FMACCG : 談話室【45】1997年1月12日〜1997年1月21日

今回はMACWORLD Expo in San Francisco '97 レポートの続きが満載。また東北芸術工科大学生産デザイン学科と(財)山形県企業振興公社の依頼で東北芸術工科大学へ公開講座のために伺ったのも良い思い出となっている。                                                                                
FMACCG : 談話室【45】1997年1月12日~1997年1月21日

140/512 SDI00116 松田 純一    MACWORLD Expo/SF'97報告-7
(14) 97/01/12 01:38

MACWORLD Expo in San Francisco '97レポート-7

二日目は我々メンバーもかなり疲れが見えている(^_^;)。時差ボケを
訴える人もいるし私は飛行機の中で座っていてどういうわけか足の
膝関節が痛くて困っています。
しかし会場をくまなく歩き回っているのですから、まあ大したことは
ないんですが...。
Expo二日目はさらに来場者が多く、特に北館の方は人とぶつからない
で歩くのが困難な感じ。しかし疲れは来場者みんなに共通なようで、
北館と南館の通路にあるマッサージのブースは待ちが並んでいます。
このマッサージには鵜沢さんも通ったようです(^_^)。
マッサージといえば、あるメモリメーカーのブースには白衣を着た
5,6人の女性が来場者に対してマッサージを行っており、これまた常
に数人の列が並んでいます。面白いのはそれを横目に責任者風の男性
が端っこで淡々とマックで何かをデモっているのですが、このブース
にくる客はここをマッサージコーナーと思っているみたい(笑)。
サービスで考えたことなんでしょうが「軒下を貸して母屋を取られ
た」って感じでしょうか(^_^;)。何か異常なブースでした。

fmaccg45_08.jpg

※メモリメーカーブースはマッサージエリアが人気


栄枯衰勢は世のならいと言いますが、このサンフランシスコExpoに
1988年から連続して来ている私にとって大きくなったブースは勿論
消えた企業や極端に小さくなった企業のブースを見るのはなかなに辛
いものがあります。
例えばXAOS社(私はけっこうこの会社のPhotoshopプラグインは好
きなんですが)は昨年、一昨年とかなり目立ったブースを設置し派手
なデモをしていたのですが、今年は何とポツンという感じで一コマ
だけの展示となってしまいました(^_^)。そうかと思うと大きくもな
らないが毎年確実に出展しているメーカーもありますし、国は違う
とはいえ同業者としては感慨深いものがあります。

そうそう!! 北館の方にPowerBook1400の表のカバー(ブックカバー
と言うそうですが)のオリジナルを展示している一コマのブースがあ
りました。今回鵜沢さんと秋谷さんが1400を持参してきていること
もあり、早速価格を聞いてみると$60とか。
「高いよう!」と交渉するもここの親父はなかなかに頑固者のよう(笑)。
御影石調に仕上げたものや木目や皮調のものまでありますが皮など
はどうやら薄い本物を張り付けたようで本格的な「いい仕事」をし
ています(^_^)。
また来ようと一旦ブースを離れましたが、後でまた秋谷さんがその
ブースに寄ったところ担当者の顔が違うので、これ幸いと再度価格
を聞いたところ...今度は「$80」ですって(笑)。
結局秋谷さんと鵜沢さんは$80で購入するハメになったのですが、こ
のカバーを付けたPowerBookは感じががらりと変わり高級感を感じ
させます(^_^)。

つづく               SMACCG SYSOP 松田純一

142/512 SDI00116 松田 純一    RE:MACWORLD Expo/SF'97報告
(14) 97/01/12 14:58 141へのコメント コメント数:1

STRさん、こんにちは。
サンフランシスコのアルバムをご覧いただきありがとうございます。
4日間のExpoも昨日で終わってしまいましたが、我々は今日一日そ
の余韻を楽しんでいます(^_^)。
ビジュアルデータとしては番外編をいま制作中ですのでしばらくの
後にアップロードできると思います(^_^;)。

今回のExpoも人それぞれに評価が違うと思いますが、10年間通して
眺めて見るとそこには何か歴史の必然性というものを感じるような
気もします。そして少なくとも私たちGメンにとっては魅力的なExpo
だったことは間違いありません。

