ラテ飼育格闘日記(194)

ここ最近、ラテの成長というかまたまたステージが変わったという印象を受けることが多い。確かに4歳を過ぎたわけだし幼犬時代と同じであるわけもないが、自己主張が多くなったと同時に常に新しいことにチャレンジしたいという意欲が強いように思えるのだ。

 

この猛暑にバテていることは確かだが、それを別にしても最近ラテの行動はまたまた別ステージにレベルアップしているようで興味深いと共に些か困惑している。
個体差はあるにしてもラテのような中型犬は7歳あたりからシニア扱いとなるようだ。健康を考えこの頃からドッグフードもそれなりのものと代えることが薦められている。そして当然のことながらシニアともなればすべての行動が落ち着くというか緩慢になり、刺激に対しても反応が鈍くなったり無闇に駆け出して遊ばなくなってくるという。
しかしラテはまだ4歳になったばかりだ。行動が緩慢で歩きたくないのはこの暑さのせいだし昔ほど走り回らなくなったのも友達ワンコたちと会う機会がないからだ...とオトーサンは思っているのだが...。
それはともかくラテがマンネリを嫌い、新しいことに意識を向けていることは毎日の散歩の中でひしひしと感じているオトーサンである。

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※「オトーサン...なんかご用?」


先日のこと、毎朝と同じように茹だるような蒸し暑さの中散歩に出かけた。ラテは最初から歩く速度は鈍く、どちらかといえば早く家に戻りたいという態度でぐすぐすしている。オトーサンはそのラテをだましだまし歩かせ、早く排泄を済ませたいと工夫をしていたが、ふと横にある小さな公園にラテがリードを引く。
その場所は狭いが一面砂が敷いてあるから感触が好きなのかも知れないと思いつつその公園に入ると真ん中付近に子供が置き忘れたのだろうか小振りのバスケットボールがポツンとあった...。
ラテはボールに直進し鼻先でツンと突き、少し転がったボールを続けて前足で押さえる仕草をする。
オトーサンもピンと来て、巻き取り式のリードのロックを外しながらボールを軽く蹴るとこれまであれほどぐうたらしていたラテが突然フルスピードで走り回りボールにも体当たりをし、時に公園の一画の砂地をこれまた猛烈に掘り始めた。

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※ハリーのお母さんからオヤツをいただく


それまでヨタヨタと歩いていた姿とはまったく違うその動きにオトーサンは驚きながらもしばらくの間ラテに向かってボールを蹴り続けた...。
ほんの5,6分だろうか、夢中で遊んだラテはまたまたぐったりと舌を長く出して公園を後にする(笑)。オトーサンは見かねてペットボトルの水をラテに飲ませた。
要は遊びたくない、動きたくないということではなくその切っ掛けや新鮮な出会いがあればラテは元気で対応することが分かった。そういえば最近、一頃のように良い意味での刺激が少ないようにも思う。
この暑さも原因のひとつだが、オトーサンの体力にも限界があり相変わらず左膝にはサポーターを巻いていることもあり、一頃のように坂道を駆け下りたり崖みたいな斜面をラテと登ったりはなかなか出来なくなったからラテとしては不満なのかも知れない。
そう思ったオトーサンは次の日の夕方、いつもの広い公園に立ち寄ったとき向かいの小山のように盛り上がっている斜面をひさし振りにラテと共に駆け上ってみた。その瞬間ラテはやはりというべきか狂ったように小山の狭い頂上をかけずり回り、両前足で土を掘り、時折お尻を上げて遊ぼうのポーズをとると同時にオトーサンを誘うようにかけずり回るではないか...。

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※さあ、これからどっちに行こうかなあ?


オトーサンは何だか嬉しくなるのと同時に、ラテはマンネリを好かず新しいことに挑戦したいと思っているに違いないと確信した。しかしオトーサンの体力の問題だけではなく、そうそう日常の中に新しいことを持ち込むことなどできないのも事実なので難しいところなのだ。
先日もそんなことを考えながら安全度の高そうな縫いぐるみをラテのために買ってきたが、これが図に当たりここのところ喜んで遊んでいる。何しろ夕食が終わると縫いぐるみが置いてある場所で我々に視線を送りながら「遊ぼう」と吠えるのだ。
何とかオトーサンの体力を必要以上に消耗しないでラテの希望、すなわち新しいことに挑戦させるあれこれを考えたいと思っているがなかなか思うようにはいかないのが情けない。

ともかくこれまでの好みのパターンが大きく変わったことは散歩のときの行動ですぐわかる。
オトーサンは「散歩のコースを決めるのは飼い主である」と考え、リードを常に引くのはオトーサンだった。ラテは基本的に大人しくそれに従ってきたが、ここにきて未知の方向、歩いたことのない道を行きたくてオトーサンに逆らうことが多くなった。
それにこれまでは臭いをクンクンと嗅ぎながら、オシッコをする場所は主に草むらだった。わざわざ生い茂っている場所に入っていこうとするラテをリードを引いて適宜止めていたのだが最近は草むらを避け、コンクリートの道や花壇のブロックなどを好んで通るのである。
オトーサンがオシッコをさせようと芝生がある方向にラテを移動させると何としたことか...わざわざ反対のコンクリートとかタイルの道へ鼻面を向けるのだから憎たらしい。

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※夕方の散歩の帰り道、ニャンコに呼び止められた(笑)。そのリラックスした態度にラテも吠えなかった


まだまだある...。これまで階段とスロープの両方がある坂道ではラテは必ず階段を使っていた。オトーサンがスロープの方が楽だからとリードを引いても嫌だとばかり階段にこだわっていた。しかしこれまた最近では進んでスロープを選ぶのだ(笑)。そして一級河川沿いの道も戻るのが大変だからと足を踏み入れなかったし国道を向こうに渡って進むという快挙も最近体験した。とにかく新しいこと...新しい場所...新しい遊びに飢えているようだ。
さらにワンコに対する態度も些か変わってきたように思える。これまでの友達ワンコと出会える機会が少なくなり寂しいのか、あるいは年齢的なことを含めて余裕ができてきたのか初対面のワンコに対しても猛烈に吠えたり威嚇することは少なくなった。

最初は事すべてオトーサンに逆らっているのかと思ったが、そんな単純なことではなく新しいことを体験したいという意欲の表れのようなのだ。
とかく私たちは飼い犬とは幼犬時のひととき一生懸命に訓練しトレーニングすればその後は何にもしないでも良いと思い込んでいるフシがある。しかしワンコの成長は人間の成長の数倍も早いわけで我々が考えている以上にすべてが日々成長しているに違いない。したがってオトーサンたち飼い主も旧態依然の対応をしていればそれで良いのではなく、その成長に合わせた対応と常時適切なトレーニングを続けることが必要に違いない。

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員