乗せるだけでも一汗かいてしまうが、乗った瞬間に毎度のことだが両前足をオトーサンの肩に乗せて「降りたい!」とにじり上がる。それをリードを引き、なだめながら診察台から落ちないように気を配るオトーサンはまったく大変である。
複数ある診察室のひとつからだろう、ニャンコの「ウワ~オン、ギャア~ア」といった悲痛な鳴き声も聞こえてくる中、結局お尻に体温計を入れて体温を計り、5種混合ワクチンを打ち、心音を聴診器で確認するというすべてのことはその格好のままで行われたのだ(笑)。ただし注射をするときも体温を計るときにも一言も発しなかったが、ただただ降りたい...嫌だとオトーサンの肩ににじり上がるラテなのだ。

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※ハート型の石に願をかけるラテ(ウソ)。本当は猫を追いかけているところ...(笑)


時間にして15分ほどか...診察室から出たがラテの心境を考慮してオトーサンはラテをまたまた外に連れ出して待つことにする。支払いを済ませて出てきた女房に聞いたところワクチンは8,000円、そしてついでにと購入したノミ・ダニ退治の薬品(プラクティック)3本が4,800円と消費税で計13,440円の出費となった...。まあ、愛犬の健康のためだから仕方がないし、万一病気にでもなったら桁が違う医療費がかかるかも知れないわけだが、オトーサンは「後360円足せばiPod nano買える...」とフト邪念が頭をよぎる(笑)。

ラテは病院での行動を忘れたかのように女房の足下に寄り添って笑顔で歩いている。
そういえば時刻は丁度昼時だし、出直すのも面倒だからこのまま何かを食べて帰ろうということになったがラテ共々座れるところは近場には2カ所しかない。
ひとつは駅ビルにあるタリーズコーヒーのテラスだが無論昼時だからして席が空いているという保証はない。またタリーズはラテとよく立ち寄る場所でもあるから今回はもうひとつ、普段立ち寄らないケーキ屋さんに行ってみようということに。
そのお店は昨年も動物病院帰りに寄ったが、店内の席とは別にテーブルがひとつだけ置いてあるテラスがあり、ワンコと共に落ち着ける場所なのだ。

動物病院から一級河川沿いに15分ほど歩いたが幸いそのひとつしかないテーブルは空いていた。
オトーサンはラテのリードを自分の足にしっかりと縛り付けている間に女房は注文をしに店内に入る。我々のいる場所は店の外壁に沿った店外でありテラスの橋はすぐ歩道なので人通りが結構あるのだ。それに日曜日だったこともあるのだろう、親子連れも多くたまたま大人しくしているラテを見て「大人しくて可愛いワンワンだね」などと指さしながら子供をあやしている。
ラテは店の人がコーヒーを持ってきてくれたときに少し吠えたものの、パンやケーキの美味しい臭いが充満している場所だからか終始ニコニコ顔なので知らない人には大人しいワンコに見えたのだろう(笑)。

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※ちょっとお洒落なお店なのです。キッチュとクロワッサンは大変美味しかった


テーブルにクロワッサンとキッシュ、そしてコーヒーが並ぶとラテは盛んに女房へ「頂戴」アプローチを始める。オトーサンたちの昼食でもあるし、カロリーが高いものを食べさせてはいけないのだがそこは星がきらめく視線で見つめられると望みは叶えてやりたくなる困った飼い主たちである(笑)。
先ほど病院で体重に関しても注意されたばかりなのに女房はキッチュの小さなかけらを当然のごとくラテに食べさせているではないか...。
まあまあ、先ほどは嫌な思いをさせたからその埋め合わせの気持ちもあるがオトーサンやオカーサンと一緒のものをひとかけらでも食べるとラテも幸せなのだ。

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※テーブルの下でオカーサンの一挙一動に注目しているラテ


ともかくワクチン接種をした日はいつも通りの散歩は問題ないが過度な運動はさせない方が良いと言われたことでもあり、夕方の散歩は近隣の駅までいき女房の買い物を待つという大変軽いものとなった。

ラテの様子を見ていると狂犬病予防注射の時ほどではないがやはり少し怠いのか、家に戻るとすぐに横になっている。これで病気や怪我がなければ来年の春まで病院へは行かなくて済むわけだ。しかしちょっと心配なことは相変わらず肉球を囓って血をにじませてしまう点だが、毎日を元気で過ごして欲しいと願いながらオトーサンは前足の上に顎を乗せ目をつむっているラテの頬にチューをしたのであった。

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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員