ラテ飼育格闘日記(184)

この6月10日はラテ4歳の誕生日である。無論ノラワンコを体験しているはずのラテは正確な誕生年月日など分かるはずもない。ラテが保護された当時、動物病院での診断で生後3ヶ月と判断されたことを根拠に計算したものだがそんなに事実とぶれてはいないはずだ。ただし何故10日なのか...という点についてはオトーサンたちが勝手に決めたことである。

 

ラテが保護されたのは1996年の9月だったそうだが、そのとき生後3ヶ月だとすれば誕生月は6月ということになる。そして我が家に引き取った日が同年12月10日だったことからオトーサンたちはラテの誕生日を6月10日と決めたのだった!
ということはラテと一種に生活するようになって早くも丸3年半が過ぎたことになる。

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※滑り台の不安定な階段も苦もなく登るようになった。いい顔してます!


いやはや、つきなみだが長いようであっという間だった...。最初は無我夢中でワンコを飼うことはこれほど大変なことなのか...と困惑したときもあったが、その後は日々ラテの成長が文字通り手に取るようにわかり面白くて仕方がない。
思えばラテを迎えて最初の頃、人通りが多い場所だったため散歩時にリードを極端に短く持ったのが気に入らなかったのだろう、後ろからオトーサンの腰に両前足で「ドン!ドン!」と蹴りを入れたときもあった(笑)。
逆に雨の日に大きな水たまりにさしかかったとき、そこを歩くのが嫌だったのだろう...いきなりオトーサンの両肩に両前足を置きダッコの要求をしてオトーサンを嬉しがらせたことも。

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※公園のベンチで一休み。それにしても大あくびだ(笑)


行き違う人たちにあまりに「雄ですか?」と聞かれるのに憤慨したオトーサンはラテにスカートのついた服を着せ半分得意、半分恥ずかしさに耐えながら散歩したことも昨日のようだ...。
そう、公園でワンコに前足を噛まれ、血を垂らし足を引きずりながら動物病院まで歩いた時もあったし、暴風雨の中だというのに散歩を決行したこともあった...。
動物病院といえば、最初にラテがお腹をこわしたとき、経験のないオトーサンは2時間近くもハウス内で我慢させてしまったことも。
女房にオヤツを取られると思ったのか、顔を近づけた女房の口元に「ガウッ」と歯を当て傷を負わせたこともあったなあ...。
最初期の頃は飼育本にあったとおり、1日何回もマズルコントロールを続けたし1度はビンタを喰らわせオトーサン自身の心が痛むときもあった。
それから、目を離しているスキにオモチャのボールを食いちぎって食べ、オトーサンは「これは外科手術でもしなければならないのか?」と一瞬頭の中が真っ白になったこともあった。
積雪を歩く初体験の日のラテのへっぴり腰と肉球の足跡がまるで梅の花のパターンみたいだったことも。
最初は他のワンコを怖がり近づかなかったので困ったと思っていたが、私が1日留守の際、女房に連れられていった公園で文字通り公園デビューさせてもらい、まだまだ好き嫌いが激しいものの...以来、ハリー、マキ、クロ、アポロ、ボー、ポン吉、ハチといった落ち着いて対応できる友達ワンコもできた。
物忘れが多い歳になったオトーサンだが、面白いことにそのひとつひとつのシーンにおけるラテの姿は表情まで思い出すことが出来る。

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※ビーグル犬ハリーのお母さんに甘えるラテ


そんなラテだがさすがに3年半も一緒にいれば随分とオトーサンたちの気持ちも楽になった。
毎日のトイレ事情は健康を考えて気になるものの、食事を残すことがあったり肉球をガシガシと噛んで傷つけたりしても以前ほどオタオタしないで済むようになった。そして何よりもラテ自身がオトーサンと女房への接し方や自分に対する役割を学んだようで大変落ち着いた対応をするようになった。
とにかくオトーサンが目指したのは家庭内でのトラブルを最小限度にしラテとの生活を楽しもうと考えたことだ。
どういうことかといえば、多少の欠点は仕方がないとしてもラテの健康と安全面に留意すると同時にオトーサンや女房は勿論、人に怪我を負わせるようなワンコではないこと。室内にいるときには必要以上に吠えないこと。そして何よりもラテに楽しいことを沢山体験してもらい、人生ならぬ犬生を謳歌してもらいたいと思ったわけ...。
だから人からどこを触られても怒らないワンコにしたかったし、餌を食べているときに手を出しても怒らないワンコ、そして人の手から安全に上手に食べ物を食べるワンコになってほしかった。
人の手は怖いものではなく撫でてくれたり美味しいオヤツをくれる嬉しいものだということをきちんと植え付けたかった。

4歳になったラテは初対面の大人に対して警戒し、一部の犬種および雌ワンコにフレンドリーでない点があるし嫉妬しやすい欠点はあるもののその他はまずまず良いワンコに成長したと思う。
面白いように感情を表現するし、かといって室内でもいわゆる無駄吠えはしない。
日中オトーサンはあまりかまってやれないものの、ラテはそもそもオトーサンにしつこくされるのは好まないようで普通は静かにテラスのたたきに乗り、外を観察したり寝たりしている。また信頼しているのか、食事が1,2時間遅くなるようなことがあっても催促して吠えることもなく、朝も五月蠅く吠えてオトーサンたちを起こすと言うこともほとんどない。
ただ食事後、遊びたいとボールやぬいぐるみを要求するときがある。その時は可能な限り例え10分でも遊んであげるよう心がけているオトーサンたちなのだ。

誕生日の夕方、散歩でいつもの公園に入ると小学3年生の女の子3人が「ラテちゃ〜ん」と駆け寄ってくれた。
数日前に話題となった...この10日がラテの誕生日だということを覚えていた1人がオトーサンの首から下がっているデジカメを見て「誕生日の記念撮影しないの?」と提案してくれる。オトーサンはいたずらに他人の子供の写真を撮るのも気がひけたが子供とは言え「ラテちゃんと一緒に撮りたい」といってくれるのだからとラテを囲んで数枚写真を撮らせてもらった。
無論ラテは1人1人の顔を交互にペロペロと舐めて喜びを表している。

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※3人の女の子と記念撮影。ラテは1人ずつ順番に顔を舐めていた...


友達ワンコには会えなかったが、ラテにとってもなかなか豊かなひとときではなかったか...。その後にわか雨に打たれたことを除けば(笑)。

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員