アルバムには遅れますがテキストの報告も続けたいと思いますので
ご一読ください。

SMACCG SYSOP 松田純一

143/512 SDI00116 松田 純一    MACWORLD Expo/SF'97報告-8
(14) 97/01/12 16:54

MACWORLD Expo in San Francisco '97レポート-8

ここの所、ありがたいことに晴天が続き気温もかなり暖かいので
助かります。
Expo3日目も朝は霧がかかり、見通しが悪い状態でしたが日中は
快晴となりました。

朝9時に集まり、ホテルで朝食をとります。スクランブル・エッ
グ、ポテト、からからになったベーコンなどはディフォルトです
かね(^_^;)。それからハムやサラダそしてフルーツなども選びま
す。
いつも書きますが100%フレッシュジュースは美味しいです。

fmaccg45_21.jpg

※ヒルトンホテルでの朝食はなかなか美味しい!朝からドーナツだ(笑)


ゆっくり食事をして会場に向かいますが、まだ少し早かったので
途中にあるスターバックス・コーヒーにより私はカプチーノ・コ
ーヒーを飲みました。朝食の薄いコーヒーでは満足できません。
相変わらずこの店は繁盛してました。
ところでいつもモスコーにセンターに入る新しいルートがある事
が分かりました。北館ができたのと同時にかなりの広さを持つガ
ーデンができました。そこを通っていく時のさわやかさは格別で
す。
整備された芝生、花壇を全景にサンフランシスコのビル群がとて
も映えています。特に今日のような最高の天気のときだけかも知
れませんがマリオットホテルの最上階全体のミラーデザイン部分
が朝の日差しに反射し、観音様の後光のように放射状に光が拡散
しているのです。
この辺のビジュアルはデータライブラリのアルバムデータを是非
参照してください。デジカメの写真にもよく写っています(^_^)。

初日にDETAILERを買ったFRACTAL DESIGN社に行きExpression
というグラフィックソフトを買いました。$249でしたが、この
製品もユニークこのうえない製品のようで、デモを見ている限り
では面白そうです。詳しくは機会をあらためて紹介したいと思い
ます。

つづく            SMACCG SYSOP 松田純一

144/512 SDI00116 松田 純一    MACWORLD Expo/SF'97報告-9
(14) 97/01/12 16:55

MACWORLD Expo in San Francisco '97レポート-9

会場では知っている方に声をかけていただいたり「やあ、おめでと
うございます」などと挨拶をするこ機会もありました。
著名な雑誌メディアの編集長をはじめ十数人にお会いしました(^_^)。
話題の核はNeXT社の買収と新しいモダンOSのいく末に終始しまし
たが、だいたい皆さん好意的なお考えのようでしたね。

この三日目は午後3時くらいに切り上げ、ホテルに戻ることにしま
したが戻る途中にユニオンスクウェア付近を回ってみました。
毎回書きますがこの辺は有名ブランドメーカーがずらりと並んでい
るところなのです(^_^;)。
まず、いつも入る画廊を見てみましたが秋谷さんが目指しているセ
ル画がなかったので早々に出ました。ただしキースヘリングなどの
魅力的な作品もありましたが、私は買ったばかりだし手が出ません。
B&O社のショウルームも近くにあるので覗いてみましたが、いつ見
ても良いものはよいですね(^_^)。
オーディオだけでなく電話の受話器なども機能美の極地とも言える
デザインの製品がありました。

最後にエルメスの店に入り、お土産を買ったのは私でした。お店の
女性はとても優雅にひとつひとつ品揃えを見せてくれましたがその
ような店員さんの前ではこちらも優雅で良い客でありたいと思って
しまいます(笑)。

夕食に出る前に、三台のPowerBookのセットをしておきます。
ハブにイーサーネットで接続しそれぞれのマシンの動作を確認して
から、すき焼きを食べにいきました(^_^)。
すき焼きにはうるさい...失礼...オーソリティの鵜沢さんが仕込みから
煮込みまで(笑)を仕切ってくれました。我々は食べ頃になった鍋を
つつくだけですからラクチンでした。
昨年もここの店ですき焼きを頼み、おねーさんに「落としぶた貸して
ください」と言って怪訝な顔をされたのは鵜沢さんです(^_^;)。

つづく             SMACCG SYSOP 松田純一

147/512 SDI00116 松田 純一    サンフランシスコから戻りました
(14) 97/01/13 18:49 コメント数:4

ただいま、サンフランシスコから戻ってきました(^_^)。
鵜沢さんたちと「昨年より疲れたね...なぜなんだろうか?」などと
話しをしていましたが、そういえば確実に一歳歳食ったのですから
当然かも知れません(笑)。
EXPO報告もまだまだお知らせしたいことが山ほどありますが、今日
のところは失礼して...寝ます(^_^;)。

SMACCG SYSOP 松田純一

153/512 SDI00116 松田 純一    RE:サンフランシスコから戻りました
(14) 97/01/14 08:04 152へのコメント コメント数:1

RELHAMさん、おはようございます(^_^)。

>>...NeXT買収で、久々に期待に溢れたExpoになったようですね...

