ラテ飼育格闘日記(57)
2008年元旦...オトーサンたちは何と午前5時に置き、ささやかなおせち料理と雑煮を食べて近所の公園に向かった。勿論ラテを連れてだが、公園で馴染みの飼い主さんたちと共に日の出を拝もうという趣向であった。
天気は快晴だったが時間的に散歩途中はまだ真っ暗である。そして何よりも寒い...。外灯をたよりにいつもの散歩道を通って公園に入る。広い公園一面は暗くてよく分からなかったものの、厚い霜で覆われているようで歩く度にサクサクと乾いた音を立てる。
さぞやラテも足が冷たいのではないかと思うが、そこはワンコだ...。元気に歩き霜柱のところに座り込んだり、霜をバリバリと食べたりしている(笑)。
さて、公園で新年のご来光を拝もうと思ったのはオトーサンの発案ではない。実はラテの友達であるマキちゃんのオカーサンから聞いたことで、今年も元旦に公園に出向くという。それならオトーサンもラテを連れて便乗しようと思った次第である。
実際に公園につき、しばらくするとそのマキちゃんや、これまた毎日ご一緒するハリーちゃんも姿を見せる。皆さん正月...それも元旦に早起きして出かけられるのだから大変なことである。
マキちゃんのお母さんからラテにお年玉(ワンコ用のおやつ)をいただいた。ラテは飛びつくように欲しがるが、これは帰ってからにしようとオトーサンが預かることに...。
回りが少し明るくなってきたので気づくと他にも数組公園を囲むようにして日の出を待っている人たちがいるのに気がついた...。
※公園の空が白み始めた...
時刻は午前6時40分近くになり、空は白々と明けてきたもののまだ外灯は点いているし、向こうに見える自動販売機が妙に存在感を持って光っている。そうした静かで荘厳な雰囲気をラテの吠え声は無惨にも壊す(笑)。どうもいつもと様子が違うこともあるし、そもそも知らない人たちが数人後ろにいるというのが気に入らないらしい。まったくもってうるさい娘だが、大好きなマキちゃんやハリーちゃんと遊んでいるときは静かなのだ。そして、あたりが明るくなってきて分かったが、やはり公園一面が霜で真っ白だった。
※公園は一面霜柱に覆われている。オカーサンはラテの足が冷たいのではと心配して抱き上げる(笑)
7時近くになると太陽が木々の間をぬって顔を出し始める...。Xactiを左手で構えて写真を撮るが、手袋をしていても指が凍えて感覚がなくなってくる。小さなホカロンをオカーサンからもらって手袋の中に押し込むが、見る見るうちに太陽は遠方のシルエットの風景から離れ登ってくる。その日差しの明るいこと!
明るさだけでなく日差しを受けてオトーサンの身体もほのかに温かく感じてくる。お天道様の威力は凄い。
朝日に照らされたすべてのものが凍り付いた地面に長い影を落とし、次第に黄金色に変わっていく様はなかなか見応えがあった。
※6時過ぎにご来光を仰ぐことができた!
そうして飼い主が小さな感慨に浸っているとき、ラテやマキも一瞬朝日を見つめているような振る舞いを見せる。やはり飼い主の視線が気になるのだろうが、すぐに取っ組み合ったり甘噛みし合い落ち着かない。来迎シーンもワンコには退屈だけなのだ(笑)。
※登る朝日をラテはマキちゃんと仲良く眺める...
