ラテ飼育格闘日記(19)

ラテは散歩の途中でワンコはもとより、多くの野鳥や鳩、雀やカラスなどの生き物と出会いさまざまな反応を示す。しかし最も強い興味を示すのは猫なのだ。オトーサンは「何故?」と俄然興味を示したのだが...。 


ワンコがワンコに興味を示すのは当然のことであり、かつそれは良いことだ。たまたま「私の犬は他の犬より人間の方に興味があって...」といった飼い主に出会うが、それはワンコのせいではなく、飼い主がそのようにさせているだけだと思う。 
それぞれ都合というものもあるだろうが、せめて外に出たさいに出会うワンコ同士は相性はあるものの、それなりに積極的な出会いを作ってあげたいと思う。 

その点ラテは社交的というか、怖いもの知らずというか、吼えられても無視されてもすれ違うどんなワンコに対しても向かっていく(笑)。そして伏せの姿勢をとり、遊ぼうというサインを出す。ミニチュア・ダックスフンドから大型犬のゴールデン・レトリーバーに至るまで区別・差別なく向かっていく。そんなときせめて鼻先を付き合わせてくれれば良いが、相手の飼い主が面倒に思うのか、無視されてすれ違ったりすると「クウン〜」と残念そうに鳴く。 
また鳩や雀あるいは野鳥がいれば追いかけるし、カラスに対しても強い反応を示すがもっとも印象的な反応を示すのがニャンコなのだ。 

ただワンコは散歩の途中でさまざまな犬種と出会うが、残念ながら猫にリードをつけて散歩している方にはまだ巡り会わないし(笑)、ノラ猫は知らないワンコと付き合ってくれるような生き物ではないので鼻をつき合わせたことはない。しかしラテはたまたま道を横断して垣根に飛び込むニャンコや塀の上に寝そべっているニャンコを見ると異常とも思えるほど強くリードを引き、吼え騒ぐ。無論ニャンコは悠然と去っていくが、その姿をまさしく悲しそうな鳴き声で見送るラテなのだ。 
翌日も同じ場所を通ると覚えているらしく、なかなかその場を離れようとはしない。 
別に異常行動ではないのだが、ラテのすべてを知っておきたいと思っているオトーサンとしては、なぜニャンコに対してこのように強烈な反応を示すのかを知りたいと思った。しかし残念なことにラテは黙して語らない(爆)。 

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※散歩の途中で出会ったニャンコたち。上は団地の植え込みの中に木製の箱が置いてある。人が近づいても動じない所から見ると、どうやら外飼いのニャンコみたいだ


女房にそのことをいうと「わかった!ラテはノラ時代にニャンコに育てられたんだ...」「きっと育ての親ニャンコを思い出しているのでは?」とアホなことをいう(笑)。 
しかし、くどいようだがニャンコに対する反応は、ワンコや他の生き物に対する反応とは明らかに違うことは確かであり、かつ怒ったり怖がったり、あるいは嫌がったりではなく「猫と近づきたい...遊びたい」と思わせる態度なのが興味をひく点なのだ。 
そりゃあ...絵としては、女房の言うようにノラ猫の腕枕で寝るノラ時代のラテの姿を想像すると可愛いし楽しいが、そんなことは滅多にあるはずもない。では何故あのような反応をするのか...。 

そこでラテをお世話してくださったボランティアのKさんに思いきってお聞きしてみたのである。ラテとニャンコに何か関わり合いの過去があるのかどうかを...。 
いやはや、Kさんからいただいたご返事は女房のノーテンキな推察どおりとはいかないものの、大いにニャンコと因縁があったのだった。それを知って合点がいき、何か胸のつかえがおりた気がした。 
ラテは推定生後3ヶ月ほどのときにボランティアのKさんに保護されたことは以前にも書いたが、実はKさんのお宅では内猫4匹、外猫3匹がいるとのこと!そして面白いことに、ラテは猫たちに遊ぼうと近寄り続け、その度に猫パンチ攻撃を受けていたという。それでも懲りずに挑戦し続けていたというところは、やはりラテらしい...(笑)。またそのニャンコたちは10歳を超えたニャンコたちなので、ラテと遊ぶには年齢差がありすぎたようだが、それでもラテは遊んでもらったと思っていたのかも知れないし、ニャンコの姿を見てKさんちでの猫との生活を思い出したのだろうか...。 
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※このラテの笑顔を見たいがために、今日もオトーサンは散歩に勤しむ(笑)


「ラテの過去にニャンコの存在があった!」。何となく微笑ましいと同時に、遊びたい盛りの子犬とはいえ、ニャンコとも友達になりたいほど愛情に飢えていたのかも知れない...そんなラテの心情を勝手に想像して思わず涙ぐんでしまうオトーサンであった(笑)。

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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員