実際に新しい製品は少なかったですが雰囲気的にはご指摘のとおり
大変盛り上がっていたと思います。
アップルのブースがある北側のホールなどでは人とぶつからないよ
うに歩くのが困難なくらいでした。そしてアップルブースでの一生
懸命さもとても好感が持てました。

>>来月が楽しみです(勿論Tokyoのことです(^^))

楽しみではありますが、苦しみでもあります(笑)。

SMACCG SYSOP 松田純一

154/512 SDI00116 松田 純一    RE:サンフランシスコから戻りました
(14) 97/01/14 08:13 149へのコメント

有田さん

サンフランシスコの治安は勿論日本と比べたら良いとは言えませんが
回りが綺麗になった分だけ比較的良いようですね。
モスコーニセンター付近などは、この建物ができる前だと日中でも観
光客などは歩けない地域でしたし今回その1ブロック斜め前には新しく
サンフランシスコ近代美術館もでき(美術館については別にリポートし
ますね)ますます明るい雰囲気になっています。
ただ、我々が泊まったヒルトンホテルも裏側ら回れば様子は一変し昼間
でも危ない雰囲気が漂っています(^_^;)。

>>エキスポアルバムも良かったけど、街角アルバムもみょーに面白かっ
>>たですわ。

ありがとうございます(^_^)。
この番外編では協議の上(笑)コメントを一切付けない方針でアップしま
したので分からない部分もあると思いますが、ま...番外編なものでお許
しくださいませ(^_^;)。
しかし、今回私の持参したデジカメ、OLYMPUS C-800Lは大活躍してくれ
ました。

SMACCG SYSOP 松田純一

157/512 SDI00116 松田 純一    MACWORLD Expo/SF'97報告-10
(14) 97/01/14 08:46 コメント数:1

MACWORLD Expo in San Francisco '97レポート-10

そうそう、この3日目に買ったもう一つのソフトはGRYPHON社(モーフィ
ングのソフトで有名)のBricksという製品。これはレゴブロックのソフト
版ですね。
面白いのはKidsバージョンとOlder Kids+Adultsバージョンが一緒にな
っていることでしょうか。しかしOlder Kidsとは...(^_^;)。
TAXを含め$30でした。
ここの販売コーナーの女性はとても感じが良かったのでお願いして写真を
撮らせてもらいましたがアルバムデータに収録されています(^_^)。

3日目ともなると面白いことに昨日まで展示していたはずの部分がぽっかり
と綺麗になり、椅子かなんかだけポツンと置かれている所がいくつか目立
ちます。展示効果がないようだから...と引き上げた訳ではないと思います
が、気になりました。

それから私が気付いた範囲では今回、アダルト系のブースは一箇所だけだ
ったようです。それも一コマのブースにCD-ROMを並べただけの地味な展
示でモニタなどは置かれていませんでした。ただ二日目はそれらしい(^_^;)
女性も販売に加わっていましたが...。
アダルト系の展示は一層規制が大きくなったのでしょう。

展示のブースでお客が入っているブースと全然入っていないブースに分か
れますが、何故かがだいぶ分かってきました。勿論展示の内容がハイエン
ドだったり一般受けしない地味なブースだと一般客の注目度は低いのでし
ょうが、そんなことではありません。
お客が入らないブースには以下のような傾向があるように感じました。
1)係員同士がおしゃべりに夢中になっている
2)係員がマックに向かい、客に背を向けてもくもくとキーボードを打っ
ている
3)関係者の表情が暗い(客が来ないから暗くなるのかも知れませんが)
4)男だけのブース
ただ男だけのブースでもお客が沢山入っているところもあり、雰囲気は
暗いものの"怪しげな"雰囲気があると結構お客は引きつけられるようで
す。
ともかく、こうした何らかの傾向がお客様を引き入れることに影響があ
るとすればひと事ではありません。なにしろ東京のEXPOは来月にせまっ
ているのですから...。

つづく               SMACCG SYSOP 松田純一

167/512 SDI00116 松田 純一    RE:サンフランシスコから戻りました
(14) 97/01/14 20:23 158へのコメント コメント数:1

藤本さん、どうもです(^_^)。

>>で,買い物は少なかった(笑)?

