ラテ飼育格闘日記(139)

ラテとの日常生活はひとつのパターンができたこともあり変化の乏しい毎日になるはずだが、どうしてどうして...少しずつ、そして理由が分からないままに毎日の行動にも変化が出てくる。それも歓迎すべき変化はそれでよいが、ちょっと困ったことも起こっている。

 

この2年半の間、同じ場所でラテは寝起きしオトーサンたちの家の一番広くて環境のよいリビングを占有してきた。
窓際の奥の角にトイレコーナーを設け、その隣にハウス(クレート)を置きラテ専用の場所とした。しかし当初ラテはなかなかこのハウスに入らずオトーサンを心配させたが、いまでは本当に体を休めたいときには自分でドアを開けてその狭い場所に体を丸めて寝るようになった。そしてリビングとキッチンの間は柵で仕切ってあり、キッチン側へは自由に入れないものの我が家で一番広い空間であるリビングを自由に闊歩しているわけだ。

リビングのフローリングの床にお腹と顎をぴたりとつけて寝たり、一部にひいてあるタオルシートの上にころがったり、あるいは電動マッサージチェアや窓際のたたきに上がって寝るなど自由気ままである。
この部屋には基本的に危ないモノを置かないことにしているし、常に新鮮な水を飲めるように注意をしていることもあり柵を閉めればオトーサンたちは数時間の外出も安心してできるようになった。
当初は玄関のドアを開け閉めしたり、鍵をかける音がすると鳴いて騒ぐラテだったが最近はしばらくすれば戻ってくることを知ったのだろう、窓から顔を覗かせ落ち着いてオトーサンが出かける姿を眺めたりしている。

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※出窓のたたきに寝そべり、カーテン越しにオトーサンの様子を伺うラテ


ところで狭い家ではあるがオトーサンの部屋は2階にあるためラテが吠えたり、食事の時間や遊ぶ時間など以外ラテがそのリビングでどのように行動し過ごしているかは分からない。やはりオトーサンたちがリビングにいるときはラテは嬉しそうでもあるが逆に多少緊張するようだし、オトーサンの目を意識した行動を取るようだ。
ではオトーサンたちの目がないとき、リラックスしているときのラテがどのようにリビングで過ごしているかを知りたいと思い、監視の意味も含めて小さな監視カメラを手に入れてリビングに設置してみた。

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※ワイヤレスカメラ(上)。親指の大きさと比較してその小型なのがおわかりだろう。そして小さな液晶テレビでリビングの様子をモニターできる(下)


これはカメラ部位が発信機となっており、カラー映像と音声をワイヤレスで受信機に送ってくれるものでカメラ側は大変小型であるばかりかバッテリーでも動作するので設置が簡単である。また受信機に小さな液晶テレビを取り付けてこれをオトーサンの日常過ごすコンピュータルームに置いておけばラテの行動はカメラの視野範囲ではあるものの把握が可能なわけだ。
まあ、想像するまでもなくラテが日常オトーサンが期待するような変わった行動をしているわけではなく、そのほとんどを寝て過ごしていることは知っている。しかしこの監視カメラの設置で「ラテはどうしているのだろう?」という時、わざわざ階段を下りて様子を見に行く必要がなくなったことは思った以上に楽なのだ。それにオトーサンが見に行くと当然のことながら眠っていたラテを起こしてしまうことになり躊躇していたのである...。
カメラ自体は遠隔でコントロールできるタイプではないのでラテの位置が視野角を外れると当然見えなくなったり尻尾の一部しか確認できないこともあるが、これで日常をモニターできるわけで安心していられるのはありがたい。

ということでラテの日常は大方オトーサンは把握しているわけだが、この数ヶ月でラテの行動が著しく変わったことがいくつか出てきた...。
そのひとつはラテが室内でオシッコをしなくなったことだ。
前記したようにリビングの隅にはラテが我が家に来た当初から同じ場所にトイレシートを二枚置いてある。もともとウンチは室内でまったくしないラテだったがオシッコは1日に2回ほどはやってくれいた。それが最近はまったくしなくなったのだ。
散歩は朝晩2回だから例えば夕方の6時半に散歩から戻ったとすると翌朝の散歩に出かけるまでに12時間ほどは我慢することになる。オシッコを我慢し過ぎれば人間同様に膀胱炎を患う可能性が多くなる。だから変な我慢をせずにシートで以前の通り済ませて欲しいのだが、これがどうにもうまくいかない...。
だから外に出た途端に座り込んで大量のオシッコをする姿を見ていると心配になってくるオトーサンなのだ。

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※日中は気温が高くなってきたので健康管理には十分注意をしないと...


