ラテ飼育格闘日記(125)

今さらではあるが犬を飼いたいと住居まで変えたオトーサンだったが、愛犬ラテの可愛さは日増しに増していく。無論ワンコが好きで子供の頃から飼ってみたいと思ってきたがその可愛さは想像を超えたものだった。なぜこのオオカミみたいな面構えのラテが可愛いのか...(笑)、自分でも面白いと思うがその表情、しぐさの全てが愛らしい。

 

なんでこんなに可愛いのかといつも考えながらラテを観察しているつもりだが、惚れた弱みか目が合うとオトーサンは思わず微笑んでしまう。
今回は日々ラテと暮らしている中で、これはといったラテの魅力としぐさをご紹介してみたい。
ワンコの知能は人間の子供でいうところの2歳から3歳程度の知能を持っているというが、そのひとつひとつの動作・しぐさはそうした思惑を超越した魅力を持っている。

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※ラテの表情は意外と豊かで喜怒哀楽を素直に表す


例えばラテの住み処であるリビングの床はフローリングだが、畳み一畳分程度の布製マットを置いている。無論それはラテがその上で寝転んだりすることを考えて用意したものだ。
肌触りがよいのか、特別暑い日でない限り、その上に座ったり伏せたりして遊びあるいは仮眠をとったりしている。またリビングにはラテが幼犬のときに囓りにかじった電気マッサージチェアがいまだに置いてあるがその座席部分にクッションと汚れ防止の意味を含めて小さなマットが置いてある。
それらのマットというかシートは当然だが布製だからしてラテが乗ったりする毎にめくり上がったりたたまれたり、あるいは位置が変わったりする。
最初の頃オトーサンは気がつかなかったが、いつしかそれらのシートがメチャクチャになっている事ばかりでなく整然と敷かれていることがあるのに気がついた。勿論オトーサンや女房もラテの事を思って丸まっているような時には極力きちんと敷き直すようにしているわけだが、そんな機会がなかったはずの時間帯にもかかわらず整然と敷かれているケースがあった...。

ある日その秘密が分かった...。まあ秘密というほどのことではないもののオトーサンにとって初めて見た光景は感動ものだった...。なぜならラテが床に丸まっていたマットを足を使い、口に咥えてで引っ張り、位置や状態を直している場面に出くわしたからである。
マットの上を転げ回り、引っ張ってメチャクチャにすることはあってもその逆のしぐさをするとは夢にも思わなかっただけにオトーサンは思わず拍手をしてしまったほどだ(笑)。
ラテはしばらくマットの位置を変え、縮まっていたものを広げた後に満足そうにその上に寝転んだのである。

工夫といえば食事の際にもそれなりに知恵を働かせていることも分かった。
朝晩2食の餌はステンレスの食器に盛る。そして多少こぼしたりしても良いようにとタオルを敷いた上に食器を乗せているが、食器は多少の重みはあるもののラテがマズルを突っ込み、舌ですくおうとすれば食器は押されて奥に移動する。無論食器の位置が変わればラテもそれにつれて移動することになるが、ある日それなりに工夫していることを知って驚いたのである。
それは丸い食器の向こう側の縁を鼻面で押さえながら舌を使っている姿を見たからである。試行錯誤で学んだのだろうか、鼻で食器を押さえながら食べている姿はこれまた感動ものであった。

さて、何度も書いてはきたがラテはオトーサンに対してあからさまに愛情を示すといったことはほとんどしない。ただし女房や公園で可愛がってくださる他の飼い主さんたちには抱きつこうとしたり、その足元に座り込んでお腹を見せたり、そして口元を頻繁に舐めにいくといった行動を示す。
オトーサンにしてみればその一割でいいからこちらに向けて欲しいのだが、どうもオトーサンは怖い存在なのか気楽に対峙してくれないのである。

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※公園で集まった飼い主さんたちにの足元に座り込み至福の時を過ごすラテ


ラテの教育上、そんな怖い存在も必要なのだと納得しても正直ちょっと寂しいオトーサンである。
しかしラテなりに気遣いと愛情を示してくれることもある。
例えばラテが出窓のたたきで腹ばいになっているときオトーサンが近づいてラテの頭でも撫で、手をたたきに置いたりするとラテはその手の甲にチョコンと自分の前足を乗せてくれるときがある。
同様にマッサージチェアに丸くなっているときオトーサンが様子を見に近づき、ラテの前足などに手を置くとその手の甲に顎を乗せて目を瞑るのだ...。こうした行動は信頼されているように思えオトーサンにとって嬉しいことこの上ない。

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※出窓の狭いたたきでうたた寝するラテ


ラテの行動やしぐさが可愛いといってもそれらが皆オトーサンにとって都合のよいものばかりではない。
例えばそうした行動のひとつに散歩中ラテが駄々をこねる行為が挙げられる。
ワンコと散歩をするとき、他の方たちの姿を見ているとワンコが主導権を握っているようなケースも多々見受けられる。ワンコがリードを強く引き、行きたい方向に飼い主を引っ張っているという姿だ(笑)。しかしオトーサンはラテとの散歩で歩く道や何処に行くかなどの主導権はすべてオトーサンが握っている。ラテが行きたい方向にオトーサンが「よしよし...そっちにいきたいのか」と引かれて歩くことはほとんどない。
しかしそこはラテも意思を持っているわけで、気分なのかあるいはいい臭いでもあるのかオトーサンが向かおうとする方向とは違う方向に行きたいとリードを引くときもあるが大概オトーサンはリードを「パシッ」と強く引いて阻止するのが普通だ。
とはいえラテもなかなかであり、時にはその大きな体で地べたに這いつくばり「嫌だあ...」とばかり駄々をこねて動かないことがある。そして顔だけオトーサンの方に向け「オトーサン...こっち行きたいんだけど」とばかり哀願の表情をするのである。
これには弱いのである。「たまにはいいか」とばかりラテの言うことを聞いてやることになってしまう。

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※コンクリートの舗道の真ん中にべったりと貼り付いて駄々をこねるラテ(笑)


また歩いているとき、ラテが興に乗るとオトーサンの膝の裏か横を鼻面でツンと突く。これは「おやつ欲しい」というアピールだったり、オトーサンの気を引きたいというときにする行為だ。
まるで「ねぇねぇ...オトーサン!」と突かれているようでなかなか楽しいのである。「ツンツン」とくるとオトーサンは立ち止まってリードを引き寄せ、ラテの頬を撫でてあげる。ラテは笑顔を見せながら歩きはじめるがしばらく歩くとまたまた「ツンツン」とくる。振り向けばそこには笑顔のラテがアイコンタクトしているわけでなにかラテと話しながら歩いているようでこちらも笑顔になってくる。

笑顔といえば、ラテ最大の魅力となれば後はやはりその笑顔に尽きる...。
ラテと生活するまではワンコの表情などそんなに変化はないだろうと思っていたが、人間ほどではないにしてもその表情はかなり豊かなのに驚いたものだ。
ムスッとして大きなため息をつくときの表情と口を大きく開け、目をきらきらと光らせる笑顔との差はとても大きいのだ(笑)。
その笑顔は我々と違い、作り笑顔ではない。まさしくウソ偽りのないラテの心からの表現に違いない。だからその笑顔で見上げられるとオトーサンは何でも許してしまいそうになるしこちらの気持ちも太陽が差したように明るくなる。

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員