はいっ、少なかったです(笑)。前にも書きましたが最近はハードを
買ってくるケースがほとんどなくなりましたからひと昔前とは雲泥
の差です(^_^;)。
その昔、Spectrum8とかColorSpaceIIなどというボードを購入して
きましたが数千ドルしましたからね(^_^;)。
最近のExpoツアーは、アップルグッズ程度ですから健全でしょう(笑)。

SMACCG SYSOP 松田純一

181/512 SDI00116 松田 純一    MACWORLD Expo/SF'97報告-11
(14) 97/01/15 11:52

MACWORLD Expo in San Francisco '97レポート-11

同じ疲れでも4日目ともなると何だか疲れた筋肉も慣れてきたようで(^^;)
少しは楽になってきたような気がします。ただなぜか膝関節が痛くて
鵜沢さんが持参した湿布薬をいただいて貼っておりました。

別にノルマがあるわけではないのでオジサンGメン達も適当に怠ければ
良いのですが4人は4人とも4日間飽きもせず会場をうろついているので
すから驚いたパワーではあります(笑)。
最終日は午後4時に終わるということでしたが、我々は午前中に最後の
会場回りを済ませ午後からはアップルコンピュータ本社のあるクパチー
ノへ行くことにしました。
ライノタイプ・ヘルの長谷川さんがレンタカーを借りホテルの駐車場に
置いてあるというので乗せていただくことに相成りました(^_^)。しかし
途中での我々は運転する長谷川さんには大変申し訳ないことに眠くて眠
くて船をこぎっぱなしだったようです(^_^;)。

アップルの本社ビルが見えてきました。お馴染みのMacintoshに使われ
ているマウスポインタのアイコン達が整備された芝生の上に楽しそうに
並んでいるのが見えます。

fmaccg45_11.jpg

fmaccg45_03.jpg

※6色ロゴがあった当時のアップル本社のエントランス(上)とアイコンガーデン(下)


この辺のビジュアルもデータライブラリ#7にアップしたアルバムデータ
に載っているので是非ご覧になってください。

ここに来た目的はアップルのビルを見ることだけではありません(^_^)。
言わずと知れた(?)カンパニーストアー、すなわちアップルグッズ専門
店があるからでもあります。

fmaccg45_161.jpg

fmaccg45_13.jpg

※アップルのリテイルストア訪問は欠かせない...


ここには数多くのTシャツ、トレーナー、ポロシャツ、ジャンパー類等
の衣料の他にポールペンや時計そしてティファニーのキーリングに至る
まで色々なアップルグッズが揃っています。
一頃とは違い理性も強くなっているハズの私ですが(笑) 、どうもここに
来ると理性どころか人格が変わってしまい、あれもこれもと欲しくなり
ます。しかし大半は正直言ってお土産用なんです(ホントデスヨッテバ)。

我々5人が満足げに大きな紙袋をさげ、回りのそれはそれは綺麗な環境
を写真におさめていたとき、向こうから歩いてきた3人連れの人たちに
目がとまりました。

fmaccg45_01.jpg

※5人連れ全員の買い物袋を並べて見ると壮観だ(笑)


その内の一人、サングラスをしていても昨年の秋まで日本でパフォーマー
ビジネスの課長だったRさんではありませんか。「Rさ~ん」と声をか
けながら駆け寄ると流暢な日本語で「おお...」「そうだ...アケマシテオメ
デトウゴザイマス...コトシモヨロシクオネガイシマス」となかなかに日本
人より折り目が正しいんです(^_^)。
握手をしながらRさんは「ちょうど良いところでした、いま松田さんた
ちのことを話していたところなんですよ」と言うのです。
「また、また、新年早々調子のよい事言って!...」とチャカすと「本当
なんだってば...」と真顔。
我々がいま開発しているソフトウェアに関して数分の立ち話でしたが大
変興味深いことを聞くことができただけでなく、依頼事などもいただき
偶然とはいえ「松田も歩けばビジネスにあたる...かも」といったところ
でしょうか(笑)。

仕事の話はともかく、このカンパニーストアーで私が一番気に入ったの
は腕時計でした。MacOSのロゴが文字盤にデザインされているだけでな
くアップルマークが秒円盤として使われているためあのアップルマーク
が一秒毎に秒針として回るのです!!

fmaccg45_10.jpg

※カンパニーストアーで購入したMac OS腕時計


アップル本社のトイレを借り、雰囲気を満喫した我々Gメンはちょっぴり
心残りのクパチーノを後にしたのでした。

fmaccg45_19.jpg

※アップル本社の男子用トイレアイコン!