ではなぜ室内でオシッコをしなくなってしまったのか?
それが分かれば苦労はないのだが、理由がよくわからないのである...。しかし何とか状況を変えたいといろいろと考えてみた。
考えた末にふと思いついたのはオシッコを室内でしなくなった時期とラテがハウスを本当の意味で自分の隠れ家と思うような使い方になったときとが同じ時期ではないかと気がついたのである。
なぜハウスの隣にトイレシートを置いたか...。それは最初に読んだ育児書数冊にそう書いてあったからだ(笑)。
サークルでワンコのエリアを作り、その中にハウスとトイレシートを置く...といった具合に。まあラテの場合はリビング全体がサークルみたいなものだから実際にはサークルを使わなかったが...。
しかしワンコは自分のテリトリーの中ではオシッコやウンチをしないというのもまた事実なのだ。この辺の徹底ぶりは実に見事というしかない。
病的な下痢のときに室内にやってしまったことはあるが、幼犬のときの2,3度を別にすればオシッコを他の場所でやったことはまったくなく散歩に出た際も玄関の内外はもとよりいわゆる自宅の境界から出る前には絶対しないのである。
そんなことを考えていまさらながらではあるが、本当の意味でハウスやその回りのテリトリーを自分の領域だと認識するようになった反動なのかと思いハウスの場所をトイレシートからかなり離してみることにした。
考えるまでもないが我々だって寝る場所のとなりに便器は置きたくない(笑)。
その引越の効果はまだ現れていないが何とかオシッコは室内でやって欲しいのだが...。

とそれからもうひとつは高さ60センチほどの出窓のたたきに、パイプ椅子経由で飛び上がりそのたたきで昼寝をしたり窓の外を通る人やワンコに吠えたりして楽しんでいるラテだが、これまたどうしたことかそのたたきから降りなく...降りられなくなってしまったのである。
以前はそのたたきから直接床に飛び降りていたが最近は食事の時間とか散歩に出かける時間になったとき、降ろしてくれと「クーン」と鳴くのである(笑)。
最初は甘えているのだろうとオトーサンは喜んで抱きかかえ降ろしていたのだが、どうやら怖くなったらしい...。たたきの面は大変すべる材質でもあり、踏み切るときに数回すべって落ちたこともあるのでそれで怖くなったのだろうか...。しかし怖いなら登らなければよいのだが(笑)。それに降りるにも登るときに使った椅子経由で降りれば多少でも床に対して近くなるはずだが、その道理は分からないらしい。
ともかく以前は飛び降りることも自由にやっていたラテが登りっぱなしでは心配でならない。先日などはカーテン越しではあるものの西日に当たったまま横になっている姿を見て日射病にでもなってしまうのではと思ったくらいなのだ。

それやこれやで今後のこともあるからとワンコ専用の階段を奮発した...。
三段形式になっているものでなかなかしっかりした作りになっているしステップの位置には滑り止めのマットがベルクロで貼ってある。これなら容易に上り下りができるだろうと考えたのだが、これが...使ってくれないのだ(笑)。

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※大型犬まで使えるという頑丈な三段のステップだが、ラテは使ってくれない...(嗚呼)


しかしラテは階段が苦手なわけではない。自宅の2階に通じる階段はかなり勾配が急だが実に軽快に上り下りするし、公園に設置している遊具の丸太の階段まで器用に使うのに...である。
まあ警戒を解くまで気長に対処しなければいけないのだろうが、オトーサンの格闘はまだまだ続きそうだ。

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員