ラテ飼育格闘日記(143)

ラテと毎日暮らしていると意外にその進歩というか変化に気づくことがある。オトーサンはどちらかといえぱ今日は昨日と同じであり明日もそんなに変わらない平凡な一日を望んでいるがラテの生物学的な成長は思っているよりもずっと早いような気がする昨今である。

 

それもそのはずで、人間の平均寿命が80歳、ワンコのそれが15歳だと仮定するなら、ワンコは我々より5.3倍も成長が早い理窟となる。であるなら我々の1日はワンコにとって5.3日に相当するし、我々の3ヶ月はワンコにとって約1年4ヶ月程度にもなる理窟になる...。
その変化は注意をしていないとさすがに明確な場合ばかりではないものの、振り返って見ると一週間前、1ヶ月前と違うということはいろいろと思い当たるのだ。
そうした変化を注視しながらラテと毎日を送っているが正直オトーサンにとってラテの行動が学習の積み重ねによるものなのか、あるいは新しい衝動によるものなのかが不明ながらも興味深いことが多々起きる。ただし確実なことはこれまでの過程で覚えてきたことはきちんと踏まえているようだ。

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※散歩の途中で仰ぎ見る空はすでに秋模様である...


例えば幼犬のとき、ラテにペットボトルを与えるとそれは壊す対象でしかなかった。ペットボトル本体はもとよりかなり堅いはずの飲み口までその鋭い歯でボロボロにしてしまう。したがって見ていないと危なくて仕方がなかった。欠片でもできれば即飲み込んでしまいかねないからだ。
この日記でもそうしたアクシデントをいくつかご紹介してきたが、オモチャのボールを噛み砕き飲んでオトーサンたちを心配の極致に陥れたこともあるし、電機マッサージチェアのリクライニングハンドルなどはラテの集中砲火を浴びて見る影もなくボロボロにされてしまった。
しかしそうした幾多の遊びの中からものの扱いとその楽しみ方を学んでいったこともまた確かなようである。

小さめのボールや犬用のガムなどは噛むだけでなく、また転がすだけでなくラテ自身が口でリフティングしたり、そのまま頭を振ることで遠くに投げることさえする。
したがって興が乗ればオトーサンとガムやボールの投げッこもするが、ポイントは一人遊びではなく何らかの形でオトーサンたちが加わるとラテもその気になるようだ。
その最たる遊びのひとつにペットボトル・サッカー(勝手な命名だ)がある(笑)。
ペットボトルを咥えて運ぶことは当日記の128にも紹介したが、今回はiPhone 3GSで撮ったムービーをご覧いただきたい。



※ペットボトルを蹴って楽しむラテとオトーサンたち(笑)


この遊びは最近では日常化している...。それは以前、夕刻の散歩から帰る途中のある日、自動販売機でオトーサンたちが自分の咽を潤すためにペットボトルの水を買った。無論よく冷えているので美味しい水だが、残りをラテに飲ませてみると手持ちの水よりやはり美味しいのか喜んで飲んだのである。しかし面白いのは一度こうしたことがあった後、その道を通るとラテはリードを引き「水飲みたい!」と訴えることが日常化してしまったのだ(笑)。

まあオトーサンたちもこの暑い最中に歩き回って...時には駆けずり回っているわけで、確かに咽が渇くから良いタイミングだとそこで水を飲むようになった。
水が残った場合は捨て、空のペットボトルを持ってそのまま200メートルほど先に進むとまた自動販売機がありそこにはボトルを捨てるボックスが置いてあるからそこでペットボトルを捨てるのもこれまた日常となった...。

興味深いのはラテの行動である。最初は水を飲んだだけで満足していたが、そのうち遊び心がわき上がってきたのだろうか、オトーサンが捨てるために持っているペットボトルを “よこせ” いう態度に出た...。リードを持っていない方の手にボトルを握っているとそれを咥えようとしたり、オトーサンの足をマズルで「ツン!」と押したりして「頂戴!」という。
興味を持ったオトーサンはペットボトルを咥えさせると最初の時にはほぼダストボックスまでの距離を咥えたまま運んだのである。
これには正直オトーサンも驚いたと同時に面白くなって水を飲んだ後にはラテに渡すようになったが...ラテはすぐに飽きた(爆)。
しばらくの間、ラテがボトルを欲しいと要求しなかったのでそのままにしていたがしばらく経つとまたまた以前のように欲しいと言い出したのである...。
オトーサンは一方通行の道路に車が入っていないかを確認しながらラテにペットボトルを渡すと一端咥えたもののすぐに落としてしまった。「なんだ...ダメジャン」とオトーサンが思った瞬間、彼女は想定外の行動に出た。
ペットボトルを自分で蹴り、それを追いかけてはまた蹴りという遊びを始めたのだ。そして時に誇らしげに咥えてはリフティングのようにボトルを回し、また道路に落として蹴り始める。ただしこの子の蹴り方は正確ではない(笑)。したがって時に直進ではなく左右にボトルが飛んでいくことがあるが、進行方向右側は壁づたいなので問題はないものの左側は道路だからこちら側に出たときにはオトーサンが蹴ってラテの前に進め、右に大きく移動したときにはオカーサンが蹴って軌道修正するといった家族一体型のペットボトル・サッカーをするようになったのである(笑)。
時にはオトーサンが蹴ったペットボトルをラテがダイレクトに咥えて受け止めたりとファインプレーも見せる。
ラテにとってペットボトルはすでに壊すだけの対象ではなく立派なオモチャとなったようである。

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※大好きなイケメンのマキちゃん(上)と並んで穏やかな表情をするラテ(下)


オモチャといえば、これまでラテにオモチャとして与えた多くのものの中で幸い壊れたりせず捨てないでいる十数種のものがカゴに入って床から1メートル程度のところに置いてある。その前にちょっとした障害物もあってラテは自分でそれらのオモチャを取ることはほとんどないしほとんどのオモチャはすでに飽きたはずだった。
それが最近どうしたことなのか、近寄ってはいくつかのオモチャを咥えて引き出して遊ぶようになったのである。引っ張りごっこをする布などはオトーサンの前に置き「遊ぼう」と誘う。
どうやら何か変わった遊びを体験したくて仕方がないように思えるのだが、オトーサンとしては新しくて安全な、そしてラテが喜ぶであろう遊びなどそうそう思いつかない...。しかしこの種の遊びの積み重ねがラテの頭脳をよりアクティブにすることは確実のように思えるので何か良いことを考えてやろうとオトーサンは頭をひねっている(笑)。

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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員