ラテ飼育格闘日記(119)

愛犬と毎日を過ごしているとき一番心することはいかに日々健康に過ごすかということである。ラテはこれまで1度肉球を噛まれて約1週間足を引いていたこと、そして風邪らしき症状が1度と3回下痢症状があった程度で幸い大事に至っていないが、毎日文字通り走り回っていることでもあり、怪我はもとより様々な病気が心配なのだ。

 

オトーサン自身、足腰に湿布をはり、時間があればマッサージチェアを愛用し、そして時には栄養剤を飲んで散歩にでかけるありさまで正直体力的には大変きつい毎日だ。
何しろ朝晩で合計6キロから8キロくらいの距離を散歩するのが日課になっているし、時には公園で気の合うワンコたちと出会えば走り回ることになり、リードを離さない主義のオトーサンとしては自身もラテに合わせて走るハメになる。
一昔前の健康診断では運動不足を毎回指摘されていたが、現在は間違いなく運動過多に違いない...(笑)。
まあ、歩くのはともかく走るのはひかえればよいのだろうが、ラテの嬉しそうな顔を見るに付けつい無理をしてしまうのだ。

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※嬉しそうに快走するラテと顎があがっているオトーサン(笑)


さてオトーサンのことはともかく、ラテは推定2歳9ヶ月ほどになるがこれまでありがたいことに大きな病気をしたことがないが先日公園でお会いするお仲間から聞いたところによればオトーサンもよく知っている10歳のコーギー犬が “胃ねんてん” で亡くなったとのこと...。
そのワンコは体毛にウェーブがかかった感じで少々太り気味のワンコだったが、その涼しげな目元が大変可愛い子だった。
詳しい経緯は知らないが、その原因からして文字通りの急病だったようだ。
飼い主さんの悲しみは想像するに余りあるが、ことは他人事ではなくいつ同じようなことがラテに降りかかるかわからない...。
人間の病気として「腸ねんてん」というのは耳にすることがあったが「胃ねんてん」とはこれまで知らなかっただけに調べてみたが、やはり時間が勝負の急病のようで経験のある医師による緊急手術が必要なようだ。

どうやらワンコは消化に時間がかかるようで、食後のすぐの運動は胃ねんてんの引き金になりやすいので注意を要するとのこと。ただし胃ねんてんという病気は神経質であったり太り気味といった性質・体質である場合の他、主に遺伝的な要素も大きいといわれているらしい。
一説には犬種によってもなりやすいケースもあるというが、雑種であるラテはその点どんな爆弾を抱えているのか不明なので怖いところである。

そういえば、ラテは持病をひとつ持っている。
持病といえるのかはともかく、彼女を引き取ってからこれまで何十回と経験しているので持病といって良いと思う。
なにかといえば “足がつる” という現象なのだ。
ラテが公園デビューの直後に「キャイーン」と高い声で鳴き、最初に右後ろ足を上げたときには怪我をしたのかと思った。
ガラスの破片や金属片あるいは草木の根だって形状と踏み方が悪ければ肉球を傷つけることもあるだろう。あるいは足を挫くという可能性もある。
オトーサンはそっとその大腿部に手を触れたが、明らかに筋肉が硬直しているので単に肉球を傷つけたのではないと直感した。
ラテは片足を上げたままじっとしているので様子を見ていると、1,2分後に少しずつ足を地面に降ろしてちょっと引きづりながらも歩き始めた...。その後念のため肉球を触ってみたが痛がる様子はないので一安心したが「ワンコも足がつる」とは考えもしなかった。そして散歩から戻ってから丹念に調べたが傷はなく当然出血もしていないし、ラテは普通に歩いていることからオトーサンは先ほどは “つった” のだと確信した次第...。

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※満面の笑顔でオトーサンにアイコンタクトするラテ

 
その後ラテはひと月に数回走っているときにまったく同様な症状を見せてうずくまることがあったし、自宅で身体を拭いているときオトーサンがちょっとぞんざいに足腰を扱ったのか「キャイーン」と鳴いて足を上げることもあった。
問題なのはそのすべてがいつも同じ右後ろ足なのでこれは癖というか持病なのかとラテをお世話して下さった方にも聞いてみたが、預かってくれていた3ヶ月間の期間中はそのようなことはなかったとのこと。
やはり何かの具合で1度つるとそれが癖になるのかも知れないが、私たちでも足がつるのは大変辛いことだから、我慢強いというワンコでもそれはかなり痛いはずだ。だから最近ではもしそうしたことが起こった場合はことを急がず、足が下がり自力で歩こうとするまでオトーサンは待つことにしている。

まあ、毎日雨の日も風の日も散歩を続けていれば様々なことが起こりうるが、先日オトーサンとしては初めての体験をした。
それは散歩から帰り、四つ足はもとより身体全体を綺麗にした後にラテの顔を見ると左目を頻繁に瞬きしているのである。
どうしたのかと眼を見開いてみると自身の細く短い毛が眼球を横断するように付着しているのだ。
これがオトーサン自身なら目薬を使うのはもとより、傷つけないように加減しながらも濡らしたティッシュなどで取り除くのは容易だが相手がラテなのでどうしようかと迷った。
このままだとラテ自身で眼をこすったりするかも知れないしオトーサンの指の腹で取ろうとすれば傷をつけてしまいかねない。なにしろじっと大人しくしているとは限らないのだから...。
そしてなによりも自分のことではないので加減が分からないだけに「さて...」と考えたが一瞬フラッシュバックのように思い出した光景があった。

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※石垣に身体を付けるようにして覗き込むラテは何を見ているのか?

 
それはしばらく前に公園で走り回っていたボストンテリアのワンコの眼に細かな枯れ草が入ったことを知った飼い主さん(男性)がとった行動だった。
ボストンテリアの眼球はゴミ類が入りやすくこれまでにも経験があったのかも知れないが、そのご主人は躊躇うことなく愛犬の眼球を自身の舌で舐め、ゴミを取ったのである。
「しょっぱいです...」と苦笑されていたが、その光景は強烈な印象としてオトーサンも覚えていたのである。
そうした方法が一番よいのかどうかは分からないものの、指やティッシュなどよりはずっとラテの眼球を傷つけることはないように思えたのでオトーサンも躊躇わずにやってみることにした。

まずオトーサンの口の中が汚れていてはまずいので洗面所で簡単に濯いでから早速ラテの眼球ナメを実践することにした(笑)。
さすがにラテもオトーサンの舌で眼球を舐められるという経験は初めてなので「なにされるのだろうか」と心配そうだったが、暴れたりせずされるがままだったので楽だった。そして細い毛は無事にオトーサンの舌の上に乗って取れたのである。
直後に再度確認のためにオトーサンはラテの両頬を両手で挟んで左目を覗いたとき、ラテの長い舌がオトーサンの口元をかすった...。
オトーサンには「ありがとう...」と言っているように思えた。

こうしたことが出来るのも日頃、それなりのコミュニケーションを交わしているからだろうと思うし、お陰様でラテはそれなりに良い子に育ったからだと嬉しくなり、その少々太い身体を抱きしめたオトーサンだった。

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員