ラテ飼育格闘日記(127)

このシリーズの最初期にも一度取り上げたが毎日愛犬と散歩していると路上に散乱している多くのゴミ類が目につく。すでにマナーだとかいっている場合ではないように思えるし、公園の備品を壊したり燃やしたりする輩まで出てくる始末で危ないことこの上ない。

 

毎週土曜日と日曜日の朝に行くことにしている小さめの公園がある。自宅からその公園まではラテの気まぐれにつき合っているとゆうに30分近くかかることになるが、友達のボーダーコリーに会えるとラテは全速力で駆けたりして楽しむので欠かせないのである。
過日、いつものように朝の散歩時にラテと公園にいくと驚いたことに公園の遊具の一部が燃やされていることに気がついた。それは子供たちがローブにぶら下がり、滑車で左右に移動させて遊ぶものだが、そのロープが跡形もなくなり金属の一部は明らかに焦げ、地面にはロープが黒い灰になって落ちていた...。

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※公園の遊具が燃やされていた!


想像するにこの太いローブは例えばライターなどで直接火をつけたとしても簡単に燃え上がって灰になるようなものではないと思うし、その状況からみて何らかのオイルなどをかけた後に火をつけたように思われる。
他の飼い主さんから聞いた話だと近隣の花壇の一部も同じように燃やされていたという。公共の施設に火を着けるなどいうまでもなく犯罪であり、類焼の可能性を考えると洒落にならない...。
実はその2週間ほど後、オトーサンも別の大きな公園でそうした現場に遭遇したのである。

遭遇といってもオトーサン自身が犯人を見たわけではないが、いつも愛犬を散歩させている飼い主さんらが目撃し警察に連絡をしたらしい。
その時の犯人は高校生といった年齢の2人で自転車に乗り逃げたという。ともかくベンチ脇にオイルを撒いて火をつけたらしい。幸い発見が早く、これまた別の飼い主さんがペットボトルの水をかけて消火したので木製のベンチなど一部を焦がしただけで済んだが、一面は異様な臭いだった。
大胆なのはまだ明るい午後6時前であること、そして人通りも十分あり得る場所でそうした行為をするというのは尋常ではない。

この公園ではワンコの飼い主さんがリードを離したとか...といった苦情も寄せられ、たまに警察官が見回りにくるが、放火はそんなトラブルとは別格の問題である...。
今回も我々...といってはおくがましいが、ワンコの飼い主たちが十数組公園を回っていたから発見が早かったといってよい。とかく最近はワンコを連れている人たちを危険視するワンコ嫌いの人たちも多々いるが、私たちもある種の見回りの役目を果たしているのである。

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※公園でビーグルのハリーちゃんおよびボーダーコリーのボーちゃんと遊ぶラテ


ただし、そのワンコ連れもオトーサンが知っている多くの飼い主さんたちとは違い、そもそもワンコを飼う資格がないと思われる人たちもいる。そうした人たちが結局ワンコ嫌いの声を大きくしてしまうひとつの要因となっているように思う。
ウソのような本当の話だが、ワンコがうろうろしていたので捕獲し、その首輪に電話番号が記してあったので捕獲した人が親切に電話をしたという。ここにこういうワンちゃんが一匹でうろついているから保護してので引取に来て欲しいと...。しかし電話口に出た飼い主は驚いたことに「ほっといてください。そのうち戻ってくるから」と言い放ったという(笑)。そんな飼い主に飼われているワンコが気の毒だし、事実数回警察にも厄介をかけているらしい。

一番の問題はオトーサンが毎日歩いている径にワンコの糞が結構落ちていることだ。ある時には踏まないように注意せざるを得ないほど散らばっていることもある。
いうまでもなく現在いわゆるノラ犬はこの付近に存在しない。そんなワンコがいればすぐに保健所に通報され捕獲されてしまう。したがってワンコが歩けば一緒に飼い主もいるという理窟だ。それなのに分かりにくい草むらの奥といったことならまだしも遊歩道の真ん中などに糞をしたままにするのは故意であるというよりそもそも拾うつもりがないことを示しているように思える。
ワンコの散歩は日の高い明るいうちだけでなく、飼い主の事情により夜間になる場合もあるだろうが懐中電灯ひとつ用意すれば愛犬のウンチくらい簡単に拾えるだろうしまたそうしなければならない。
そういえば昼間にすれ違う飼い主の中にもいわゆる丸腰に見える人たちがいる...。

オトーサンなどはあらゆるケースを想定し、ウンチの処理袋を数枚、ビニール袋、トイレに流せるティッシュ、消毒スプレー、水を入れたペットボトル、懐中電灯などをバッグに用意して肩にかついでいる。まあ、処理袋の1枚や2枚は丸めればポケットに入ってしまうと思うが、いかにも何にも持っていないという感じの人がワンコを連れていると喧嘩を売りたくなってくる(笑)。
落ちているのは勿論ウンチだけではない。コンビニ弁当の食べ残し、タバコの吸い殻、ビニール袋、割り箸、カップラーメンの器や缶コーヒーの空き缶、それに危ないのがわざわざビンを割ったのだろうか、ガラスの欠片が飛び散っている場合も多い。

ガラスの破片は勿論ワンコとって危険この上ないが、とにかく得体の知れないものが道端や公園内に多々落ちているので危なくて仕方がないのである。
ワンコに「危ないモノは口にしてはいけない」と諭してもまったく心許ないし、そもそもリードを持っているオトーサンが気がつかないこともあり得るわけで、口にしたことが原因で危ない目にあったり最悪は命に関わることもあり得る。
ラテも幼犬時代とは違い、いたずらに何でも拾い食いするわけではないがそこはワンコだ。興味のある物が鼻先にあれば咥え、時には飲み込んでしまうこともあるし事実先日もオトーサンが何なのかを知る間もなくまるで蕎麦でもすするように布状の物を飲み込んでしまったので心配は絶えない。

そのラテの近況だが、どういう訳か最近室内でオシッコをあまりしないのである。
オトーサンはラテがワンコ独特のオシッコをしながら散歩することを「ちい散歩」ならぬ「チー散歩」と呼んでいるが(笑)、オシッコだけは室内でしてくれていたから安心だったがどうも最近は我慢をしてしまうようだ。
ある日、朝の散歩から戻ったきり夕方から本降りの雨となったのでラテは外に出たがらない。ウンチはともかくオシッコはすでに14時間以上もしていないことになる。ワンコは24時間ほども我慢できるというが、そもそも我慢し過ぎれば膀胱炎にもなりかねないとオトーサンは気が気ではないのである。

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※チー散歩中のラテ(笑)だが、猫と遭遇すると大変な騒ぎとなる。遊びたいらしく哀願の鳴き声をだす!


いろいろと画策してみたがラテが室内のシートでオシッコをしそうもないのでこのままではオトーサンたちが落ち着かない。
意を決して小雨降るなか、ラテにレインコートを着せずに夜中の23時頃に外に連れ出した...。
やはりというか、公道に出た途端にラテは大量のオシッコをし、オトーサンにアイコンタクトして歩き出した。オトーサンはすぐの十字路を2度左折し、自宅の玄関に通じる石段がある方向に戻る形で歩き出した。とはいえ、たぶんせっかく外に出たのだから石段は無視して直進し、散歩を続けたいのだろうとリードを緩めたオトーサンだったが、何としたことか...先に歩いているラテは石段を当然のことのように昇り、玄関に戻ってしまったのである!
その夜のチー散歩は何とものの3分だった(笑)。

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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員