オトーサンは朝日に手を合わせ「今年もオカーサンならびにラテと共に健康で仲良く過ごせますように...」「世界が平和でありますように...」と念じた。
ラテと一緒の正月は今年で二度目だが、昨年はラテを迎え入れたばかりで何が何だか分からないうちに過ぎてしまったから、それなりにゆっくりできた正月は初めてといってよいのかも知れない。
散歩から戻り、郵便ポストを見ると一時期よりはずっと少なくなったものの年賀状が届いていた。オトーサンがミカンの皮をむきながら年賀状を一枚一枚眺めているとラテが寄ってきてミカンをくれという。そういえば、ミカンの皮は散歩途中で拾い食いしたことがあったが、ミカンそのものを食べたことはなかったはずだと一房つまんでラテに差し出した。
しかしさすがのラテも鼻でミカンを転がしているだけで食べようとしない。オトーサンは笑いながら先ほどいただいたラテのお年玉を開封しボーロを取り出すがラテの反応はすこぶる良く、あっという間に掌に乗せた数粒を平らげた後でオトーサンの鼻面をチョロッと舐めた...。
天気は快晴だったが時間的に散歩途中はまだ真っ暗である。そして何よりも寒い...。外灯をたよりにいつもの散歩道を通って公園に入る。広い公園一面は暗くてよく分からなかったものの、厚い霜で覆われているようで歩く度にサクサクと乾いた音を立てる。
さぞやラテも足が冷たいのではないかと思うが、そこはワンコだ...。元気に歩き霜柱のところに座り込んだり、霜をバリバリと食べたりしている(笑)。
さて、公園で新年のご来光を拝もうと思ったのはオトーサンの発案ではない。実はラテの友達であるマキちゃんのオカーサンから聞いたことで、今年も元旦に公園に出向くという。それならオトーサンもラテを連れて便乗しようと思った次第である。
実際に公園につき、しばらくするとそのマキちゃんや、これまた毎日ご一緒するハリーちゃんも姿を見せる。皆さん正月...それも元旦に早起きして出かけられるのだから大変なことである。
マキちゃんのお母さんからラテにお年玉(ワンコ用のおやつ)をいただいた。ラテは飛びつくように欲しがるが、これは帰ってからにしようとオトーサンが預かることに...。
回りが少し明るくなってきたので気づくと他にも数組公園を囲むようにして日の出を待っている人たちがいるのに気がついた...。
※公園の空が白み始めた...
時刻は午前6時40分近くになり、空は白々と明けてきたもののまだ外灯は点いているし、向こうに見える自動販売機が妙に存在感を持って光っている。そうした静かで荘厳な雰囲気をラテの吠え声は無惨にも壊す(笑)。どうもいつもと様子が違うこともあるし、そもそも知らない人たちが数人後ろにいるというのが気に入らないらしい。まったくもってうるさい娘だが、大好きなマキちゃんやハリーちゃんと遊んでいるときは静かなのだ。そして、あたりが明るくなってきて分かったが、やはり公園一面が霜で真っ白だった。
※公園は一面霜柱に覆われている。オカーサンはラテの足が冷たいのではと心配して抱き上げる(笑)
7時近くになると太陽が木々の間をぬって顔を出し始める...。Xactiを左手で構えて写真を撮るが、手袋をしていても指が凍えて感覚がなくなってくる。小さなホカロンをオカーサンからもらって手袋の中に押し込むが、見る見るうちに太陽は遠方のシルエットの風景から離れ登ってくる。その日差しの明るいこと!
明るさだけでなく日差しを受けてオトーサンの身体もほのかに温かく感じてくる。お天道様の威力は凄い。
朝日に照らされたすべてのものが凍り付いた地面に長い影を落とし、次第に黄金色に変わっていく様はなかなか見応えがあった。
※6時過ぎにご来光を仰ぐことができた!
そうして飼い主が小さな感慨に浸っているとき、ラテやマキも一瞬朝日を見つめているような振る舞いを見せる。やはり飼い主の視線が気になるのだろうが、すぐに取っ組み合ったり甘噛みし合い落ち着かない。来迎シーンもワンコには退屈だけなのだ(笑)。
※登る朝日をラテはマキちゃんと仲良く眺める...
オトーサンは朝日に手を合わせ「今年もオカーサンならびにラテと共に健康で仲良く過ごせますように...」「世界が平和でありますように...」と念じた。
ラテと一緒の正月は今年で二度目だが、昨年はラテを迎え入れたばかりで何が何だか分からないうちに過ぎてしまったから、それなりにゆっくりできた正月は初めてといってよいのかも知れない。
散歩から戻り、郵便ポストを見ると一時期よりはずっと少なくなったものの年賀状が届いていた。オトーサンがミカンの皮をむきながら年賀状を一枚一枚眺めているとラテが寄ってきてミカンをくれという。そういえば、ミカンの皮は散歩途中で拾い食いしたことがあったが、ミカンそのものを食べたことはなかったはずだと一房つまんでラテに差し出した。
しかしさすがのラテも鼻でミカンを転がしているだけで食べようとしない。オトーサンは笑いながら先ほどいただいたラテのお年玉を開封しボーロを取り出すがラテの反応はすこぶる良く、あっという間に掌に乗せた数粒を平らげた後でオトーサンの鼻面をチョロッと舐めた...。