これでExpo4日間も終わったことになります。

つづく               SMACCG SYSOP 松田 純一

182/512 SDI00116 松田 純一    MACWORLD Expo/SF'97報告-12
(14) 97/01/15 15:03 コメント数:1

MACWORLD Expo in San Francisco '97レポート-12

毎晩、キューティアルバムによるデジタルアルバム作成をしている
と単純なことですが今更ながらに要領がよく分かり作業が早くなって
くるから面白いものです。しかしその分あれこれと新しいことを試み
ることもあり相変わらずベッドに入るのは3時頃になってしまいます。
部屋の電話機の横にはモジュラージャックが付いているのでネットワ
ークに入るのは簡単ですがあまりにも長く使っているので数人の方か
らの電話が使用中だったそうです(^_^;)。
しかしボイスメールでのメッセージが使えるのでなかなかに便利でし
た。

実は会場で集めたカタログや資料を日本に別送してしまったので今手
元に詳しいデータがないため、それらについては後ほどお知らせする
としましょう。
ここでは先にExpoが終わった翌日の土曜日の午前中に行ったサンフラ
ンシスコ近代美術館についてのリポートをいたしましょう(^_^)。
これまでボストンのExpoに行ったときには時間をつくり、ボストン美
術館などを訪ねましたがサンフランシスコではこれまでダウンタウン
にこの種の施設がなかったのです。
今回モスコーニセンターの1ブロック向こうに近代美術館がオープン
したと聞き早速駆けつけてみました。

fmaccg45_15.jpg

※SFMOMAに立ち寄った


建物はそう大きくはありませんが中に入ってみると以外に広いのに気
が付きます。
まずチケットを買うわけですが、$7はこの種の施設利用料金としては
高い方ではないでしょうか。それからかなりセキュリティが厳重だと
感じました(^_^;)。
実際、あまり期待をしていなかったのですが、入っていきなり大好き
なHenri MatisseのWoman with the Hatなどが目に飛び込んでき
たのには嬉しくなりました(^_^)。その他にもPaul Kleeの作品も小品
ながら数点あったり、Pablo Picasso, Georges Braque, Joan Miro
も展示されていたのです。
また通常はあまり見ることのできないGiorgio de ChiricoやYves Ta-
nguyそしてVasily Kandinskyの作品も久しぶりに鑑賞することがで
きました。
そうそう、ポップアートとしてはAndy Warholの自画像とRoy Licht-
ensteinの作品も目をひきましたね。

展示内容などを手持ちのメモにボールペンで書いていたら、係員が近
寄ってきて「これを使ってくれ」と鉛筆を渡されました(^_^;)。
そのコーナーを通り過ぎる時に返そうとした「持ち帰っていいよ」と
言われましたがこの鉛筆も記念品です(^_^)。

あまり時間がなかったので展示を見ていた時間は小一時間ていどでした
が思わぬところで目の保養ができました。そして帰りがけに一階にあ
ったミュージアム・ストアに寄ってみましたが、残念ながら思うような
ものはありませんでした。この点はメトロポリタン美術館などとは歴史
が違いますのでこれからでしょう。

つづく              SMACCG SYSOP 松田純一

184/512 SDI00116 松田 純一    MACWORLD Expo/SF'97報告-13
(14) 97/01/15 21:26

MACWORLD Expo in San Francisco '97レポート-13

私達の泊まったホテルはすでに記したようにサンフランシスコ・ヒルトン
でしたが印象的なことがありました。
それはリザーブした部屋の番号が何と...1984号室だったことです。
1984を年号とすれば、ちょうど1984年のこの年にMacintoshは登場した
のです。
アップルコンピュータ社がNeXTを買収し、MACWORLD Expoの基調講演
においてアメリオ会長のもと、ジョブズとウォズニアクのアップル創業者
二人が壇上に揃うという記念すべき年に、1984という部屋番号に泊まった
ことは何か因縁めいたものを感じます。

fmaccg45_05.jpg

※部屋番号はなんと 1984 !


