ラテ飼育格闘日記(163)

3年も一緒に過ごしているとオトーサンがラテのクセや性格のあれこれを知ったつもりになっているのと同様、ラテもオトーサンたちの気心というものをかなり把握していると思われる。それにしてもラテは毎日どんなことを考えながら生活しているのかを知りたいと思うと同時に間違いなくオトーサンたちの生活に溶け込んでいることを嬉しく感じている。

 

ワンコの情報をあれこれと探っていると飼い主の様々な悩みが見えてくる。吠える、噛むは勿論だがいうことを聞かないといった問題で日々飼い主が悩み苦労していることが目立つように思える。
散歩の途中で行き会ったワンコの中にも2年ほど飼っているにもかかわらず食事中に手を出すと飼い主の手を噛むというワンコもいた。程度の差はともかくこの種の問題行動で苦労している方々も実際に多いようである。

結果論になってしまうがオトーサンはラテに対し育児書などでワンコが嫌うことを積極的にやってきた(笑)。無論それは悪戯ではなく、オトーサンたちとの関係をよりよくしようと考えた上での行動である。
尻尾を握ったり股に手を入れたり、マズルを握ったり、耳の穴に指を軽く入れたりもする。積極的に体全体に触れるようにし、抱っこもするし肉球を掴んだり口を開けてみたり、そして食事中もわざと食器に手を入れ、いくつかのドッグフードを取り出したり、逆に別の餌を追加したりもやった。
さらに最初は歯が強く当たることもあったがこれまた積極的にオトーサンの指先からオヤツを食べさせるようにしてきた。

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※珍しくカメラ目線のご機嫌なラテ


ワンコの中には掌に乗せた場合はともかく、親指と人差し指でオヤツを挟んで差し出すのをためらうのもいる。それはワンコたちに悪気はないものの早く食べたい一心で指先に食いつくからどうしても歯が当たってしまい噛むことにつながってしまう。ただし本来ワンコはなかなか器用な動物のようだ。
自分の肉球などを前歯でカリカリやってメンテナンスしているし、同様の要領なのだろうか...興が乗るとオトーサンたちの履いている靴下を上手に脱がす。
当然のこと、いきなり足の指先にガブリとやられてはたまらないが、ラテは前歯で靴下の布1枚に当たりを付け、弛ませてから上手に引っ張るのだ。

こうしたワンコが嫌いなこと、苦手なことを毎日いろいろと工夫して行ってきたことが功をそうしたのか、あるいはもともとラテの性格なのかは分からないが少なくともオトーサンとの間にトラブルの原因となることはなくなった。したがって本当に小さな餌でも指でつまんでラテの口に持っていくことができるしラテは決してオトーサンの指を噛むことはない。
さらにオヤツを食べているその横にオトーサンが陣取り、体を抱くように顔を寄せてみてもラテは怒らないし無論オトーサンを五月蠅いなどと攻撃したりしない。

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※細かな食べ物も安心して口元に持っていくことができる


そういえば育児書の中にワンコは行動を束縛されるのが大の苦手であると説明されている。具体的にいうなら強く抱いたり覆い被さると恐がり暴れたりし、場合によっては噛まれたりすることもあるらしい。
へそ曲がりのオトーサンはその覆い被さることもラテが幼犬のときから積極的にやってきたし、これまでいくつかの写真で見ていただいたように人間の子供のように両手をオトーサンの両肩に置き腹を合わせた抱っこができるようになった。
問題の覆い被せる行為も最初は嫌がりオトーサンの体から逃げだそうとしていたが、いまではオトーサンに悪意はないのを知ったからだろうか(笑)大人しくされるがままにしてオトーサンの腕に顎を乗せて目を瞑るまでになった。

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※オトーサンは頻繁にラテへ覆い被さってお話しをする。でもラテの表情は少し迷惑そうか...(笑)


繰り返すがワンコの性格にも関わってくるのだろうが、幼犬のときから嫌がられても続けることでワンコに免疫を付けることができるのではないかと思っている。無論成犬になってからでも進捗は遅いかも知れないが少しずつ、気長にそうした対応を続けていくことで問題はかなり改善するのではないかと思うのだが...。

そんなラテだが、最初からすべてが理想通りのワンコであったわけではない。
このワンコの”ラテ” 飼育格闘日記の(2)に早くも「どなたか、あま噛みを止めさせる効果のある方法があったらご教授いただきたい。」と泣きが入っている(笑)。
やはりしつこい程に粘り強く対応していくことが大切なのだと考えている。そしてある日「おやっ?」と思うほど問題は解決しているはずだ。

こんなふうに書くとラテにはまったく問題がないように思うかも知れないが残念ながらこれまでの話は家族内での話である。
朝の散歩にでかけるとき、玄関先でたまたま出会うワンコには何故か猛烈に吠えかかるし、これまた朝の散歩時にトレーニングなのだろうか行き会う男性がいるが、これまたすれ違うような場合に唸りはじめるのだ。
前記のワンコに対する行為の原因は明白だと思っている。ラテ自身がオシッコをしたりする道端で出会い頭に例のワンコが登場するようになったとき、自分のテリトリーを侵犯されているように思うのではないだろうか。しかし相手のワンコが大人しいだけにオトーサンたちは肩身が狭いのである。
また行き会う男性も申し訳ないがラテの身になってみると見るからに怪しいのだ(笑)。
細身で長身の身をかなり屈めて歩き、あちらこちらでストレッチのつもりなのだろう...団地の柵で屈伸したり歩きながら腕を回したり...。その上最近は寒いからフードを目深に被っている。
さらに多分その男性はワンコ嫌いなのかも知れない。気になるからだろう、ラテの方を真剣な表情で見るから視線を合わせることになる。ラテとしては警戒する対象となるから近づくと吠えることになる。しかし眼を合わせたとはいえ何にもしない人物に対して吠えるのは好ましいことではない。
こうしたことは他の人にはほとんどないのだが、ラテも感情を持っている生き物であるがゆえに彼女なりの心の動きがあるのだろう。だからこそオトーサンの持つリードには力が入り、肩・腰・足に湿布は欠かせないのである(爆)。

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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員