ホテルと言えば、サンフランシスコは特に禁煙運動が活発のようで公共設
備内ではほとんどの場所でタバコは吸えなくなりました。
サンフランシスコ空港は勿論、ホテルのロビーでもほとんど灰皿を置いて
ありませんしレストランやモスコーニセンター内でも勿論禁煙です。
ただしヒルトンホテルではメインロビーの奥に2,3箇所灰皿が置かれてい
るシート部分があり、喫煙者のひとときの慰めとなっていました(^_^;)。
また私達が利用したユナイティド航空は全面禁煙の便がほとんどのよう
ですね。

ホテルというところは、こちらが求めれば多くのサービスを施してくれる
ところですが、反対に求めなければほおっておいてくれる場所でもありま
す。
ただ習慣や文化の違いだとはいえ、食事の場で例えばコーヒーを注ぎに
きてくれた係りが「良い一日を!」などと声をかけてくれるのは日本では
ほとんど考えられませんね。
多民族が共存しなければならないアメリカならではのことかも知れませ
んが私にはとても羨ましく感じました。

つづく              SMACCG SYSOP 松田純一

206/512 SDI00116 松田 純一    東北芸術工科大学(山形)講演リポート
(14) 97/01/18 08:36 コメント数:1

東北芸術工科大学講演リポート

サンフランシスコの報告もまだまだ続くはずなのですが、17日から
一泊で山形に来ているのでまずはこちらの話を優先に...(笑)。
山形にある東北芸術工科大学で公開講座をするためにやってきまし
た。タイトルが「マルチメディア時代のソフト産業」(^_^;)。
主催は東北芸術工科大学生産デザイン学科と(財)山形県企業振興公社
なんです。
具体的には一部と二部のそれぞれ約1時間30分程度の講演となりま
した。

まず山形駅には新幹線で来ましたが、プレゼンの手伝いをしてもら
うために札幌支店の渡邊を同行させました。ただし渡邊は飛行機で
です。
また最高の環境でアートとテクノロジーの融合を図っている本学の
様子を渡邊の若い目で見ておいてほしかったこともあります。

ともかく驚いたのは雪がなかったことです。滑らない雪用のビジネス
ブースを履いてきた私はアホみたいです(^_^;)。そしてかなり暖かな
んですね、今日は。
それから案内書やWebでは見ておいたのですが、本学の建物や環境
設備のすばらしさには圧倒されました。

fmaccg45_23.jpg

※東北芸術工科大学前にて記念撮影


教室のあちらこちらにMacintoshがずらりと並んでいます。そして
その稼働率もかなりのものになるようです。さらにインディゴの部屋
もありました。

予想したように(^_^;)、学校側で用意した機材の接続が旨くいきませ
んでしたが、私の持参したPowerBookからプロジェクタにミラーリ
ングし、何とか講義は事なきを得ました。
キューティアルバムで構成したプレゼンのオペレーションができる位
置と壇上の場所とがセッティングの都合で離れていたので、渡邊にア
ルバムによるレジュメの送りを頼んでおいて良かったです(^_^)。
一人ではえらくみっともないことになってしまう所でした。

会場にどのくらいの参加者がいらっしゃるかが少々心配でした。なぜ
なら本学では毎週といってよいくらいにこの種の講座があり学生たち
も慣れっこになっていること、そして実際に学生たちも課題を実践す
る時間をけずるわけですから...。
しかし広い会場にかなりの受講者があつまりました(^_^)。事前に手土
産がわりとお送りしておいたALL OF THE MASCOT-2のCD-ROMの
ひとケース(100枚入り)がほぼ無くなったようですから...。

主催が前記したように学校と(財)山形県企業振興公社ということもあ
り学生だけでなく、地元の企業の方々もかなりご出席をいただき年輩
の方も数人いらっしゃいました。

講義が終わり、呼んでいただいた玉田先生の控え室に向かう途中で台
車を押していた男子学生が私のネクタイを見て「素敵なネクタイです
ね.....」と言うから「ありがとう!」と答えたら、すかさず「だけど白
いシャツには合わないと思いますけど...」といいやがんの!(笑)。
しかし不思議にさわやかな感じを受けたので「そうですか、考えてみ
ましょう」と私も大きな声で振り返りざまに答えました(^_^)。
しかし、学生さん、白いシャツというところがポイントなんですぞ...。
私も若い頃にはピンクのシャツを着て、人事部長に呼び出されたこと
もありましたが(笑)、このネクタイにカラーシャツでは野暮になって
しまいます。もっと修行を積みなさい...(笑)。

ともかく、こんな事を気軽に声かけてくれる自由闊達な雰囲気を持つ
本学は芸術とテクノロジーを融合し新しいものを作り出すであろう若
い学生たちに最高の場を提供することになったことは間違いないと思
います。

夜は玉田先生に渡邊共々ご馳走に相成りました(^_^)。美味しい米沢牛
のしゃぶしゃぶは、とても美味しかったのであります。

宿泊場所はこれまた本学の設備をお借りしました。以前から「そこら
のホテルより良い設備で温泉もあります」とお聞きしていましたが、
実際に見てみるとそれは大したものです。
私は和室、渡邊には洋室タイプの部屋を用意いただきましたが、清潔
で綺麗、そして広いのです。電話もモジュラータイプのものですから
こうして通信もできます(^_^)。
歯ブラシも寝間着も用意してありテレビもあり、勿論風呂も。入る前
に温泉の場所を案内いただきましたが、まあまあ学校の施設とは思え
ないほどの広くて綺麗な温泉でした(ただし入らなかったけど ^^;)。
今朝聞いたところによると渡邊は夜にその温泉に入ったようです(^_^)。

今朝は部屋の大きな窓から少し雪をかぶった雄大な山々と街並みが見
え、とても美しいです。
今日もどうやらまずまずのお天気のようです...。午後に戻ります。

SMSCCG SYSOP 松田純一

208/512 SDI00116 松田 純一    RE:東北芸術工科大学(山形)講演リポート
(14) 97/01/18 22:19 207へのコメント

有田さん

>>東北芸術工科大学って私立なんですか?

県立とか私立ではなく、第三セクタ方式の大学なんだそうです。
詳しくは知りませんが県立とかになると教員も公務員になるんで
しょうし、あれこれ自由度が縛られるとのこと。
予算自体は山形県と市によるものなのだそうですが、第三セクタ
式の大学だからこそ、今回の講座というかセミナーなどもかなり
自由に立案できるようなお話がありました。

温泉は私も入りたかったのですが、10時を過ぎだだっ広い湯船に
一人...というのも寂しいし、第一いま男が入っているか女が入っ
ているかは入口の前にある板を掛け替えて表示するのですよ(^_^;)。
あの時間に入った渡邊はこれでけっこう度胸がありますな(笑)。
後で聞いたら肌がすべすべになる塩分の強い湯だったようです。

SMACCG SYSOP 松田純一

221/512 SDI00116 松田 純一    MACWORLD Expo/SF'97報告-14
(14) 97/01/19 19:10 コメント数:1

MACWORLD Expo in San Francisco '97レポート-14

サンフランシスコでの報告ですが、特にAKITANIさんバージョンは暴露
版みたいですね(笑)。舞台裏が刻々と暴かれていく様は迫力があります
(自分たちのことですが...笑)

ま、オジサンたちなりにかなりのこだわりを持ったアルバム作りをした
ことを理解していただけたら嬉しいです(^_^)。
それから私自身最大の汚点は持参したデジタルカメラ...オリンパスCAM-
EDIA C-800Lにマクロ機能がついているのを覚えていなかったこと(^_^;)。
「これでマクロ機能があれば完璧なんだがなぁ~」という私の溜息を秋
谷さんが耳ざとく聞き、「あれっ、チューリップマークがついてるよ!」
というのです。
これで私のデジカメ大王のタイトルは剥奪されてしまいました(笑)。

しかし、CAMEDIA C-800Lの威力は確かなものがあります。電池の持ち
は実用レベルですし、PowerBookにデータを転送するのもアダプタでは
なく電池のままやりましたが特に不都合などは起きませんでした。この
点Sony CyberShotとは対照的であります(^_^;)。

はっきり言ってCyberShotは秋谷さんのものを現地で拝見しましたが残念
なことに、これまでのデジカメメーカーの歩んできた道を研究していない
ように見えます。好みの違い...などというレベルでなく、例えば一日これ
を持ち歩き撮影した映像をパソコンに取り込んで...ということを実行して
みれば一目瞭然だと思うのですが...(^_^;)。不思議です! 残念です!!

反してデジタルムービーのPC-7はバッテリーの取り替えも簡単ですし
欠点を探すのが難しいくらいに良くできていると思います。勿論Power
Bookに転送する方法はインタウェア社PicPonを使い、Sony VboxとPC-7
をつないでソフトウェアは当社のキューティジョイ2.0を使いました。
しかしこのシステムも問題点がなかったわけではありません。キャプチャ
時にキューティジョイ2.0のモニタ画面に映像が出なくなり白いままになっ
たり、ボタンをクリックしても反応が返ってくるのが極端に遅くなったり
と今まで経験したことがない現象が出ました。
しかし翌日、たまたま秋谷さんが持参したPicPonで同じことをやったら
バッチグー!! 推察するに私のPicPonがどこかおかしいということになり
ました(^_^;)。

つづく              SMACCG SYSOP 松田純一

225/512 SDI00116 松田 純一    RE:SF Topics #5 God Hand
(14) 97/01/19 23:23 224へのコメント

その1400用のカバーですが、裏面を見た限りでは確信できないものの
アップルから修理用部品かなにかで供給を受けたのかな...等とも感じ
ました。
なぜなら小さな会社がそのためにカナ型をおこすのは大変なことだから
です(^_^;)。
どうでも良いような事ですが、真実を知りたいな(笑)。

SMACCG SYSOP 松田純一

232/512 SDI00116 松田 純一    MACWORLD Expo/SF'97報告-15
(14) 97/01/21 08:31

MACWORLD Expo in San Francisco '97レポート-15

さて、サンフランシスコExpoでの資料を少し整理しながら面白い
ものをピックアップしてみましょうか。

最近はRecordableCDドライブもだいぶ安くなり、個人でCD-ROM
を焼くひとも増えたようですね。ただ残念ながらこの時にCDの表面
に印刷などができないため、どうしても安っぽくなってしまいます。
SuperImage社のMediaPrinter500は一種の水平型インクジェット
プリンタでCD-ROMの形状に合わせた印刷フィルムを貼り、トレーに
セッティングしたそのCD上に印刷できるもののようです。
これを使うと一枚物のCD-ROMも凝ったオリジナルなものが作れます。

PowerBook用のMOベイなどで知られているVST社から5300あるい
は1400用のZip Bay Driveが発売されていました。
価格は$329.95のところ、ショウプライス$299でした。

fmaccg45_00.jpg

※VST社の価格表


北館と南館の通路ではVWTAPES社がアメリオ会長の基調講演などを
収録したビデオテープやオーディオテープを販売していました。しか
し悪いけど、見るからに頼りない構えでして(笑)その場で現金引き替え
ならともかく、後で送ってくれるかが心配なんで私は買いませんでし
た。キーノートセッション単位で$30でした。

DigiEffectsというブースではCYCLONISTというAfterEffects用の
プラグインフィルターを発売していました。その他BERSERKやAURO-
RIX2というフィルター類もあるようですが、どうも製品の分類とカテ
ゴリーが分かりませんでした(^_^;)。しかしRAIN & BUBBLESという
効果やFOGBANKという霧がかかった効果を出すエフェクトなどは欲し
いな...と思わせるに十分でした。

fmaccg45_09.jpg

※DigiEffects社のCYCLONISTカタログ


アルバムでビジュアルは紹介しましたがシカゴの会社BROWN INNOV-
ATIONSという会社の製品は大きめな透明のボール半分に割り、お椀を
伏せるようにした中に独自のステレオ装置をセットしたユニークな製品
でした。

fmaccg45_18.jpg

※BROWN INNOVATIONS社のブース

その名もVIRTUAL AUDIO IMAGEですが、これを例えば展示会などで
モニタを置いてある頭上にセットするわけです。お客がその下に入ると
リアルなバーチャルリアリティあふれる(笑)立体音響が楽しめるという
代物。特徴は真下以外では音が拡散するためか、うるさくないことです。
良い音をスマートに聞かせる必要があるミュージックストアーや美術館
そしてテーマパークなどには良いと思います。
「$773だが、持っていかないか」と言われましたが、カバンに入らな
いのでやめました(^_^;)。

つづく...かも           SMACCG SYSOP 松田純一
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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員